JP2540399Y2 - 車両用掃除機 - Google Patents

車両用掃除機

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JP2540399Y2
JP2540399Y2 JP1990115488U JP11548890U JP2540399Y2 JP 2540399 Y2 JP2540399 Y2 JP 2540399Y2 JP 1990115488 U JP1990115488 U JP 1990115488U JP 11548890 U JP11548890 U JP 11548890U JP 2540399 Y2 JP2540399 Y2 JP 2540399Y2
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健之 永井
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、洗車場やサービスステーション等に設置さ
れ、主に自動車室内等の掃除を行なう車両用掃除機に関
する。
[従来技術] 従来この種の車両用掃除機として、例えば特開昭63−
130452号が知られている。ここには、吸引装置を内蔵し
た本体の天部にブームを立設し、先端に吸込ノズルを備
えた吸込ホースをブームに連結させ、その吸込ホースを
車内に引き込んで自動車室内の清掃を行なう構成が記載
されている。このブームは、スプリング等の付勢手段を
介して作業中以外は所定の待機位置に立ち上げるように
付勢され、作業時において吸込ホースの動きに合わせて
水平方向へ回動したり、垂直方向に揺動したりできるよ
うにブームベースに取り付けられている。
このような構成により、作業時には吸込ホースを車両
まで引っ張っていき、作業が終了したらホースを引く力
を解除すれば、所定の待機位置に復帰するように動作す
るのである。
また、ここに示される掃除機では、ブームの回動範囲
を規制するストッパーピンの取付位置が選択できるよう
に取付孔が複数穿設されており、ストッパーピンをどこ
の取付孔に取り付けるかによってユーザがブームの揺動
角度を適宜設定できるようになっている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、このような掃除機を使用して実際に清掃作
業を行なう場合、使用者は常時ブームの復帰力を受けな
がら作業を行なわなければならない為、それに対抗する
だけの力を常に加えていなければならず、操作性が悪い
と共に、特に女性客など一般に非力な使用者にとってそ
の作業量は過大なものとなっていた。
また、吸込ホースを車内に取り込むためホースの一部
分が車体の縁に接触して車体及びホースを損傷し劣化を
早める結果となっていた。
更に、ホースとブームとの接続部には常時応力が働く
ため、ホースの寿命が縮まりランニングコストが高くな
るという欠点があった。
また、ストッパーピンの取付位置を変更するとき、ブ
ームを作業しやすい角度に揺動させた状態で取付孔の位
置を合わせストッパーピンを取り付けなければならず、
非常に面倒な作業となっていた。
更に清掃作業をしながらその場で任意にブームの揺動
角度を調整することができないため、ストッパーピンの
取付位置を変えるためにその都度本体までいかなければ
ならず、満足いくものではなかった。
[問題点を解決する為の手段] このような問題を解決するために、本体内部に吸引装
置を備え、該吸引装置に連通する吸込ホースを本体上方
に立ちあげるブームと、該ブームを前記本体天部に水平
方向へ回動可能で且つ垂直方向に揺動可能に支持するブ
ームベースを立設した車両用掃除機において、前記ブー
ムの揺動と連動する作動棒と、前記ブームが所定の角度
揺動する毎に前記作動棒を係合する係合部を複数設けた
ロックプレートと、前記作動棒が前記ロックプレートの
係合部で係合可能な範囲を逸脱すると該ロックプレート
を解放するリンク板とを備えたブームロック装置を前記
ブームベースの内部に設けたを提供するものである。
[実施例] 以下、図面をもとに本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の外観を示す説明図である。1は掃除
