JP2539736Y2 - 棒状化粧料繰り出し容器 - Google Patents

棒状化粧料繰り出し容器

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JP2539736Y2
JP2539736Y2 JP1030891U JP1030891U JP2539736Y2 JP 2539736 Y2 JP2539736 Y2 JP 2539736Y2 JP 1030891 U JP1030891 U JP 1030891U JP 1030891 U JP1030891 U JP 1030891U JP 2539736 Y2 JP2539736 Y2 JP 2539736Y2
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screwing piece
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勝 田村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、口紅等の棒状化粧料の
繰り出し容器に関し、特に回転筒の回動により中継筒の
収納操作の限界を知らせるためのクリック感を与える、
クリック機構に特徴を有する繰り出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の繰り出し容器として、実
公平2−38649号公報に記載されたものがある。
【0003】前記実公平2−38649号公報に記載さ
れた棒状化粧料の繰り出し容器は、図8にしめすよう
に、本体筒1の基端部の内周面に第1螺合片3を設ける
と共に、本体筒1の基端部に回転筒10を回転自在に嵌
着し、この回転筒10内に、中継筒17を上下摺動可能
で回転不能に嵌入してある。
【0004】そして、前記中継筒17の外周に設けた第
1螺条20を前記第1螺合片3に螺合してある。また、
前記中継筒17に設けられた第1螺条20の先端部の谷
部には、前記第1螺合片3が、螺合限直前で乗り越えて
係止する係止片36が突設してある。
【0005】そして、前記中継筒17の先端部内周面
に、前記第1螺条20と逆螺子に形成した第2螺合片2
2を設け、前記中継筒17の第2螺合片20に、受皿2
7に設けた螺子棒28を螺合し、この受皿27を、本体
筒1に回動不能で上下摺動可能に嵌入した棒状化粧料繰
り出し容器ある。
【0006】前記繰り出し容器は、回転筒10を一方に
回転させると、回転筒10内から中継筒17が進出する
と共に、中継筒17内から受皿27の螺子棒28が進出
し、回転筒10を、他方に回転させると、前記螺子棒2
8が中継筒17内に収納され、中継筒17が回転筒10
内に収納されるものである。
【0007】そして、前記中継筒17が回転筒10内に
収納されると、前記本体筒1に設けた第1螺合片3が、
前記中継筒17の先端部の第1螺条20の谷部に設けた
係止片36を乗り越えて停止する。
【0008】そして、前記第1螺条20が係止片36を
乗り越えることにより、その感触が手に伝わり、クリッ
ク感を与えて前記中継筒17が停止位置にあることを知
ることができ、また、第1螺条20が係止片20に係止
されるものであり、便利である。
【0009】しかしながら、前記従来の繰り出し容器
は、第1螺合片3が第1螺条20の谷部に突設した係止
片36を乗り越えられるように形成してあり、強く圧接
するように形成してあるが、前記第1螺合片3と第1螺
条20は、固くは螺合されていない。
【0010】したがって、棒状化粧料の使用位置等にお
いては、本体筒1の第1螺合片3と、中継筒17の第1
螺条20はがた付くものである。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記事項に
鑑みなされたものであり、中継筒17を収納位置に収納
したとき、手にクリック感を与えることのできる棒状化
粧料繰り出し容器を、化粧料を使用位置等に繰り出して
も、中継筒17ががた付かないものに形成することを技
術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体筒1の基
端部の内周面に、第1螺合片3を設けると共に、この第
1螺合片3の上側に近接して、軸方何に延びるストッパ
4を設け、この本体筒1の基端部に、回転筒10を回転
自在で抜け出し不能に嵌着し、この回転筒10内に、中
継筒17を上下摺動可能で回転不能に嵌入し、この中継
筒17の外周に設けた第1螺条20を、前記第1螺合片
3に螺合し、前記第1螺条20は、その外周面21が前
記ストッパ4の内側面に摺動可能に当接できる螺条に形
成すると共に、前記第1螺条20を、前記中継筒17が
前記回転筒10に収納された位置で、前記ストッパ4か
ら外れる螺条に形成し、前記中継筒17の先端部内周面
に、前記第1螺条20と逆螺子に形成した第2螺合片2
2を設け、この第2螺合片22に、受皿27に設けた螺
子棒28を螺合し、この受皿27は、前記本体筒1に回
動不能で上下摺動可能に嵌入して棒状化粧料繰り出し容
器とした。
【0013】
【作用】本考案は、本体筒1に対して回転筒10を一方
に回転させると、中継筒17は回転筒10と共に回転
し、本体筒1の第1螺合片3に螺合している第1螺条2
0によって、中継筒17は進出する。前記中継筒17の
進出位置において、中継筒17の第1螺条20の外周面
21は、前記本体筒1のストッパ4の内側面に当接して
いるので、中継筒17は、棒状化粧料を使用する進出位
置で、がた付くことなく保持される。
【0014】そして、前記中継筒17の進出と同時に、
中継筒17の第2螺合片22に、螺子棒28が螺合して
いる受皿27も、前記本体筒1に回動不能で上下摺動可
能に嵌入しているので、棒状化粧料の使用位置に進出す
る。
【0015】次に、回転筒10を、逆方向に回転させる
と、前記受皿27の螺子棒28は中継筒17に収納さ
れ、中継筒17は、回転筒10に収納される。
