JP2538062B2 - スクロ―ル圧縮機 - Google Patents
スクロ―ル圧縮機Info
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- JP2538062B2 JP2538062B2 JP1172227A JP17222789A JP2538062B2 JP 2538062 B2 JP2538062 B2 JP 2538062B2 JP 1172227 A JP1172227 A JP 1172227A JP 17222789 A JP17222789 A JP 17222789A JP 2538062 B2 JP2538062 B2 JP 2538062B2
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- crankshaft
- fixed
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はスクロール式の電動圧縮機に関するもので
ある。
ある。
従来の技術 第４図は、特開昭59−197774号公報に示す従来の小形
の電動圧縮機の例で、圧縮機本201に吸入冷媒中の冷媒
液が多量のとき、これを一時貯留して圧縮機構の激しい
液圧縮を避けるための大きなアキュムレーター202が取
り付けられている。
の電動圧縮機の例で、圧縮機本201に吸入冷媒中の冷媒
液が多量のとき、これを一時貯留して圧縮機構の激しい
液圧縮を避けるための大きなアキュムレーター202が取
り付けられている。
第５図は特開昭57−70984号公報のものである。
密閉容器101の内部に圧縮機構102と、その下方に電動
機の固定子103を固定し、更にその下方に潤滑油を溜め
る潤滑油溜104が設けられている。
機の固定子103を固定し、更にその下方に潤滑油を溜め
る潤滑油溜104が設けられている。
圧縮機構102は、固定鏡板105の上に一体に形成した固
定渦巻羽根106を有する固定渦巻羽根部品107と、この固
定渦巻羽根106と噛み合って複数個の圧縮作業空間111を
形成する旋回渦巻羽根108を旋回鏡板109の上に形成した
旋回渦巻羽根部品110と、この旋回渦巻羽根部品110の自
転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品112と、こ
の旋回鏡板109に設けた旋回駆動軸113を偏心旋回駆動す
る偏心駆動軸受114を有するクランク軸115とその主軸11
6を主軸受117で支承する軸受部品119等で構成されてい
る。
定渦巻羽根106を有する固定渦巻羽根部品107と、この固
定渦巻羽根106と噛み合って複数個の圧縮作業空間111を
形成する旋回渦巻羽根108を旋回鏡板109の上に形成した
旋回渦巻羽根部品110と、この旋回渦巻羽根部品110の自
転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品112と、こ
の旋回鏡板109に設けた旋回駆動軸113を偏心旋回駆動す
る偏心駆動軸受114を有するクランク軸115とその主軸11
6を主軸受117で支承する軸受部品119等で構成されてい
る。
また、固定鏡板105の旋回鏡板側の固定鏡板平面120
と、旋回鏡板109の固定鏡板側の旋回鏡板平面121を摺動
自在に当接させるとともに、旋回鏡板109に圧縮作業空
間111と連通する中間圧力孔122を設けて、旋回鏡板109
の旋回渦巻羽根108の反対側の背圧室123を吐出力と吸入
圧力の中間に保っている。
と、旋回鏡板109の固定鏡板側の旋回鏡板平面121を摺動
自在に当接させるとともに、旋回鏡板109に圧縮作業空
間111と連通する中間圧力孔122を設けて、旋回鏡板109
の旋回渦巻羽根108の反対側の背圧室123を吐出力と吸入
圧力の中間に保っている。
圧縮機の吸入管124から吸入し吸入空間125、吸入口12
6から、圧縮機構102に吸入された冷媒気体は、圧縮作業
空間111で圧縮された後、吐出穴127を出て、圧縮機構10
2の下方の吐出室128を通り、吐出管129から圧縮機外に
吐出される。
6から、圧縮機構102に吸入された冷媒気体は、圧縮作業
空間111で圧縮された後、吐出穴127を出て、圧縮機構10
2の下方の吐出室128を通り、吐出管129から圧縮機外に
吐出される。
潤滑油溜104の潤滑油は、クランク軸105の主軸116を
貫通した給油通路130から、一部を分岐させて分岐給油
路131を経て、主軸受117に給油する。他の一部の潤滑油
は給油通路130から偏心駆動軸受114の給油量制限部132
の隙間を通り減圧されて背圧室123に排出される。なお1
35はクランク軸に固定した釣合錘である。
