JP2538351Y2 - 鋸の柄 - Google Patents

鋸の柄

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JP2538351Y2
JP2538351Y2 JP1993024350U JP2435093U JP2538351Y2 JP 2538351 Y2 JP2538351 Y2 JP 2538351Y2 JP 1993024350 U JP1993024350 U JP 1993024350U JP 2435093 U JP2435093 U JP 2435093U JP 2538351 Y2 JP2538351 Y2 JP 2538351Y2
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JP
Japan
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saw
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intermediate member
hole
handle
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JP1993024350U
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JPH0674303U (ja
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英二 只信
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ARS Corp
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ARS Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B21/00Hand saws without power drive; Equipment for hand sawing, e.g. saw horses

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手で押したり引いたり
して樹木等を挽く鋸の部分であって、握って持ちやすい
ように取り付けられる棒状の部分、つまり鋸の柄に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋸の柄としては、木材、合成樹
脂、ゴム、金属等種々の材質からなるものが提供されて
いる。ところで、鋸の柄として例えば、木材、合成樹脂
等の材質の堅いものを使用すると、手指が馴れ染め難い
ために、強力な力で握持をしないと柄が手から抜け出し
かねず、手指の疲労が極めて甚だしい。また、金属を使
用する場合には、前述した手指の馴れ染めが困難である
ことは勿論のこと、冷感が加わった堅い握りごこちの良
くない感触が加わり、柄自体の重量も大きくならざるを
得ない。また、柄全体をゴム等の柔らかな弾性材料で形
成するものでは、手指が柄に馴れ染むことができても、
鋸挽き時における柄の方向性が一定せず、切断作業に支
障をきたしたり、柄自体の思い切った軽量化が困難であ
る。更に、鋸の柄に前記合成樹脂、ゴム等を使用するこ
とは、廃棄処理する際に、有害なガスが発生し、環境汚
染あるいはエコロジー等の問題が生じる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上のような実情を総
合的に勘案して、吸汗性よく適度の弾性力を保有した柔
らかい感触と、握持した際に温かく、寒さ冷たさ等のた
めに抵抗を感じることなく、しかも、婦人、子供等にも
好適な軽量化を図り得、環境汚染、エコロジー等の観点
からも好ましいことから、コルク材を鋸の柄に採用する
ことが望まれる。
【0004】しかしながら、従来、コルク材がかかる種
々の利点を有することが理解できても、コルク材それ自
体は極めて脆く、耐久性に乏しいため、鋸の柄としては
適さず、使用されるのがほとんど皆無の状態である。
【0005】本考案は、かかる課題を解消して、軽量で
吸汗性がよく、感触が良好で、環境汚染、エコロジー等
にも有効なコルク材を使用し、かつ耐久性を保有した鋸
の柄を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る鋸の柄は、
鋸刃1を一体的に取着する前部硬質部材2と、後部硬質
部材3と、コルク材でもって形成され、かつ貫通孔4を
有する中間部材5とを備えており、前記前部硬質部材2
または後部硬質部材3のいずれか一方から、ねじ棒6を
突設すると共に他方にはねじ孔7を螺設し、前記ねじ棒
6を中間部材5の貫通孔4に挿通すると共にねじ孔7に
螺入することによって前記前部硬質部材2と後部硬質部
材3との間に中間部材5を介装挟着し、前記中間部材5
と前,後部硬質部材2,3との間には、それぞれ相互の
回転を阻止する回り止め機構8を設けたことを特徴とす
るように構成したことを特徴とするものである。
【0007】なお、ここでいう硬質部材とは、特にその
材質に限定されず、例えば、木材、合成樹脂、金属等の
ごとく、コルク材に比べて堅く、かつ耐久性ある材質の
総称をいう,また、ここでいう回り止め機構8とは、例
えば、中間部材5の貫通孔4とこれに挿通されるねじ棒
6とを互いに断面角形となして嵌合させたり、または中
間部材5及び前,後部硬質部材2,3とをそれぞれに設
けた凹凸形状の係合部材で係止させて相互の回転を阻止
する等中間部材5と前,後部硬質部材2,3との間の相
互の回転を阻止するものであれば、いかなる回り止め機
構を使用するかを問わない、更に前部硬質部材2にねじ
孔7を螺設する代わりに断面角形の凹部を設けて、その
凹部へナットを挿入するようにする等本考案の要旨を逸
脱しない範囲内において任意に選択使用することは必要
