JP2536847Y2 - 刷 毛 - Google Patents
刷 毛Info
- Publication number
- JP2536847Y2 JP2536847Y2 JP1989143406U JP14340689U JP2536847Y2 JP 2536847 Y2 JP2536847 Y2 JP 2536847Y2 JP 1989143406 U JP1989143406 U JP 1989143406U JP 14340689 U JP14340689 U JP 14340689U JP 2536847 Y2 JP2536847 Y2 JP 2536847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- hair
- painting
- hairs
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パイプの外面等のとくに凸面に対する塗
装、清掃またはブラッシングに適した刷毛に関するもの
である。
装、清掃またはブラッシングに適した刷毛に関するもの
である。
従来の技術 一般に、塗装用、清掃用またはブラッシング用の刷毛
は、所定長さの毛体群をほぼ一様な密度分布で植設して
なる。
は、所定長さの毛体群をほぼ一様な密度分布で植設して
なる。
考案が解決しようとする課題 このように構成された在来の刷毛は、平坦な面を塗装
したり、清掃したり、ブラッシングしたりする場合はよ
いが、かかる処理を水道管、ガス管、電気配管、ポール
もしくは電柱等のパイプ類または吸・排気用ダクト等の
凸面に施す場合、下記のような不都合をきたす。すなわ
ち、在来の刷毛の毛体群は、前述のようにほぼ一様な密
度分布で植設されているため、毛体群をパイプ等の凸面
に交差して押し当てた場合の当接面幅は狭くなり、毛体
群をその幅いっぱいに利用できず、したがって、1スト
ロークの操作で塗装または清掃等の処理をなし得る面積
も狭くなる。また、凸面に対する刷毛さばきが不安定と
なるので、よほどの熟練者でないかぎり、早く、美し
く、確実に塗装等の処理を施し難いという課題があっ
た。
したり、清掃したり、ブラッシングしたりする場合はよ
いが、かかる処理を水道管、ガス管、電気配管、ポール
もしくは電柱等のパイプ類または吸・排気用ダクト等の
凸面に施す場合、下記のような不都合をきたす。すなわ
ち、在来の刷毛の毛体群は、前述のようにほぼ一様な密
度分布で植設されているため、毛体群をパイプ等の凸面
に交差して押し当てた場合の当接面幅は狭くなり、毛体
群をその幅いっぱいに利用できず、したがって、1スト
ロークの操作で塗装または清掃等の処理をなし得る面積
も狭くなる。また、凸面に対する刷毛さばきが不安定と
なるので、よほどの熟練者でないかぎり、早く、美し
く、確実に塗装等の処理を施し難いという課題があっ
た。
課題を解決するための手段 本考案はかかる従来の不都合を解消すべくなされたも
ので、本考案によると、所定長の毛体群が環状領域にの
み密集して植設され、前記環状領域に囲まれた中央領域
における毛体は実質的に存在しない構成となされる。
ので、本考案によると、所定長の毛体群が環状領域にの
み密集して植設され、前記環状領域に囲まれた中央領域
における毛体は実質的に存在しない構成となされる。
作用 このように構成すると、毛体群の中腹部をパイプ等の
凸面に当接させたとき、中腹部の毛体が中央領域に入り
込んで、その両側部の毛体が前記凸面を両側から抱き込
む格好になるので、熟練者でなくても早く、美しく、確
実に、しかも安定した刷毛さばきで塗装または清掃等の
処理を施すことが可能となる。
凸面に当接させたとき、中腹部の毛体が中央領域に入り
込んで、その両側部の毛体が前記凸面を両側から抱き込
む格好になるので、熟練者でなくても早く、美しく、確
実に、しかも安定した刷毛さばきで塗装または清掃等の
処理を施すことが可能となる。
実施例 つぎに、本考案を図面に示した実施例とともに説明す
る。
る。
第1図に示すように、所定の長さを有する多数の柔軟
な毛体1は、密集するように束ねられて環状領域2に植
設されている。そして、環状領域2によって囲まれた中
央領域3には毛体が実質的に存在しない。中央領域3は
円形であっても、だ円形であっても、その他の形状であ
ってもよい。
な毛体1は、密集するように束ねられて環状領域2に植
設されている。そして、環状領域2によって囲まれた中
央領域3には毛体が実質的に存在しない。中央領域3は
円形であっても、だ円形であっても、その他の形状であ
ってもよい。
このように構成された刷毛は、環状領域2および中央
領域3に所定長の毛体群を植設したのち、中央領域3の
毛体のみを短く刈り取ることによって形成することがで
きる。要するに、中央領域では毛体が実質的に存在しな
いように構成する。
領域3に所定長の毛体群を植設したのち、中央領域3の
毛体のみを短く刈り取ることによって形成することがで
きる。要するに、中央領域では毛体が実質的に存在しな
いように構成する。
第2図は毛体群の中腹部をパイプ4の凸面に当接させ
た状態を示す図で、中腹部の毛体群の一部分が折れ曲が
って中央領域3に入り込んでおり、両側部の毛体群がパ
イプ4をその両側から抱き込む格好になっている。図示
例の使用態様は、刷毛をパイプ4の軸方向に沿わせて移
動させる場合であるが、刷毛をパイプの軸方向に交差さ
せて移動させても、これと同様の効果を得ることができ
る。また、平坦な面に対する塗装にも使える。
た状態を示す図で、中腹部の毛体群の一部分が折れ曲が
って中央領域3に入り込んでおり、両側部の毛体群がパ
イプ4をその両側から抱き込む格好になっている。図示
例の使用態様は、刷毛をパイプ4の軸方向に沿わせて移
動させる場合であるが、刷毛をパイプの軸方向に交差さ
せて移動させても、これと同様の効果を得ることができ
る。また、平坦な面に対する塗装にも使える。
所定長の毛体群を植設する環状領域と中央領域との間
に、毛体を粗分布で植設した第2の環状領域を設けても
よく、また、環状領域の最外周における毛体群の密度分
布をもっとも高くし、これより中央領域に至るに従って
漸次低い密度分布ならしめてもよい。また、以上は本考
案を塗装用刷毛に適用した実施例について述べたが、本
考案は、糊づけ用、清掃用、ブラッシング用等の刷毛に
も同様に適用でるのはいうまでもない。
に、毛体を粗分布で植設した第2の環状領域を設けても
よく、また、環状領域の最外周における毛体群の密度分
布をもっとも高くし、これより中央領域に至るに従って
漸次低い密度分布ならしめてもよい。また、以上は本考
案を塗装用刷毛に適用した実施例について述べたが、本
考案は、糊づけ用、清掃用、ブラッシング用等の刷毛に
も同様に適用でるのはいうまでもない。
考案の効果 本考案は前述のように構成されるので、パイプその他
の凸面や、細長い物体に対してきわめて能率よく、しか
も、熟練を要することなく安定した刷毛さばきで塗装等
の処理を施すことができる。
の凸面や、細長い物体に対してきわめて能率よく、しか
も、熟練を要することなく安定した刷毛さばきで塗装等
の処理を施すことができる。
第1図は本考案を実施した刷毛の斜視図、第2図は同刷
毛の一使用態様を示す断面図である。 1……毛体、2……環状領域、3……中央領域。
毛の一使用態様を示す断面図である。 1……毛体、2……環状領域、3……中央領域。
Claims (1)
- 【請求項1】所定長の毛体群が環状領域にのみ密集して
植設され、前記環状領域に囲まれた中央領域における毛
体は実質的に存在しないことを特徴とする塗装用刷毛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989143406U JP2536847Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 刷 毛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989143406U JP2536847Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 刷 毛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382022U JPH0382022U (ja) | 1991-08-21 |
JP2536847Y2 true JP2536847Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31690180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989143406U Expired - Lifetime JP2536847Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 刷 毛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536847Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870131U (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | 白栄ホ−ルセ−ル株式会社 | 毛玉取りブラシ |
JPS5927774U (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-21 | 九州日立マクセル株式会社 | ロ−タリ式電気かみそり |
JPS6216321U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-31 |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP1989143406U patent/JP2536847Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0382022U (ja) | 1991-08-21 |
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