貫通した給油通路130から、一部を分岐させて分岐給油
路131を経て、主軸受117に給油する。他の一部の潤滑油
は給油通路130から偏心駆動軸受114の給油量制限部132
の隙間を通り減圧されて背圧室123に排出される。なお1
35はクランク軸に固定した釣合錘である。
また、釣合錘135は、潤滑油に満たされた背圧室123の
中で回転して潤滑油を撹搬し、大きな動力の損失を発生
している。
中で回転して潤滑油を撹搬し、大きな動力の損失を発生
している。
背圧室123の潤滑油は、中間圧力孔122などから、圧縮
作業空間111を経て、圧縮され、冷媒と共に圧縮機構か
ら吐出される。
作業空間111を経て、圧縮され、冷媒と共に圧縮機構か
ら吐出される。
発明が解決しようとする課題 最近の冷暖房兼用のエアコンは非常に広い負荷条件で
使用され、封入される冷媒の量も極めて多い、このため
これらのエアコンに搭載される圧縮機に付属するアキュ
ムレーターは大きな空間と面積を占有している。
使用され、封入される冷媒の量も極めて多い、このため
これらのエアコンに搭載される圧縮機に付属するアキュ
ムレーターは大きな空間と面積を占有している。
スクロール形の電動圧縮機で弟５図、引例公開特許の
ような構造にして、アキュムレーターを圧縮機本体に内
蔵すれば、この圧縮機の占有面積、体積が小になるが、
高温の圧縮機構が下方に、アキュムレーターに相当する
吸入空間125が上方にあるから、吸入冷媒が過熱され
て、圧縮機の効率が著しく低下する。
ような構造にして、アキュムレーターを圧縮機本体に内
蔵すれば、この圧縮機の占有面積、体積が小になるが、
高温の圧縮機構が下方に、アキュムレーターに相当する
吸入空間125が上方にあるから、吸入冷媒が過熱され
て、圧縮機の効率が著しく低下する。
そこで、圧縮機の吸入空間を圧縮機構の下方に位置さ
せると、上記の吸入冷媒の過熱は著しく緩和されるが、
潤滑油溜を配設できる場所が圧縮機構の上方にしかなく
なり、クランク軸の釣合錘部分が潤滑油を撹搬し動力損
失を課題に加えて、深刻な潤滑油吐出過多の課題が発生
するおそれがある。
せると、上記の吸入冷媒の過熱は著しく緩和されるが、
潤滑油溜を配設できる場所が圧縮機構の上方にしかなく
なり、クランク軸の釣合錘部分が潤滑油を撹搬し動力損
失を課題に加えて、深刻な潤滑油吐出過多の課題が発生
するおそれがある。
課題を解決するための手段 上に述べた課題を解決するための本発明の技術的手段
は、密閉容器１の内部に電動機３と、この電動機３で駆
動する圧縮機構２を前記電動機３の下方に配設し、前記
圧縮機構２は固定渦巻羽根６を有する固定渦巻羽根部品
７と、前記固定渦巻羽根６とを噛み合い複数個の作業空
間を形成する旋回渦巻羽根８を旋回鏡板９の上に固定又
は形成した旋回渦巻羽根部品10と、この旋回渦巻羽根部
品10の自転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品12
と、前記旋回渦巻羽根部品10を旋回運動するクランク軸
15と、このクランク軸15の主軸を支承する主軸受17を有
する軸受部品19により構成され、前記圧縮機構２の外周
を前記密閉容器１の内壁に固定し、前記クランク軸15に
前記電動機３の回転子12Aを固定し、このクランク軸15
の一端を上部軸受で支承するとともに、前記クランク軸
15の前記電動機３と前記軸受部品19の間の釣合錘を円筒
状に囲うクランク軸囲い34を設けてこのクランク軸囲い
34の周囲を潤滑油溜４とし、このクランク軸囲い34の下
部は前記圧縮機構２の上方に位置させるとともに、前記
潤滑油溜４の潤滑油が前記潤滑油４の下方から前記圧縮
機構２に供給される構成としたものである。
は、密閉容器１の内部に電動機３と、この電動機３で駆
動する圧縮機構２を前記電動機３の下方に配設し、前記
圧縮機構２は固定渦巻羽根６を有する固定渦巻羽根部品
７と、前記固定渦巻羽根６とを噛み合い複数個の作業空
間を形成する旋回渦巻羽根８を旋回鏡板９の上に固定又
は形成した旋回渦巻羽根部品10と、この旋回渦巻羽根部
品10の自転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品12
と、前記旋回渦巻羽根部品10を旋回運動するクランク軸
15と、このクランク軸15の主軸を支承する主軸受17を有
する軸受部品19により構成され、前記圧縮機構２の外周
を前記密閉容器１の内壁に固定し、前記クランク軸15に
前記電動機３の回転子12Aを固定し、このクランク軸15
の一端を上部軸受で支承するとともに、前記クランク軸
15の前記電動機３と前記軸受部品19の間の釣合錘を円筒
状に囲うクランク軸囲い34を設けてこのクランク軸囲い
34の周囲を潤滑油溜４とし、このクランク軸囲い34の下
部は前記圧縮機構２の上方に位置させるとともに、前記
潤滑油溜４の潤滑油が前記潤滑油４の下方から前記圧縮
機構２に供給される構成としたものである。
また第２の技術的手段は、上記手段において圧縮機構
２の叶出口32をクランク軸囲い34の内方に開口させたも
のである。
２の叶出口32をクランク軸囲い34の内方に開口させたも
のである。
さらに第３の技術的手段は上記手段においてクランク
軸15に設けた釣合錘をクランク軸囲い34の内壁に沿って
近接させたものである。
軸15に設けた釣合錘をクランク軸囲い34の内壁に沿って
近接させたものである。
作用 上に述べた本発明の技術的手段の作用は、圧縮機の密
閉容器の内部に大きな吸入空間を設けて、圧縮機本体の
外部に大なるアキュムレーターを付属させることを不要
にすることと、密閉容器の下方にこの吸入空間を設け
て、圧縮機構から吸入空間の吸入冷媒への熱伝達を軽減
することである。さらに、クランク軸囲いの内方に圧縮
冷媒気体を吹き出すことと、前記クランク軸に設けたク
ランク軸延出部の回転の作用により、このクランク軸囲
いの中の潤滑油を強制的に排除して、クランク軸やその
釣合錘等による潤滑油の撹搬が解消することである。
閉容器の内部に大きな吸入空間を設けて、圧縮機本体の
外部に大なるアキュムレーターを付属させることを不要
にすることと、密閉容器の下方にこの吸入空間を設け
て、圧縮機構から吸入空間の吸入冷媒への熱伝達を軽減
することである。さらに、クランク軸囲いの内方に圧縮
冷媒気体を吹き出すことと、前記クランク軸に設けたク
ランク軸延出部の回転の作用により、このクランク軸囲
いの中の潤滑油を強制的に排除して、クランク軸やその
釣合錘等による潤滑油の撹搬が解消することである。
実施例 本発明の実施例として、第１図にスクロール式の電動
圧縮機の断面を示す。
圧縮機の断面を示す。
密閉容器１の内部に、圧縮機構２と、これを駆動する
電動機の固定子３を固定し、この電動機の下方に潤滑油
溜４を設ける。
電動機の固定子３を固定し、この電動機の下方に潤滑油
溜４を設ける。
圧縮機構２は、固定鏡板５に一体に形成した固定渦巻
羽根６を有する固定渦巻羽根部品７と、この固定渦巻羽
根６と噛み合って複数個の圧縮作業空間11を形成する旋
回渦巻羽根８を旋回鏡板９の上に形成した旋回渦巻羽根
部品10と、この旋回渦巻羽根部品10の自転を防止して旋
回のみをさせる自転拘束部品12と、この旋回鏡板９に設
けた旋回駆動軸13を偏心旋回駆動する偏心駆動軸受14を
有するクランク軸15と、このクランク軸の主軸16を電動
機の回転子12の下方で支承する主軸受17を有する軸受部
品19等で構成されている。
羽根６を有する固定渦巻羽根部品７と、この固定渦巻羽
根６と噛み合って複数個の圧縮作業空間11を形成する旋
回渦巻羽根８を旋回鏡板９の上に形成した旋回渦巻羽根
部品10と、この旋回渦巻羽根部品10の自転を防止して旋
回のみをさせる自転拘束部品12と、この旋回鏡板９に設
けた旋回駆動軸13を偏心旋回駆動する偏心駆動軸受14を
有するクランク軸15と、このクランク軸の主軸16を電動
機の回転子12の下方で支承する主軸受17を有する軸受部
品19等で構成されている。
クランク軸15の上端を、隔壁20に固定した玉軸受21に
嵌入し、隔壁20は電動機の固定子３と回転子12の上の空
間を電動機側空間22と吐出室23に仕切っている。
嵌入し、隔壁20は電動機の固定子３と回転子12の上の空
間を電動機側空間22と吐出室23に仕切っている。
軸受部品19の外周に設けた環状突起18が密閉容器銅部
27の下端と密閉容器下部28の上端で挟み込み、一体に密
封溶接されている。
27の下端と密閉容器下部28の上端で挟み込み、一体に密
封溶接されている。
圧縮機の吸入管29から密閉容器下部28の内部の吸入空
間30に入り、吸入穴31から圧縮機構２に吸入された冷媒
気体は、圧縮作業空間11で圧縮された後、旋回鏡板９に
設けた吐出穴32から、旋回駆動軸13の中を通り、クラン
ク軸15の中に設けた連通孔33を通って、クランク軸囲い
34の内方に導出される。その後、クランク軸囲い34の上
方の隙間35から出て、電動機の固定子３の周囲に設けた
連通路36を経て、固定子３の上方の電動機側空間22に導
かれ、通路孔24を通過して吐出室23に入り、吐出管37か
ら圧縮機外に吐出させる。50はクランク軸15に設けられ
た釣合錘であり、その先端部にクランク軸囲い34の内壁
に沿って近接させて延出したクランク軸延出部51が設け
られている。
間30に入り、吸入穴31から圧縮機構２に吸入された冷媒
気体は、圧縮作業空間11で圧縮された後、旋回鏡板９に
設けた吐出穴32から、旋回駆動軸13の中を通り、クラン
ク軸15の中に設けた連通孔33を通って、クランク軸囲い
34の内方に導出される。その後、クランク軸囲い34の上
方の隙間35から出て、電動機の固定子３の周囲に設けた
連通路36を経て、固定子３の上方の電動機側空間22に導
かれ、通路孔24を通過して吐出室23に入り、吐出管37か
ら圧縮機外に吐出させる。50はクランク軸15に設けられ
た釣合錘であり、その先端部にクランク軸囲い34の内壁
に沿って近接させて延出したクランク軸延出部51が設け
られている。
第２図は上記第１図の固定渦巻羽根部品７と端板39の
付近の詳細図で、固定鏡板５の背面に吸入口43及び43A
とこれをつなぐ連通溝がもうけられている。
付近の詳細図で、固定鏡板５の背面に吸入口43及び43A
とこれをつなぐ連通溝がもうけられている。
第３は端板39の吸入穴31の上に逆止弁41と逆止弁押え
44がリベット45で固定されている。逆止弁41が端板39に
当接する面に小孔46が設けられている状況を示してい
る。
44がリベット45で固定されている。逆止弁41が端板39に
当接する面に小孔46が設けられている状況を示してい
る。
なお、小孔46は前記の管通路38に接続されている。
発明の効果 本発明の技術的手段による効果は、上に述べたよう
に、吸入空間を圧縮機構の下方に設けることにより、圧
縮機本体の外方にアキュムレーターのスペースが不要と
なり、占有体積と占有面積がきわめて少なく、吸入冷媒
の過熱が少ない効率の良い圧縮機が実現できる。
に、吸入空間を圧縮機構の下方に設けることにより、圧
縮機本体の外方にアキュムレーターのスペースが不要と
なり、占有体積と占有面積がきわめて少なく、吸入冷媒
の過熱が少ない効率の良い圧縮機が実現できる。
さらに、上にのべた作用により、クランク軸や釣合錘
が潤滑油を撹搬しないから、動力損失の発生が無く、更
に高い効率が得られる。
が潤滑油を撹搬しないから、動力損失の発生が無く、更
に高い効率が得られる。
また、同上の理由で潤滑油吐出量の少ない圧縮機が実
現できる等の大きな効果がある。
現できる等の大きな効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示すスクロール圧縮機の断
面図、第２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は同固定鏡板の平
面図、断面図、背面図、第３図（ａ）、（ｂ）は同端板
の平面図、側面図、第４図、第５図はそれぞれ異なる従
来例を示す圧縮機の断面図である。 １……密閉容器、２……圧縮機構、３……電動機固定
子、４……潤滑油溜、５……固定鏡板、６……固定渦巻
羽根、７……固定渦巻羽根部品、８……旋回渦巻羽根、
９……旋回鏡板、10……旋回渦巻羽根部品、11……圧縮
作業空間、12……自転拘束部品、13……旋回駆動軸、15
……クランク軸、19……軸受部品、29……吸入管、31…
…吸入穴、32……吐出穴、33……連通穴、34……クラン
ク軸囲い、35……隙間、37……吐出管、50……釣合錘、
51……クランク軸延出部
面図、第２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は同固定鏡板の平
面図、断面図、背面図、第３図（ａ）、（ｂ）は同端板
の平面図、側面図、第４図、第５図はそれぞれ異なる従
来例を示す圧縮機の断面図である。 １……密閉容器、２……圧縮機構、３……電動機固定
子、４……潤滑油溜、５……固定鏡板、６……固定渦巻
羽根、７……固定渦巻羽根部品、８……旋回渦巻羽根、
９……旋回鏡板、10……旋回渦巻羽根部品、11……圧縮
作業空間、12……自転拘束部品、13……旋回駆動軸、15
……クランク軸、19……軸受部品、29……吸入管、31…
…吸入穴、32……吐出穴、33……連通穴、34……クラン
ク軸囲い、35……隙間、37……吐出管、50……釣合錘、
51……クランク軸延出部
フロントページの続き (72)発明者 唐土 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−285286（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】密閉容器１の内部に電動機３と、この電動
機３で駆動する圧縮機構２を前記電動機３の下方に設置
し、前記圧縮機構２は固定渦巻羽根６を有する固定渦巻
羽根部品７と、前記固定渦巻羽根６と噛み合い複数個の
作業空間を形成する旋回渦巻羽根８を旋回鏡板９の上に
固定又は形成した旋回渦巻羽根部品10と、この旋回渦巻
羽根部品10の自転を防止して旋回のみをさせる自転拘束
部品12と、前記旋回渦巻羽根部品10を旋回運動するクラ
ンク軸15と、このクランク軸15の主軸を支承する主軸受
