JP2541987Y2 - ゲートボールコート - Google Patents

ゲートボールコート

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JP2541987Y2
JP2541987Y2 JP1992071486U JP7148692U JP2541987Y2 JP 2541987 Y2 JP2541987 Y2 JP 2541987Y2 JP 1992071486 U JP1992071486 U JP 1992071486U JP 7148692 U JP7148692 U JP 7148692U JP 2541987 Y2 JP2541987 Y2 JP 2541987Y2
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一典 長久
和資 岩崎
浩 長谷川
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コート面に立設され
たゲートを通過させて競技するゲートボールゲームのた
めのゲートボールコートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲートボールのコートは、財団法人日本
ゲートボール連合の公式ゲートボール規則によると、図
3に示すようにインサイドライン2およびアウトサイド
ライン3で区画された長方形で、インサイドライン1は
縦15m以上20m以下、横20m以上25m以下に設
定され、アウトサイドライン2はインサイドライン1の
1m外側に設けられている。また、インサイドライン1
の各隅をコーナーと称しているが、このコーナーは、図
3に示すように、第1コーナーC1、第2コーナーC
2、第3コーナーC3、そして第4コーナーC4と称し
ている。また、インサイドライン1の第1コーナーC1
から第2コーナーC2までを第1ラインL1、第2コー
ナーC2から第3コーナーC3までを第2ラインL2、
第3コーナーC3から第4コーナーC4までを第3ライ
ンL3、第4コーナーC4から第1コーナーC1までを
第4ラインL4と称し、第4ラインL4の第1コーナー
C1から第4コーナーC4に向かう1m地点と3m地点
の間に区画した2mのラインがスタートライン4とな
る。コート1はクレーやアンツーカーコートが一般的で
あるが、近来歩行感が良好で、耐久性が高く、保守が容
易な人工芝を施設したコートも提供されている。
【0003】ゲートは、第1ゲートG1、第2ゲートG
2、第3ゲートG3の3個所設けられ、それぞれ地表か
ら20cmの高さに垂直に立てられる。ゲートG1,ゲ
ートG2,ゲートG3はコの字型で直径1cmの丸棒が
使用され、内幅22cm、脚長20cm以上に設定され
ている。
【0004】第1ゲートG1は、第1コーナーC1から
第2コーナーC2に向かった第1ラインL1の4m地点
から内側に直角2mの地点をゲートの中心とし、スター
トライン3と平行に立てられる。第2ゲートG2は、第
2コーナーC2から第3コーナーC3に向かった第2ラ
インL2の長さの3/5の地点から内側に直角2mの地
点をゲートの中心とし、第1ラインL1と平行に立てら
れる。第3ゲートG3は、第4ラインL4の長さの中央
地点から内側に直角に2mの地点をゲートの中心とし、
第3ラインL3と平行に立てられる。ゴーポール5
は、コート1の中心に地表から20cmの高さに垂直に
立てられる。
【0005】そして、競技をする場合には、スタートラ
イン4から第1ゲートG1に向かってボールを打ち、第
1ゲートG1を一発で通過したときからゲームが始ま
る。言い換えればスタートライン4から打ったボールが
一発で第1ゲートG1を通過しないとゲームは始まらな
い。そこで、皆、スタートライン4から打って第1ゲー
トG1を通す練習を熱心にすることになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
練習をする場合、およびゲームに際しても各チームの癖
もあるが、5人が5人共、スタートライン4の同じ場所
にボールを置いて打つことが多い。このような事情によ
り長期間の使用によりコートのスタートライン4から第
1ゲートG1との間に轍、言い替えればボールの通過溝
ができてしまう。たとえこの轍が初め浅く、もしくは小
さいものであっても、スタートライン4と第1ゲートG
1との間を一直線に通っていて、ボールのガイドともな
るためボールを通過させやすくなり、それゆえ皆が轍の
上にボールを置いて打つようになり、初め浅かった轍も
直ぐに深くなってその轍が目立ってくる。また、人工芝
のコートの場合、芝先が摩耗してこれら轍ができてしま
う。
【0007】このように轍ができると、この轍上にボー
ルを置いて打てば誰もが簡単に第1ゲートG1を通過さ
せることができてしまい、ゲームとして面白くなくなる
という面も出てくる。そこで、轍ができたら速やかにこ
の轍を埋めて平坦にしたり、人工芝の場合は、第3図に
点線で示すように切り取り、その部分に新しい人工芝を
施設する等の処理を施していた。
【0008】この考案は、このような背景に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、コートの寿命を延ばすと共に
ゲームの妙味を損なうことのないゲートボールコートを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この考案は、長方形のコート面の中央にゴールポー
ルを、また、予め設定された複数の位置に埋設されてい
る支持部材にゲートをそれぞれ立て、予め設定されたス
タートラインからこれらのゲートを通過させた後、ゴー
ルポールにボールを当てるゲートボール競技のためのゲ
ートボールコートにおいて、前記複数のゲートを立てる
ための前記支持部材が前記ゴールポールを点対称の中心
として、180度回転した位置にもそれぞれ埋設されて
いることを特徴としている。
【0010】
【作用】上述の手段によれば、ゲートがゴールポール
点対称の中心として2個所ずつ設けることができる
、ゲームを始める際に、いずれか一方のゲートの組み
を選択してゲートをセットすることができる。これによ
ってコート内における第1ゲートの位置が適宜変わる
ので、轍が形成される期間も2倍になり、それだけコー
トの寿命を延ばすことが可能になる。なお、この考案は
コート面が砂入り人工芝である場合にその効果がより顕
著になる。すなわち、砂入り人工芝の場合、天然芝によ
り近い状態でプレーすることができるが、砂の重量にて
固定的に敷設されるためその取換えは容易ではない。し
かしながら、この考案によれば、その寿命を2倍程度伸
ばすことができ、メンテナンス上きわめて有利となる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明すると、この実施例ではゲートボールコートを人工
芝で構成した場合を例にとっている。前述の従来例にお
ける第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3ゲートG3
がゴールポール5に関し、点対称な符号G1´,G2
´,G3´で示す位置にも設置可能になっている。これ
は図2に示すように、ゲートの脚部を支持する管状の支
持部材6を予め第1ゲートG1、第2ゲートG2、第3
ゲートG3の設置位置と、これと点対称な第1ゲートG
1´、第2ゲートG2´、第3ゲートG3´の位置に埋
設しておくことによって可能になる。
【0012】この支持部材6は、図2からもわかるよう
にアスファルトコンクリート等で作られた人工芝7用の
基盤8にコンクリート9をアンカーとして埋設され、支
持部材6の先端が人工芝7の芝丈よりも低く、好適には
基盤8の表面と同程度のレベルになるようにしておく。
なお、人工芝7が図示するように砂入りの場合は、支持
部材6の先端が砂の上面と同程度のレベルになるように
し、ゲートを差し込まないときはキャップ(図示しな
い)を嵌めて砂が支持部材6の管の中に入らないように
することが望ましい。その他、特に説明しないコートの
構造は全て従来例と同様なので、それらに関する説明は
省略する。
【0013】このように構成すると、スタートラインは
第4ラインL4の第1コーナーC1側の第1のスタート
ライン4の外に、第2ラインL2の第3コーナーC3側
にも第2のスタートライン4´を設けることが可能にな
る。そこで、ゲームを始める前に、第1または第2のス
タートライン4、4´のいずれかのスタートラインを選
択するか決定し、その決定に従ってゲートをセットす
る。これにより2つのスタートライン4、4´のいずれ
か、および点対称な位置に設置可能なゲートの位置を適
宜選択することができ、同じスタートラインからばかり
スタートすることを防ぐことができ、轍の形成もその分
遅らせることが可能になる。このように轍の形成が遅れ
ると、ボールが轍によって案内される確率も小さくなり
ゲームがさらにおもしろくなるとともに、轍につまずく
こともなくなる。
【0014】また、練習時には、対称な両方の組みのゲ
ートをセットして、2つのスタートライン4、4´を使
用して練習することができ、1面分の面積で2面分の練
習も可能となり、土地の有効利用を図ることができる。
さらに、同じコートでもスタートの位置を変えることが
できるため、気分も変わり、さらにゲームが楽しくな
る。また、長期間の使用により、スタートライン4、4
´と第1ゲートG1、G1´との間に轍が発生した場合
には、図1に点線で示すように人工芝7の2個所の部分
10を取り除き、この部分に新たな人工芝を施設し、支
持部材6の開口部上に位置する部分を切り抜けばよい。
【0015】なお、上述の実施例は人工芝のコートにつ
いて説明しているが、クレーやアンツーカーコートの場
合は形成された轍部分のみを補修すればよく、その補修
頻度が大幅に軽減されることは明らかであろう。
【0016】
【考案の効果】これまでの説明で明らかなように、上述
のように構成されたこの考案によれば、ゲートの設置個
所をゴールポールに関して点対称に2個所ずつ設けるこ
とができるように構成したので、スタートラインと第1
ゲートとの間に形成される轍の形成期間が従来の倍にな
り、その分、コートの寿命を延ばすことができ、特にコ
ート面が取換えが容易ではない砂入り人工芝からなる場
合に好適である。また、轍の形成が遅れるので、轍に沿
って打っても轍に案内されることも少なくなり、ゲーム
の妙味を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るゲートボールコート
の平面図である。
【図2】この実施例における支持部材の埋設状態を示す
断面図である。
【図3】従来例に係るゲートボールコートの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 コート 2 インサイドライン 3 アウトサイドライン 4,4´ スタートライン 5 ゴールポール 6 支持部材 C1 第1ライン C2 第2ライン C3 第3ライン C4 第4ライン G1,G1´ 第1ゲート G2,G2´ 第2ゲート G3,G3´ 第3ゲート G4,G4´ 第4ゲート L1 第1ライン L2 第2ライン L3 第3ライン L4 第4ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−24867(JP,A) 実開 昭62−82076(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形のコート面の中央にゴールポール
    を、また、予め設定された複数の位置に埋設されている
    支持部材にゲートをそれぞれ立て、予め設定されたスタ
    ートラインからこれらのゲートを通過させた後、ゴール
    ポールにボールを当てるゲートボール競技のためのゲー
    トボールコートにおいて、前記複数のゲートを立てるた
    めの前記支持部材が前記ゴールポールを点対称の中心と
    して、180度回転した位置にもそれぞれ埋設されてい
    ることを特徴とするゲートボールコート。
  2. 【請求項2】 前記コート面が砂入り人工芝によって形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のゲートボ
    ールコート。
JP1992071486U 1992-09-18 1992-09-18 ゲートボールコート Expired - Fee Related JP2541987Y2 (ja)

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JPH0626956U JPH0626956U (ja) 1994-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6024867A (ja) * 1983-07-22 1985-02-07 青木 隆朗 ゲ−トボ−ル用マツト
JPH0246947Y2 (ja) * 1985-11-09 1990-12-11

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