JP2542176B2 - ブロックの連結方法 - Google Patents

ブロックの連結方法

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JP2542176B2
JP2542176B2 JP6092405A JP9240594A JP2542176B2 JP 2542176 B2 JP2542176 B2 JP 2542176B2 JP 6092405 A JP6092405 A JP 6092405A JP 9240594 A JP9240594 A JP 9240594A JP 2542176 B2 JP2542176 B2 JP 2542176B2
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JP
Japan
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steel rod
rod
hydraulic jack
block
fixing box
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十二 藤村
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Fujimura Hyuumukan Kk
KENSETSUSHO HOKURIKUCHIHO KENSETSUKYOKUCHO
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Fujimura Hyuumukan Kk
KENSETSUSHO HOKURIKUCHIHO KENSETSUKYOKUCHO
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、L型ブロック、U型ブ
ロック、ボックスカルバート等(以下単にブロックとい
う)の構築物の油圧ジャッキによるブロックの連結方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における油圧ジャッキによるブロッ
クの連結方法は、図6〜図8に図示したように、プルロ
ッド長さd以上の余堀りcを掘削し、シース孔gにはP
C鋼棒hを配置すると共に、定着箱f内にはカプラーe
を配置し、ボックスカルバートの製品端面に油圧ジャッ
キbを取り付け、図6の矢印のように、PC鋼棒を油圧
ジャッキで緊張させてブロックa同士を連結する施工方
法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
次のような問題点がある。 図6のように、長尺ブロック同士の連結に用いるPC
鋼棒と、既に連結されているPC鋼棒とを、カプラーを
用いて接続し、かつ、既に連結されているPC鋼棒の緊
張を解かなければ、緊張することができない。 連結ブロックを連結する場合に、プルロッドの長さ以
上の余堀りに必要な土工等が必要であり、その分、掘削
作業に余分な作業が必要となる。従って、作業面で不経
済であり、かつ、狭い所での連結作業が不可能である。 PC鋼棒の長さを短くすることができないため、長い
PC鋼棒を用いなければならない。 近年、現場労力の減少を目的として、製品の長尺化が
計られているが、工場等で予め連結し、長尺化したボッ
クスカルバート同士を現場で連結することが出来ない。 そこで、本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑み案出
されたもので、主に長尺ブロックの連結に有効なブロッ
クの連結方法の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるブロックの連結方法においては、接
続方向にシース孔を設け、該シース孔の所定箇所には、
定着箱を配置したブロックの該シース孔に、軸方向端部
におねじを切ったPC鋼棒を挿通させた後、ナットで仮
止めし、定着箱内にはラムチエアーを取り付けた油圧ジ
ャッキをセットし、テンションロッドと一体化したプル
ロッドの先端にPC鋼棒のおねじを接続して緊張させた
後、ナットを締め付け、ストロークを戻して施工する構
成にされている。
【0005】
【作用】シース孔にPC鋼棒を挿入した後ナットで仮止
めし、定着箱内にラムチエアーを取り付けた油圧ジャッ
キをセットする。そして、テンションロッドと一体化し
たプルロッドの先端には、PC鋼棒のおねじを接続し緊
張する。なお、この時の油圧ジャッキの反力は、ラムチ
エアーによってとる。そして、緊張後、ナットを締め付
け、ストロークを戻し、プルロッドをPC鋼棒から外し
て、ラムチエアー付きの油圧ジャッキを定着箱から取り
出すと連結は完了する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。図1から図5において、ブロック1は、L型ブ
ロック1a、U型ブロック1c、ボックスカルバート1bその
他の形状の短尺、長尺のブロックが用いられる。このブ
ロック1の接続方向、底板11、側壁12の任意の所定箇所
には、PC鋼棒5を挿通させるシース孔2が設けられ、
該シース孔2の所定箇所には、所定大きさの定着箱3が
配置されている。この定着箱3は、図1中のa、bに示
したように、ブロックの接続方向ほぼ中間部分に設置す
るか、同図cのように、接続方向端部に配置されてい
る。また、PC鋼棒5は、該シース孔2に余裕を持って
挿通される太さに形成し、該PC鋼棒5には、軸方向端
部におねじ53が切ってある。油圧ジャッキ4は、定着箱
3内に収納可能な大きさのものであり、該油圧ジャッキ
4は、テンションロッド42にプルロッド43が取り付けら
れ、油圧ポンプ41に接続されている。ラムチエアー6
は、油圧ジャッキ4のプルロッド43の伸張側に取付けら
れ、該プルロッド43のストロークL長さに形成され、該
油圧ジャッキ4の反力は、ラムチエアー6によってとる
ようにされている。51は、締結時PC鋼棒5に取付けら
れるアンカープレート、52はPC鋼棒5のおねじ53に螺
合するナットである。
【0007】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 ブロック連結時の緊張作業は定着箱内で行うことがで
きるため、油圧ジャッキ設置用の余堀りに必要な土工等
が不要となり、その分、掘削作業が省かれ、経済的であ
り、なおかつ、狭い所でも連結作業が可能である。 また、従来、余堀りを取ることが出来ずに連結が出来
なかったような、狭い箇所においても容易に緊張による
連結が行える。 予め連結されたボックスカルバート同士を連結する際
に、既に連結されているPC鋼棒を外すことなく、緊張
できる。 ボックスカルバート内において、PC鋼棒の軸線上に
複数の定着箱を設けて連結することもできる。 PC鋼棒の長さを短くすることができるので、PC鋼
棒をブロック内に収めて布設することができる。 近年、現場労力の減少を目的として製品の長尺化が計
られているが、このような工場等で予め連結し、長尺化
したブロック同士を現場で連結することが容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】a、b、cは各ブロックの斜視図である。
【図2】長尺のブロック連結時の実施例図である。
【図3】定着箱の配置説明図である。
【図4】定着箱内に油圧ジャッキを配置したときの連結
部分の一部断面図である。
【図5】ボックスカルバートの連結時の側面図である。
【図6】従来例の施工方法の説明図である。
【図7】従来例の右側面図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ブロック 2 シース孔 3 定着箱 4 油圧ジャッキ 41 油圧ポンプ 42 テンションロッド 43 プルロッド 5 PC鋼棒 53 おねじ 6 ラムチエアー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続方向にシース孔を設け、該シース孔
    の所定箇所には、定着箱を配置したブロックの該シース
    孔に、軸方向端部におねじを切ったPC鋼棒を挿通させ
    た後、ナットで仮止めし、定着箱内にはラムチエアーを
    取り付けた油圧ジャッキをセットし、テンションロッド
    と一体化したプルロッドの先端にPC鋼棒のおねじを接
    続して緊張させた後、ナットを締め付け、ストロークを
    戻して施工するブロックの連結方法。
JP6092405A 1994-04-28 1994-04-28 ブロックの連結方法 Expired - Lifetime JP2542176B2 (ja)

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