17を有する軸受部品19により構成され、前記圧縮機構２
の外周を前記密閉容器１の内壁に固定し、前記クランク
軸15に前記電動機３の回転子12Aを固定し、このクラン
ク軸15の一端を上部軸受で支承するとともに、前記クラ
ンク軸15の前記電動機３と前記軸受部品19の間の釣合錘
を円筒状に囲うクランク軸囲い34を設けてこのクランク
軸囲い34の周囲を潤滑油溜４とし、このクランク軸囲い
34の下部は前記圧縮機構２の上方に位置させるととも
に、前記潤滑油溜４の潤滑油が前記潤滑油４の下方から
前記圧縮機構２に供給される構成としたスクロール圧縮
機。 - 【請求項２】圧縮機構２の吐出口32をクランク軸囲い34
の内方に開口させてなる請求項１記載のスクロール圧縮
機。 - 【請求項３】クランク軸15に設けた釣合錘をクランク軸
囲い34の内壁に沿って近接させてなる請求項１記載のス
クロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1172227A JP2538062B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | スクロ―ル圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1172227A JP2538062B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | スクロ―ル圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337389A JPH0337389A (ja) | 1991-02-18 |
| JP2538062B2 true JP2538062B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=15937958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1172227A Expired - Fee Related JP2538062B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | スクロ―ル圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538062B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109989919A (zh) * | 2017-12-30 | 2019-07-09 | 苏州工业园区泰格电子科技有限公司 | 一种新型变频涡旋式压缩机 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56163769U (ja) * | 1980-05-07 | 1981-12-04 | ||
| JPS5735184A (en) * | 1980-08-13 | 1982-02-25 | Hitachi Ltd | Enclosed type scroll compressor |
| JPH0248755B2 (ja) * | 1981-07-20 | 1990-10-26 | Sanyo Electric Co | Sukurooruatsushukukinokyuyusochi |
| JPS5867990A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | Hitachi Ltd | スクロ−ル形流体機械 |
| JPS61157786A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Toshiba Corp | 回転式圧縮機 |
| JPS63141889U (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-19 | ||
| JPH01104996A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-21 | Hitachi Ltd | 密閉形回転式圧縮機 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1172227A patent/JP2538062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337389A (ja) | 1991-02-18 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |