JP2536715B2 - 電動式シャッタ―の巻取装置 - Google Patents

電動式シャッタ―の巻取装置

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JP2536715B2
JP2536715B2 JP5048058A JP4805893A JP2536715B2 JP 2536715 B2 JP2536715 B2 JP 2536715B2 JP 5048058 A JP5048058 A JP 5048058A JP 4805893 A JP4805893 A JP 4805893A JP 2536715 B2 JP2536715 B2 JP 2536715B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、電動モータ
を用いてスラットカーテンの開閉を行う電動式シャッタ
ーの巻取装置に関し、特に、スラットカーテンの巻取領
域内における電動モータの取り付け位置の改良をした電
動式シャッターの巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動モータを用いて、スラットカーテン
102の開閉を行う電動式シャッターの巻取装置は、一
般に、図6に示すように、シャッターケース104内に
て電動モータ103と巻取ケージ101とが並列に配置
され、適当な2軸伝動手段、例えばチェーン伝動手段1
05を介して巻取ケージ101を回転駆動させる構造
や、図7に示すように、電動モータ103を、巻取ケー
ジ101を支持する支持軸106に、巻取ケージ101
の内側となるように、適当な伝動手段105’とともに
配設し、巻取ケージ101を回転駆動させる構造が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電動式シャッターの巻取装置は、前者の巻取装置(図
6に示す)の場合、電動モータ103と巻取ケージ10
1とを並列配置させるため、これらを内装するシャッタ
ーケース104の奥行き幅が大きくなり、建物に対する
シャッター装置の納まりが悪いという問題があり、また
後者の巻取装置(図7に示す)の場合では、巻取ケージ
101内において、支持軸106周りに、巻き戻し用の
捩じりスプリング107などが収納される構造とするた
めに、特に小型な形状に設計しなければならないという
問題があるとともに、この巻取装置は、巻取ケージ10
1に巻き取られるシャッタースラット102の内部に位
置するため、装置周辺が故障した際の修理、及びメンテ
ナンスなどの作業が非常に困難になるという問題があ
る。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、故障時の修理や、メンテナンス時に、容易に作業
を行うことが可能であるとともに、簡素な構造で、確実
にスラットカーテンを巻き取ることができる電動式シャ
ッターの巻取装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図5を参
照して説明する。この発明の電動式シャッターの巻取装
置は、スラットカーテン1を、電動モータ13の駆動力
によって、シャッターケース3内の巻取ケージ7に巻き
取るようにした電動式シャッターの巻取装置において、
前記スラットカーテン1の巻取領域内の支持軸4に対し
て前記巻取ケージ7を片寄せて回動自在に取り付けた状
態で、前記巻取領域内における前記巻取ケージ7外とな
る前記支持軸4外周の一端側に、電動モータ13および
その電動モータ13の回転を巻取ケージ7に伝達する伝
動手段14を装備してなり、該伝動手段14の伝動ホイ
ール18に中心から互いに離間して一対の主係合突起1
9を突設させるとともに、前記伝動手段14に対向して
巻取ケージ7の端部支持部材を構成する巻取ホイール8
に中心から互いに離間して一対の従係合突起12を突設
させ、前記伝動ホイール18と前記巻取ホイール8との
間に、各ホイール18,8を互いに連結する連結板20
