JP2542668Y2 - モータアクチュエータ駆動装置 - Google Patents

モータアクチュエータ駆動装置

Info

Publication number
JP2542668Y2
JP2542668Y2 JP6869592U JP6869592U JP2542668Y2 JP 2542668 Y2 JP2542668 Y2 JP 2542668Y2 JP 6869592 U JP6869592 U JP 6869592U JP 6869592 U JP6869592 U JP 6869592U JP 2542668 Y2 JP2542668 Y2 JP 2542668Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
motor
display
control means
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6869592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0632116U (ja
Inventor
孝久 志田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP6869592U priority Critical patent/JP2542668Y2/ja
Publication of JPH0632116U publication Critical patent/JPH0632116U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542668Y2 publication Critical patent/JP2542668Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車内の通気位置吹出口
の切換えを行なう吹出口切換モード用モータアクチュエ
ータ駆動装置に係わり、特に、制御手段が選択発生する
出力選択信号を用いて、通気位置吹出口の切換えに対応
して表示手段の点灯の切換えを行なうようにした吹出口
切換モード用モータアクチュエータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車内の通気位置吹出口の切換えを
行なう吹出口切換モード用モータアクチュエータ駆動装
置においては、制御手段の各出力切換信号発生用ポート
に発生される各出力切換信号を用いて対応する車内の通
気位置吹出口の切換えを行なうようにしており、これと
同時に、制御手段の各出力表示信号発生用ポートに発生
される各出力表示信号を用いて同じく点灯すべき表示手
段の切換えを行なうようにしていた。
【0003】図3は、かかる既知の吹出口切換モード用
モータアクチュエータ駆動装置を含んだ、既知のモータ
アクチュエータ駆動系全体を概略的に示したブロック構
成図である。
【0004】図3において、30はマイクロコンピュー
タ(制御手段)、31はユーザーが適宜入力を行なう各
種の入力回路、32は各部の動作状態を検知する各種の
センサ、33は表示駆動部、34は切換モード用モータ
駆動部、35はリサイクル及びフレッシュ(R/F)用
モータ駆動部、36はブロア用モータ駆動部、37は表
示部、38は切換モード用モータアクチュエータ、39
はR/F用モータアクチュエータ、40はブロア用モー
タである。
【0005】そして、制御手段30は、各種の入力回路
31からの種々のコマンド情報を受ける入力ポート、各
種のセンサ32からのセンシング情報を受ける入力ポー
ト、及び、表示駆動部33に出力表示信号を供給する出
力表示信号発生ポート、切換モード用モータ駆動部34
に出力切換信号を供給する出力モード切換信号発生ポー
ト、R/F用モータ駆動部35に出力R/F切換信号を
供給する出力R/F切換信号発生ポート、ブロア用モー
タ駆動部36に出力ブロア切換信号を供給する出力ブロ
ア切換信号発生ポートをそれぞれ備えている。
【0006】前記構成による既知のモータアクチュエー
タ駆動系においては、概略、次のような動作が行なわれ
る。
【0007】ユーザーからの要求により、各種の入力回
路31を介して制御手段30の入力ポートに何等かのコ
マンド情報、例えば、モード切換状態におけるB/L情
報が入力されると、制御手段30は、その出力モード切
換信号発生ポートの中のB/L信号発生ポートにB/L
切換信号を発生するとともに、その出力表示信号発生ポ
ートの中のB/L切換信号に対応した信号発生ポートに
B/L表示信号を発生する。そして、前記B/L切換信
号は、切換モード用モータ駆動部34及び切換モード用
モータアクチュエータ38にそれぞれ供給され、車内の
通気位置吹出口をB/L状態になるように切換える。一
方、前記B/L表示信号は、表示駆動部33を介して表
