JP2539776B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2539776B2
JP2539776B2 JP20579983A JP20579983A JP2539776B2 JP 2539776 B2 JP2539776 B2 JP 2539776B2 JP 20579983 A JP20579983 A JP 20579983A JP 20579983 A JP20579983 A JP 20579983A JP 2539776 B2 JP2539776 B2 JP 2539776B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control

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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、インクジェット記録装置に関し、特にイン
クタンク内に設けた電極間の電気抵抗を検出してインク
の残量状態が確認可能なインクジェット記録装置に関す
る。
[従来の技術] 従来のこの種の装置は、廉価で得られるものとしてイ
ンクタンク内に2つの電極を設けるようになし、これら
の2つの電極間に介在するインクの電気抵抗の変化、つ
まりは導通状態を検出することにより、インクの残量状
態が確認できるよう構成されていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のインクジェット方式
の記録装置では、インク流路に設けられている発熱体
(この種の発熱体は、例えば特開昭58−33472号公報第
2頁左下欄の第6行〜同頁右下欄の第3行に、熱発生部
108として記載されているように、発熱抵抗層111を保護
する目的で上部層112が保護層として形成されてい
る。)の保護層にその製造過程中に生じたピンホールが
存在することが知られている。したがって、新たな問題
として、発熱体の駆動中にその絶縁抵抗が低下し、イン
クに浸漬された状態では発熱体に印加される電圧のため
にインク液が本来の電位より高電位となり、インク中の
電極間の電気抵抗の検出が正確に行われないことがあっ
た。
つまり、発熱体と電源との間にはスイッチ手段が設け
られておらず、発熱体は電源に直接接続された状態で更
に発熱体はインクに浸漬される位置にあるので、電源に
より発熱体にかけられた電位がインクを介して残量検出
用の電極に作用し、電位を発生させてしまうために正確
なインク残量検出が得られなかった。
[目的] 本発明は上述の欠点を除去し、インク残量検出等にお
いて、インク中の電極間の電気抵抗を検出する時には発
熱体に印加する電源からの電気的接続をオフすることに
より、電極間の電気抵抗を正確にかつ廉価に検出が可能
なインクジェット記録装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するため、本願は、インク流路内
の、インクに浸漬される位置に配設され、電源と接続さ
れた状態で記録時に電圧を印加されるインク吐出用の発
熱体と、前記インク流路に供給するインクを貯留するイ
ンク溜とを有するインクジェット記録装置において、前
記発熱体と前記電源との接続状態をオン・オフするスイ
ッチ手段と、前記インク溜内に設けられた少なくとも一
対の電極部材と、前記電極部材に接続され、前記インク
溜内のインクの有無によって変化する前記一対の電極部
材間の電気抵抗に応じた残量検出用電圧を出力する出力
手段と、を具備し、該出力手段の出力電圧に基づき前記
インク溜内のインクの有無を検出するときに、前記スイ
ッチ手段を制御して前記発熱体と前記電源とを電気的に
非接触状態とすることを特徴とする。
[実施例] 以下に、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。ここで、1はプリ
ンタのインク供給路を兼ねる場合もあるインク溜、1Aは
そのインク注入口であって、必要に応じて設けられる。
1Bはその吐出口であり、2は吐出口1Bを有するインク流
路に設けたインク吐出用の発熱抵抗体(以下、発熱体と
もいう)である。
3は発熱体2にヒート電圧を印加するための電源であ
り、発熱体2は電気エネルギーの印加によってインクを
加熱してインクの吐出を行う。発熱体2と電源3との間
には供給電圧をオン・オフ制御するための電子スイッチ
4が設けられている。また、5は発熱体2に接続される
トランジスタドライバである。ドライバ5は発熱体2の