を介装させ、該連結板20の一方の面に形成した主係合
穴22に前記主係合突起19を挿入するとともに、該連
結板20の他方の面に形成した従係合穴23に前記従係
合突起12を挿入し、前記巻取ケージ7の回転方向に関
してそれぞれ係合させるとともに、前記各ホイール1
8,8の直径方向に対して前記各係合穴22,23内を
前記各係合突起19,12が移動自在とされたことを特
徴としている。
【0006】また、前記主係合突起19及び従係合突起
12は、それぞれ各ホイール18,8の中心から互いに
対向離間、例えば等距離に離別して一対に形成されると
ともに、前記主係合穴22及び従係合穴23が前記各係
合突起19,12に対応してそれぞれ形成され、かつ主
係合穴22と従係合穴23の位置が中心に対してそれぞ
れ直角をなすように配設されていてもよい。
【0007】また、この発明の電動式シャッターの巻取
装置は、スラットカーテンを、電動モータの駆動力によ
って、シャッターケース内の巻取ケージに巻き取るよう
にした電動式シャッターの巻取装置において、前記スラ
ットカーテンの巻取領域内の支持軸に対して前記巻取ケ
ージを片寄せて回動自在に取り付けた状態で、巻取領域
内における前記巻取ケージ外となる前記支持軸外周の一
端側に、電動モータおよびその電動モータの回転を巻取
ケージに伝達する伝動手段を装備してなり、該伝動手段
の伝動ホイールに中心から互いに離間して一対の主係合
穴を形成させるとともに、前記伝動手段に対向して巻取
ケージの端部支持部材を構成する巻取ホイールに中心か
ら互いに離間して一対の従係合穴を形成させ、前記伝動
ホイールと前記巻取ホイールとの間に、各ホイールを互
いに連結する連結板を介装させ、該連結板の一方の面に
突設した主係合突起を前記主係合穴に挿入するととも
に、該連結板の他方の面に突設した従係合突起を前記従
係合穴に挿入し、前記巻取ケージの回転方向に関してそ
れぞれ係合させるとともに、前記各ホイールの直径方向
に対して前記各係合穴内を前記各係合突起が移動自在と
されたことを特徴としている。
【0008】また、前記主係合突起及び従係合突起は、
それぞれ中心から互いに対向離間、例えば等距離に離別
して一対に形成されるとともに、前記主係合穴及び従係
合穴が前記各係合突起に対応してそれぞれ形成され、か
つ主係合穴と従係合穴の位置が中心に対してそれぞれ直
角をなすように配設されていてもよい。
【0009】
【作用】スラットカーテン1の巻取領域内の支持軸4に
対して、巻取ケージ7が片寄せて取り付けられるととも
に、その巻取ケージ7外における支持軸4外周の一端側
に、電動モータ13およびその電動モータ13の回転を
前記巻取ケージ7に伝達する伝動手段14を装備させ
る。伝動手段14の伝動ホイール18には、主係合突起
19を突設させるとともに、この伝動手段14に対向し
て巻取ケージ7の端部支持部材を構成する巻取ホイール
8に従係合突起12を突設させる。そして、前記伝動ホ
イール18と前記巻取ホイール8との間に、各ホイール
18,8を互いに連結する連結板20を介装させ、この
連結板20の一方の面に形成した主係合穴22に前記主
係合突起19を挿入するとともに、連結板20の他方の
面に形成した従係合穴23に前記従係合突起12を挿入
し、前記巻取ケージ7の回転方向に関してそれぞれを係
合させるとともに、前記各ホイール18,8の直径方向
に対して前記各係合穴22,23内を前記各係合突起1
9,12が移動自在とさせる。これにより、電動モータ
13の駆動力によって、スラットカーテン1をシャッタ
ーケース3内の巻取ケージ7に巻き取る。
【0010】尚、上記の構成において、主係合突起19
及び従係合突起12を、それぞれ各ホイール18,8の
中心から互いに対向離間して一対に形成するとともに、
前記主係合穴22及び従係合穴23が前記各係合突起1
9,12に対応させてそれぞれ形成し、かつ主係合穴2
2と従係合穴23の位置が中心に対してそれぞれ直角を
なすように配設すれば、連結板20を介した伝動ホイー
