JP2541008B2 - レ―ダタ―ゲツトシミユレ―タ装置 - Google Patents
レ―ダタ―ゲツトシミユレ―タ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は飛行運動環境条件下で,レーダのシミュレ
ーション試験を行うことができるシミュレータ装置に関
するものである。
ーション試験を行うことができるシミュレータ装置に関
するものである。
[従来の技術] 第11図に従来のレーダターゲットシミュレータ装置の
構成を示す。図において,(1)は電波暗室,(2)は
目標模擬アンテナ,(3)は被測定物のレーダ用アンテ
ナ,(4)はレドーム,(5)はフライトテーブル,
(6)は電波吸収体である。第12図は上記目標模擬アン
テナの接続を示すものである。図において(7)は素子
アンテナ,(8)はスイッチ,(9)は給電回路,(1
0)は擬似信号発生装置,(11)は制御装置(12)は計
算機である。
構成を示す。図において,(1)は電波暗室,(2)は
目標模擬アンテナ,(3)は被測定物のレーダ用アンテ
ナ,(4)はレドーム,(5)はフライトテーブル,
(6)は電波吸収体である。第12図は上記目標模擬アン
テナの接続を示すものである。図において(7)は素子
アンテナ,(8)はスイッチ,(9)は給電回路,(1
0)は擬似信号発生装置,(11)は制御装置(12)は計
算機である。
次に動作について簡単に説明する。まず第12図におい
て擬似信号発生装置(10)からの信号は給電回路(9)
により分配される。計算機(12)より指示されたスイッ
チ(8)に対して,制御装置(11)経由でONの信号が送
られて,所望の素子アンテナ(7)から信号が放射され
る。第11図に示す目標模擬アンテナ(2)から放射され
た信号はレドーム(4)を通過して,被測定物のレーダ
用アンテナ(3)に受信され信号処理が行われる。目標
の移動に応じて,計算機(12)および制御装置(11)に
よりスイッチ(8)を制御して,信号を放射する素子ア
ンテナをずらすと同時に距離情報や速度情報に応じて擬
似信号発生装置(10)をコントロールすると,被測定ア
ンテナ(3)側から見ると目標が移動してゆくように見
える。上記のようにして目標が移動したときに,被測定
物のレーダ用アンテナ(3)で信号を受信して信号処理
することにより目標を追尾できることを評価する。ま
た,目標が移動すると同時に被測定物のレーダ用アンテ
ナ(3)はフライトテーブル(5)にのせられているの
で自機の飛行運動に応じても,目標模擬アンテナの出す
信号の位置,情報が変化できるようになっている。ま
た,不用な反射波を抑えるために電波吸収体(6)を配
置した電波暗室(1)の中で測定が行われる。
て擬似信号発生装置(10)からの信号は給電回路(9)
により分配される。計算機(12)より指示されたスイッ
チ(8)に対して,制御装置(11)経由でONの信号が送
られて,所望の素子アンテナ(7)から信号が放射され
る。第11図に示す目標模擬アンテナ(2)から放射され
た信号はレドーム(4)を通過して,被測定物のレーダ
用アンテナ(3)に受信され信号処理が行われる。目標
の移動に応じて,計算機(12)および制御装置(11)に
よりスイッチ(8)を制御して,信号を放射する素子ア
ンテナをずらすと同時に距離情報や速度情報に応じて擬
似信号発生装置(10)をコントロールすると,被測定ア
ンテナ(3)側から見ると目標が移動してゆくように見
える。上記のようにして目標が移動したときに,被測定
物のレーダ用アンテナ(3)で信号を受信して信号処理
することにより目標を追尾できることを評価する。ま
た,目標が移動すると同時に被測定物のレーダ用アンテ
ナ(3)はフライトテーブル(5)にのせられているの
で自機の飛行運動に応じても,目標模擬アンテナの出す
信号の位置,情報が変化できるようになっている。ま
た,不用な反射波を抑えるために電波吸収体(6)を配
置した電波暗室(1)の中で測定が行われる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のレーダターゲットシミュレータ装置は素子アン
テナをスイッチにて切換えることにより目標の模擬を行
っているので,素子アンテナのピッチ間隔以下の動きに
は対応できない課題があった この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので,素子アンテナのピッチ間隔による制限を小さ
くすることができるレーダターゲットシミュレータ装置
を得ることを目的とする。
テナをスイッチにて切換えることにより目標の模擬を行
っているので,素子アンテナのピッチ間隔以下の動きに
は対応できない課題があった この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので,素子アンテナのピッチ間隔による制限を小さ
くすることができるレーダターゲットシミュレータ装置
を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るレーダターゲットシミュレータ装置
は,目標模擬アンテナを素子アンテナ,給電回路,スイ
ッチ,可変電力分配器で構成したものである。
は,目標模擬アンテナを素子アンテナ,給電回路,スイ
ッチ,可変電力分配器で構成したものである。
[作用] この発明に係るレーダターゲットシミュレータ装置
は,可変電力分配器を用いて分配振幅を所望の振幅比と
なるように制御することにより,素子アンテナのピッチ
間隔による制限を少なくすることができる。
は,可変電力分配器を用いて分配振幅を所望の振幅比と
なるように制御することにより,素子アンテナのピッチ
間隔による制限を少なくすることができる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図である。
第1図において(3)は被測定物のレーダ用アンテナ,
(4)はレドーム,(5)はフライトテーブル(6)は
電波吸収体,(7a)及び(7b)は部分球面からなるビル
ボード(14)上に配列された素子アンテナ,(10)は擬
似信号発生装置,(11)は制御装置,(12)は計算機で
ある。第2図にこの発明による目標模擬アンテナの構成
を示す。第2図において,(8)はスイッチ,(9a)及
び(9b)は可変電力分配器(13)によつて2つに分けら
れた信号のそれぞれに対応した給電回路,(7a)及び
(7b)はスイッチ(8)を介してそれぞれ給電回路(9
a)及び(9b)に接続された素子アンテナである。第3
図は目標模擬アンテナにおける素子アンテナの配列を示
す図であり,図において給電回路(9a)及び(9b)に接
続された素子アンテナ(7a)及び(7b)はビルボード
(14)上に1次元に交互に等間隔に配列される。
第1図において(3)は被測定物のレーダ用アンテナ,
(4)はレドーム,(5)はフライトテーブル(6)は
電波吸収体,(7a)及び(7b)は部分球面からなるビル
ボード(14)上に配列された素子アンテナ,(10)は擬
似信号発生装置,(11)は制御装置,(12)は計算機で
ある。第2図にこの発明による目標模擬アンテナの構成
を示す。第2図において,(8)はスイッチ,(9a)及
び(9b)は可変電力分配器(13)によつて2つに分けら
れた信号のそれぞれに対応した給電回路,(7a)及び
(7b)はスイッチ(8)を介してそれぞれ給電回路(9
a)及び(9b)に接続された素子アンテナである。第3
図は目標模擬アンテナにおける素子アンテナの配列を示
す図であり,図において給電回路(9a)及び(9b)に接
続された素子アンテナ(7a)及び(7b)はビルボード
(14)上に1次元に交互に等間隔に配列される。
次に実施例の動作について説明する。擬似信号発生装
置(10)からの擬似目標信号は可変電力分配器(13)に
より所望の振幅比で2つの信号に分配される。可変電力
分配器(13)により分配された2つの信号はそれぞれ別
の給電回路(9a)及び(9b)に入力され,それぞれスイ
ッチ(8)を介して素子アンテナに給電される。一方,
素子アンテナ(7a)及び(7b)はそれぞれビルボード
(14)上に交互に配列されており,計算機(12)によっ
て制御装置(11)から1組の隣合う2つの素子アンテナ
に接続されたスイッチ(8)にON信号を送ることによっ
て,擬似目標信号は前記の2つの素子アンテナから空間
へ放射される。
置(10)からの擬似目標信号は可変電力分配器(13)に
より所望の振幅比で2つの信号に分配される。可変電力
分配器(13)により分配された2つの信号はそれぞれ別
の給電回路(9a)及び(9b)に入力され,それぞれスイ
ッチ(8)を介して素子アンテナに給電される。一方,
素子アンテナ(7a)及び(7b)はそれぞれビルボード
(14)上に交互に配列されており,計算機(12)によっ
て制御装置(11)から1組の隣合う2つの素子アンテナ
に接続されたスイッチ(8)にON信号を送ることによっ
て,擬似目標信号は前記の2つの素子アンテナから空間
へ放射される。
次に,隣合う2つの素子の振幅の制御について説明す
る。第4図に2つの隣合う素子アンテナから空間へ放射
される様子を示す。図において隣合う素子アンテナ(7
a)及び(7b)はそれぞれレーダ用アンテナ(3)のボ
アサイト方向に対してθ1及びθ2をなす角度のビルボ
ード(14)上に配置されている。素子アンテナ(7a)及
び(7b)の励振振幅位相をそれぞれ(E1,φ1)及び(E
2,φ2)とするとレーダ用アンテナから見た擬似目標信
号の所望到来方向をθ0(θ1≦θ0≦θ2)とする
と,2つの素子アンテナの励振振幅は次式を満足する必要
がある。
る。第4図に2つの隣合う素子アンテナから空間へ放射
される様子を示す。図において隣合う素子アンテナ(7
a)及び(7b)はそれぞれレーダ用アンテナ(3)のボ
アサイト方向に対してθ1及びθ2をなす角度のビルボ
ード(14)上に配置されている。素子アンテナ(7a)及
び(7b)の励振振幅位相をそれぞれ(E1,φ1)及び(E
2,φ2)とするとレーダ用アンテナから見た擬似目標信
号の所望到来方向をθ0(θ1≦θ0≦θ2)とする
と,2つの素子アンテナの励振振幅は次式を満足する必要
がある。
第4図において(15)はE1=1,E2=0の振幅比の場合を
示すビームであり,レーダ用アンテナへの擬似目標信号
の到来方向はθ0=θ1となり,(16)はE1=E2の場合
のビームを示しレーダ用アンテナへの擬似目標信号の到
来方向はθ0=(θ1+θ2)/2となる。但し,励振位
相は2つの素子において等しくする必要がある。
示すビームであり,レーダ用アンテナへの擬似目標信号
の到来方向はθ0=θ1となり,(16)はE1=E2の場合
のビームを示しレーダ用アンテナへの擬似目標信号の到
来方向はθ0=(θ1+θ2)/2となる。但し,励振位
相は2つの素子において等しくする必要がある。
このように,可変電力分配器(13)を制御装置(11)
によって分配振幅を所望の振幅比になるように制御する
ことによって,擬似目標信号は2つの素子間の所望の方
向からレーダ用アンテナへ到来することになり,素子ア
ンテナのピッチによる制限がすくなくできる。また,2つ
の素子をスイッチを制御することによって連続的移動さ
せることによって,擬似目標の1次元の連続的な動きが
シミュレートができる。
によって分配振幅を所望の振幅比になるように制御する
ことによって,擬似目標信号は2つの素子間の所望の方
向からレーダ用アンテナへ到来することになり,素子ア
ンテナのピッチによる制限がすくなくできる。また,2つ
の素子をスイッチを制御することによって連続的移動さ
せることによって,擬似目標の1次元の連続的な動きが
シミュレートができる。
第5図はこの発明の他の実施例を示す図である図にお
いて,(9a)(9b)(9c)(9d)は可変電力分配器(1
3)によって4つに分けられた信号のそれぞれに対応し
た給電回路,(7a)(7b)(7c)(7d)はスイッチ
(8)を介してそれぞれ給電回路,(9a)(9b)(9c)
(9d)に接続された素子アンテナである。第6図は目標
模擬アンテナにおける素子アンテナの配置を示す図であ
る。図において給電回路(9a)(9b)(9c)(9d)に接
続された素子アンテナ(7a)(7b)(7c)(7d)はビル
ボード(14)上に2次元的に互いに4角形を構成するよ
うに配置されている。
いて,(9a)(9b)(9c)(9d)は可変電力分配器(1
3)によって4つに分けられた信号のそれぞれに対応し
た給電回路,(7a)(7b)(7c)(7d)はスイッチ
(8)を介してそれぞれ給電回路,(9a)(9b)(9c)
(9d)に接続された素子アンテナである。第6図は目標
模擬アンテナにおける素子アンテナの配置を示す図であ
る。図において給電回路(9a)(9b)(9c)(9d)に接
続された素子アンテナ(7a)(7b)(7c)(7d)はビル
ボード(14)上に2次元的に互いに4角形を構成するよ
うに配置されている。
擬似信号発生装置(10)からの擬似目標信号は可変電
力分配器(13)により所望の振幅比で4つの信号に分配
される。可変電力分配器(13)により分配された4つの
信号はそれぞれ別の給電回路(9a)(9b)(9c)(9d)
に入力され,それぞれスイッチ(8)を介して素子アン
テナに給電される。一方,素子アンテナ(7a)(7b)
(7c)(7d)はそれぞれビルボード(14)上で4角形を
構成するように配列されており計算機(12)によって制
御装置(11)から1組の4角形を構成する素子アンテナ
に接続されたスイッチ(8)にON信号を送ることによっ
て,擬似目標信号は前記の4つの素子アンテナから空間
へ放射される。
力分配器(13)により所望の振幅比で4つの信号に分配
される。可変電力分配器(13)により分配された4つの
信号はそれぞれ別の給電回路(9a)(9b)(9c)(9d)
に入力され,それぞれスイッチ(8)を介して素子アン
テナに給電される。一方,素子アンテナ(7a)(7b)
(7c)(7d)はそれぞれビルボード(14)上で4角形を
構成するように配列されており計算機(12)によって制
御装置(11)から1組の4角形を構成する素子アンテナ
に接続されたスイッチ(8)にON信号を送ることによっ
て,擬似目標信号は前記の4つの素子アンテナから空間
へ放射される。
4つの素子アンテナの振幅は,擬似目標信号の到来方
向をθh,θvとすると次式を満足する必要がある。
向をθh,θvとすると次式を満足する必要がある。
ここで,E1,E2,E3,E4はそれぞれ,素子アンテナ(7a)
(7b)(7c)(7d)の振幅,θh1は(7a)(7c)の水平
方向の角度,θh2は(7b)(7d)の水平方向の角度θV1
は(7a)(7b)の垂直方向の角度,θV2は(7c)(7d)
の垂直方向の角度である。例えば,E1=E2E3=E4の場
合,ビームは4つの素子アンテナで構成する4角形の中
心から到来し,E1=E2=1,E3=E4=0の場合θV=θV1,
θh=(θh1+θh2)/2の方向から到来する。但し,こ
の場合素子アンテナの励振位相は等しくする必要があ
る。
(7b)(7c)(7d)の振幅,θh1は(7a)(7c)の水平
方向の角度,θh2は(7b)(7d)の水平方向の角度θV1
は(7a)(7b)の垂直方向の角度,θV2は(7c)(7d)
の垂直方向の角度である。例えば,E1=E2E3=E4の場
合,ビームは4つの素子アンテナで構成する4角形の中
心から到来し,E1=E2=1,E3=E4=0の場合θV=θV1,
θh=(θh1+θh2)/2の方向から到来する。但し,こ
の場合素子アンテナの励振位相は等しくする必要があ
る。
このように,可変電力分配器(13)を制御装置(11)
によって分配振幅を所望の比率になるように制御するこ
とによって,擬似目標信号は4つの素子からなる4角形
の内部の所望の方向からレーダ用アンテナへ到来するこ
とになる。また,4つの素子をスイッチを制御することに
よって連続的移動させることによって,擬似目標の2次
元の連続的な動きがシミュレートができる。
によって分配振幅を所望の比率になるように制御するこ
とによって,擬似目標信号は4つの素子からなる4角形
の内部の所望の方向からレーダ用アンテナへ到来するこ
とになる。また,4つの素子をスイッチを制御することに
よって連続的移動させることによって,擬似目標の2次
元の連続的な動きがシミュレートができる。
第7図はこの発明のさらに他の実施例を示す図であ
る。図において,(10)は2目標に対応した2種類の擬
似目標を発生する擬似信号発生装置,(9a)(9b)(9
e)(9f)は2つの可変電力分配器(13)によって2種
類の擬似目標信号のそれぞれを2つに分けた信号のそれ
ぞれに対応した給電回路,(7a)(7b)(7e)(7f)は
スイッチ(8)を介してそれぞれ給電回路(9a)(9b)
(9e)(9f)に接続された素子アンテナである。第8図
は目標模擬アンテナにおける素子アンテナの配置を示す
図である。図において給電回路(9a)(9b)(9e)(9
f)に接続された素子アンテナ(7a)(7b)(7e)(7
f)はビルボード(14)上に互いに2つの擬似目標信号
に対応した素子が交互になるように配置されている。
る。図において,(10)は2目標に対応した2種類の擬
似目標を発生する擬似信号発生装置,(9a)(9b)(9
e)(9f)は2つの可変電力分配器(13)によって2種
類の擬似目標信号のそれぞれを2つに分けた信号のそれ
ぞれに対応した給電回路,(7a)(7b)(7e)(7f)は
スイッチ(8)を介してそれぞれ給電回路(9a)(9b)
(9e)(9f)に接続された素子アンテナである。第8図
は目標模擬アンテナにおける素子アンテナの配置を示す
図である。図において給電回路(9a)(9b)(9e)(9
f)に接続された素子アンテナ(7a)(7b)(7e)(7
f)はビルボード(14)上に互いに2つの擬似目標信号
に対応した素子が交互になるように配置されている。
擬似信号発生装置からの2種類の擬似目標信号はそれ
ぞれ独立に振幅制御,スイッチ制御される。それぞれの
制御原理は前記のものと同様である。これによって,1次
元において2目標同時対処するレーダ用アンテナの機能
をシミュレートすることができる。
ぞれ独立に振幅制御,スイッチ制御される。それぞれの
制御原理は前記のものと同様である。これによって,1次
元において2目標同時対処するレーダ用アンテナの機能
をシミュレートすることができる。
第9図はこの発明の他の実施例を示す図である図にお
いて,(10)は2目標に対応した2種類の擬似目標を発
生する擬似信号発生装置,(9a)(9b)(9c)(9d)
(9e)(9f)(9g)(9h)は2つの可変電力分配器(1
3)によって2種類の擬似目標信号のそれぞれを4つに
分けた信号のそれぞれに対応した給電回路(7a)(7b)
(7c)(7d)(7e)(7f)(7g)(7h)はスイッチ
(8)を介してそれぞれ給電回路(9a)(9b)(9c)
(9d)(9e)(9f)(9g)(9h)に接続された素子アン
テナである。第10図は目標模擬アンテナにおける素子ア
ンテナの配置を示す図である。図において給電回路(9
a)(9b)(9c)(9d)に接続された素子アンテナ(7
a)(7b)(7c)(7d)と給電回路(9e)(9f)(9g)
(9h)に接続された素子アンテナ(7e)(7f)(7g)
(7h)はそれぞれ4角形を構成しており,互いの4角形
が重なり合わないようにビルボード(14)上に配置され
ている擬似信号発生装置からの2種類の擬似目標信号は
それぞれ独立に振幅制御,スイッチ制御される。それぞ
れの制御原理は前記のものと同様である。これによっ
て,2次元において2目標同時対処するレーダ用アンテナ
の機能をシミュレートすることができる。
いて,(10)は2目標に対応した2種類の擬似目標を発
生する擬似信号発生装置,(9a)(9b)(9c)(9d)
(9e)(9f)(9g)(9h)は2つの可変電力分配器(1
3)によって2種類の擬似目標信号のそれぞれを4つに
分けた信号のそれぞれに対応した給電回路(7a)(7b)
(7c)(7d)(7e)(7f)(7g)(7h)はスイッチ
(8)を介してそれぞれ給電回路(9a)(9b)(9c)
(9d)(9e)(9f)(9g)(9h)に接続された素子アン
テナである。第10図は目標模擬アンテナにおける素子ア
ンテナの配置を示す図である。図において給電回路(9
a)(9b)(9c)(9d)に接続された素子アンテナ(7
a)(7b)(7c)(7d)と給電回路(9e)(9f)(9g)
(9h)に接続された素子アンテナ(7e)(7f)(7g)
(7h)はそれぞれ4角形を構成しており,互いの4角形
が重なり合わないようにビルボード(14)上に配置され
ている擬似信号発生装置からの2種類の擬似目標信号は
それぞれ独立に振幅制御,スイッチ制御される。それぞ
れの制御原理は前記のものと同様である。これによっ
て,2次元において2目標同時対処するレーダ用アンテナ
の機能をシミュレートすることができる。
尚,前記の実施例においては擬似目標信号を分配し振
幅を制御するために,可変電力分配器を用いているが,
代わりに電力分配器と可変減衰器を用いても同様の効果
を奏する。
幅を制御するために,可変電力分配器を用いているが,
代わりに電力分配器と可変減衰器を用いても同様の効果
を奏する。
また,給電回路として複数の多分岐スイッチを用いて
も同様の効果を奏することはいうまでもなく,素子アン
テナの構成に依存するものではない。
も同様の効果を奏することはいうまでもなく,素子アン
テナの構成に依存するものではない。
[発明の効果] 以上のように,この発明によれば擬似信号発生装置か
らの擬似目標信号を可変電力分配器にてN個(Nは2又
は4)系統に分割し振幅制御を行い,N個(Nは2又は
4)の給電回路とスイッチによって隣合う素子アンテナ
から放射するように構成したので,素子間隔による目標
の移動ピッチの制限を取除ける効果がある。
らの擬似目標信号を可変電力分配器にてN個(Nは2又
は4)系統に分割し振幅制御を行い,N個(Nは2又は
4)の給電回路とスイッチによって隣合う素子アンテナ
から放射するように構成したので,素子間隔による目標
の移動ピッチの制限を取除ける効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるレーダターゲットシ
ミュレータ装置の構成を示す図,第2図は目標模擬アン
テナの構成を示す図,第3図はビルボード上の素子アン
テナの配置を示す図,第4図は振幅制御によるビーム方
向の変化を示す図,第5図はこの発明の他の実施例によ
る目標模擬アンテナの構成を示す図,第6図は他の実施
例のビルボード上の素子アンテナの配置を示す図,第7
図はこの発明のさらに他の実施例による目標模擬アンテ
ナの構成を示す図,第8図はこの発明のさらに他の実施
例のビルボード上の素子アンテナの配置を示す図,第9
図はこの発明の他の実施例による目標模擬アンテナの構
成を示す図,第10図はこの発明の他の実施例のビルボー
ド上の素子アンテナの配置を示す図,第11図は従来のレ
ーダターゲットシミュレータ装置の構成を示す図,第12
図は従来の目標模擬アンテナの構成を示す図である 図において,(1)は電波暗室,(2)は目標模擬アン
テナ,(3)はレーダ用アンテナ,(4)はレドーム,
(5)はフライトテーブル,(6)は電波吸収体,
(7)は素子アンテナ,(8)はスイッチ,(9)は給
電回路(10)は擬似信号発生装置,(11)は制御装置,
(12)計算機,(13)は可変電力分配器,(14)はビル
ボード,(15)(16)は振幅制御によるビームの例であ
る。 尚、図中,同一符号は同一または相当部分を示す。
ミュレータ装置の構成を示す図,第2図は目標模擬アン
テナの構成を示す図,第3図はビルボード上の素子アン
テナの配置を示す図,第4図は振幅制御によるビーム方
向の変化を示す図,第5図はこの発明の他の実施例によ
る目標模擬アンテナの構成を示す図,第6図は他の実施
例のビルボード上の素子アンテナの配置を示す図,第7
図はこの発明のさらに他の実施例による目標模擬アンテ
ナの構成を示す図,第8図はこの発明のさらに他の実施
例のビルボード上の素子アンテナの配置を示す図,第9
図はこの発明の他の実施例による目標模擬アンテナの構
成を示す図,第10図はこの発明の他の実施例のビルボー
ド上の素子アンテナの配置を示す図,第11図は従来のレ
ーダターゲットシミュレータ装置の構成を示す図,第12
図は従来の目標模擬アンテナの構成を示す図である 図において,(1)は電波暗室,(2)は目標模擬アン
テナ,(3)はレーダ用アンテナ,(4)はレドーム,
(5)はフライトテーブル,(6)は電波吸収体,
(7)は素子アンテナ,(8)はスイッチ,(9)は給
電回路(10)は擬似信号発生装置,(11)は制御装置,
(12)計算機,(13)は可変電力分配器,(14)はビル
ボード,(15)(16)は振幅制御によるビームの例であ
る。 尚、図中,同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 折目 晋啓 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 三菱電 機株式会社鎌倉製作所内 (56)参考文献 特開 平3−46583(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】フライトテーブルに取付けたレーダ用アン
テナと,前記アンテナに対向して目標の移動とレーダ用
アンテナの動揺に合わせてレーダ用アンテナとの角度を
変化させた方向から電波がレーダ用アンテナに入射する
ような目標模擬アンテナからなるレーダターゲットシミ
ュレータ装置において,目標模擬アンテナを複数の素子
アンテナとN個(Nは2又は4)の給電回路とスイッチ
と可変電力分配器で構成し,上記N個の前記給電回路に
接続された素子アンテナのうち隣合うN個の素子アンテ
ナを前記スイッチにより選択し,その振幅比を前記可変
電力分配器により変化させることを特徴とするレーダタ
ーゲットシミュレータ装置。 - 【請求項2】フライトテーブルに取付けたレーダ用アン
テナと,前記アンテナに対向して目標の移動とレーダ用
アンテナの動揺に合わせてレーダ用アンテナとの角度を
変化させた方向から電波がレーダ用アンテナに入射する
ような目標模擬アンテナと目標に対応した擬似信号を発
生する擬似信号発生装置からなるレーダターゲットシミ
ュレータ装置において,擬似信号発生装置を2つの目標
に対応した擬似信号を発生するように構成し,目標模擬
アンテナを,前記擬似信号発生装置からの2つの擬似信
号それぞれに対して,複数の素子アンテナとN個(Nは
2又は4)の給電回路とスイッチと可変電力分配器で構
成し,2つの前記擬似信号に対応したそれぞれの前記素子
アンテナを同一アンテナ上に構成し,それぞれの擬似信
号に対応するN個の給電回路に接続された前記素子アン
テナのうち隣合うN個の素子アンテナを前記スイッチに
より選択し,その振幅比を前記可変電力分配器により変
化させるように構成したことを特徴とするレーダターゲ
ットシミュレータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274637A JP2541008B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | レ―ダタ―ゲツトシミユレ―タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274637A JP2541008B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | レ―ダタ―ゲツトシミユレ―タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04148887A JPH04148887A (ja) | 1992-05-21 |
JP2541008B2 true JP2541008B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=17544480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2274637A Expired - Fee Related JP2541008B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | レ―ダタ―ゲツトシミユレ―タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5312114B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2013-10-09 | 三菱電機株式会社 | 電波源シミュレータ |
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CN114167364A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-03-11 | 北京理工大学 | 一种基于近场空间合成的雷达目标角度模拟方法 |
-
1990
- 1990-10-12 JP JP2274637A patent/JP2541008B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04148887A (ja) | 1992-05-21 |
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