JP2541517Y2 - ロ−タリソレノイド - Google Patents
ロ−タリソレノイドInfo
- Publication number
- JP2541517Y2 JP2541517Y2 JP2339392U JP2339392U JP2541517Y2 JP 2541517 Y2 JP2541517 Y2 JP 2541517Y2 JP 2339392 U JP2339392 U JP 2339392U JP 2339392 U JP2339392 U JP 2339392U JP 2541517 Y2 JP2541517 Y2 JP 2541517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary solenoid
- fixed
- ball
- cover
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electromagnets (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する分野の説明】本考案はロ−タリソレノイ
ドの構造に関するものである。
ドの構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】図1はこの種の従来構造を示す断面図で図
中1はベ−ス(固定磁極)、2は軸受、3はリ−ド線4
により給電されるコイル、5はコイルボビン、6はケ−
スで以上1乃至6により固定部を構成する。7はハブ
(可動磁極)、8はシャフト(軸)、9はア−マチュア
プレ−トで以上7乃至9により回転部を構成する。10
はベアリングボ−ルでケ−ス6とア−マチュアプレ−ト
9に夫々設けたボ−ルレ−スにより相対的に保護されて
いる。11は復帰スプリングである。
中1はベ−ス(固定磁極)、2は軸受、3はリ−ド線4
により給電されるコイル、5はコイルボビン、6はケ−
スで以上1乃至6により固定部を構成する。7はハブ
(可動磁極)、8はシャフト(軸)、9はア−マチュア
プレ−トで以上7乃至9により回転部を構成する。10
はベアリングボ−ルでケ−ス6とア−マチュアプレ−ト
9に夫々設けたボ−ルレ−スにより相対的に保護されて
いる。11は復帰スプリングである。
【0003】この動作はコイル4が励磁されると回転部
は固定部に吸引されるがボ−ル10で支えられているの
でボ−ルがボ−ルレ−スの傾斜面を転がって行くのに従
って転動下降する。これによって回転部は回転トルクを
伴いボ−ルレ−スの最深部でその回転を停止する。又励
磁が解けると復帰スプリング11により回転部は復元
し、ボ−ルも元のボ−ルレ−スの最浅部に戻り、再び励
磁され回転するという一定角度(ストロ−ク)の回転往
復運動を行うものである。
は固定部に吸引されるがボ−ル10で支えられているの
でボ−ルがボ−ルレ−スの傾斜面を転がって行くのに従
って転動下降する。これによって回転部は回転トルクを
伴いボ−ルレ−スの最深部でその回転を停止する。又励
磁が解けると復帰スプリング11により回転部は復元
し、ボ−ルも元のボ−ルレ−スの最浅部に戻り、再び励
磁され回転するという一定角度(ストロ−ク)の回転往
復運動を行うものである。
【0004】
【従来技術の問題点】所で近年OA機器、アパレル機器
等では、音を小さくすることが急務になりそれに伴いロ
−タリソレノイドの音を小さくしてほしい旨の要求が強
まってきた。係る従来のロ−タリソレノイドは金属(磁
性体)のケ−スとア−マチュアプレ−トのボ−ルレ−ス
構内に鋼球のベアリングボ−ルが入っており、転がって
動作する為に動作音、復帰音は大きかった。
等では、音を小さくすることが急務になりそれに伴いロ
−タリソレノイドの音を小さくしてほしい旨の要求が強
まってきた。係る従来のロ−タリソレノイドは金属(磁
性体)のケ−スとア−マチュアプレ−トのボ−ルレ−ス
構内に鋼球のベアリングボ−ルが入っており、転がって
動作する為に動作音、復帰音は大きかった。
【0005】
【考案の目的】本考案は構造簡単且つ動作音及び復帰音
の小さな消音型ロ−タリソレノイドの提供を目的とす
る。
の小さな消音型ロ−タリソレノイドの提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための本考案の手段】本考案はケ−ス
に収約された固定部と回転部がボ−ルを挟んで相対的に
保持されて成るロ−タリソレノイドにおいて、前記ケ−
スの周面に前記回転部を覆うカバ−(蓋)を固着すると
共に前記カバ−を絞り加工を施した制振鋼板で形成した
ことを特徴とする。
に収約された固定部と回転部がボ−ルを挟んで相対的に
保持されて成るロ−タリソレノイドにおいて、前記ケ−
スの周面に前記回転部を覆うカバ−(蓋)を固着すると
共に前記カバ−を絞り加工を施した制振鋼板で形成した
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図2は本考案の一実施例を示す構造図で従来
例と同じ符号は同等部分を示す。図中13は回転部を覆
うようにケ−ス6の周面に固着された制振鋼板製のカバ
−14は復帰バネ11を固定する制振鋼板製のアンカ−
プレ−ト(後板)、15は負荷等への外部取付螺子であ
る。制振鋼板は2枚のステンレス鋼板の間に粘弾性樹脂
が介在する三層積層構成を有し、振動を吸収する鋼板と
して周知であるが、異種材の積層構造のため折り曲げ加
工が難しく、特に端部にハガレ等が生じキャップ状のカ
バ−を形成してケ−スに固着する場合に周面にスキ間等
が生じ易い。本考案はこの制振鋼板を絞り加工によりキ
ャップ状のカバ−に形成したことによりケ−ス周面に密
に固着可能となった。因みに新電元社製ロ−タリソレノ
イド4Eタイプ回転角度25°で50cm離した所に於
いて動作音80dBを74dBに、復帰音を63dBを
59dBに下げることができた。
例と同じ符号は同等部分を示す。図中13は回転部を覆
うようにケ−ス6の周面に固着された制振鋼板製のカバ
−14は復帰バネ11を固定する制振鋼板製のアンカ−
プレ−ト(後板)、15は負荷等への外部取付螺子であ
る。制振鋼板は2枚のステンレス鋼板の間に粘弾性樹脂
が介在する三層積層構成を有し、振動を吸収する鋼板と
して周知であるが、異種材の積層構造のため折り曲げ加
工が難しく、特に端部にハガレ等が生じキャップ状のカ
バ−を形成してケ−スに固着する場合に周面にスキ間等
が生じ易い。本考案はこの制振鋼板を絞り加工によりキ
ャップ状のカバ−に形成したことによりケ−ス周面に密
に固着可能となった。因みに新電元社製ロ−タリソレノ
イド4Eタイプ回転角度25°で50cm離した所に於
いて動作音80dBを74dBに、復帰音を63dBを
59dBに下げることができた。
【0008】一方図示しない負荷に螺子15により接続
する場合シャフト8を介して復帰度が負荷側に伝達され
るが、本考案では負荷との接点になる復帰スプリング1
1の固定用に制振鋼板を用いたことによりシャフトを介
して負荷に伝達される振動音を下げることが確認され
た。
する場合シャフト8を介して復帰度が負荷側に伝達され
るが、本考案では負荷との接点になる復帰スプリング1
1の固定用に制振鋼板を用いたことによりシャフトを介
して負荷に伝達される振動音を下げることが確認され
た。
【0009】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案に
よればロ−タリソレノイドに制振鋼板にて絞ったカバ−
をかぶせ又、ソレノイドの取付側に付いている復帰バネ
固定板(アンカ−プレ−ト)を制振鋼板とすることによ
り構成簡単にして動作音、復帰音を小さくすることがで
きる。
よればロ−タリソレノイドに制振鋼板にて絞ったカバ−
をかぶせ又、ソレノイドの取付側に付いている復帰バネ
固定板(アンカ−プレ−ト)を制振鋼板とすることによ
り構成簡単にして動作音、復帰音を小さくすることがで
きる。
【図1】従来構造図
【図2】本考案の一実施例構造図
1 ベ−ス 3 コイル 6 ケ−ス 7 ハブ 8 シャフト 9 ア−マチュアプレ−ト 10 ボ−ル 11 復帰スプリング 12 カバ− 14 復帰スプリング固定板
Claims (2)
- 【請求項1】 ケ−スに収約された固定部と回転部がボ
−ルを挟んで相対的に保持されて成るロ−タリソレノイ
ドにおいて、前記ケ−スの周面に前記回転部を覆うカバ
−(蓋)を固着すると共に前記カバ−を絞り加工を施し
た制振鋼板で形成したことを特徴とするロ−タリソレノ
イド。 - 【請求項2】 回転部の復帰バネを制振鋼板により固定
部に固着したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
1項記載のロ−タリソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339392U JP2541517Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | ロ−タリソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339392U JP2541517Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | ロ−タリソレノイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576006U JPH0576006U (ja) | 1993-10-15 |
JP2541517Y2 true JP2541517Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=12109271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339392U Expired - Lifetime JP2541517Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | ロ−タリソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541517Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101246959B1 (ko) * | 2005-06-15 | 2013-03-25 | 송쎄보 에스아 | 액추에이터와 위치센서를 구비한 로터리 단상 전자기식서보 액추에이터 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP2339392U patent/JP2541517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101246959B1 (ko) * | 2005-06-15 | 2013-03-25 | 송쎄보 에스아 | 액추에이터와 위치센서를 구비한 로터리 단상 전자기식서보 액추에이터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0576006U (ja) | 1993-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |