JP2543087Y2 - 自動販売機用展示ダミーサンプル - Google Patents

自動販売機用展示ダミーサンプル

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JP2543087Y2
JP2543087Y2 JP1991082813U JP8281391U JP2543087Y2 JP 2543087 Y2 JP2543087 Y2 JP 2543087Y2 JP 1991082813 U JP1991082813 U JP 1991082813U JP 8281391 U JP8281391 U JP 8281391U JP 2543087 Y2 JP2543087 Y2 JP 2543087Y2
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JP1991082813U
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JPH0536573U (ja
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正信 高橋
昌博 河野
浩勝 若林
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はサンプル台の上に展示し
たダミーサンプルを前記サンプル台の背面側からの光で
透過照明する自動販売機用展示ダミーサンプルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】たばこ自動販売機では、図4に示すよう
にサンプル台1には取り扱い銘柄のたばこのダミーサン
プル2が展示されている。背面板3には窓4が穿設され
ており、ダミーサンプル2を蛍光管5の光で透過照明し
ている。6は接客パネル、7はサンプル表示窓に入れら
れた透明ガラスである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ダミーサンプル2の展示位置と蛍光管5の位置関
係によって、図4に示した場合にはダミーサンプル2の
上部Uに入射する光P1は下部Dに入射する光P2に比
べて弱くなるため、接客パネル6の側からダミーサンプ
ル2を観察する利用者には、高さ方向の照度分布を示す
特性Sのようにダミーサンプル2の上部Uが下部Dに比
べて薄暗く観察され、商品イメージを損なうと云う問題
がある。
【0004】本考案は上部Uに入射する光P1が下部D
に入射する光P2に比べて弱い条件のサンプル台1に展
示した場合であっても、上部Uと下部Dを均一な照度で
透過照明できるダミーサンプルを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のダミーサ
ンプルは、サンプル台に展示され光源からの光で前記サ
ンプル台の背面板を通して透過照明される展示ダミーサ
ンプルであって、展示ダミーサンプルの前記背面板の側
に、ダミーサンプルの幅方向に延びる溝をダミーサンプ
ルの高さ方向に複数形成するとともに、その溝の幅をダ
ミーサンプルの上下方向に不均一に形成し、ダミーサン
プルの上下方向の照度分布をコントロールしたことを特
徴とする。
【0006】請求項2記載のダミーサンプルは、サンプ
ル台に展示され光源からの光で前記サンプル台の背面板
を通して透過照明される展示ダミーサンプルであって、
展示ダミーサンプルの前記背面板の側に、多数の孔を穿
設し、その孔の開口をダミーサンプルの上下方向に不均
一の大きさに形成してダミーサンプルの上下方向の照度
分布をコントロールしたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載のダミーサンプルは、請求項
1記載のフィルタ手段として、展示ダミーサンプルの前
記背面板の側に、照度分布が均一になるように光透過量
調節用の縞を形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】この構成によると、上部に入射する光が下部に
入射する光に比べて弱い条件のサンプル台に展示した場
合には、ダミーサンプルの背面に形成した、特定形状の
溝,孔,縞の何れかによって、ダミーサンプルの上下方
向の照度分布がコントロールされて、ダミーサンプルの
上下を均一な照度で透過照明できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の自動販売機用展示ダミーサン
プルを図1〜図3に基づいて説明する。なお、従来例を
示す図4と同様の作用をなすものには同一の符号を付け
て説明する。
【0010】図1の(a)(b)に示すダミーサンプル
2では、サンプル台1に展示された状態で接客パネル6
の側に向くフェース面8に商品を表す透過原稿9が張着
されており、背面10には照度分布を均一に補正するフィ
ルタ手段11として凹部12が形成されている。具体的に
は、この凹部12はダミーサンプル2の幅方向〔矢印H方
向〕に延びる溝で、各溝の幅はダミーサンプル2の上部
Uほど下部Dに比べて広く形成されている。
【0011】このように構成したため、幅の異なる溝を
形成したことによって、ダミーサンプル2の背面10は上
部Uほど下部Dよりも材料の肉圧が薄くなって光透過度
が高くなったと等価な状態となり、上部Uに入射する光
が下部Dに入射する光に比べて弱い条件のサンプル台1
に展示した場合に、ダミーサンプルの上部Uと下部Dを
均一な照度で透過照明でき、商品イメージを損なうこと
がない。
【0012】上記の実施例ではフィルタ手段11として溝
からなる凹部12を形成したが、これは図2の(a)
(b)に示すように孔13を背面10に穿設しても同様であ
る。ここでは上部Uの孔13は下部Dの孔13よりも直径が
大きい。
【0013】また、この図2の(a)(b)では孔13で
あったが、貫通していない穴を形成し、図2の(b)に
示したものと同様に上部Uの穴の径を下部Dの穴の径よ
りも大きく形成する。
【0014】図3は別の実施例を示す。上記の各実施例
では背面10に凹部または孔などを形成してフィルタ手段
11を構成したが、この図3の(a)(b)ではダミーサ
ンプル2の背面10に、照度分布が均一になるように光透
過量調節用の縞14が印刷されたシール15が貼り付けられ
ている。具体的には、シール15には図3の(b)に示す
ように光を透過しない帯16がダミーサンプル2の上下方
向に所定間隔で配置されており、帯16と帯16の間には光
を透過する透明部17が形成されている。この透明部17の
面積はダミーサンプル2の上部Uの方が下部Dよりも広
い。
【0015】このように構成したため、上部Uに入射す
る光が下部Dに入射する光に比べて弱い条件のサンプル
台1に展示した場合に、ダミーサンプルの上部Uと下部
Dを均一な照度で透過照明でき、商品イメージを損なう
ことがない。
【0016】なお、図3の(b)に示す光透過量調節用
の縞14をダミーサンプル2の背面10の内側または外側に
直接に印刷するように構成しても同様の効果を期待でき
る。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によると、ダミーサ
ンプルの背面に形成した、特定形状の溝,孔,縞の何れ
かによって、ダミーサンプルの上下方向の照度分布がコ
ントロールされるので、上部に入射する光が下部に入射
する光に比べて弱い条件のサンプル台に展示した場合で
あってもダミーサンプルの上下を均一な照度で透過照明
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のダミーサンプルの第1の実施例の縦断
面図と背面図である。
【図2】第2の実施例の縦断面図と背面図である。
【図3】第3の実施例の縦断面図と背面図である。
【図4】従来の自動販売機の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 サンプル台 2 ダミーサンプル 3 背面板 4 窓 5 蛍光管 6 接客パネル 8 フェース面 9 透過原稿 10 背面 11 フィルタ手段 12 凹部 13 孔 14 縞 15 シール 16 帯 17 透明部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−108182(JP,U) 実開 昭64−164585(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル台に展示され光源からの光で前
    記サンプル台の背面板を通して透過照明される展示ダミ
    ーサンプルであって、展示ダミーサンプルの前記背面板
    の側に、ダミーサンプルの幅方向に延びる溝をダミーサ
    ンプルの高さ方向に複数形成するとともに、その溝の幅
    をダミーサンプルの上下方向に不均一に形成し、ダミー
    サンプルの上下方向の照度分布をコントロールした自動
    販売機用展示ダミーサンプル。
  2. 【請求項2】 サンプル台に展示され光源からの光で前
    記サンプル台の背面板を通して透過照明される展示ダミ
    ーサンプルであって、展示ダミーサンプルの前記背面板
    の側に、多数の孔を穿設し、その孔の開口をダミーサン
    プルの上下方向に不均一の大きさに形成してダミーサン
    プルの上下方向の照度分布をコントロールした自動販売
    機用展示ダミーサンプル。
  3. 【請求項3】 サンプル台に展示され光源からの光で前
    記サンプル台の背面板を通して透過照明される展示ダミ
    ーサンプルであって、展示ダミーサンプルの前記背面板
    の側に、照度分布が均一になるように光透過量調節用の
    縞が形成されたフィルタ手段を設けた自動販売機用展示
    ダミーサンプル。
JP1991082813U 1991-10-14 1991-10-14 自動販売機用展示ダミーサンプル Expired - Lifetime JP2543087Y2 (ja)

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JPH0536573U JPH0536573U (ja) 1993-05-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0639409Y2 (ja) * 1989-02-10 1994-10-12 サンデン株式会社 自動販売機

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JPH0536573U (ja) 1993-05-18

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