JP2540477Y2 - 液体噴出装器 - Google Patents
液体噴出装器Info
- Publication number
- JP2540477Y2 JP2540477Y2 JP1989109799U JP10979989U JP2540477Y2 JP 2540477 Y2 JP2540477 Y2 JP 2540477Y2 JP 1989109799 U JP1989109799 U JP 1989109799U JP 10979989 U JP10979989 U JP 10979989U JP 2540477 Y2 JP2540477 Y2 JP 2540477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- neck
- cylinder
- fitted
- suction pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は液体噴出容器に関する。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 口頚部を起立した容器体と、上記口頚部外周に嵌合す
るキャップにより容器体に装着される縦型ポンプとから
なる液体噴出容器が知られている。従来のこの種の容器
では、縦型ポンプのシリンダー下端に合成樹脂等の可撓
性を有するパイプ上端を挿入して嵌着しているが、この
パイプが外れる場合があり改善が望まれている。
るキャップにより容器体に装着される縦型ポンプとから
なる液体噴出容器が知られている。従来のこの種の容器
では、縦型ポンプのシリンダー下端に合成樹脂等の可撓
性を有するパイプ上端を挿入して嵌着しているが、この
パイプが外れる場合があり改善が望まれている。
本考案は上記従来技術の欠点を解消した優れた液体噴
出容器を提供することを目的とする。
出容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案液体噴出容器は上記課題を解決するため、口頚
部２を起立した容器体３と、上記口頚部２外周に嵌合す
るキャップ４により下端のシリンダー７を容器体３内に
垂下するとともに、上端の押下げヘッド９を口頚部２よ
り上下動可能に突出して容器体３に装着した縦型ポンプ
５とからなり、上記押下げヘッド９を上下動することに
より容器体３内の液体を縦型ポンプ下端に嵌着した吸上
げパイプ６から吸上げるとともに、押下げヘッド９のノ
ズル孔15より噴出する如く構成してなる液体噴出容器に
おいて、上記シリンダー７下端の吸上げパイプ装着筒部
16内周下方に、縦断面が横向き台形状をなす一条の突条
17を周設してなることを特徴とする液体噴出容器として
構成した。
部２を起立した容器体３と、上記口頚部２外周に嵌合す
るキャップ４により下端のシリンダー７を容器体３内に
垂下するとともに、上端の押下げヘッド９を口頚部２よ
り上下動可能に突出して容器体３に装着した縦型ポンプ
５とからなり、上記押下げヘッド９を上下動することに
より容器体３内の液体を縦型ポンプ下端に嵌着した吸上
げパイプ６から吸上げるとともに、押下げヘッド９のノ
ズル孔15より噴出する如く構成してなる液体噴出容器に
おいて、上記シリンダー７下端の吸上げパイプ装着筒部
16内周下方に、縦断面が横向き台形状をなす一条の突条
17を周設してなることを特徴とする液体噴出容器として
構成した。
「作用」 第２図に示す如く、シリンダー７下端の吸上げパイプ
装着筒部16内周下方に、縦断面が横向き台形状をなす突
条17を周設しているため、該筒部16内に吸上げパイプ６
を挿入嵌着させる場合には、その先端部は突条17下部の
傾斜面に案内されて縮径し、突条17を容易に乗り越え、
また、一端嵌着したパイプ６は突条17が装着筒部16内周
下方に位置するため、突条件17上方に嵌合した部分のパ
イプ６はパイプ装着筒部16内面にピッタリフィットし、
しかも突条17の上下角部により突条17とパイプ６との喰
い付きが良く、外れ難くなる。
装着筒部16内周下方に、縦断面が横向き台形状をなす突
条17を周設しているため、該筒部16内に吸上げパイプ６
を挿入嵌着させる場合には、その先端部は突条17下部の
傾斜面に案内されて縮径し、突条17を容易に乗り越え、
また、一端嵌着したパイプ６は突条17が装着筒部16内周
下方に位置するため、突条件17上方に嵌合した部分のパ
イプ６はパイプ装着筒部16内面にピッタリフィットし、
しかも突条17の上下角部により突条17とパイプ６との喰
い付きが良く、外れ難くなる。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。第
１図において、１は液体噴出容器を示し、該容器１は口
頚部２を起立した容器体３と、口頚部２外周に嵌合する
キャップ４と、該キャップ４により容器体３に装着した
縦型ポンプ５と該ポンプ５下端に嵌着した吸上げパイプ
６とから構成している。
１図において、１は液体噴出容器を示し、該容器１は口
頚部２を起立した容器体３と、口頚部２外周に嵌合する
キャップ４と、該キャップ４により容器体３に装着した
縦型ポンプ５と該ポンプ５下端に嵌着した吸上げパイプ
６とから構成している。
縦型ポンプ５は下端のシリンダー７を容器体３内に挿
入し、該シリンダー７内を上下動する作動部材８の上端
の押下げヘッド９を口頚部２より突出して容器体３に装
着している。作動部材８はスプリング10により上方付勢
したピストン11上方にステム12を嵌着し、該ステム12上
端にヘッド９を嵌着して構成している。又、ステム12上
端には吐出弁13を設け、シリンダー７下部には吸込み弁
14を設けており、押し下げヘッド９の上下動により、吸
上げパイプ６から容器体内の液体を吸上げるとともに、
押下げヘッド９のノズル孔15より吸上げた液体を噴出す
る如く構成した公知のポンプ機構を有している。
入し、該シリンダー７内を上下動する作動部材８の上端
の押下げヘッド９を口頚部２より突出して容器体３に装
着している。作動部材８はスプリング10により上方付勢
したピストン11上方にステム12を嵌着し、該ステム12上
端にヘッド９を嵌着して構成している。又、ステム12上
端には吐出弁13を設け、シリンダー７下部には吸込み弁
14を設けており、押し下げヘッド９の上下動により、吸
上げパイプ６から容器体内の液体を吸上げるとともに、
押下げヘッド９のノズル孔15より吸上げた液体を噴出す
る如く構成した公知のポンプ機構を有している。
又、吸上げパイプ６は、シリンダー７下端の吸上げパ
イプ装着筒部16に挿入して嵌着しているが、この装着筒
部16内周下方に縦断面が横向き台形状の突条17を周設し
ている。装着筒部16の内周下方にこの様な突条17を設け
ることにより吸上げパイプ６の外れを防止することが出
来る。
イプ装着筒部16に挿入して嵌着しているが、この装着筒
部16内周下方に縦断面が横向き台形状の突条17を周設し
ている。装着筒部16の内周下方にこの様な突条17を設け
ることにより吸上げパイプ６の外れを防止することが出
来る。
又、上記吸上げパイプ装着筒部16の長さＬと、それに
挿入されるパイプ６の直径Ｄとの間にL/D≦２の関係を
有することが好ましい。
挿入されるパイプ６の直径Ｄとの間にL/D≦２の関係を
有することが好ましい。
上記Ｌが長ければ長い程、パイプ外周と筒部内面との
接触面積が大きくなり、パイプは抜け難くなるが、反
面、パイプの挿入が困難となくとともに、シリンダーの
長さが長くなり、全体のバランスが崩れ実用的でない。
接触面積が大きくなり、パイプは抜け難くなるが、反
面、パイプの挿入が困難となくとともに、シリンダーの
長さが長くなり、全体のバランスが崩れ実用的でない。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案液体噴出容器は、シリンダー
下端の吸上げパイプ装着筒部内周に、縦断面が横向き台
形状をなす突条を周設したので、吸上げパイプを挿入嵌
着させる場合には、その先端部は突条下部の傾斜面に案
内されて縮径し、突条を容易に乗り越えるため装着が容
易であり、また、突条は一条で装着筒部内周下方に位置
するため、突条上方のパイプはパイプ装着筒部内面にピ
ッタリフィットし、しかも突条の上下角部により突条と
パイプとの喰い付きが良いため、一端嵌着した吸上げパ
イプが外れて使用途中で液体の噴出が不能となる様な虞
の無い優れたものである。
下端の吸上げパイプ装着筒部内周に、縦断面が横向き台
形状をなす突条を周設したので、吸上げパイプを挿入嵌
着させる場合には、その先端部は突条下部の傾斜面に案
内されて縮径し、突条を容易に乗り越えるため装着が容
易であり、また、突条は一条で装着筒部内周下方に位置
するため、突条上方のパイプはパイプ装着筒部内面にピ
ッタリフィットし、しかも突条の上下角部により突条と
パイプとの喰い付きが良いため、一端嵌着した吸上げパ
イプが外れて使用途中で液体の噴出が不能となる様な虞
の無い優れたものである。
図面は本考案液体噴出容器の実施例を示し、第１図は要
部断面図、第２図は吸上げパイプの取付部分を示す要部
断面図である。 ３……容器体、６……吸上げパイプ、16……吸上げパイ
プ装着筒部、17……突条
部断面図、第２図は吸上げパイプの取付部分を示す要部
断面図である。 ３……容器体、６……吸上げパイプ、16……吸上げパイ
プ装着筒部、17……突条
Claims (1)
- 【請求項１】口頚部２を起立した容器体３と、上記口頚
部２外周に嵌合するキャップ４により下端のシリンダー
７を容器体３内に垂下するとともに、上端の押下げヘッ
ド９を口頚部２より上下動可能に突出して容器体３に装
着した縦型ポンプ５とからなり、上記押下げヘッド９を
上下動することにより容器体３内の液体を縦型ポンプ下
端に嵌着した吸上げパイプ６から吸上げるとともに、押
下げヘッド９のノズル孔15より噴出する如く構成してな
る液体噴出容器において、上記シリンダー７下端の吸上
げパイプ装着筒部16内周下方に、縦断面が横向き台形状
をなす一条の突条17を周設してなることを特徴とする液
体噴出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989109799U JP2540477Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 液体噴出装器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989109799U JP2540477Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 液体噴出装器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0349960U JPH0349960U (ja) | 1991-05-15 |
| JP2540477Y2 true JP2540477Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31658363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989109799U Expired - Lifetime JP2540477Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 液体噴出装器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540477Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0543269Y2 (ja) * | 1987-10-16 | 1993-10-29 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1989109799U patent/JP2540477Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0349960U (ja) | 1991-05-15 |
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