機本体で、内部に吸引装置及び集塵容器(いずれも図示
せず)を少なくとも備え、前面には、操作表示部2、コ
インメック3及び集塵容器取り出し用扉4を備えてい
る。掃除機本体1の天部には、ブーム5を立設し、その
上端より吸込ホース6を連結して下方に吊下している。
ブーム5は中空の管材から成り、吸引装置に連通して吸
込管路を形成している。吸込ホース6は先端に吸込ノズ
ル7を備え、不使用時において、掃除機本体1の側面に
固着したノズル収納ケース8に収納される。9はブーム
ベースで、掃除機本体1の天部において水平方向に回動
自在に支持され、天部に対して角度θの傾きをもって立
設している。ブーム5は支軸10において、ブームベース
9と並行に組合わされると共に、上下方向に揺動自在に
支持されている。ブームベース9は箱型の部材より成
り、内部にはブーム5の揺動角度を切換え、その所定の
揺動角度に固定するブームロック装置を備えている。
第2図〜第4図を用いてブームロック装置の詳細な説
明をする。
ブーム5下端部のブラケット部11,11′は、略L字形
をなす先端部を内側に直角に折り曲げて形成され、側面
には通し孔12,12′を、また直角に折り曲げた先端部に
はスプリング係止孔13,13′を穿設している。14,14′は
ブームスプリングで、一端を前記スプリング係止孔13,1
3′に係止し、もう一端をブームベース9の下端部に設
けたスプリング係止孔15,15′に係止して取り付けられ
る。よって、ブーム5はこのブームスプリング14,14′
の弾性力により常時立ちあげ方向に付勢されている。16
はロックプレートで、略L字形をなし、上部には2つの
切欠部17a,17bを有し、下部にはスプリング係止孔18
と、第1支軸孔19,第2支軸孔20をそれぞれ穿設してい
る。22はリンク板で、中央部に長孔23を穿設しており、
下端部に支軸孔24を開口している。ロックプレート16の
第1支軸孔19には支軸21が通され、ブームベース9内部
に揺動自在に支持される。ロックプレート16の第2支軸
孔20とリンク板22の支軸孔24とは、支軸25で連通され、
支軸25を支点にロックプレート16とリンク板22とは、連
動状態に置かれる。26はロックプレートスプリングで、
一端をロックプレート16の係止孔スプリング18に係止
し、もう一端を支持板27の一点に係止して、ロックプレ
ート16を矢印Aの方向に付勢している。支持板27は、ロ
ックプレートスプリング26がロックプレート16のスプリ
ング係止孔18に係止できるように支持するもので、一面
をブームベース9の内側面にねじを介して固着されてい
る。28は作動棒で、ブラケット部11の側面に穿設した通
し孔12から通され、リンク板22の長孔23を貫通してブラ
ケット部11′の通し孔12′に連通している。29はストッ
パで、ブームベース9の裏側に溶接されるロックプレー
ト16がロックプレートスプリング26によって付勢されて
いる方向の反対方向の回動範囲を制限している。
吸込ホース6を通じてブーム5に人為的な力が加わっ
ていない通常の立ち上げ状態では、ブームスプリング1
4,14′の弾性力によりブーム5は第4図に示す位置に立
ち上げられる。第4図の状態ではブーム5下端部のブラ
ケット部11,11′の先端部に連通した作動棒28が、リン
ク板22の長孔23を通してリンク板22を下方向に押し下げ
ているのと共に、リンク板22と支軸25で連結するロック
プレート16がロックプレートスプリング26の弾性力によ
り作動棒28に付勢している。
以上のような構成からなる本考案の動作を図面を用い
て説明する。
コインの投入により吸引装置が作動すると、所定時間
の間掃除作業が可能になる。ノズル収納ケース8に収納
されている吸込ノズル7を取り出し、吸込ノズル7を車
内に引き込んで作業を行なう際、吸込ホース6を介して
ブーム5が支軸10を支点にして下方に倒される。一方、
ブームベース9内部では、ブーム5の動作に連動して作
動棒28が上方向に移動する。作動棒28の動作は、リンク
板22を介してロックプレート16に伝達され、ロックプレ
ート16がロックプレートスプリング26の弾性力に対向し
て起き上がる。やがて、作動棒28がロックプレート16の