ル18と巻取ホイール8との連結構造が、たわみ軸継手
であるオルダム軸継手を構成することとなり、支持軸4
に対して堅固に固定され高精度に作動する電動モータ1
3の回転を伝達する伝動手段14の回転中心と、支持軸
4に対してラフに設けられ回動する巻取ケージ7の回転
中心とが、完全に一致していなくとも確実に回転を伝達
させる。
【0011】また、上記主係合穴及び従係合穴を、伝動
ホイール及び巻取ホイールにそれぞれ形成させ、主係合
突起及び従係合突起を連結板の両面にそれぞれ突設形成
させて、互いに係合する構造でもよい。
【0012】
【実施例】図1は本発明による電動式シャッターの巻取
装置が用いられるシャッター装置の一部裁断正面図、図
2は本発明による電動式シャッターの巻取装置の一実施
例を示す正面図、図3は同実施例による巻取装置の要部
正面図である。まず、図1に示すように、シャッターを
構成するスラットカーテン1は、一対のガイドレール
2,2に沿って昇降されるようになっており、このスラ
ットカーテン1は各ガイドレール2,2の上端側に設け
られたシャッターケース3内に収納されるようになって
いる。
【0013】シャッターケース3内には、図2に示すよ
うに、支持軸4がブラケット5を介して水平に固定さ
れ、この支持軸4の外周に捩じりスプリング6を介して
巻取ケージ7が回動自在に設けられ、前記スラットカー
テン1がこの捩じりスプリング6の弾性力によって巻取
ケージ7に巻き取られるようになっている。
【0014】巻取ケージ7は、少なくとも左右一対の巻
取ホイール8,9と、その間に渡設された複数の管状ス
テー10とにより構成されたもので、各巻取ホイール
8,9のボス部8a,9aが前記支持軸4に回動自在に
嵌合しており、各巻取ホイール8,9の外周に吊元(図
示せず)を介して前記スラットカーテン1が連結されて
いる。
【0015】また、この巻取ケージ7は、スラットカー
テン1の巻取領域内の支持軸4に対して、片寄せられて
取り付けられている。
【0016】そして、支持軸4の一端側となる巻取ケー
ジ7の一方の巻取ホイール8には、図2及び図3に示す
ように、略コ字状の延出ブラケット11が設けられ、そ
の外側面に、従係合突起12が突設されている。この従
係合突起12は、図3及び図4に示すように、支持軸4
を中心とした等距離の位置、すなわち180°の間隔を
隔てて、一対となって形成されるとともに、各々片状に
形成され、板面に対して垂直に突設されている。
【0017】また、巻取ケージ7外における支持軸4の
一端側には、図1及び図2に示すように、電動モータ1
3および、その回転を巻取ケージ7に伝達する伝動手段
14が、前記一方の巻取ホイール8に対向するととも
に、支持軸4に沿って配設されている。
【0018】この伝動手段14は、回転部材15と伝動
ホイール18とで大略構成されている。回転部材15
は、内歯歯車が形成された円筒ケース状に形成されてお
り、電動モータ13の出力軸13aにドッククラッチ1
6を介して設けられた駆動ピニオン17と噛合し、連動
連結されるとともに、支持軸4に対しその外周を回動自
在となるように設けられている。
【0019】また、伝動ホイール18は、図4に示すよ
うに、方形の板状に形成され、回転部材15に同芯とな
るようにボルト等の固定手段によって固定されている。
この伝動ホイール18には、前述した従係合突起12と
同様に、支持軸4を中心として等距離となる一対の側辺
の各中央部分に位置して、すなわち180°の間隔を隔
てて、一対の片状に形成された主係合突起19が、前記
一方の巻取ホイール8に向けて延出するように、板面に
対して垂直に突設されている。
【0020】次に、前述した一方の巻取ホイール8と伝
動ホイール18との間には、図3に示すように各ホイー
ル8,18を連動連結する連結板20が介装されてい
る。この連結板20は、図4及び図5に示すように、略
円板状に形成されているとともに、中央に支持軸4が通
る貫通穴21が形成されている。
【0021】また、この連結板20には、中心に対して
90°間隔に係合穴22,23が穿設されている。これ
ら係合穴22,23は、各々矩形状に形成されており、
中心に対して対向し対を成す係合穴を一組とし、一方を
主係合穴22、他方を従係合穴23とされている。すな
わち、主係合穴22同志を結ぶ直線と、従係合穴23同
志を結ぶ直線とが、直交するようになっている。
【0022】そして、図3に示すように、この連結板2
0が、前述した巻取ホイール8と伝動ホイール18の間
に介装されるとともに、伝動ホイール18に設けられた
一対の主係合突起19が連結板20の一方の面側からこ
れに対応する一対の主係合穴22にそれぞれ挿入され、
また、巻取ホイール8に設けられた一対の従係合突起1
2が連結板20の他方の面側からこれに対応する一対の
従係合穴23にそれぞれ挿入されて、前記巻取ケージ7
の回転方向に関して、巻取ホイール8と伝動ホイール1
8との係合を達成している。
【0023】なお、この連結板20は、図4に示すよう
に、各係合穴22,23が挿入される各係合突起12,
19に近接するように、略波状に形成されており、すな
わち、一対の主係合穴22は主係合突起19に近接し、
一対の従係合穴23は従係合突起12に近接するよう連
結板20の両面にてそれぞれ膨出した形状となってい
る。
【0024】また、図2中、符号24は前記電動モータ
13の配線コードである。
【0025】従ってこのように構成された電動式シャッ
ターの巻取装置では、電動モータ13およびその伝動手
段14が、巻取ケージ7外の支持軸4の部分に同軸的に
装備されるので、シャッターケース3が、その奥行き幅
方向等に拡大されるおそれがなく、シャッター装置を取
付ける際の納まりが良い。
【0026】また、電動モータ13およびその伝動手段
14は、スラットカーテン1の巻取り領域内にあるが、
巻取ケージ7の外に位置するので、それらを小型化する
必要がなく、また、特殊な構造、形状にする必要がな
く、コストを低減でき、さらに、故障時の修理やメンテ
ナンスも容易に行うことができる。
【0027】さらに、駆動源である電動モータ13の回
転を、スラットカーテン1を巻き取る巻取ケージ7へ伝
達する構造が、伝動ホイール18と巻取ホイール8との
それぞれに係合突起12,19を突設し、連結板20の
係合穴22,23に挿入し、巻取ケージ7の回転方向に
関してそれぞれ係合させているとともに、伝動ホイール
18の直径方向に対して、係合穴22,23内を係合突
起12,19が、図5に示す矢線A方向に移動可能とな
っているため、例え巻取ケージ7に対して巻取られたス
ラットカーテン1の荷重により、支持軸4に撓みが生
じ、係合突起12,19が伝動ホイール18の半径方向
に位置ずれしても、伝動手段14と巻取ケージ7との間
で、無理な負荷が掛かることがなく、回転駆動力の伝達
がスムーズに行える。
【0028】すなわち、連結板20を介した伝動ホイー
ル18と巻取ホイール8との連結構造は、たわみ軸継手
であるオルダム軸継手を構成しており、支持軸4に対し
て堅固に固定され高精度に作動する電動モータ13の回
転を伝達する伝動手段14の回転中心と、支持軸4に対
してラフに設けられ回動する巻取ケージ7の回転中心と
が、完全に一致していなくとも確実に回転を伝達するよ
うになっている。
【0029】なお、図3及び図5に示すように、連結板
20の各係合穴22,23に各係合突起12,19を挿
入したのち、係合突起12,19が係合穴22,23か
ら抜脱して、互いの係合が解かれることを防止するため
に、主係合突起19、およびまたは従係合突起12に、
スプリングピン25などを装着し、容易に抜脱しないよ
うにしても良い。
【0030】また、上述した実施例では、伝動ホイール
18、および巻取ホイール8の各々に、係合突起19,
12を突設し、これらの間に介装される連結板20に各
係合突起19,12が挿入される係合穴22,23を形
成させ、互いに係合させた例について述べたが、各ホイ
ール8,18にそれぞれ係合穴を形成し、連結板の両面
にこれら係合穴に挿入される係合突起を突設した構成と
