JP2540892Y2 - 中子ストッカー - Google Patents

中子ストッカー

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JP2540892Y2
JP2540892Y2 JP2078591U JP2078591U JP2540892Y2 JP 2540892 Y2 JP2540892 Y2 JP 2540892Y2 JP 2078591 U JP2078591 U JP 2078591U JP 2078591 U JP2078591 U JP 2078591U JP 2540892 Y2 JP2540892 Y2 JP 2540892Y2
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JP2078591U
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JPH04109115U (ja
Inventor
卓弥 児玉
薫 前田
広志 米久保
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Olympus Corp
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、射出成形用金型に装着
する中子の中子ストッカーに関し、特に中子自動交換シ
ステムに有用な中子ストッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中子自動交換システムの中子スト
ッカーとして以下の様な発明が開示されている。
【0003】例えば、特開昭60−245521号公報
記載の発明においては、予備温調室で温調され、ストッ
クされている入子(中子)のうち、次に成形機へ取り付
けられる入子を入子取り出し位置に呼び出す移動手段が
設けられた装置の提案がされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術における機構は予備温調室と移動手段とを設ける
構造上、中子ストックスペースの効率的使用の問題とし
て多大なスペースが必要になるとともに、構造が複雑と
なるために多額な作成費用を必要とする欠点があった。
【0005】本考案は、上記欠点に鑑みて開発されたも
ので、特別に複雑な構造を必要とせず、狭小スペースに
数多くの中子を温調しつつ収納できるとともに、該中子
の取り出しおよび収納が容易に行える中子自動交換シス
テムに於ける中子ストッカーの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、射出成形用金
型に装着する中子の中子ストッカーにおいて、中子スト
ッカーに階段構造をした中子ストック面を形成するとと
もに、それぞれの中子ストック面に中子ストック穴を穿
設したものである。
【0007】図1は概念図、図2は図1の側面図、図3
は図1の変形例を示す断面図である。
【0008】1はストッカーで、このストッカー1の側
部には階段状の中子ストック面2が形成されている。中
子ストック面2の側面にはその階段毎に一列に整列した
ストック穴3が穿設されている。ストック穴3は緩嵌す
る中子4の外径よりも若干大きな内径で、かつ中子4の
全長よりも短なる深さに形成されている。従って、中子
4は中子着脱ロボット5で把持され、中子着脱ロボット
5により自動運搬および着脱が行える様に、その先端が
突出した状態でストッカー1のストック穴3にストック
される。
【0009】また、中子ストック面2はストッカー1の
側部に限定するものではなく、ストッカー1の上部に階
段状の中子ストック面2を形成してもよく、その場合に
は中子ストック面2の上面にストック穴3を穿設する。
【0010】
【作用】図4は、中子4をストッカー1より着脱する着
脱方法の一例を示す断面図である。
【0011】本考案では、中子ストック面2が階段状で
あることにより、中子4を中子着脱ロボット5で把持
し、ストック穴3からの中子4の抜き取りおよびストッ
クの際、その上部または下部に位置する中子4に妨害さ
れることなく容易に着脱できる。
【0012】また、ストック穴3は中子4の全長より浅
く、中子4は常にその先端を突出していることにより、
中子4の抜き取りの際、新たに中子4を突き出したり、
取出し位置まで中子4を移動させるための複雑な機構を
必要としない。
【0013】
【実施例】以下、本考案に係る中子ストッカーの実施例
について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
【実施例1】図5および図6は本実施例を示し、図5は
断面図、図6は図5のA−A’線断面図である。
【0015】11はSUS等の高熱伝導金属材から成る
ストッカーで、このストッカー11の側部には階段状の
中子ストック面12が形成されている。中子ストック面
12の側面にはその階段毎に一列に整列したストック穴
13が穿設されている。
【0016】ストック穴13は緩嵌する中子14の外径
よりも若干大きな内径で、かつ中子14の全長よりも短
なる深さに形成されている。従って、中子14は中子着
脱ロボット(図示省略)で把持され、中子着脱ロボット
により自動運搬および着脱が行える様に、その先端が突
出した状態でストッカー11のストック穴13にストッ
クされる。
【0017】また、ストック穴13の周囲には一列のス
トック穴13を取り囲む様に各列それぞれに加熱媒体を
通すための温調管15が設けられている。
【0018】以上の構成から成る中子ストッカーは、温
調機(図示省略)により温調管15に高温の加熱媒体を
流通させてストッカー11を高温状態に保持する。スト
ック穴13に緩嵌されている中子14はストック穴13
の内壁面と接しているため、高温状態に温調されたスト
ッカー11からの熱伝達により、中子14は母型への取
り付け以前に予め昇温させておくことができる。
【0019】本実施例によれば、中子収納部と中子予備
加熱部とが一体化されるために、必要とするスペースの
狭小化が図れ、収納部から予備加熱部までの移動工程を
省略することができる。
【0020】
【実施例2】図7および図8は本実施例を示し、図7は
斜視図、図8は断面図である。
【0021】本実施例は、前記実施例1のストッカー1
1に代わり、円柱に環状の段部を複数形成したストッカ
ー21を用いて構成した点が異なり、他の構成部分は同
一の構成部分から成るもので、同一構成部分には同一番
号を付してその説明を省略する。
【0022】本実施例のストッカー21は円柱に環状の
段部を複数形成し、階段状としたものである。換言すれ
ば、ストッカー21の外観は半径の異なる円柱状の平板
を同一軸線上に数段重ね合わせた形状となっている。
【0023】ストッカー21のそれぞれの円柱側面部2
2には中子14のストック穴13が外周面を取り巻く様
に複数穿設されている。
【0024】また、前記実施例1と同様に、ストック穴
13を取り囲む様に温調管(図示省略)が設けられてい
る。
【0025】さらに、ストッカー21の軸心下部にはア
クチュエーター(図示省略)の回転軸23が嵌合挿入さ
れており、ストッカー21は回転自在に保持されてい
る。
【0026】以上の構成から成る中子ストッカーは、ア
クチュエーターによりストッカー21を回転させてスト
ック穴13への中子14の着脱を行う。
【0027】本実施例では、ストッカー21を回転させ
ることにより、中子着脱ロボット(図示省略)を円柱側
面部22に対して常に同位置に降下させても、その都度
必要とされる中子14をチャックして着脱が行える。
【0028】また、円柱側面部22の全周に中子14の
ストック穴13を設け得るため、多数の中子14をスト
ックすることが可能である。
【0029】
【実施例3】図9および図10は本実施例を示し、図9
は断面図、図10は図9のB−B’線断面図である。
【0030】本実施例のストッカー31は、前記実施例
1におけるストッカー11の階段部各列32に断熱材3
3の仕切りおよび中子ストック面12を除く外表面に断
熱材33を設ける。さらに、階段部各列32毎にそれぞ
れ一列に形成されたストック穴13を取り囲む様に設け
られ、階段部各列32毎に温度制御可能なヒーター(ま
たは発熱体等)34を埋設して構成したものである。他
の構成は同一の構成から成るもので、同一構成部分には
同一番号を付して構成の説明を省略する。
【0031】以上の構成から成る中子ストッカーは、ス
トッカー31近傍に設けられた温度制御装置(図示省
略)でヒーター34を制御しつつストッカー31を加熱
する。
【0032】本実施例によれば、ストッカー31に断熱
材33を設けたことにより放熱を防ぎ、階段部各列32
をほぼ一定温度に保ことができる。また、階段部各列3
2はそれぞれ温度制御装置により、個々の温度制御が成
されるため、階段部各列32毎にそれぞれの成形時金型
温度に合わせた中子の予備加熱ができる。
【0033】
【考案の効果】以上説明した様に、本考案に係る中子ス
トッカーによれば、複雑な機構を必要とせず、効率的に
多数の中子をストックすることができる。また、中子ス
トッカーからの中子の取り出しおよび収納の際、収納さ
れた他の中子に妨害されることなく容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の概念図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の変形例を示す断面図である。
【図4】図1の作動を示す断面図である。
【図5】実施例1を示す断面図である。
【図6】図5のA−A’線断面図である。
【図7】実施例2を示す斜視図である。
【図8】図7の断面図である。
【図9】実施例3を示す断面図である。
【図10】図9のB−B’線断面図である。
【符号の説明】
1 ストッカー 2 中子ストック面 3 ストック穴 4 中子 5 中子着脱ロボット 11 ストッカー 12 中子ストック面 13 ストック穴 14 中子 15 温調管 21 ストッカー 22 円柱側面部 23 回転軸 31 ストッカー 32 階段部各列 33 断熱材 34 ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 米久保 広志 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形用金型に装着する中子の中子ス
    トッカーにおいて、中子ストッカーに階段構造をした中
    子ストック面を形成するとともに、それぞれの中子スト
    ック面に中子ストック穴を穿設したことを特徴とする中
    子ストッカー。
JP2078591U 1991-03-08 1991-03-08 中子ストッカー Expired - Lifetime JP2540892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2078591U JP2540892Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 中子ストッカー

Applications Claiming Priority (1)

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JP2078591U JP2540892Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 中子ストッカー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04109115U JPH04109115U (ja) 1992-09-21
JP2540892Y2 true JP2540892Y2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=31906784

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2078591U Expired - Lifetime JP2540892Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 中子ストッカー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210014618A (ko) 2018-05-29 2021-02-09 라이온 가부시키가이샤 구강용 조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210014618A (ko) 2018-05-29 2021-02-09 라이온 가부시키가이샤 구강용 조성물

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JPH04109115U (ja) 1992-09-21

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