JP2544282Y2 - ロータリーエンコーダ取付装置 - Google Patents

ロータリーエンコーダ取付装置

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JP2544282Y2
JP2544282Y2 JP1992016710U JP1671092U JP2544282Y2 JP 2544282 Y2 JP2544282 Y2 JP 2544282Y2 JP 1992016710 U JP1992016710 U JP 1992016710U JP 1671092 U JP1671092 U JP 1671092U JP 2544282 Y2 JP2544282 Y2 JP 2544282Y2
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rotary encoder
detector
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rotating member
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JP1992016710U
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JPH0579758U (ja
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均 寺門
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Optical Transform (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パターン板のエンコー
ドパターンを検出器により検出することにより前記パタ
ーン板が同軸上に取付けられた回転体の回転速度や回転
角を検出するロータリーエンコーダを取付けるロータリ
ーエンコーダ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射状に等間隔に設けられた複数のスリ
ットや磁気パターン等のエンコードパターンが形成され
た円板状のパターン板と、前記エンコードパターンを検
出する為のフォトカプラや磁気ヘッド等の検出器とから
成るロータリーエンコーダが存在する。前記ロータリー
エンコーダは、前記パターン板を回転体に同軸上に取付
け、該回転体の回転速度や回転角を検出するのに用いら
れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ロータリー
エンコーダを取付ける場合、パターン板が回転体に同軸
上に取付けられることにより検出器の取付場所が前記回
転体の陰に隠れることが多く、前記検出器の取付作業が
困難になることが多かった。
【0004】例えば、ディスクプレーヤにおいては、デ
ィスクの回転を制御する為にディスクの回転速度に比例
した周期でパルスを発生させる必要があるものが存在す
るが、その場合、ディスクを装着するターンテーブルに
同軸にロータリーエンコーダのパターン板を取付ける。
前記ターンテーブルは、スピンドルモータに軸支されて
おり、前記パターン板はターンテーブルとスピンドルモ
ータ間に介在されるので、その間で検出器をパターン板
のエンコードパターンに対向させて配置する必要があ
る。その為、前記ターンテーブル及び前記スピンドルモ
ータや該スピンドルモータが固定されるシャーシが前記
検出器の取付作業の障害になり、その取付作業が困難で
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の問題点
を鑑みて成され、検出器が取付けられるとともに、シャ
ーシに回動可能に設けられた回動部材と、前記シャーシ
に設けられ、前記回動部材が係合される被係合部とを備
え、前記回動部材を回動させて前記被係合部に係合した
状態において、前記検出器の検出部が前記エンコードパ
ターンに対向する様にしている。
【0006】また、前記シャーシを板金加工により形成
し、前記被係合部を前記シャーシに一体的に設けるとと
もに、前記回動部材を合成樹脂のアウトサート成形によ
りシャーシに設けている。
【0007】
【作用】本考案は、シャーシに回動可能に設けられた回
動部材に検出器を取付け、該回動部材を回動させること
により検出部がパターン板のエンコードパターンに対向
する位置に前記検出器を配置することが出来る様にする
とともに、その状態において、前記回動部材がシャーシ
に設けられた被係合部に係合される様にして前記回動部
材の位置を固定する様にしている。
【0008】また、本考案は、前記被係合部を板金加工
によりシャーシに一体的に設けるとともに、前記回動部
材を合成樹脂のアウトサート成形によりシャーシに設け
ている。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示すロータリー
エンコーダ取付装置を備えるディスクプレーヤのターン
テーブル部分の側面図である。
【0010】同図において、1は金属板を板金加工する
ことにより形成されたシャーシ、2はシャーシ1に取付
けられたディスクモータ、3は該ディスクモータ2の回
転軸2aに嵌着され、ディスク(図示せず)が載置され
るターンテーブルである。
【0011】4は前記ディスクモータ2の回転軸2aに
嵌着され、前記ターンテーブル3の下方に配置された円
板状のパターン板である。前記パターン板には、中心か
ら放射状で等間隔の複数のスリット5から成るエンコー
ドパターン(図2に示す)が形成されている。
【0012】6は前記パターン板4のエンコードパター
ン部分を介在して発光素子と受光素子とが対向して配置
されるフォトカプラ、7は該フォトカプラ6が取付けら
れた取付部材である。
【0013】前記取付部材7は、合成樹脂のアウトサー
ト成形によりシャーシ1に設けられ、図2の平面図(タ
ーンテーブル3を省略している)に示す如く、軸7aを
中心にしてシャーシ1に回動可能に成されている。そし
て、前記取付部材7は、先端にフォトカプラ6を固定す
る為のビス止め用の穴あきボス8a及びフォトカプラ6
の孔6aに挿入される突起8bが形成されている。ま
た、前記取付部材7には、先端に爪9aを有し、崩れた
S字状の係合突起9が側方から突出されている。
【0014】10はシャーシ1の板金加工時に一体的に
形成され、折り曲げ形状に成されており、前記係合突起
9が係合されるべく突出された突出片である。
【0015】次に、図2及び図3のターンテーブル3を
省略した平面図を用いてフォトカプラ6を取付ける取付
作業に付いて説明する。
【0016】まず、取付部材7をパターン板4から遠ざ
かる図2に示す初期位置に回動させておく。この状態に
おいて、フォトカプラ6の孔6aに取付部材7の突起8
bを挿入するとともに、フォトカプラ6を取付部材7の
ボス8aにビス止めして前記フォトカプラ6を取付部材
7に固定する。この場合、ビス止めする位置がターンテ
ーブル3の陰(図2の一点鎖線に示す)から外れている
ので、ターンテーブル3がビス止め作業の妨げになら
ず、その作業を容易に行うことが出来る。
【0017】フォトカプラ6を取付部材7に固定した
ら、次に、該取付部材7を図2において反時計方向に回
動する。ここで、フォトカプラ6は、パターン板4の高
さに合わせて取付部材7に取付けられる様に成されてお
り、前記パターン板4がフォトカプラ6の発光素子及び
受光素子間に位置する高さに取付けられる。その為、前
記フォトカプラ6によって取付部材7の回動が妨げられ
ることはない。
【0018】取付部材7の反時計方向の回動が行われる
と、その回動に伴って係合突起9の爪9aが図4に示す
如く、突出片10に当接する。
【0019】ここで、前記係合突起9は、合成樹脂製で
崩れたS字状に成され、回動方向に可撓性を有してい
る。その為、係合突起9の爪9aが突出片10に当接さ
れた状態で取付部材7を反時計方向に更に回動すると、
前記係合突起9が撓わみ、爪9aが前記突出片10面上
を滑り、やがて、該爪9aが突出片10の端面を乗り越
えるので、係合突起9に弾性により元の形状に戻ろうと
する復元力が発生し、図3に示す如く、前記係合突起9
が前記突出片10に係合する。また、前記爪9aが突出
片10の端面を乗り越える位置よりもわずかに前記取付
部材7を更に回動させると、突出片10の先端面が係合
突起9に設けられた位置決め突起11に当接される。そ
の為、前記取付部材7を更に回動させることが出来なく
なり、該取付部材7の位置決めが行われる。ここで、位
置決め突起11により取付部材7の回動が停止された際
には、すでに爪9aが突出片10の一方の端面を乗り越
えており、係合突起9の復元力により前記爪9aにより
前記一方の端面が押圧されるので、突出片10の両端面
が前記爪9a及び位置決め突起11により挾持され、取
付部材7の固定が行われる。
【0020】また、位置決め突起11により取付部材7
の回動が停止された際には、フォトカプラ6の発光素子
と受光素子との対向面がパターン板のエンコードパター
ンが形成された位置に合致する。
【0021】したがって、作業し易い位置でフォトカプ
ラ6をビス止めした後に取付部材7を回動するだけで、
前記フォトカプラ6を位置決めした状態で固定すること
が出来る。
【0022】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案の請求項1は、
回動部材における検出器の固定位置をターンテーブルが
対向する位置から外せるように回動部材を回動変位する
ことが出来るので、回動部材への前記検出器の取付作業
がターンテーブルにより阻害されることが無く、作業性
及びサービス性を良好とすることが出来、併せて、前記
検出器の検出部がエンコードパターンに対向する位置で
回動部材の係合部がシャーシに設けられた被係合部に係
合するようにしているので、前記係合部を前記被係合部
に係合することにより回動部材の固定を行うと同時に前
記検出器の位置設定を行うことが出来る。また、本考案
の請求項2に依れば、回動部材が合成樹脂のアウトサー
ト成形によりシャーシに設けられ、被係合部が板金加工
によりシャーシに一体的に設けられており、回動部材及
び被係合部を設置する位置が共にシャーシを基準として
設定される構成であるので、回動部材の固定が行われる
位置をバラ付き無く設定することが出来、検出器の位置
設定を容易に、かつ適切に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すロータリーエンコーダ
取付装置を備えるディスクプレーヤのターンテーブル部
分の側面図である。
【図2】図1においてロータリーエンコーダの取付作業
前の状態を示す平面図である。
【図3】図1においてロータリーエンコーダの取付作業
完了状態を示す平面図である。
【図4】本考案に係るロータリーエンコーダ取付装置の
主要部分の取付作業状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 3 ターンテーブル 4 パターン板 6 フォトカプラ(検出器) 7 取付部材(回動部材) 9 係合突起 10 突出片(被係合部) 11 位置決め突起

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの回転速度を検出する為のロー
    タリーエンコーダを取付けるロータリーエンコーダ取付
    装置であって、ディスクが装着されるターンテーブルに
    同軸上にエンコードパターンが形成されたパターン板を
    設け、ディスクを駆動するディスクモータが取付けられ
    たシャーシに回動部材を回動可能に設けると共に、該回
    動部材に前記エンコードパターンを検出する検出器を取
    付ける構成とし、前記回動部材の回動変位により回動部
    材における前記検出器の固定位置をターンテーブルが対
    向する位置から外して前記検出器を回動部材に取付けら
    れるようにし、かつ、前記回動部材は前記検出器の検出
    部が前記エンコードパターンに対向する位置でシャーシ
    に設けられた被係合部に係合する係合部を有している
    とを特徴とするロータリーエンコーダ取付装置。
  2. 【請求項2】 エンコードパターンが形成されたパター
    ン板と、前記エンコードパターンを検出する検出器とか
    ら成るロータリーエンコーダを取付けるロータリーエン
    コーダ取付装置であって、前記検出器が取付けられると
    ともに、シャーシに回動可能に設けられた回動部材と、
    前記検出器の検出部が前記パターン板のエンコードパタ
    ーンに対向する位置で前記回動部材が係合される被係合
    部とを備え、前記シャーシを板金加工により形成し、前
    記被係合部を前記シャーシに一体的に設けるとともに、
    前記回動部材を合成樹脂のアウトサート成形によりシャ
    ーシに設けたことを特徴とするロータリーエンコーダ取
    付装置。
JP1992016710U 1992-03-27 1992-03-27 ロータリーエンコーダ取付装置 Expired - Lifetime JP2544282Y2 (ja)

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JPH0579758U JPH0579758U (ja) 1993-10-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148417U (ja) * 1989-05-18 1990-12-17
JPH03113867A (ja) * 1989-09-27 1991-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置
JPH0731412Y2 (ja) * 1990-05-30 1995-07-19 三洋電機株式会社 ディスクプレーヤ

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JPH0579758U (ja) 1993-10-29

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