してもよい。
【0031】さらに、上述した実施例では、係合突起1
2,19の形状を片状に形成し、係合穴22,23の形
状を矩形状とした例について述べたが、これに限定され
ることはなく、例えば係合突起をピン状に形成し、係合
穴をこのピンの直径を幅とする長穴形状に形成させる構
成でもよい。
【0032】また、上述した実施例では、主係合突起1
9及び従係合突起12を各ホイール18,8の中心から
等距離に離別して一対に形成させるとともに、主係合穴
22及び従係合穴23を各係合突起19,12に対応さ
せて形成した例について述べたが、各係合突起19,1
2及び各係合穴22,23を中心からそれぞれ等距離に
せず、単に互いに離間して一対となるように形成させて
もよい。この場合も上記同様の効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明による電動式
シャッターの巻取装置では、スラットカーテンの巻取領
域内の支持軸に対して巻取ケージを片寄せて取り付けた
状態でその巻取ケージ外における支持軸の外周の一端側
に、電動モータおよびその電動モータの回転を巻取ケー
ジに伝達する伝動手段を装備した構成としたので、これ
らが内蔵されるシャッターケースが、その幅方向に拡大
される恐れがなく、シャッター装置を取り付ける際の納
まりがよく、また、電動モータおよびその伝動手段を、
従来のように小型化する必要がないとともに、特殊な構
造,形状に構成する必要がなく、コストを低減させるこ
とが可能となるという効果がある。
【0034】また、電動モータおよび伝動手段が巻取ケ
ージ内ではなく、巻取ケージの外部に配設されているた
め、故障時の修理や、メンテナンスを容易に行うことが
できるという効果がある。
【0035】さらに、駆動源である電動モータの回転
を、スラットカーテンを巻き取る巻取ケージへ伝達する
構造が、例えば伝動ホイールと巻取ホイールとのそれぞ
れに係合突起を突設し、連結板に形成した係合穴に挿入
して、巻取ケージの回転方向に関してそれぞれ係合させ
ているとともに、伝動ホイールおよび巻取ホイールの直
径方向に対して、各係合穴内を各係合突起が移動可能と
なっている構造としたため、例え巻取ケージに対して巻
取られたスラットカーテンの荷重により、支持軸に撓み
が生じ、係合突起が伝動ホイールの半径方向に位置ずれ
しても、係合突起が係合穴内で移動でき、伝動手段と巻
取ケージとの間で、無理な負荷が掛かることがなく、回
転駆動力の伝達がスムーズに行えるという効果がある。
【0036】すなわち、連結板を介した伝動ホイールと
巻取ホイールとの連結構造を、それぞれ、一対の主係合
突起と一対の主係合穴、および一対の従係合突起と一対
の係合穴の組み合わせで互いに係合させるとともに、そ
れぞれの位置関係が中心に対して直角をなすように配設
した構造とすることで、これらの連結構造が、たわみ軸
継手であるオルダム軸継手を構成することとなり、支持
軸に対して堅固に固定され高精度に作動する電動モータ
の回転を伝達する伝動手段の回転中心と、支持軸に対し
てラフに設けられ回動する巻取ケージの回転中心とが、
完全に一致していなくとも確実に回転を伝達させるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動式シャッターの巻取装置が用
いられるシャッター装置の一部裁断正面図
【図2】本発明による電動式シャッターの巻取装置の一
実施例を示す正面図
【図3】同実施例による巻取装置の要部正面図
【図4】同実施例による巻取装置の要部分解斜視図
【図5】図4におけるV−V線断面図
【図6】従来の電動式シャッターの巻取装置の正面図
【図7】他の従来の電動式シャッターの巻取装置の正面
【符号の説明】
1…スラットカーテン 3…シャッターケース 4…支持軸 7…巻取ケージ 8…巻取ホイール 12…従係合突起 13…電動モータ 14…伝動手段 18…伝動ホイール 19…主係合突起 20…連結板 22…主係合穴 23…従係合穴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラットカーテンを、電動モータの駆動
