JP2539452Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP2539452Y2
JP2539452Y2 JP1991015448U JP1544891U JP2539452Y2 JP 2539452 Y2 JP2539452 Y2 JP 2539452Y2 JP 1991015448 U JP1991015448 U JP 1991015448U JP 1544891 U JP1544891 U JP 1544891U JP 2539452 Y2 JP2539452 Y2 JP 2539452Y2
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JP
Japan
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fold lines
fold
fold line
packaging box
cylindrical body
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JP1991015448U
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English (en)
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JPH04112012U (ja
Inventor
覚 中村
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は調理済食品を合成樹脂
フィルムで包装したレトルト食品の外装用の包装箱、特
に開閉が便利でしかも起立させることのできる包装箱に
関する。
【0002】
【従来の技術】レトルト食品用の包装箱としては、図5
に示すような包装箱がある。この包装箱は、折目線62
によって二つ折りされる筒体の折目線62で区画された
二側壁61の上下端にそれぞれ内側に湾曲する湾曲折目
線63を介して蓋片64を連設したものである。この蓋
片64は、前記湾曲折目線63に対応してその先端縁が
外側に湾曲しており、下端の蓋片64を互いに折り重ね
ると、底が形成されると共に各側板61がそれぞれ円弧
状に湾曲して商品の収納空間が形成される。従って、こ
の収縮空間にレトルト食品を入れて上端の蓋片64を折
り重ね、蓋片64を粘着テープB等で固着すると包装が
完了する。また、包装された商品は、粘着テープBを切
って蓋片64を起こすだけで簡単に取り出すことがで
き、非常に使い勝手がよい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、レトルト食
品は、そのまま熱湯につけて加熱してから開封するのが
一般的な調理方法であるが、電子レンジにより短時間で
加熱することも可能である。その場合は、密封状態のま
まで電子レンジに入れると破裂する危険性があるため、
開封する必要がある。しかし、通常のレトルト食品自体
は自立せず、開封状態では内容物がこぼれてしまうた
め、別の容器等に移す必要があり、手間がかかるといっ
た問題がある。そこで、この考案の課題は、上述したレ
トルト食品の包装箱を改良して開封したレトルト食品を
再度包装箱に入れ、そのまま電子レンジ内で起立させる
ことができるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案の包装箱は、折目線51、52によって二
つ折りされる筒体の折目線51、52で区画された二側
壁10a、10bのそれぞれの上端縁に下向きに湾曲す
る湾曲折目線53a、53bを介して蓋壁11a、11
bを連設し、前記筒体の下端縁に折目線51、52にま
たがる小幅の折込片40を折目線58を介してそれぞれ
連設し、両折込片40間に位置する筒体の下端縁の少な
くとも一方に組立て状態で平坦な矩形の底壁30を折目
線56を介して連設し、底壁30より折目線57を介し
て連設する折曲片31の差し込みにより底面開口部Aを
閉塞可能にすると共に前記折目線58の両端から各折込
片40の中央部に位置する折目線51、52上で交わる
斜め折目線54a、54bを設け、さらに、斜め折目線
54a、54bの二交点を結ぶと共にその中央部が各側
壁10a、10bの下端を経由する一対の折目線55
a、55bを設ける構成を採用したのである。
【0005】
【作用】以上のように構成された包装箱は、折込片40
の上方に斜め折目線54a、54bで囲まれた部分を、
両側壁10a、10bの中央部側に押し込むと、矩形の
底面開口部Aが形成されると共に各側壁10a、10b
の折目線55a、55bより上方部分が湾曲して商品収
納空間が形成される。前記折込片40を底面開口部A側
に折り込んだ後、底壁30で底面開口部Aを閉塞し、蓋
壁11a、11bを互いに折り重ねると包装箱が完成す
る。この状態では、底が矩形の平面になっているため、
包装箱自体は起立する。
【0006】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示す包装箱は、図2に示すブランクから組み
立てられる。このブランクは、上端縁が下方に湾曲した
円弧状で下端縁がフラットな側壁10a、10bがその
一側縁で折目線51を介して連設され、一方の側壁10
aの他側縁には折目線52を介してのり代20が連設さ
れている。
【0007】前記側壁10a、10bには、それぞれの
上端縁に湾曲折目線53a、53bを介して先端縁が外
側に湾曲し、中央部の張り出し長さLの蓋壁11a、1
1bが連設されており、一方の蓋壁11bには、折り曲
