JP2537844Y2 - 人工スキー場の構造物取付け装置 - Google Patents
人工スキー場の構造物取付け装置Info
- Publication number
- JP2537844Y2 JP2537844Y2 JP4829491U JP4829491U JP2537844Y2 JP 2537844 Y2 JP2537844 Y2 JP 2537844Y2 JP 4829491 U JP4829491 U JP 4829491U JP 4829491 U JP4829491 U JP 4829491U JP 2537844 Y2 JP2537844 Y2 JP 2537844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial ski
- ski resort
- frame
- mounting plate
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数のプラスチック製
滑走用素材から成る人工スキー場に旗、ポール等の構造
物を取付ける構造物取付け装置に関するものである。
滑走用素材から成る人工スキー場に旗、ポール等の構造
物を取付ける構造物取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のスキー人口の増加に伴って、時期
的及び地域的制約を受けることがない人工スキー場の開
発が要求されている。本出願人は、このような要求を満
たすため、上面に多数の可撓性小突起を有する複数の網
目状のプラスチック製滑走用素材から成り、隣合う素材
の相対する側面は、これらの側面にそれぞれ相対して取
付けられて相互に嵌込まれる突起と凹部とによってそれ
ぞれ接続される人工スキー場を提案している(例えば、
特願平1−149101号参照)。一方、この人工スキ
ー場で競技等を行なう場合に、標識やポール等の種々の
構造物を人工スキー場に取付けることが必要である。従
来技術では、これらの構造物は、一般に、地面の穴に差
し込んで取付けられていた。
的及び地域的制約を受けることがない人工スキー場の開
発が要求されている。本出願人は、このような要求を満
たすため、上面に多数の可撓性小突起を有する複数の網
目状のプラスチック製滑走用素材から成り、隣合う素材
の相対する側面は、これらの側面にそれぞれ相対して取
付けられて相互に嵌込まれる突起と凹部とによってそれ
ぞれ接続される人工スキー場を提案している(例えば、
特願平1−149101号参照)。一方、この人工スキ
ー場で競技等を行なう場合に、標識やポール等の種々の
構造物を人工スキー場に取付けることが必要である。従
来技術では、これらの構造物は、一般に、地面の穴に差
し込んで取付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように、
構造物を地面の穴に差し込んで取付けようとすると、人
工スキー場の下地がコンクリート、アスファルト等のよ
うに硬い場合には、ドリル等で穴あけを行なわなければ
ならないし、この穴を原状に復帰したい場合には埋め戻
しを行なわなければならないので、作業性が低く、不経
済であった。
構造物を地面の穴に差し込んで取付けようとすると、人
工スキー場の下地がコンクリート、アスファルト等のよ
うに硬い場合には、ドリル等で穴あけを行なわなければ
ならないし、この穴を原状に復帰したい場合には埋め戻
しを行なわなければならないので、作業性が低く、不経
済であった。
【0004】本考案の目的は、上記の欠点を回避し、地
面に穴をあけることなく、構造物を簡単な作業で容易に
取付けることができる人工スキー場の構造物取付け装置
を提供することにある。
面に穴をあけることなく、構造物を簡単な作業で容易に
取付けることができる人工スキー場の構造物取付け装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の1つの課題解決
手段は、上面に多数の可撓性小突起を有する複数の網目
状のプラスチック製滑走用素材から成り、隣合う素材の
相対する側面は、これらの側面にそれぞれ相対して取付
けられた接続片によって相互に接続される人工スキー場
において、この人工スキー場に取付けられるべき構造物
は、滑走用素材の網目の枠に取付けられる取付け板を備
え、この取付け板は、網目の枠の上下面を挟む挟持部を
有することを特徴とする人工スキー場の構造物取付け装
置を提供することにある。
手段は、上面に多数の可撓性小突起を有する複数の網目
状のプラスチック製滑走用素材から成り、隣合う素材の
相対する側面は、これらの側面にそれぞれ相対して取付
けられた接続片によって相互に接続される人工スキー場
において、この人工スキー場に取付けられるべき構造物
は、滑走用素材の網目の枠に取付けられる取付け板を備
え、この取付け板は、網目の枠の上下面を挟む挟持部を
有することを特徴とする人工スキー場の構造物取付け装
置を提供することにある。
【0006】本考案の他の課題解決手段は、上記人工ス
キー場の構造物取付け装置であって、挟持部の下側は、
滑走用素材の網目の枠の内面に滑り込むことができる可
撓性係止爪から成っていることを特徴とする人工スキー
場の構造物取付け装置を提供することにある。
キー場の構造物取付け装置であって、挟持部の下側は、
滑走用素材の網目の枠の内面に滑り込むことができる可
撓性係止爪から成っていることを特徴とする人工スキー
場の構造物取付け装置を提供することにある。
【0007】
【作用】このように、構造物が滑走用素材の網目の枠の
上下面を挟む挟持部を有する取付け板を備えていると、
この挟持部を滑走用素材の枠に嵌込むことによって任意
の位置に容易に取付けることができる。
上下面を挟む挟持部を有する取付け板を備えていると、
この挟持部を滑走用素材の枠に嵌込むことによって任意
の位置に容易に取付けることができる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1及び図2は本考案に係る人工スキー場の構造
物取付け装置10を示し、人工スキー場12は、上面に
多数の可撓性小突起14を有する複数の網目(多角形)
状のプラスチック製滑走用素材16から成っている。隣
合う素材16の相対する側面は、適宜の接続手段17に
よって接続されている。この接続手段17は、例えば、
隣合う素材16の側面にそれぞれ相対して取付けられた
接続片にそれぞれ設けられて相互に嵌込まれる突起と凹
部とすることができるが、それに限定されるものではな
く、隣合う素材16に接続片を設けることなく、これら
の素材16に跨がって直接設けられた適宜の接続具であ
ってもよい。
ると、図1及び図2は本考案に係る人工スキー場の構造
物取付け装置10を示し、人工スキー場12は、上面に
多数の可撓性小突起14を有する複数の網目(多角形)
状のプラスチック製滑走用素材16から成っている。隣
合う素材16の相対する側面は、適宜の接続手段17に
よって接続されている。この接続手段17は、例えば、
隣合う素材16の側面にそれぞれ相対して取付けられた
接続片にそれぞれ設けられて相互に嵌込まれる突起と凹
部とすることができるが、それに限定されるものではな
く、隣合う素材16に接続片を設けることなく、これら
の素材16に跨がって直接設けられた適宜の接続具であ
ってもよい。
【0009】人工スキー場12に取付けられるべき構造
物18は、滑走用素材16の網目の枠20に取付けられ
る取付け板22を備え、この取付け板22は、網目の枠
20の上下面を挟む挟持部24を有する。図1及び図2
の実施例では、構造物18は、ポール18Aとこのポー
ル18Aに取付けられた旗18Bとから成っており、取
付け板22は、このポール18Aの下端に一体に形成さ
れている。また、挟持部24は、特に図2に示すよう
に、取付け板22の周縁を形成し枠20の上面に係合す
る上部係合縁24Aと、枠20の内面に弾性的に滑り込
んで下面に係合する可撓性係止爪24Bとから成ってい
る。
物18は、滑走用素材16の網目の枠20に取付けられ
る取付け板22を備え、この取付け板22は、網目の枠
20の上下面を挟む挟持部24を有する。図1及び図2
の実施例では、構造物18は、ポール18Aとこのポー
ル18Aに取付けられた旗18Bとから成っており、取
付け板22は、このポール18Aの下端に一体に形成さ
れている。また、挟持部24は、特に図2に示すよう
に、取付け板22の周縁を形成し枠20の上面に係合す
る上部係合縁24Aと、枠20の内面に弾性的に滑り込
んで下面に係合する可撓性係止爪24Bとから成ってい
る。
【0010】構造物18を人工スキー場12に取付ける
には、ポール18Aを持って取付け板22の挟持部24
を滑走用素材16の枠20の内側に押込む。このように
すると、挟持部24の可撓性係止爪24Bは、枠20の
環状内面に沿って内側に撓みつつ枠20の内面を下降
し、枠20の内面から外れると、係止爪24Bの先端が
枠20の下面に係止して構造物18を枠20に挟持す
る。
には、ポール18Aを持って取付け板22の挟持部24
を滑走用素材16の枠20の内側に押込む。このように
すると、挟持部24の可撓性係止爪24Bは、枠20の
環状内面に沿って内側に撓みつつ枠20の内面を下降
し、枠20の内面から外れると、係止爪24Bの先端が
枠20の下面に係止して構造物18を枠20に挟持す
る。
【0011】図3及び図4は本考案の他の実施例を示
し、この実施例では、構造物18は方向指示用の標識で
あるのが示され、また取付け板22は、特に図4から解
るように、2つの枠20に跨がるように形成されてい
る。挟持部24は、2つの枠20の相対する部分の上面
に係合する取付け板22の中間部分24Cと両方の枠2
0に係止する可撓性係止爪24Bとから成っている。こ
の実施例でも、構造物18の取付け板22を人工スキー
場12の2つの枠20に跨がって押付けながら嵌込むこ
とによって可撓性係止爪24Bを枠20の開口をくぐり
抜けて枠20の下面に係止して構造物18を取付けるこ
とができる。
し、この実施例では、構造物18は方向指示用の標識で
あるのが示され、また取付け板22は、特に図4から解
るように、2つの枠20に跨がるように形成されてい
る。挟持部24は、2つの枠20の相対する部分の上面
に係合する取付け板22の中間部分24Cと両方の枠2
0に係止する可撓性係止爪24Bとから成っている。こ
の実施例でも、構造物18の取付け板22を人工スキー
場12の2つの枠20に跨がって押付けながら嵌込むこ
とによって可撓性係止爪24Bを枠20の開口をくぐり
抜けて枠20の下面に係止して構造物18を取付けるこ
とができる。
【0012】尚、上記実施例では、構造物18は、旗又
は方向指示用の標識であったが、この構造物18は、図
5乃至図7に示すように、スタート用標識、単なるポー
ルまたはネットであってもよい。この場合、取付け板2
2は、構造物18のポール毎に取付けられる。また、取
付け板22は、図示の実施例では枠20の開口を完全に
覆う板であったが、構造物を取付けることができる形状
であれば、必ずしも板でなくてもよく、例えば放射状
(フォーク状)その他任意の形状とすることができる。
は方向指示用の標識であったが、この構造物18は、図
5乃至図7に示すように、スタート用標識、単なるポー
ルまたはネットであってもよい。この場合、取付け板2
2は、構造物18のポール毎に取付けられる。また、取
付け板22は、図示の実施例では枠20の開口を完全に
覆う板であったが、構造物を取付けることができる形状
であれば、必ずしも板でなくてもよく、例えば放射状
(フォーク状)その他任意の形状とすることができる。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、構造物
は、滑走用素材の網目の枠の上下面を挟む挟持部を有す
る取付け板を備えているので、この挟持部を滑走用素材
の枠に嵌込むことによって、地面に穴をあけることな
く、構造物を人工スキー場を構成する滑走用素材の任意
の位置に容易に取付けることができ、従って作業性がよ
く経済的である。また、挟持部が可撓性係止爪を有する
ので、構造物を単に滑走用素材に押込むだけでワンタッ
チで取付けることができるので、短時間で多数の構造物
を取付けることができる。
は、滑走用素材の網目の枠の上下面を挟む挟持部を有す
る取付け板を備えているので、この挟持部を滑走用素材
の枠に嵌込むことによって、地面に穴をあけることな
く、構造物を人工スキー場を構成する滑走用素材の任意
の位置に容易に取付けることができ、従って作業性がよ
く経済的である。また、挟持部が可撓性係止爪を有する
ので、構造物を単に滑走用素材に押込むだけでワンタッ
チで取付けることができるので、短時間で多数の構造物
を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る人工スキー場の構造物取付け装置
の一実施例の斜視図である。
の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の人工スキー場の構造物取付け装置の要部
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図3】本考案に係る人工スキー場の構造物取付け装置
の他の実施例の斜視図である。
の他の実施例の斜視図である。
【図4】図3の人工スキー場の構造物取付け装置の要部
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図5】スタート用標識である構造物の正面図である。
【図6】ポールである構造物の正面図である。
【図7】ネットである構造物の正面図である。
【符号の説明】 10 人工スキー場の構造物取付け装置 12 人工スキー場 14 可撓性小突起 16 滑走用素材 17 接続手段 18 構造物 20 枠 22 取付け板 24 挟持部 24A 上部係合縁 24B 可撓性係止爪 24C 係合部分
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に多数の可撓性小突起を有する複数
の網目状のプラスチック製滑走用素材から成り、隣合う
素材は、接続手段によって相互に接続される人工スキー
場において、前記人工スキー場の滑走用素材に取付けら
れる構造物は、前記滑走用素材の網目の枠に取付けられ
る取付け板を備え、前記取付け板は、前記網目の枠の上
下面を挟む挟持部を有すし、前記挟持部の下側は、前記
滑走用素材の網目の枠の内面に滑り込むことができる可
撓性係止爪から成っていることを特徴とする人工スキー
場の構造物取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4829491U JP2537844Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 人工スキー場の構造物取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4829491U JP2537844Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 人工スキー場の構造物取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133869U JPH04133869U (ja) | 1992-12-14 |
JP2537844Y2 true JP2537844Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31926854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4829491U Expired - Lifetime JP2537844Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 人工スキー場の構造物取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537844Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2707051B2 (ja) * | 1994-01-31 | 1998-01-28 | ホンマ科学株式会社 | 人工スキー専用の敷設部材 |
JP2729926B2 (ja) * | 1994-10-18 | 1998-03-18 | ホンマ科学株式会社 | 陸上スキー用のマーカー |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4829491U patent/JP2537844Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133869U (ja) | 1992-12-14 |
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