示部37の中のB/L表示素子に供給され、このB/L
表示素子を点灯させることにより、前記通気位置吹出口
がB/L状態に切換えられたことを表わすようにしてい
る。また、制御手段30にB/L情報以外の他のコマン
ド情報が入力された場合も全く同様であって、そのとき
には当該コマンド情報に対応した部分の切換え及びその
切換えに対応した表示が行なわれる。さらに、制御手段
30に各種のセンサ32で得られたセンシング情報が入
力された場合もやはり同様であって、このときには前記
センシング情報に対応した部分の切換えまたは制御が行
なわれ、しかも、その切換えに対応した表示が適宜行な
われる。
【0008】続く、図4は、前記既知の吹出口切換モー
ド用モータアクチュエータ駆動装置の一例を示す回路構
成図である。
【0009】図4において、41はシリコンモノリシッ
クバイポーラ型リニア集積回路(例えば、製品記号TA
8050P)、42、43は抵抗分圧器、44、45は
バイパスコンデンサ、46は双方向駆動の直流モータ、
47はモード切換えスイッチ、48乃至52は抵抗、5
3乃至57は発光ダイオード(LED)であり、その
他、図3に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符
号を付けている。
【0010】そして、制御手段30は、少なくとも、出
力モード切換信号発生ポートとして、P0 (VEN
T)、P1 (B/L)、P2 (HEAT)、P3 (H/
D)、P4 (DEF)の各切換信号を発生するポート、
及び、出力表示信号発生用ポートとして、P5 (VEN
T)、P6 (B/L)、P7 (HEAT)、PA1(H/
D)、PA2(DEF)の各表示信号を発生するポートと
を有しており、前記ポートP0 乃至P4 は切換モード用
モータアクチュエータ38に接続され、前記P5 乃至P
A2は表示回路33を介して表示部37に接続される。切
換モード用モータ駆動部34は、リニア集積回路41
と、抵抗分圧器42、43と、バイパスコンデンサ4
4、45を含み、切換モード用モータモータアクチュエ
ータ38は、直流モータ46と、モード切換えスイッチ
47とを含んでいる。表示回路33は、各別の抵抗48
乃至52を含み、表示部37は、各別の表示素子である
LED53乃至57を含んでいる。
【0011】ここで、リニア集積回路41(TA805
0P)は、前記直流モータ46を駆動させる電流容量
1.5Aのモータドライバであって、入力される2つの
信号の組合せに基づいて、順回転(フォワード)、逆回
転(リバース)、停止(ストップ)、制動(ブレーキ)
の各モードの選択が行なわれる。また、このリニア集積
回路41は、入力がTTLコンパチブルであって、マイ
クロコンピュータシステム等を用いて直接制御を行なう
ことができ、しかも、過電圧、過電流、過熱に対してそ
の出力トランジスタ等を保護する保護機能を備えてい
る。さらに、リニア集積回路41は、抵抗分圧器42及
びバイパスコンデンサ44に接続される出力状態制御ピ
ンと、抵抗分圧器43バイパスコンデンサ29に接続
される反転型出力状態制御ピンと、直流モータ46の
一端に接続される第1のモータ接続ピンと、接地接続
される接地ピンと、直流モータ46の他端に接続され
る第2のモータ接続ピンと、非接続のピンと、正電
源端子に接続される電源ピンとを有している。なお、
モード切換えスイッチ47については、その具体的構成
及びその動作のいずれも当該技術分野のものにとって明
らかであるので、ここではその構成及び動作についての
図示説明を省略している。
【0012】前記構成による既知の吹出口切換モード用
モータアクチュエータ駆動装置は、概略、以下に述べる
ような動作を行なう。
【0013】いま、ユーザーからの要求により、各種の
入力回路31を介して制御手段30の入力ポートにコマ
ンド情報、例えば、モード切換状態におけるB/L情報
が入力されると、制御手段30は、そのB/L切換信号
発生ポートP1 にB/L切換信号を発生するとともに、
当該B/L切換信号に対応して、その出力表示信号発生
ポートP6 にB/L表示信号を発生する。このとき、前
記B/L切換信号は、切換モード用モータアクチュエー
タ38の切換えスイッチ47を通して切換モード用モー
タ駆動部34に供給された後、前記切換モード用モータ
駆動部34内のリニア集積回路41を介して直流モータ
46に供給され、車内の通気位置吹出口をB/L状態に
切換えるようにしている。一方、前記B/L表示信号
は、表示駆動部33の抵抗49を介して表示部37のL
ED54に供給され、このLED54を点灯させ、前記
通気位置吹出口がB/L状態に切換えられたことを表示
するようにしている。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記既知の
吹出口切換モード用モータアクチュエータ駆動装置は、
各出力切換信号を発生する制御手段30の出力切換信号
発生ポートP0 乃至P4と、これら出力切換信号に対応
して出力表示信号を発生する制御手段30の出力表示信
号発生ポートP5 乃至PA2とを別個に設けているので、
制御手段30に導出されるポート数が多くなり、そのポ
ート数が多くなるにしたがって、制御手段30を構成す
る半導体チップの全体構造を大きくする必要が生じた
り、制御手段30を動作させるためのプログラムが複雑
になったり、誤配線の心配が生じたりするという問題を
有している。
【0015】本考案は、前述の問題点を除去するもので
あって、その目的は、制御手段のポートを有効利用する
ことにより、制御手段の導出ポート数を減らし、その動
作プログラムを簡略化する吹出口切換モード用モータア
クチュエータ駆動装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案は、制御手段が選択発生する出力切換信号を
モータ駆動部及びモータアクチュエータに供給して車内
の通気位置吹出口の切換えを行なうとともに、前記制御
手段が選択発生する出力表示信号を前記通気位置吹出口
に対応して配置してなる表示素子に供給して点灯すべき
表示手段の切換えを行なう吹出口切換モード用モータア
クチュエータ駆動装置において、前記制御手段の各出力
切換信号発生ポートを、第1のバッファ手段を介してモ
ータ駆動部及びモータアクチュエータに接続するととも
に、第2のバッファ手段を介して各表示素子に接続し、
前記各出力切換信号を用いて対応する表示素子を切換え
点灯させる手段を備える。
【0017】
【作用】制御手段の各出力切換信号発生用ポートに選択
的に得られた出力切換信号が、既知の吹出口切換モード
用モータアクチュエータ駆動装置と同様に、モータ駆動
部及びモータアクチュエータに供給され、前記出力切換
信号の種別、例えば、それがVENT信号であるか、B
/L信号であるか等に対応して、その信号の種別に見合
った通気位置吹出口がVENT、B/L等に切換えられ
る。このとき、前記出力切換信号は、同時に表示素子に
も供給され、前記出力切換信号の種別に対応した表示素
子を点灯させるようにし、前記通気位置吹出口がVEN
T、B/L等に切換えられたことの表示を行なってい
る。
【0018】この場合、前記各出力切換信号発生ポート
と前記モータ駆動部またはモータアクチュエータとの
間、及び、前記各出力切換信号発生ポートと前記表示素
子含む表示回路との間には、それぞれバッファ回路を挿
入接続しているので、前記モータ駆動部またはモータア
クチュエータと、前記表示回路とが回路的に干渉するこ
とはない。また、前記各出力切換信号発生ポートに前記
表示回路を接続し、前記表示素子を点灯させるように構
成しても、前記表示回路側を流れる電力はごく僅かであ
るので、前記表示回路を接続したことにより、前記モー
タ駆動部またはモータアクチュエータが動作不能に陥る
ことはない。
【0019】このように、本考案は、前記各出力切換信
号発生ポートに得られる各出力切換信号を用い、通気位
置吹出口の切換え状態を表わす表示素子を動作させてい
る、即ち、制御手段のポートを切換えと表示とで共用し
ているので、制御手段から導出されるポート数を少なく
することが可能になり、その分、制御手段を構成する半
導体チップの全体構造を小さくしたり、制御手段を動作
させるためのプログラムを簡単化することができる。
【0020】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0021】図1は、本考案による吹出口切換モード用
モータアクチュエータ駆動装置を含んだモータアクチュ
エータ駆動系全体を概略的に示したブロック構成図であ
る。
【0022】図1において、1はマイクロコンピュータ
(制御手段)、2はユーザーが適宜入力を行なう各種の
入力回路、3は各部の動作状態を検知する各種のセン
サ、4は切換モード用モータ駆動部、5はリサイクル及
びフレッシュ(R/F)用モータ駆動部、6はブロア用
モータ駆動部、7は切換モード用モータアクチュエー
タ、8はR/F用モータアクチュエータ、9はブロア用
モータであり、入力回路2、センサ3、切換モード用モ
ータ駆動部4、R/F用モータ駆動部5、ブロア用モー
タ駆動部6、切換モード用モータアクチュエータ7、R
/F用モータアクチュエータ8、ブロア用モータ9は、
それぞれ、図3に図示された入力回路31、センサ3
2、切換モード用モータ駆動部34、R/F用モータ駆
動部35、ブロア用モータ駆動部36、切換モード用モ
ータアクチュエータ38、R/F用モータアクチュエー
タ39、ブロア用モータ40に対応するものである。
【0023】そして、制御手段1は、各種の入力回路2
からの種々のコマンド情報を受ける入力ポート、各種の
センサ3からのセンシング情報を受ける入力ポート、及