げられた蓋壁11bの引き起こし用の切り欠き部12b
が形成されている。
【0008】また、前記折目線51、52を中心として
側壁10a、10bおよび側壁10a、のり代20の下
端縁には幅Lの折込片40が折目線58を介して連設さ
れており、側壁10aの折込片40間の下端縁には折目
線56を介して底壁30が連設されている。この底壁3
0は、長さがLでその先端縁には折目線57を介して折
曲片31が連設されている。
【0009】さらに、前記側壁10a、10bおよびの
り代20には、前記のり代20を側壁10bに貼り付け
た状態で折目線58の両端から折目線51、52上で交
わる斜め折目線54a、54b、54cが設けられてお
り、その斜め折目線54a、54b、54cの二交点を
結ぶと共に中央部が各側壁10a、10bの下端を経由
する一対の折目線55a、55bが設けられている。ま
た、のり代20には、折目線55bに重なる部分に対応
する折目線55cが設けられており、前記折込片40に
は、製造上の便宜および折り畳み可能にするための折目
線59が設けられている。
【0010】以上のように構成されたブランクは、図3
に示すように、のり代20を側壁10bに貼り合わせて
二つ折りされる筒体を形成する。そして、図4に示すよ
うに、折目線51、52および斜め折目線54a、54
b、54cに囲まれた押込部13a、13b、21を側
壁10a、10bの中央部側に押し込むと、斜め折目線
54a、54b、54cおよび折目線55a、55bで
囲まれた部分が外側に張り出して矩形の底面開口部Aが
形成される。この底面開口部Aに前記折込片40および
底壁30を順次折り曲げて折曲片31を差し込むと底が
形成され、折目線55a、55bに沿って両側壁10
a、10bの中央部が外側に湾曲して商品の収納空間が
形成される。
【0011】従って、この中に商品を入れて蓋壁11
b、11aを順次折り曲げて重ね、蓋壁11aおよび底
壁30を粘着テープBで固着すると、商品の包装が完了
する。このように組み立て完了状態では、図1に示すよ
うに底面がフラットになるため、箱全体を起立させるこ
とができる。なお、前記折目線55a、55bは、必ず
しも例示のように湾曲させる必要はないが、湾曲させて
おいたほうが、湾曲した側壁10a、10bに沿うので
好ましい。
【0012】
【効果】以上のように、この考案の包装箱は、組み立て
状態において、底が矩形の平面になるため、箱全体を起
立させることができ、しかも蓋壁11a、11bは、従
来通り簡単に開閉することができる。このため、この包
装箱に包装されたレトルト食品を電子レンジで加熱する
際は、包装箱から取り出したレトルト食品を開封した
後、再度この包装箱に納め、そのまま電子レンジ内に起
立させた状態で加熱することができるので、従来のよう
に、内容物を別の容器に移す手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例を示す斜視図
【図2】同上の組み立て用ブランクを示す平面図
【図3】同上の組み立て前の状態を示す斜視図
【図4】同上の組み立て途中を示す斜視図
【図5】従来例を示す斜視図
【符号の説明】
10a、10b 側壁 11a、11b 蓋壁 12b 切り欠き部 13a、13b 押込部 20 のり代 21 押込部 30 底壁 31 折曲片 40 折込片 51、52、53a、53b、55a、55b、55
c、56〜59 折目線 54a、54b、54c 斜め折目線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折目線51、52によって二つ折りされ
    る筒体の折目線51、52で区画された二側壁10a、
    10bのそれぞれの上端縁に下向きに湾曲する湾曲折目
    線53a、53bを介して蓋壁11a、11bを連設
    し、前記筒体の下端縁に折目線51、52にまたがる小
    幅の折込片40を折目線58を介してそれぞれ連設し、
    両折込片40間に位置する筒体の下端縁の少なくとも一
    方に組立状態で平坦な矩形の底壁30を折目線56を介
    して連設し、底壁30より折目線57を介して連設する
    折曲片31の差し込みにより底面開口部Aを閉塞可能に
    すると共に前記折目線58の両端から各折込片40の中
    央部に位置する折目線51、52上で交わる斜め折目線
    54a、54bを設け、さらに、斜め折目線54a、5
    4bの二交点を結ぶと共にその中央部が各側壁10a、
    10bの下端を経由する一対の折目線55a、55bを
    設けた包装箱。
JP1991015448U 1991-03-15 1991-03-15 包装箱 Expired - Lifetime JP2539452Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04112012U JPH04112012U (ja) 1992-09-29
JP2539452Y2 true JP2539452Y2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=31902654

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JPS6420283U (ja) * 1987-07-28 1989-02-01

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JPH04112012U (ja) 1992-09-29

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