JP2540220Y2 - 卓上式日捲りカレンダ− - Google Patents

卓上式日捲りカレンダ−

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JP2540220Y2
JP2540220Y2 JP2278692U JP2278692U JP2540220Y2 JP 2540220 Y2 JP2540220 Y2 JP 2540220Y2 JP 2278692 U JP2278692 U JP 2278692U JP 2278692 U JP2278692 U JP 2278692U JP 2540220 Y2 JP2540220 Y2 JP 2540220Y2
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lid
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pieces
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JP2278692U
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JPH0582576U (ja
Inventor
充 芋谷
Original Assignee
株式会社イモタニ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は机等に載置される卓上式
日捲りカレンダ−の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、卓上式日捲りカレンダ−は、図6
に示すように載置台21の中央部にガイド棒25,25を設
け、複数のカレンダ−片26…を該載置台21の一方向より
他方向に前記ガイド棒25,25に沿って順次回動して使用
されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の卓上式
日捲りカレンダ−は、載置台21をメモ等を取る時の筆記
台としても使用するために、ガイド棒25,25は載置台21
の略中央部に設けられ、前記載置台21はカレンダ−片26
…の少なくとも2倍の形状に形成しなければならず、こ
のため机の上に載置した場合に広い場所を取り不便であ
った。また、カレンダ−片26…に記入したメモ等は、カ
レンダ−片26…が開放された状態にあるために人目にさ
らされるという問題があった。
【0004】そこで、本考案は上記問題点に鑑みて考案
されたもので、卓上式日捲りカレンダ−の設置に場所を
取らず、且つカレンダ−片に記入したメモ等を人目にさ
らすことのない卓上式日捲りカレンダ−を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案が、上記課題を達
成するために講じた技術的手段は、載置台1に設けられ
たガイド棒5に沿って、複数のカレンダ−片6…を回動
自在に挿通された卓上式日捲りカレンダ−において、該
載置台1の一側面に溝部4を形成し、且つ該一側面側に
ガイド棒5を立設し、且つ該ガイド棒5に回動自在に挿
通されたカレンダ−片6…の蓋体7が設けられ、しかも
該蓋体7をガイド棒5に沿って外側方向に回動した際、
開放された位置で回動を阻止すべく、蓋体7の一側片7a
が前記載置台1の溝部4に係入脱自在に形成されてなる
ことにある。
【0006】
【作用】すなわち、上記構成からなる卓上式日捲りカレ
ンダ−を使用するときは、蓋体7を載置台1の一側面側
に設けられたガイド棒5に沿って外側方向に回動し、該
蓋体7の一側片7aを載置台1に設けられた溝部4に係入
することで、前記載置台1に対して開放された位置で回
動が阻止され、これにより該蓋体7を筆記台として使用
することができるのである。また、卓上式日捲りカレン
ダ−を使用しないときは、前記蓋体7をガイド棒5に沿
ってカレンダ−片6…の上に回動することで、前記載置
台1の上方に閉塞することができ、全体がコンパクトに
なる他、カレンダ−片6…を閉塞することができるので
ある。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面に従っ
て説明する。図1において、1は略長方形に形成された
載置台で、表面上部には突部2が設けられ、且つ一側面
15を傾斜面として形成している。
【0008】3は前記突部2の上面2aに設けられた挿
入孔で、突部2の長側面2bと平行に形成されている。
4は前記載置台1の一側面15の長手方向に穿設された溝
部で、該一側面15の略中央部に形成されている。5,5
は略U字状のガイド棒で、図2に示すように一端側を前
記載置台1の表面1bに設けられた孔1d,1dに挿入し、
他端側を前記一側面15に設けられ孔15a,15aに挿入し
孔1d,1dの下方より、ネジ16,16を螺合して固定された
ものである。6…は前記ガイド棒5,5に挿通された複
数のカレンダ−片で、ガイド棒5,5に沿って回動自在
に形成されている。
【0009】7は前記カレンダ−片6…よりやや広巾に
形成された蓋体で、一側片7aは前記溝部4に係入すべく
突片状に形成され、且つ前記ガイド棒5,5に挿通後ス
ライドすべくやや大径の一対の孔7b,7bが形成されてい
る。尚、前記蓋体7は、カレンダ−片6…の上方に設け
られている。
【0010】9は前記挿入孔3に挿入されたシ−ト体
で、図3に示すように略長方形に形成され一端側に前記
ガイド棒5に係入脱自在な係入孔9aが穿設され、他端側
に舌片10が設けられ、且つ表面には定規として使用すべ
く目盛り11と、径の相違する孔12…とが形成されてい
る。13は前記突部2に設けられた孔で、エンピツ等を挿
入すべく形成されている。
【0011】次に、上記構成からなる卓上式日捲りカレ
ンダ−を使用する場合について説明する。先ず、卓上式
日捲りカレンダ−を、机の上に設置する。この際、カレ
ンダ−片6…は載置台1の上に閉塞して設けられ、蓋体
7は該カレンダ−片6…の上方に閉塞して設けられてい
る。
【0012】次に、卓上式日捲りカレンダ−を使用する
ときは、図2に示すように蓋体7を矢印イ方向にガイド
棒5,5に沿って回動し、孔7b,7bに沿ってスライドし
て突片状の一側片7aを載置台1の一側面15に穿設された
溝部4に係入し、前記蓋体7の回動を阻止する。この
際、前記蓋体7は開放された状態で前記載置台1に対し
て平行に位置することになる。従って、前記蓋体7は筆
記台として使用することができる。
【0013】次に、図3に示すようにカレンダ−片6…
の所定の日を開き、該所定の日の上方のカレンダ−片6
…はガイド棒5に沿って回動し前記蓋体7上に載置され
る。これにより、開かれた所定の日のカレンダ−片6…
及び上方のカレンダ−片6…の裏面を、メモ等に使用す
ることができる。
【0014】次に、卓上式日捲りカレンダ−を使用しな
いときは、所定の日のカレンダ−片6…の上部に、前記
シ−ト体9の係入孔9aをガイド棒5に係入し、前記残
りのカレンダ−片6…と前記蓋体7とをガイド棒5,5
に沿って回動し、前記カレンダ−片6…の上に閉塞す
る。この際、前記シ−ト体9の舌片10がカレンダ−片6
…より突出して設けられているので、次に同じ所定の日
のカレンダ−片6を開放する際に、該舌片10を手で把持
して、ガイド棒5に沿って回動するだけで容易に、所定
の日のカレンダ−片6を開くことができる。
【0015】従って、前記載置台1の形状は、従来より
コンパクトに形成することができ、このため載置した
際、従来に比し設置場所が少なくて済むという利点があ
る。しかも、カレンダ−片6…に記載されたメモ等を蓋
体7を閉じることで、人目にさらす心配がない。
【0016】尚、上記実施例では蓋体7の一側片7aの全
体を突片状に形成したが、本考案の一側片7aの形状はこ
れに限定されるものでなく、例えば図4に示すように、
一側片7aの中央部のみを突片状に形成してもよく、要は
溝部4に係入後、蓋体7を筆記台として使用することが
できる構成ならばその形状は特に問うものでない。
【0017】又、上記実施例では一側面15に孔を穿設す
ることで溝部4を形成したが、本考案の溝部4はこれに
限定されるものでなく、例えば一側面15に有底状の凹部
として形成してもよく、要は蓋体7の一側片7aを係入す
ることができ、且つ一側片7aを係入することで蓋体7の
回動を阻止することができるものであればよい。
【0018】又、上記実施例ではシ−ト体9をガイド棒
5の一つに係入すべく形成したが、本考案はこれに限定
されるものでなく、例えば図5に示すようにシ−ト体19
を2つのガイド棒5,5に係入し、筆記用の下敷きとし
て使用するように形成してもよい。
【0019】更に、上記実施例ではガイド棒5,5を2
本設けて形成したが、本考案はこれに限定されるもので
なく、例えば3本で形成してもよい。
【0020】
【考案の効果】以上のように本考案は、卓上式日捲りカ
レンダ−を使用するときは、蓋体をガイド棒に沿って外
側方向に回動し開放状態で係止されるので、該蓋体を筆
記台として利用することができると言う利点がある。し
かも、卓上式日捲りカレンダ−を使用しないときは、蓋
体を閉じることでコンパクトに形成することができ、従
来の卓上式日捲りカレンダ−に比し机等に設置するのに
略半分の場所しか取らないという利点があり、また蓋体
を閉塞することで、カレンダ−片に記入したメモ等を人
目にさらす心配がないと言う特別顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例としての卓上式日捲りカレンダ−
を示す斜視図。
【図2】本考案の蓋体の使用状態を示す拡大断面図。
【図3】本考案のシ−ト体の使用状態を示す平面図。
【図4】突片の他実施例を示す斜視図。
【図5】シ−ト体の他実施例を示す平面図。
【図6】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・載置台 4・・溝部 5・・ガイド棒 6・・カレンダ−片 7・・蓋体 9・・シ−ト片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台1に設けられたガイド棒5に沿っ
    て、複数のカレンダ−片6…を回動自在に挿通された卓
    上式日捲りカレンダ−において、該載置台1の一側面に
    溝部4を形成し、且つ該一側面側にガイド棒5を立設
    し、且つ該ガイド棒5に回動自在に挿通されたカレンダ
    −片6…の蓋体7が設けられ、しかも該蓋体7をガイド
    棒5に沿って外側方向に回動した際、開放された位置で
    回動を阻止すべく、蓋体7の一側片7aが前記載置台1の
    溝部4に係入脱自在に形成されてなることを特徴とする
    卓上式日捲りカレンダ−。
  2. 【請求項2】 前記載置台1には、カレンダ−片6間に
    係入されて前記ガイド棒5に係入脱自在で、且つ係入時
    に、カレンダ−片6…よりその端部が突出するシ−ト体
    9が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の卓
    上式日捲りカレンダ−。
JP2278692U 1992-04-10 1992-04-10 卓上式日捲りカレンダ− Expired - Lifetime JP2540220Y2 (ja)

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JPH0582576U JPH0582576U (ja) 1993-11-09
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