JP2537576Y2 - ベビーカーにおけるリクライニング背凭れ - Google Patents
ベビーカーにおけるリクライニング背凭れInfo
- Publication number
- JP2537576Y2 JP2537576Y2 JP1990080482U JP8048290U JP2537576Y2 JP 2537576 Y2 JP2537576 Y2 JP 2537576Y2 JP 1990080482 U JP1990080482 U JP 1990080482U JP 8048290 U JP8048290 U JP 8048290U JP 2537576 Y2 JP2537576 Y2 JP 2537576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- backrest
- guide ring
- buckle
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はベビーカーにおけるリクライニング式背凭れ
に関する。
に関する。
「従来の技術」 実開昭64−42968に係る考案があり、同考案は背当て
部に背面上方に位置するようにして背当て部の傾斜角度
調節用ベルトを差し渡し、該ベルト端を片側の手押し杆
に取り付けたバックルに挿通している。
部に背面上方に位置するようにして背当て部の傾斜角度
調節用ベルトを差し渡し、該ベルト端を片側の手押し杆
に取り付けたバックルに挿通している。
「考案が解決しようとする課題」 ベルトを引張りまたは弛め、バックルの操作片を倒し
てベルトの長さを固定し、背当て部をリクライニングさ
せるものであるが、ベルトに背当て部が連結されていな
いため背当て部が揺動状態で起伏し、搭乗している幼児
の頭部が左右へ揺れ動き不安定となって乗り心地が悪
い。
てベルトの長さを固定し、背当て部をリクライニングさ
せるものであるが、ベルトに背当て部が連結されていな
いため背当て部が揺動状態で起伏し、搭乗している幼児
の頭部が左右へ揺れ動き不安定となって乗り心地が悪
い。
「課題を解決するための手段」 数条の縦折目を設けた背凭れの両側縁部をハンドルパ
イプに固着し、背凭れの背面を支持するバンドの基端を
一方のハンドルパイプの上部に固着し、中央の縦折目を
除く他の縦折目の位置にそれぞれ導環を取り付けてバン
ドを挿通すると共に、該導環間におけるバンドの中間位
置にバックルを固着し、他方のハンドルパイプの上部に
固着した短いバンドと 一体の導環に、前記バンドを挿通した後折り返して再
度該導環に接近する側の導環へ挿通し、バンドの遊端を
前記バックルに挿通するのであり、背凭れの各縦折目ご
とに背凭れの背面側への屈曲角度を調節自在とした簡単
な構造のリクライニング式背凭れを提供することを目的
とする。
イプに固着し、背凭れの背面を支持するバンドの基端を
一方のハンドルパイプの上部に固着し、中央の縦折目を
除く他の縦折目の位置にそれぞれ導環を取り付けてバン
ドを挿通すると共に、該導環間におけるバンドの中間位
置にバックルを固着し、他方のハンドルパイプの上部に
固着した短いバンドと 一体の導環に、前記バンドを挿通した後折り返して再
度該導環に接近する側の導環へ挿通し、バンドの遊端を
前記バックルに挿通するのであり、背凭れの各縦折目ご
とに背凭れの背面側への屈曲角度を調節自在とした簡単
な構造のリクライニング式背凭れを提供することを目的
とする。
「作用」 中央の縦折目を除く他の縦折目に取り付けた導環と、
一方のハンドルパイプに短いバンドを介して設けた導環
にわたり挿通したバンドの長さを自在に調整し固定する
ことで、縦折目の背凭れ背面側への屈曲角度を所望角度
に固定すると、背凭れが傾動する。
一方のハンドルパイプに短いバンドを介して設けた導環
にわたり挿通したバンドの長さを自在に調整し固定する
ことで、縦折目の背凭れ背面側への屈曲角度を所望角度
に固定すると、背凭れが傾動する。
「実施例」 本考案の実施例を図面によって説明すると、前輪
(1)・・を装着した前脚パイプ(2)(2)を円筒形
の取付け部材(3)(3)の下部に連結し、ハンドルパ
イプ(4)(4)を取付け部材(3)(3)の上部に連
結し、後輪(5)・・を装着した後脚パイプ(6)
(6)を取付け部材(3)(3)に揺動自在に連結し、
パイプをX字形にその交点(7)を枢着して形成したク
ロス部材(8)の各上端をハンドルパイプ(4)の各上
部にそれぞれ枢着すると共にクロス部材(8)の各下端
を後脚パイプ(6)の各中央部よりにそれぞれ枢着し、
更に中央部で下向きに屈折自在に 連結したはじき杆(9)の外端部を前脚パイプ(2)
(2)の下部寄りに枢着し、はじき杆(9)の中央部寄
りの対称位置にそれぞれ押下げ杆(10)(10)の下端を
連結すると共に押下げ杆(10)の各上端を後脚パイプ
(6)(6)の上部にそれぞれ連結した折り畳み式ベビ
ーカーにおいて、ハンドルパイプ(4)(4)の取付け
部材(3)(3)寄りに肘掛け杆(11)(11)を前向き
横方向に固着し、双方の肘掛け杆(11)(11)にわたり
形の座席(12)を吊下げ中央の縦折目(13a)と、そ
の両側の対称位置に数条の縦折目(13b)・・を設けて
屈曲自在とした背凭れ(13)を座席(12)の後部から一
体に立設し、且つ、背凭れ(13)の両側縁部をハンドル
パイプ(4)に巻き付けて固着する。
(1)・・を装着した前脚パイプ(2)(2)を円筒形
の取付け部材(3)(3)の下部に連結し、ハンドルパ
イプ(4)(4)を取付け部材(3)(3)の上部に連
結し、後輪(5)・・を装着した後脚パイプ(6)
(6)を取付け部材(3)(3)に揺動自在に連結し、
パイプをX字形にその交点(7)を枢着して形成したク
ロス部材(8)の各上端をハンドルパイプ(4)の各上
部にそれぞれ枢着すると共にクロス部材(8)の各下端
を後脚パイプ(6)の各中央部よりにそれぞれ枢着し、
更に中央部で下向きに屈折自在に 連結したはじき杆(9)の外端部を前脚パイプ(2)
(2)の下部寄りに枢着し、はじき杆(9)の中央部寄
りの対称位置にそれぞれ押下げ杆(10)(10)の下端を
連結すると共に押下げ杆(10)の各上端を後脚パイプ
(6)(6)の上部にそれぞれ連結した折り畳み式ベビ
ーカーにおいて、ハンドルパイプ(4)(4)の取付け
部材(3)(3)寄りに肘掛け杆(11)(11)を前向き
横方向に固着し、双方の肘掛け杆(11)(11)にわたり
形の座席(12)を吊下げ中央の縦折目(13a)と、そ
の両側の対称位置に数条の縦折目(13b)・・を設けて
屈曲自在とした背凭れ(13)を座席(12)の後部から一
体に立設し、且つ、背凭れ(13)の両側縁部をハンドル
パイプ(4)に巻き付けて固着する。
第3図に示すように背凭れ(13)の背面を支持するバ
ンド(14)の基端を一方のハンドルパイプ(4)の上部
に巻き付けて固着し、中央の縦折目(13a)の両側に設
けた他の縦折目(13b)・・の位置において背凭れ(1
3)の背面にそれぞれ導環(15)(15′)・・を取り付
けてバンド(14)を挿通すると共にバンド(14)の中間
位置にバックル(16)を固着し、他方のハンドルパイプ
(4)に固着した短いバンド(14′)の先端に導環(1
5″)を取付け、バンド(14)を導環(15″)に挿通し
た後折り返し、導環(15″)に接近する側の導環(1
5′)へ再度挿通してバンド(14)の先端をバックル(1
6)に挿通し、導環(15′)と導環(15″)が当接する
位置までバンド(14)を引張り、バックル(16)を操作
してバンド(14)の長さを固定すると背凭れ(13)が起
立した状態で固定され、バックル(16)の作用によるバ
ンド(14)の掛止を解放し、バンド(14)の長さを各縦
折目(13a)(13b)間で調節することにより背凭れ(1
3)の傾斜度を調整できるようにする。
ンド(14)の基端を一方のハンドルパイプ(4)の上部
に巻き付けて固着し、中央の縦折目(13a)の両側に設
けた他の縦折目(13b)・・の位置において背凭れ(1
3)の背面にそれぞれ導環(15)(15′)・・を取り付
けてバンド(14)を挿通すると共にバンド(14)の中間
位置にバックル(16)を固着し、他方のハンドルパイプ
(4)に固着した短いバンド(14′)の先端に導環(1
5″)を取付け、バンド(14)を導環(15″)に挿通し
た後折り返し、導環(15″)に接近する側の導環(1
5′)へ再度挿通してバンド(14)の先端をバックル(1
6)に挿通し、導環(15′)と導環(15″)が当接する
位置までバンド(14)を引張り、バックル(16)を操作
してバンド(14)の長さを固定すると背凭れ(13)が起
立した状態で固定され、バックル(16)の作用によるバ
ンド(14)の掛止を解放し、バンド(14)の長さを各縦
折目(13a)(13b)間で調節することにより背凭れ(1
3)の傾斜度を調整できるようにする。
(17)はクロス部材(8)の交点(7)から下方へ2
条に分枝し、それぞれの下端を背凭れ(13)の下部に取
り付けた吊りバンドであり、(18)は後脚パイプ(6)
(6)の中央寄りに上向き屈折自在に連結したはじき杆
であり、クロス部材(8)の交点(7)に上端を取り付
けた牽引バンド(19)の下端に連結されており、(20)
はクロス部材(8)の各上部間にわたり屈折自在に連結
したはじき杆である。
条に分枝し、それぞれの下端を背凭れ(13)の下部に取
り付けた吊りバンドであり、(18)は後脚パイプ(6)
(6)の中央寄りに上向き屈折自在に連結したはじき杆
であり、クロス部材(8)の交点(7)に上端を取り付
けた牽引バンド(19)の下端に連結されており、(20)
はクロス部材(8)の各上部間にわたり屈折自在に連結
したはじき杆である。
「考案の効果」 本考案はこのようにして成るから、背凭れ(13)の背
面をバンド(14)の長さを調整し、バックル(16)で固
定すると縦折目(13a)(13b)の屈曲角度を所望角度に
保持でき、従ってバンド(14)の長さを調節することで
簡単に背凭れ(13)を傾動させることができるのであ
る。また、従来のリクライニング式背凭れのように背凭
れが左右に揺れ動かないため幼児の身体が安定良く背凭
れになじむため乗り心地が良い。また、構造を簡単に、
且つ、車体重量を軽減できるため取り扱いが容易であ
る。
面をバンド(14)の長さを調整し、バックル(16)で固
定すると縦折目(13a)(13b)の屈曲角度を所望角度に
保持でき、従ってバンド(14)の長さを調節することで
簡単に背凭れ(13)を傾動させることができるのであ
る。また、従来のリクライニング式背凭れのように背凭
れが左右に揺れ動かないため幼児の身体が安定良く背凭
れになじむため乗り心地が良い。また、構造を簡単に、
且つ、車体重量を軽減できるため取り扱いが容易であ
る。
背凭れ(13)は縦折目(13a)(13b)の屈曲角度を自
在に変えることで、年齢や体格に応じて最も背中のあた
り具合の良好な状態に保持できるため、凭れ具合が極め
て良いのである。
在に変えることで、年齢や体格に応じて最も背中のあた
り具合の良好な状態に保持できるため、凭れ具合が極め
て良いのである。
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は同背面
図、第3図は折り畳んだ状態を示す斜視図、第4図はハ
ンドルパイプ間に設けたバンドと各導環及びバックルの
関係位置を示す説明図である。 (4)……ハンドルパイプ、(13)……背凭れ (13a)(13b)……縦折目、(14)……バンド (15)(15′)……導環、(16)……バックル
図、第3図は折り畳んだ状態を示す斜視図、第4図はハ
ンドルパイプ間に設けたバンドと各導環及びバックルの
関係位置を示す説明図である。 (4)……ハンドルパイプ、(13)……背凭れ (13a)(13b)……縦折目、(14)……バンド (15)(15′)……導環、(16)……バックル
Claims (1)
- 【請求項1】数条の縦折目を設けた背凭れの両側縁部を
ハンドルパイプに固着し、背凭れの背面を支持するバン
ドの基端を一方のハンドルパイプの上部に固着し、中央
の縦折目を除く他の縦折目の位置にそれぞれ導環を取り
付けてバンドを挿通し、且つ、該導環の中間位置におけ
るバンドにバックルを取付け、他方のハンドルパイプに
短いバンドを介して取り付けた導環にバンドを更に挿通
すると共に、バンドを折り返してバックルとの中間にあ
る前記導環へ再度挿通し、バンドの遊端をバックルに挿
通して成るベビーカーにおけるリクライニング式背凭
れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990080482U JP2537576Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ベビーカーにおけるリクライニング背凭れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990080482U JP2537576Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ベビーカーにおけるリクライニング背凭れ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438880U JPH0438880U (ja) | 1992-04-02 |
JP2537576Y2 true JP2537576Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31625584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990080482U Expired - Lifetime JP2537576Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ベビーカーにおけるリクライニング背凭れ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537576Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5449752B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2014-03-19 | コンビ株式会社 | ベビーカー |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617250U (ja) * | 1979-07-19 | 1981-02-14 | ||
JPH0534470Y2 (ja) * | 1987-09-10 | 1993-08-31 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP1990080482U patent/JP2537576Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438880U (ja) | 1992-04-02 |
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