JP2538635Y2 - 渦巻ポンプ - Google Patents

渦巻ポンプ

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JP2538635Y2
JP2538635Y2 JP1970491U JP1970491U JP2538635Y2 JP 2538635 Y2 JP2538635 Y2 JP 2538635Y2 JP 1970491 U JP1970491 U JP 1970491U JP 1970491 U JP1970491 U JP 1970491U JP 2538635 Y2 JP2538635 Y2 JP 2538635Y2
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suction cover
pump
plate
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inflow prevention
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静夫 田中
泰人 窪
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、渦巻ポンプに関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】渦巻ポンプにおいて、そのポンプ性能を
重視した場合にはサクションカバー上面と羽根板下縁と
の間隔を極力小さくすることが望ましく、また、固形物
を渦流室内に詰まらせないことを優先的に考えた場合に
はサクションカバー上面と羽根板下縁との間隔を大きく
しなければならない。 【0003】そしてサクションカバー上面と羽根板下縁
との間隔を広狭二様に変更し得る構造とした場合には、
ストレーナーもそれに対応するものでなければならな
い。つまり、サクションカバー上面と羽根板下縁との間
隔を狭小とした場合には細目のストレーナーによって固
形物をポンプ吸込口から遮断しなければならず、また、
サクションカバー上面と羽根板下縁との間隔を大きくし
た場合には粗目のストレーナーによって極く大形の固形
物のみを遮断すれば足りるのである。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】サクションカバー上面
と羽根板下縁との間隔を広狭二様に変換し得る構造を有
していたとしても、ポンプ吸込口に附設されるストレー
ナーの粗さが一定不変であればその特性を発揮させるこ
とができない。また、細目のものと粗目のものと二種類
のストレーナーを用意しておき、これを渦流室内部の状
態に対応して使い分けるというのも不便なものである。 【0005】本考案の目的は、渦流室内部が清水用に適
した状態と、汚水用に適した状態とに変更し得られ、か
つ、その渦流室内部の状態に対応して使い分けることの
できるストレーナーを備えた、渦巻ポンプを提供するこ
とにある。 【0006】 【問題を解決するための手段】本考案に係る渦巻ポンプ
においては、サクションカバーの外縁部分を下面オープ
ン型ポンプケーシングの周壁下縁への取付部となし、該
取付部の一面を他面よりも高く凸出する凸環状面に形成
し、サクションカバーの一面を羽根板下縁に対向させて
ポンプケーシングに定着することにより渦流室の軸方向
寸法が増大せられ、また、サクションカバーの他面を羽
根板下縁に対向させてポンプケーシングに定着すること
により渦流室の軸方向寸法が短縮される渦巻ポンプにお
いて、多数の通水用細孔を穿設した固形物流入阻止板を
環状板の一方の端縁寄りに横設し、固形物流入阻止板の
通水用細孔よりも粗目の通水口を環状板の周側部に開設
し、固形物流入阻止板の一面をサクションカバーの下面
へ対向させて定着することにより通水口から通水用細孔
を経てポンプ吸込口に至る通水路が構成せられ、また、
固形物流入阻止板の他面をサクションカバーの下面へ対
向させて定着することにより通水口からサクションカバ
ーの下面を経てポンプ吸込口に至る通水路が構成され
る。 【0007】 【実施例】以下実施例の図面により説明をする。 【0008】1は金属製の環状板、2は環状板1の一方
の端縁1aに接近して横設状に固定された金属製の固形
物流入阻止板、3‥‥3は固形物流入阻止板2の板面に
配設された多数の通水用細孔、4は環状板1の周側部に
開設された通水口であって、前記通水用細孔3‥‥3よ
りも粗目に形成されている。H1は固形物流入阻止板2
の周辺部に穿設れたボルト挿通孔である。 【0009】5は下面オープン型のポンプケーシング、
6はポンプケーシング5内においてモーター軸7に嵌着
された羽根車、8は羽根車6の羽根板下縁6eと対向す
るサクションカバーであって、中央に吸込口9を穿設
し、外縁部分をポンプケーシング5の周壁下縁への取付
部10となし、かつ、該取付部10の一面10aが他面
10bよりも高く凸出した凸環状面に形成されている。
従って図3のようにサクションカバー8の一面8aを羽
根板下縁6eに対向させた場合には渦流室11の軸方向
寸法は長くなり、また、図4のようにサクションカバー
8の他面8bを羽根板下縁6eに対向させた場合には渦
流室11の軸方向寸法は短くなる。これらいずれかの状
態により締付ボルト12‥‥12を使用して、サクショ
ンカバー8をポンプケーシング5の周壁下縁へ着脱自在
に定着させるのである。 【0010】そして図4の態様においてはサクションカ
バー8の上面と羽根板下縁6eとの間隔は狭小で、渦流
室11内に固形物が詰まり易い状態となる。この状態に
対応してストレーナーを装着する場合には、固形物流入
阻止板2の一面2aをサクションカバー8の下面へ対向
させ、環状板1の一方の端縁1aをサクションカバー8
の下面周辺部へ当接させた態様でボルト挿通孔H1から
取付ボルト13を挿通して定着することにより、通水口
4から通水用細孔3‥‥3を経てポンプ吸込口9に至る
通水路が構成されることになる。従って渦巻ポンプの駆
動時には、汚水中に混在している大きな固形物は固形物
流入阻止板2により遮断され、通水用細孔3‥‥3によ
り濾された水および微小な固形物のみがポンプ吸込口9
から吸い込まれるので、渦流室11内に大きな固形物が
詰まるのを避けることができる。 【0011】また、図4の使用例におけるストレーナー
およびサクションカバー8を取外し、サクションカバー
8を表返して一面8aを羽根板下縁6eに対向させた図
3の態様においてはサクションカバー8の上面と羽根板
下縁6eとの間隔は大きくなり、渦流室11内を固形物
が通過し易い状態となる。この状態に対応してストレー
ナーを装着する場合には、固形物流入阻止板2の他面2
bをサクションカバー8の下面へ対向させ、環状板1の
他方の端縁1bをサクションカバー8の下面周辺部へ当
接させた態様でボルト挿通孔H1から取付ボルト13を
挿通して定着することにより、通水口4からサクション
カバー8の下面を経てポンプ吸込口9に至る通水路が構
成されることになる。従って渦巻ポンプの駆動時には、
ポンプ吸込口9を通過し得ないような極く大形の固形物
のみが環状板1により流入を阻止せられ、その余の固形
物が水と共に粗目の通水口4を通ってポンプ吸込口9か
ら吸い込まれ、軸方向の寸法が増大されている渦流室1
1を容易に通過して詰まりを生じることはない。 【0012】 【考案の効果】本考案によれば、サクションカバーの取
付面を変更するだけの簡単な作業により、渦巻ポンプの
用途に従い、渦流室の内部を清水用に適した状態と、汚
水用に適した状態に変更し得られ、また、上記渦流室内
の状態に対応してストレーナーも、細目と粗目の二様に
変換し得るので、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案渦巻ポンプにおけるストレーナーの平面
図である。 【図2】本考案渦巻ポンプにおけるストレーナーの縦断
側面図である。 【図3】渦流室の内部が汚水用に適した状態となるよう
組み立てられ、かつ、これに対応するようストレーナー
を装着させた使用例を示す本考案渦巻ポンプの要部縦断
側面図である。 【図4】渦流室の内部が清水用に適した状態となるよう
組み立てられ、かつ、これに対応するようストレーナー
を装着させた使用例を示す本考案渦巻ポンプの要部縦断
側面図である。 【符号の説明】 1 環状板 2 固形物流入阻止板 3 通水用細孔 4 粗目の通水孔 5 ポンプケーシング 6e 羽根板下縁 8 サクションカバー 8a サクションカバーの一面 8b サクションカバーの他面 9 ポンプ吸込口 10 取付部 10a 取付部の一面 10b 取付部の他面 11 渦巻室