に応じてなしうる。
【0008】
【作用】しかして、今、被切断物を切断するに際して
は、柄を握持しつつ、被切断物を挽き切るのであるが、
この場合柄を握持する掌は、コルク材で形成された中間
部材の部位に相対するので、手指に馴れ染んで、必要以
上に強力に握持しなくても済み、滑ったりすることなく
正確かつ確実な鋸の柄の握持をすることができる。ま
た、切断時に生じる鋸刃から伝わる振動を吸収しうるの
で長時間の鋸の使用に際しても、手指の疲労の増大を著
しく軽減し、軽快な作業を行い得る。
【0009】
【考案の効果】以上のごとき構成及び作用を有するか
ら、適度の弾性力、柔らかい感触、優れた吸汗性、握持
した際に寒さ冷たさ等のために抵抗を感じることがない
温みを保有し、しかも鋸全体の軽量化を図れるので婦
人、子供等にも好適な鋸の柄となしうる。 また、中間
部材は、前後の硬質部材で挟着されることになるので、
たとえ鋸の柄端面が他物にぶつかったり、落としたりし
ても欠損したり、傷ついたりするような不都合な事態が
生じにくく、万一何らかの予期しない事態により、中間
部材に破損や汚損が生じたとしても、ねじ棒をねじ孔か
ら外し中間部材の部分だけの取り替えを行うことによっ
て容易に再利用可能になる等の実用的効果を奏する。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1〜図2は本考案に係る鋸の柄の一実
施例を示すもので、図1は一部を省略した鋸全体を示す
分解斜視図、図2は図1の一部縦断した正面図である。
【0011】これらの図において、1は鋸刃で、この鋸
刃1は二股状に分割形成され、かつ鋸柄の前端部を形成
する前部硬質部材2の先端にボルト、ナット等の緊締具
9でもって一体的に取着されている。前部硬質部材2
は、ABS樹脂でなっているが、木材、金属あるいは、
ABS樹脂以外の合成樹脂であっても、コルク材に比べ
て十分な堅さと耐久性を有する材質のものであれば、任
意選択使用しても差支えない。
【0012】また、鋸の柄の後端部にも前部硬質部材2
と同様の材質でなる後部硬質部材3か設けられ、これら
前部硬質部材2と後部硬質部材3との間にコルク材でも
って形成され、かつほぼ軸線方向に沿って貫通孔4を有
する中間部材5が介装されるのである。つまり、前部硬
質部材2には、ねじ孔7が螺設されていると共に後部硬
質部材3には、ねじ棒6を挿通するための挿通孔10が
設けられており、後部硬質部材3の後方からねじ棒6を
順次、後部硬質部材3の挿通孔10及び中間部材5の貫
通孔4に挿通した後、前部硬質部材2のねじ孔7に螺入
することによって前記前部硬質部材2と後部硬質部材3
との間に中間部材5を介装挟着しうるのである。そし
て、前記前部硬質部材2、後部硬質部材3には、それぞ
れ回り止め機構8によって中間部材5に対する回転が阻
止されるようになっている。
【0013】回り止め機構8は、前記前部硬質部材2の
後端面及び後部硬質部材3の前端面にそれぞれ突設され
た数個の突起11,12(本実施例では、それぞれ4個
ずつの半円弧状の突起がねじ孔7または挿通孔10を中
心としたほぼ対称位置に配設されている)と、前記中間
部材5の前端面及び後端面にそれぞれ前記突起11,1
2に対向しうるように凹設された係合孔13,14によ
り構成されている。そして、前記ねじ棒6をねじ孔7に
螺入した際に、突起11が係合孔13に、また、突起1
2が係合孔14にそれぞれ係合して前部硬質部材2と中
間部材5、中間部材5と後部硬質部材3の相互の回転が
阻止されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一部を省略した鋸の柄全体の分解
斜視図である。
【図2】図1の一部縦断した正面図である。
【符号の説明】
1 鋸刃 2 前部硬質部材 3 後部硬質部材 4 貫通孔 5 中間部材 6 ねじ棒 7 ねじ孔 8 回り止め機構 9 緊締具(ボルト、ナット) 10 挿通孔(後部硬質部材3の) 11 突起(前部硬質部材2の) 12 突起(後部硬質部材2の) 13 係合孔(突起11に対向の) 14 係合孔(突起12に対向の)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃1を一体的に取着する前部硬質部材
    2と、後部硬質部材3と、コルク材でもって形成され、
    かつ貫通孔4を有する中間部材5とを備えており、前記
    前部硬質部材2または後部硬質部材3のいずれか一方か
    ら、ねじ棒6を突設すると共に他方にはねじ孔7を螺設
    し、前記ねじ棒6を中間部材5の貫通孔4に挿通すると
    共にねじ孔7に螺入することによって前記前部硬質部材
    2と後部硬質部材3との間に中間部材5を介装挟着し、
    前記中間部材5と前,後部硬質部材2,3との間には、
    それぞれ相互の回転を阻止する回り止め機構8を設けた
    ことを特徴とする鋸の柄。
JP1993024350U 1993-03-31 1993-03-31 鋸の柄 Expired - Lifetime JP2538351Y2 (ja)

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Applications Claiming Priority (1)

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JPH0674303U JPH0674303U (ja) 1994-10-21
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JPH0674303U (ja) 1994-10-21
KR940022238U (ko) 1994-10-19
KR0116983Y1 (ko) 1998-04-23

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