    力によって、シャッターケース内の巻取ケージに巻き取
    るようにした電動式シャッターの巻取装置において、前
    記スラットカーテンの巻取領域内の支持軸に対して前記
    巻取ケージを片寄せて回動自在に取り付けた状態で、
    記巻取領域内における前記巻取ケージ外となる前記支持
    軸外周の一端側に、電動モータおよびその電動モータの
    回転を巻取ケージに伝達する伝動手段を装備してなり、
    該伝動手段の伝動ホイールに中心から互いに離間して一
    対の主係合突起を突設させるとともに、前記伝動手段
    対向して巻取ケージの端部支持部材を構成する巻取ホイ
    ールに中心から互いに離間して一対の従係合突起を突設
    させ、前記伝動ホイールと前記巻取ホイールとの間に、
    各ホイールを互いに連結する連結板を介装させ、該連結
    板の一方の面に形成した主係合穴に前記主係合突起を挿
    入するとともに、該連結板の他方の面に形成した従係合
    穴に前記従係合突起を挿入し、前記巻取ケージの回転方
    向に関してそれぞれ係合させるとともに、前記各ホイー
    ルの直径方向に対して前記各係合穴内を前記各係合突起
    が移動自在とされたことを特徴とする電動式シャッター
    の巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記主係合突起及び従係合突起は、それ
    ぞれ各ホイールの中心から互いに対向離間して一対に形
    成されるとともに、前記主係合穴及び従係合穴が前記各
    係合突起に対応してそれぞれ形成され、かつ主係合穴と
    従係合穴の位置が中心に対してそれぞれ直角をなすよう
    に配設されていることを特徴とする請求項1記載の電動
    式シャッターの巻取装置。
  3. 【請求項3】 スラットカーテンを、電動モータの駆動
    力によって、シャッターケース内の巻取ケージに巻き取
    るようにした電動式シャッターの巻取装置において、前
    記スラットカーテンの巻取領域内の支持軸に対して前記
    巻取ケージを片寄せて回動自在に取り付けた状態で、
    記巻取領域内における前記巻取毛ー時外となる前記支持
    軸外周の一端側に、電動モータおよびその電動モータの
    回転を巻取ケージに伝達する伝動手段を装備してなり、
    該伝動手段の伝動ホイールに 心から互いに離間して一
    対の主係合穴を形成させるとともに、前記伝動手段に対
    向して巻取ケージの端部支持部材を構成する巻取ホイー
    ルに中心から互いに離間して一対の従係合穴を形成さ
    せ、前記伝動ホイールと前記巻取ホイールとの間に、各
    ホイールを互いに連結する連結板を介装させ、該連結板
    の一方の面に突設した主係合突起を前記主係合穴に挿入
    するとともに、該連結板の他方の面に突設した従係合突
    起を前記従係合穴に挿入し、前記巻取ケージの回転方向
    に関してそれぞれ係合させるとともに、前記各ホイール
    の直径方向に対して前記各係合穴内を前記各係合突起が
    移動自在とされたことを特徴とする電動式シャッターの
    巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記主係合突起及び従係合突起は、それ
    ぞれ中心から互いに対向離間して一対に形成されるとと
    もに、前記主係合穴及び従係合穴が前記各係合突起に対
    応してそれぞれ形成され、かつ主係合穴と従係合穴の位
    置が中心に対してそれぞれ直角をなすように配設されて
    いることを特徴とする請求項3記載の電動式シャッター
    の巻取装置。
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