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 サクションカバー(8)の外縁部分を下面オープン型ポ
    ンプケーシング(5)の周壁下縁への取付部(10)と
    なし、該取付部(10)の一面(10a)を他面(10
    b)よりも高く凸出する凸環状面に形成し、サクション
    カバー(8)の一面(8a)を羽根板下縁(6e)に対
    向させてポンプケーシング(5)に定着することにより
    渦流室(11)の軸方向寸法が増大せられ、また、サク
    ションカバー(8)の他面(8b)を羽根板下縁(6
    e)に対向させてポンプケーシング(5)に定着するこ
    とにより渦流室(11)の軸方向寸法が短縮される渦巻
    ポンプにおいて、多数の通水用細孔(3‥‥3)を穿設
    した固形物流入阻止板(2)を環状板(1)の一方の端
    縁寄りに横設し、固形物流入阻止板(2)の通水用細孔
    (3‥‥3)よりも粗目の通水口(4)を環状板(1)
    の周側部に開設し、固形物流入阻止板(2)の一面(2
    a)をサクションカバー(8)の下面へ対向させて定着
    することにより通水口(4)から通水用細孔(3‥‥
    3)を経てポンプ吸込口(9)に至る通水路が構成せら
    れ、また、固形物流入阻止板(2)の他面(2b)をサ
    クションカバー(8)の下面へ対向させて定着すること
    により通水口(4)からサクションカバー(8)の下面
    を経てポンプ吸込口(9)に至る通水路が構成されるこ
    とを特徴とする渦巻ポンプ。
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