び、切換モード用モータ駆動部4に出力切換信号を供給
する出力切換信号発生ポート、R/F用モータ駆動部5
に出力R/F切換信号を供給する出力R/F切換信号発
生ポート、ブロア用モータ駆動部6に出力ブロア切換信
号を供給する出力ブロア選択切換信号発生ポートをそれ
ぞれ備えている。
【0024】前記構成によるモータアクチュエータ駆動
系の動作は、表示回路部分の動作を除けば、前述の既知
のモータアクチュエータ駆動系の動作とほぼ同じであっ
て、概略、次のような動作が行なわれる。
【0025】いま、ユーザーからの要求によって、各種
の入力回路2を介して制御手段1の入力ポートにコマン
ド情報、例えば、切換モードにおけるB/L情報が入力
されたとすると、制御手段1は、前記B/L情報の入力
に応答して、その出力切換信号発生ポートの中のB/L
信号発生ポートにB/L切換信号を発生する。そして、
このB/L切換信号は、切換モード用モータ駆動部4及
び切換モード用モータアクチュエータ7にそれぞれ供給
され、車内の通気位置吹出口をB/L状態に選択切換え
を行なう。このとき、前記B/L切換表示信号は、表示
手段(図示なし)の中のB/L表示素子にも供給され、
このB/L表示素子を点灯させることにより、前記通気
位置吹出口がB/L状態に切換えられたことを表わして
いる。
【0026】また、制御手段1にB/L情報以外の他の
コマンド情報、例えば、HEAT情報やリサイクル
(R)情報またはフレッシュ(F)情報、あるいは、ブ
ロア切換え情報等が入力された場合も、前記B/L情報
が入力された場合と全く同様であって、そのときには当
該他のコマンド情報を入力することによって得られる各
種の切換信号によって、その各種の切換信号に対応した
部分の切換えが行なわれるものである。また、この切換
えと同時に、前記各種の切換信号を用いて、前述の場合
と同様に、切換え部分が切換えられたことを表わす表示
が行なわれる。
【0027】さらに、制御手段1に各種のセンサ3で得
られたセンシング情報が入力された場合も、やはり前述
の場合同様であって、このときには前記センシング情報
を入力することにより得られた切換信号または制御信号
によって対応する部分の切換えまたは制御が行なわれ、
しかも、前記切換信号または制御信号を用いてその切換
えや制御を行なったことを表わす表示が行なわれる。
【0028】次に、図2は、本考案による吹出口切換モ
ード用モータアクチュエータ駆動装置の一実施例を示す
回路構成図である。
【0029】図2において、10は5つの発光ダイオー
ド(LED)100 乃至104 からなる表示回路、11
は5つの直列ダイオード110 乃至114 及び5つの分
路コンデンサ115 乃至119 からなる第1のバッファ
手段、12は5つの抵抗120 乃至124 からなる第2
のバッファ手段、13はリニア集積回路(TA8050
P)、14、15は抵抗分圧器、16、17はバイパス
コンデンサ、18は双方向駆動の直流モータ、19は出
力モード切換えスイッチであり、その他、図1に示され
た構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付けている。
なお、リニア集積回路13、抵抗分圧器14、15、バ
イパスコンデンサ16、17、直流モータ18、切換え
スイッチ19は、それぞれ、図4に示されたリニア集積
回路41、抵抗分圧器42、43、バイパスコンデンサ
44、45、直流モータ46、切換えスイッチ47に対
応するものである。
【0030】そして、制御手段1は、少なくとも、出力
切換信号発生ポートとして、P0 (VENT)、P
1 (B/L)、P2 (HEAT)、P3 (H/D)、P
4 (DEF)の各切換信号を発生するポートを有してお
り、前記ポートP0 乃至P4 は第1のバッファ手段11
を通して切換モード用モータ駆動部4及び切換モード用
モータアクチュエータ7に接続され、同時に、第2のバ
ッファ手段12を通して表示回路10にも接続される。
切換モード用モータ駆動部4は、リニア集積回路13
と、抵抗分圧器14、15と、バイパスコンデンサ1
6、17を含み、切換モード用モータアクチュエータ7
は、直流モータ18と、出力モード切換えスイッチ19
とを含んでいる。また、表示回路10における各LED
100 乃至104の表示内容は、LED100 がVEN
T、101 がB/L、102 がHEAT、103 がH/
D、104 がDEFの各状態に切換わったことをそれぞ
れ表わすものである。なお、本実施例においても、出力
モード切換えスイッチ19については、その具体的構成
及びその動作のいずれも当該技術分野のものにとって明
らかであるので、ここではその構成及び動作についての
図示説明を省略する。
【0031】前記構成による吹出口切換モード用モータ
アクチュエータ駆動装置は、次のような動作を行なう。