切欠き部17aに係合し、ブーム5がブームベース9に対
して角度αをもって固定される(第5図a)。更にブー
ム5を傾けていくと作動棒28が切欠き部17aでの係合状
態から解除され、次に切欠き部17aより上方に位置する
切欠き部17bに作動棒28が係合され、ブーム5がブーム
ベース9に対して角度βをもって固定される(第5図
b)。
固定されたブーム5を更に傾けると、ブーム5の動き
に連動する作動棒28が切欠き部17bから外れ、リンク板2
2の長孔23を通して更にリンク板22を上方に引き上げ
る。すると、リンク板22に支軸25で連結するロックプレ
ート16が引き起こされる。ロックプレート16は一定以上
の角度に引き起こされると、ロックプレート16における
ロックプレートスプリング26の付勢方向がストッパ29に
付勢する方向に変化するため、ロックプレート16はスト
ッパ29に付勢して停止する。これによりブーム5は傾き
の限界に達するので、ブーム5を傾けようとする力を解
除するとブーム5は通常立ち上げ位置に復帰する。同時
に作動棒28がブームスプリング14,14′の付勢力により
リンク板22を下方に押し下げ、ストッパ29の位置で停止
しているロックプレート16を引き戻すので、ブームベー
ス9内部に備えたブームロック装置も通常の状態に復帰
するのである。
従ってこの実施例によれば、ブーム5を所定の角度に
固定できるので、掃除作業中に常時ブームの復帰力を受
けていた従来の物と比べ、作業性が向上し極め細かな掃
除が可能となり、同時に作業量の軽減化が図られる。ま
た、ロック,解除が容易に行え、操作性の向上が図られ
る。
[考案の効果] 以上のように本考案の車両用掃除機は、ブームを装置
使用中における複数段階の揺動角度で固定支持し、且つ
この揺動支持可能な角度範囲を超えてブームを倒したと
きにブームの揺動支持状態を解除して通常の立ちあげ位
置に復帰させるブームロック装置を備えたので、掃除作
業中にブームの復帰力を受けることがなくなり作業量が
軽減され操作性の向上が図れると共に、特に非力な人に
とっての疲労を最小限に抑えることができる。
また、吸込ホースを車内に取り込んだ際、ブームの復
帰力により吸込ホースが車体の縁に接触することがなく
なるので、ホースが損傷して劣化を早めることがなくな
るとともに、吸込ホースとブームとの接続部にかかる応
力が小さくなり、ホース寿命が長くなるのでランニング
コストの軽減化が図れる。
更に、本考案のブームロック装置は、ブームと連動す
る作業棒が複数の係合位置で係合できるようになってい
るため、清掃作業中にブームを作業しやすい位置に揺動
させるだけでブームを所定の角度で支持固定させること
ができ、ピンを着脱したり、角度を変更する度に本体へ
戻るといった面倒を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を備えた車両用掃除機の外観を示す斜視
図。 第2図は本考案であるブームロック装置を示す分解組立
て斜視図。 第3図は同装置の構成を示す背面図。 第4図は第3図におけるA−A′断面を示す断面図。 第5図は同装置の動作を示す説明図。 5……ブーム、6……吸込ホース、9……ブームベー
ス、16……ロックプレート、22……リンク板、28……作
動棒。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内部に吸引装置を備え、該吸引装置に
    連通する吸込ホースを本体上方に立ちあげるブームと、
    該ブームを前記本体天部に水平方向へ回動可能で且つ垂
    直方向に揺動可能に支持するブームベースを立設した車
    両用掃除機において、 前記ブームの揺動と連動する作動棒と、前記ブームが所
    定の角度揺動する毎に前記作動棒を係合する係合部を複
    数設けたロックプレートと、前記作動棒が前記ロックプ
    レートの係合部で係合可能な範囲を逸脱すると該ロック
    プレートを解放するリンク板とを備えたブームロック装
    置を前記ブームベースの内部に設けたことを特徴とする
    車両用掃除機。
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