個々に設けられるものであるが、第1図においてはノズ
ル1B内の発熱体2に対応するドライバのみを示してい
る。通常印字時においてはスイッチ手段4はオン状態と
なっており、駆動する発熱体2に対応するドライバ5を
オンとなるよう制御することで、ドライバ5がオンとな
っている間、電源3からの電圧がドライバに対応する発
熱体2に印加され、インクが吐出される。また、インク
溜1にはインク残量検出のための電極6及び7が設けら
れている。電極6の端子は電極用スイッチ8を介して演
算増幅器9の負の入力端子に接続され、さらに電極7の
端子は電極用スイッチ10を介して演算増幅器9の正の入
力端子に接続されている。ここで、スイッチ8と10とは
連動スイッチで構成されるのが好適である。
かくして、演算増幅器9により、インクを流れる電流
の電流値が増幅され、残量検出用の電流電圧変換出力11
が増幅器9から出力される。なお、ここで、12は上記の
電流値を正確な電圧値に変換するために設けた負帰還の
抵抗、13は演算増幅器9の正の入力側にバイアス電圧を
供給している電源であり、また14は演算増幅器8の電圧
源である。
このように構成したインク残量検出装置による検出動
作を説明する。本実施例においては、電極用スイッチ8
および10は常に閉成しておく。印字動作時において、発
熱体2へのヒート電圧供給用のトランジスタスイッチ4
はそのベースに制御信号が送給されることによってオン
の状態に保たれており、したがってドライバ5に印字信
号を供給して発熱体2を付勢させることができる。
本願発明は、残量を検出する際に、スイッチ手段4に
よって発熱体2への駆動電圧の印加が遮断することによ
り、電極間の抵抗値の変化を廉価で正確に検出するもの
である。
次に、スイッチ手段4をオン・オフ制御してインクの
残量を検出する構成について説明する。
インクの残量を検出する際には、電極6、7へ接続さ
れるスイッチ8および10を閉成するとともに、発熱体2
に関するスイッチ4およびドライバ5を共にオフの状態
に制御する。このような状態では、電極6にかかる電圧
は電源13の電圧と同じであり、また、電極7に供給され
る電圧は0Vに保たれている。
第2図は、第1図の回路構成のうち、演算増幅器9の
周辺部分の等価回路を示す図である。第2図では、電圧
源14から演算増幅器9に供給する電源用の配線を省略す
るとともに、電極6、7間の抵抗をR2で示している。ま
た、第1図と同じ構成については同じ符号を付してい
る。
第2図において、12の抵抗値をR1、R2の抵抗値をR2で
表すとともに、電源13から印加する電圧をV1(V)、増
幅器9からの変換出力11の出力電圧をV2(V)として表
現する。
演算増幅器9は、接続される電源13、抵抗12、電極
6、7間の抵抗等によって、いわゆる非反転増幅器回路
としての動作をするものであり、演算増幅器9の負の端
子側にかかる電圧が電源13の出力電圧と同じ電圧となる
ように出力電圧V2が変化する。演算増幅器9のゲイン
は、 V2/V1 で表すことができ、 V2/V1=(R1+R2)/R2 となることから、 出力電圧V2は、 V2=V1+(R1+R2)×V1 …(1) で示される。つまり、出力電圧V2は、R1とR2の比率に応
じて変化するものである。
そこで、タンク1内に十分なインクがあるとき、電極
6、7間の抵抗値はインクの抵抗値と同じであり、10K
Ωから数100KΩ程度である。これに対して、タンク1内
のインク量が少なくなって電極6、7間にインクが無く
なった場合、電極6、7間の抵抗値は無限大に増加す
る。
このような、電極間のインクの有無に基づく抵抗値R2
の変化を式(1)に当てはめると、タンク1内のインク
量が少なくなって電極6、7間の抵抗値が無限大に大き
くなった場合、11の出力電圧はほぼV1と等しくなる。ま
た、タンク1内にインクが十分あるときは、抵抗値R1に
応じた高電位の出力を得ることができる。ここで、R1の
抵抗値を、タンク内に十分なインクがあるときの電極間
の抵抗値よりも大きく設定しておくことで、11への出力
を電源13の出力電圧よりも高くすることができ、この出
力11の変化に基づいて、インクの有無を検知することが
できる。
次に、従来の技術のように、スイッチ手段4が無い場
合、つまり残量検出時にスイッチ手段4によるオン・オ
フの制御がされず、スイッチ手段4が常にオンの状態で
ある場合に生じる検出の誤動作を説明する。
スイッチ手段が常にオンの状態にあると、発熱体2の
保護層に発生したピンホールが原因となり、発熱体2に
印加される電圧がリークすることによって、インクが高
電位となってしまう。つまり、電極6に対しても、駆動
電圧に応じた電位が生じることとなる。
上式(1)によると、V1とR1は装置によって固定され
ているものであり、演算増幅器9は、R2の抵抗値の変化
に応じたV2を出力する。しかしながら、抵抗R2の一端で
ある電極6に意図しない電位が生じてしまうため、出力
V2を決定する要素は抵抗値R2のみに依存しないこととな
る。電極6に生じる電位は、ピンホールが発生している
状態により発熱体2とインク間の絶縁抵抗が変化するた
め特定することは困難である。従って、このような状態
では上式(1)は成立しないことになり、演算増幅器9
はインクがある状態において正確な出力電圧を出力する
ことができない。従って、演算増幅器9の出力V2は、抵
抗R2の変化に起因せずに変化してしまい、抵抗R2の変化
を正常に検出することができなくなってしまうことにな
る。
また、発熱体2に供給される駆動電圧は、演算増幅器
9等の回路に供給される電圧よりも高い電圧に設定され
ることが多い。ここで、発熱体2からリークして電極6
にかかる電圧がV1よりも高くなる場合、演算増幅器9は
出力V2を下げるよう動作し、このような場合、抵抗R1へ
流れる電流の向きが逆になってしまう。そのため、出力
V2に応じてインクの有無を検出する際に、閾値の設定に
よっては、インクがあるにもかかわらず、インクがない
ものと判断されてしまうという問題が生じてしまう。
このようにして、本願発明によると、残量検出時にあ
っては、発熱体2への供給電圧は断たれた状態にあり、
したがって、発熱体2のためにインクが高電位となるこ
とがなく、残量検出結果にこのための誤差が生じるのを
防止することができる。
なお、以上の説明では電極6および7に接続されるス
イッチ8および10を常時オンの状態に保つとしたが、こ
れらを常時オンとはせずに通常はオフの状態に保ちイン
ク残量検出時にのみオンとするようにしてもよい。この
ようにすればインク中を流れる電流によって電気分解の
ために気泡が生じてインクの吐出に悪影響を及ぼすおそ
れがあるのを更に防止することができる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、インクジェッ
ト記録装置において、インクを吐出する吐出口のインク
流路に設けられる発熱抵抗体への供給電圧の送給を制御
することにより、インク溜に配置した電極間の電気抵抗
を検出してインクの残量状態を検知する場合に、前記発
熱抵抗体への電圧供給を行わないようにしたので、電極
間の電気抵抗が発熱抵抗体への通電により影響されるの
が防止され、廉価に正確な電気抵抗の検出が行え、結果
として極めて良好なインク残量状態の検出が達成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるインクジェット記録装置の回路
構成の一例をインク溜の断面と共に示す概略の構成図で
ある。 第2図は第1図の回路構成のうちの演算増幅器まわりの
等価回路の詳細を示す図である。 1……インク溜、 1A……注入口、 1B……吐出口、 2……発熱抵抗体、 3……電源、 4……スイッチ、 5……ドライバ、 6,7……電極、 8,10……電極用スイッチ、 9……演算増幅器、 11……電流電圧変換出力。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク流路内の、インクに浸漬される位置
    に配設され、電源と接続された状態で記録時に電圧を印
    加されるインク吐出用の発熱体と、前記インク流路に供
    給するインクを貯留するインク溜とを有するインクジェ
    ット記録装置において、 前記発熱体と前記電源との接続状態をオン・オフするス
    イッチ手段と、 前記インク溜内に設けられた少なくとも一対の電極部材
    と、 前記電極部材に接続され、前記インク溜内のインクの有
    無によって変化する前記一対の電極部材間の電気抵抗に
    応じた残量検出用電圧を出力する出力手段と、を具備
    し、 残量検出用電圧に基づき前記インク溜内のインクの有無
    を検出するときに、前記スイッチ手段を制御して前記発
    熱体と前記電源とを電気的に非接触状態とすることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
JP20579983A 1983-11-04 1983-11-04 インクジェット記録装置 Expired - Lifetime JP2539776B2 (ja)

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