【0016】そして、中継筒17の収納位置で、前記第
1螺条20の端部が、前記ストッパ4から外ずれて、手
にクリック感を与えると共に、前記外ずれた第1螺条2
0の端部は、前記ストッパ4の端縁5に当接して、中継
筒17を、収納位置に保持する。
【0017】
【実施例】図1ないし図7は、本考案の一実施例の説明
用の図である。この実施例は、円筒状に形成された本体
筒1の基端部の内周面に、1対の第1螺合片3が設けて
あり、この第1螺合片3の周方向の長さは、角θ1が7
5度となる長さに形成してある。
【0018】そして、図3に示すように、前記第11螺
合片3の下方に傾斜した側の端部の上側に近接して、軸
方向に延びるストッパ4が設けてある。そして、図7に
示すように、前記ストッパ4は、前記第1螺合片3の下
方に傾斜した側の端部と、同一の側の端縁5が段状に形
成してあり、他方の側は緩やかに傾斜している。前記本
体筒1の基端部の外周には、環状の凹凸2が設けてあ
り、この本体筒1の環状の凹凸2に、回転筒10の環状
の凹凸11を嵌合して、本体筒1の基端部に回転筒10
を、回転自在で抜け出し不能に嵌着してある。
【0019】前記回転筒10の内面には、縦方向の凸条
12が形成してあり、この回転筒10内に、中継筒17
を嵌入し、中継筒17の円形の基板18の外面に設けた
凹条19を、前記縦方向の凸条12に嵌合して、前記中
継筒17を前記回転筒10内に上下摺動可能で回転不能
に嵌入してある。
【0020】前記中継筒17の外周には、第1螺条20
が設けてあり、この第1螺条20を、前記本体筒1の第
1螺合片3に螺合し、そして、前記第1螺条20は、そ
の外周面21が、前記ストッパ4の内側面に摺動可能に
圧接して当接できる螺条に形成してある。
【0021】そして、前記第1螺条20を、前記中継筒
17が前記回転筒10に収納された位置で、前記ストッ
パ4の端縁5から外れる螺条に形成してある。 前記中
継筒17の先端部内周面には、前記第1螺条20と逆螺
子に形成した第2螺合片22が設けあり、前記中継筒1
7には、受皿27に設けた螺子棒28の第2螺条29を
螺合してある。
【0022】そして、前記受皿27は、外面に凹条30
が設けてあり、この凹条30が、前記本体筒1の内面に
形成された縦方向の凹条6に嵌合して、前記受皿27
が、前記本体筒1に回転不能で上下摺動可能に嵌入され
ている。
【0023】また、前記受皿27には、棒状化粧料が装
着され、本体筒1の先端部には、キャップが嵌着されて
いる
【0024】
【考案の効果】本考案は、本体筒1の基端部に設けた、
第1螺合片3の上側に近接してストッパ4を設け、前記
第1螺合片3に螺合した中継筒17の第1螺条20の外
周面21を、前記ストッパ4の内側面に当接させると共
に、前記中継筒17が、回転筒10に収納された位置
で、前記第1螺条20がストッパ4から外れる螺条に形
成したものである。
【0025】したがって、本考案は、中継筒17が回転
筒10に収納された位置で第1螺条20がストッパ4か
ら外れて、手にクリック感を与え、そして、中継筒17
の望まない進出をストッパ4によって防止できるもので
ある。
【0026】そして、回転筒10内から棒状化粧料の使
用位置まで進出した中継筒17は、第1螺条20の外周
面21が、ストッパ4の内側面に当接していて、中継筒
17をがた付かないように保持できるものであり、化粧
がし易いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の大部分を断面とした側面図
である。
【図2】本考案の一実施例の要部の半断面図である。
【図3】本考案の一実施例の本体筒の半裁断面図で図4
のA−A線の断面図である。
【図4】本考案の一実施例の本体筒の底面図である。
【図5】本考案の一実施例の本体筒の平面図である。
【図6】本考案の一実施例の本体筒の要部の拡大図であ
る。
【図7】本考案の一実施例の本体筒の拡大図で第1螺合
片とストッパを示す図である。
【図8】従来例の大部分を断面とした側面図である。
【符号の説明】
1・・本体筒 3・・第1螺合片 4・・ストッパ 10・・回転筒 17・・中継筒 20・・第1螺条 21・・外周面 22・・第2螺合片 27・・受皿 28・・螺子棒

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体筒1の基端部の内周面に、第1螺合
    片3を設けると共に、この第1螺合片3の上側に近接し
    て、軸方向に延びるストッパ4を設け、この本体筒1の
    基端部に、回転筒10を回転自在で抜け出し不能に嵌着
    し、この回転筒10内に、中継筒17を上下摺動可能で
    回転不能に嵌入し、この中継筒17の外周に設けた第1
    螺条20を、前記第1螺合片3に螺合し、前記第1螺条
    20は、その外周面21が前記ストッパ4の内側面に摺
    動可能に当接できる螺条に形成すると共に、前記第1螺
    条20を、前記中継筒17が前記回転筒10に収納され
    た位置で、前記ストッパ4から外れる螺条に形成し、前
    記中継筒17の先端部内周面に、前記第1螺条20と逆
    螺子に形成した第2螺合片22を設け、この第2螺合片
    22に、受皿27に設けた螺子棒28を螺合し、この受
    皿27は、前記本体筒1に回動不能で上下摺動可能に嵌
    入した棒状化粧料繰り出し容器。
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US6361233B1 (en) * 1997-03-17 2002-03-26 M•F•V Co., Ltd. Rod-shaped content draw-out container

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JPH059415U (ja) 1993-02-09

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