【0032】ユーザーからの要求によって、各種の入力
回路2を介して制御手段1の入力ポートにコマンド情
報、例えば、切換モードにおけるB/L情報が入力され
たときには、制御手段1は、前記B/L情報の入力に応
答して、そのB/L信号発生ポートP1 にB/L切換信
号を発生させる。このとき、前記B/L切換信号は、第
1のバッファ手段11の直列ダイオード111 及び分路
コンデンサ116 を通して切換モード用モータアクチュ
エータ7に供給され、次いで、その切換えスイッチ19
を通して切換モード用モータ駆動部4に供給される。こ
の切換モード用モータ駆動部4において、前記B/L切
換信号は、リニア集積回路41を介して直流モータ18
に供給され、前記直流モータ18の回動によって車内の
通気位置吹出口をB/L状態に切換えるようにしてい
る。この切換え動作と並行して、前記B/L切換信号
は、第2のバッファ手段12の抵抗121 を介して表示
回路10の中のB/L切換えを表わす表示素子であるL
ED101 に供給され、このLED101 を点灯させる
ことにより、前記通気位置吹出口がB/L状態に切換え
られたことを表示するようにしている。
【0033】また、前記コマンド情報が前記B/L情報
以外の情報、例えば、HEAT情報、またはH/D情報
等である場合も、前述の場合と全く同様であって、制御
手段1の切換信号発生ポートP2 またはP3 に得られた
HEAT切換信号またはH/D切換信号によって、車内
の通気位置吹出口を、HEAT状態またはH/D状態に
切換えると同時に、前記HEAT切換信号またはH/D
切換信号が、表示回路10の中のHEAT切換えまたは
H/D切換えを表わす表示素子であるLED102 また
は103 に供給され、前記通気位置吹出口がHEAT状
態、またはH/D状態に切換えられたことを表示するよ
うにしている。
【0034】このように、本実施例によれば、制御手段
1の出力切換信号発生ポートP0 乃至P4 に選択的に発
生される出力切換信号を用いて、車内の通気位置吹出口
の切換え状態を表示させるようにしているので、前記表
示を行なうためのポートが不要になって、その分、制御
手段1の導出ポートの数を減らすことが可能になり、そ
れによって、制御手段1を構成する半導体チップの全体
構造を小さくすることができるだけでなく、誤配線が発
生する心配も軽減され、かつ、制御手段1を動作させる
プログラムを従来のこの種のものに比べて簡素化するこ
とができる。
【0035】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
制御手段1の各出力切換信号発生ポートP0 乃至P4
得られる各出力切換信号を用い、車内の通気位置吹出口
の切換え状態を表示させるようにしているので、前記表
示を行なうためのポートが不要になって、制御手段1か
ら導出されるポート数をこれまでのものよりも少なくす
ることが可能になり、そのポート数が減った分だけ、制
御手段1を構成する半導体チップの全体構造を小さくす
ることができ、しかも、制御手段1を動作させるための
プログラムを簡単化することができるという効果があ
り、また、不要になったポートを、追加の機能に使用す
ることもでき、機能を増加させることができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による吹出口切換モード用モータアクチ
ュエータ駆動装置を含んだモータアクチュエータ駆動系
全体を概略的に示したブロック構成図である。
【図2】本考案による吹出口切換モード用モータアクチ
ュエータ駆動装置の一実施例を示す回路構成図である。
【図3】既知の吹出口切換モード用モータアクチュエー
タ駆動装置を含んだ、既知のモータアクチュエータ駆動
系全体を概略的に示したブロック構成図である。
【図4】既知の吹出口切換モード用モータアクチュエー
タ駆動装置の一例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(制御手段) 2 各種の入力回路 3 各種のセンサ 4 切換モード用モータ駆動部 5 リサイクル及びフレッシュ(R/F)用モータ駆動
部 6 ブロア用モータ駆動部 7 切換モード用モータアクチュエータ 8 R/F用モータアクチュエータ 9 ブロア用モータ 10 表示手段 11 第1のバッファ手段 12 第2のバッファ手段 13 リニア集積回路(TA8050P) 14、15 抵抗分圧器 16、17 バイパスコンデンサ 18 直流モータ 19 切換えスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段が選択発生する出力切換信号を
    モータ駆動部及びモータアクチュエータに供給して車内
    の通気位置吹出口の切換えを行なうとともに、前記制御
    手段が選択発生する出力表示信号を前記通気位置吹出口
    に対応して配置してなる表示素子に供給し、点灯すべき
    表示素子の切換えを行なう吹出口切換モード用モータア
    クチュエータ駆動装置において、前記制御手段の各出力
    切換信号発生用ポートを、第1のバッファ手段を介して
    モータ駆動部及びモータアクチュエータに接続するとと
    もに、第2のバッファ手段を介して各表示素子に接続
    し、前記各出力切換信号を用いて対応する表示素子を切
    換え点灯させることを特徴とするモータアクチュエータ
    駆動装置。
JP6869592U 1992-10-01 1992-10-01 モータアクチュエータ駆動装置 Expired - Fee Related JP2542668Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6869592U JP2542668Y2 (ja) 1992-10-01 1992-10-01 モータアクチュエータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6869592U JP2542668Y2 (ja) 1992-10-01 1992-10-01 モータアクチュエータ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0632116U JPH0632116U (ja) 1994-04-26
JP2542668Y2 true JP2542668Y2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=13381161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6869592U Expired - Fee Related JP2542668Y2 (ja) 1992-10-01 1992-10-01 モータアクチュエータ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542668Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0632116U (ja) 1994-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4523136A (en) Safety arrangement for an adjustment installation of a seat adjustable manually or programmed
US5448492A (en) Monitoring the characteristics of a load driver controlled by a microcontroller
JP2542668Y2 (ja) モータアクチュエータ駆動装置
JPH0848195A (ja) 車両用電源供給装置
JPH02188187A (ja) モータ駆動装置
US6369468B1 (en) System for detecting the state of a switch device
US5542049A (en) Programmable controller
JP2002064901A (ja) 電気車制御装置
JPH0814598B2 (ja) 自動車電装品用インテリジェントパワーic
US6828814B2 (en) Circuit configuration and display element
JPH0423288B2 (ja)
JPH08265859A (ja) スイッチ入力判断回路
KR0157736B1 (ko) 양방향 버스 인터페이스 전환 장치 및 데이타 전송 시스템
JP3677373B2 (ja) 直流入力回路及びプログラマブルコントローラ
KR100456848B1 (ko) 전기자동차의 지능형 전원장치
JP2003348868A (ja) ダイナミックブレーキ回路
WO2023203746A1 (ja) モータ駆動装置および電動パワーステアリング装置
CN216969865U (zh) 车灯控制装置以及电助力自行车
JPS6339784Y2 (ja)
CN213534621U (zh) 一种电车触摸式启动电路及电车
JPH07212843A (ja) インバータ用通信回路
JP6717162B2 (ja) 車両用計器
JPH0622361B2 (ja) 故障診断機能を有する電気車制御装置
JPH0413682Y2 (ja)
JPH0532366Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970225

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees