JP2536676Y2 - 食器洗浄機のノズル構造 - Google Patents

食器洗浄機のノズル構造

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JP2536676Y2
JP2536676Y2 JP1991067900U JP6790091U JP2536676Y2 JP 2536676 Y2 JP2536676 Y2 JP 2536676Y2 JP 1991067900 U JP1991067900 U JP 1991067900U JP 6790091 U JP6790091 U JP 6790091U JP 2536676 Y2 JP2536676 Y2 JP 2536676Y2
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nozzle
cleaning
rinsing
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thrust
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敏夫 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は回転ノズル式食器洗浄機
に関し、特に洗浄ノズル,すすぎノズルの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】】実開昭62−134547号公報に食
器洗浄機の洗浄ノズルおよびすすぎノズルの構造が開示
されている。同公報によればノズル軸受5の外管3に、
洗浄ノズル11を回転自在に軸着し、このノズル軸受5
の下部に螺着固定したすすぎノズルシャフト12にすす
ぎノズル17を回転自在に軸着している。
【0003】洗浄サイクル時、洗浄ノズルはスラスト荷
重を受けながら、外管3のまわりを回転し、洗浄液を噴
射し食器を洗浄する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述の公報に示す構造
であると、特に洗浄ノズル11において、その基部々分
の軸着部が上面は、外管3の突設部9と摺れ合い下面は
すすぎノズルシャフト12と摺れ合って回転する。しか
も上下にスラストしてスラスト荷重を受けて回転するの
で、長時間使用しているうちにこれら摺れ合い面が摩耗
してくるので、定期的に交換する必要がある。
【0005】よって、部品の交換時には、すすぎノズル
シャフト12の交換、また必要に応じてノズル軸受5の
交換、更に洗浄ノズル11自体の全体的取り換えとな
り、交換部品コストが高くつくと共に交換作業も大変で
ある。
【0006】本考案は上記の点に鑑みて成されたもの
で、摩耗による交換部品を少くして、交換部品を安く、
又交換作業を容易とすることのできる構造とした食器洗
浄機のノズル構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、シャフトに上
下に取付けられ回転動作する洗浄ノズルとすすぎノズル
と、これら両ノズルの間に介在するように、それぞれ洗
浄ノズルとすすぎノズルの回転端部に取外し可能に装着
されて、互いに相対向して回転摺動するスラストキャッ
プとより成るなるものである。
【0008】
【作用】シャフトに上下に設けられて回転する洗浄ノズ
ルとすすぎノズルは、スラスト荷重を受けて回転動作す
る。その際、洗浄ノズルとすすぎノズルの互いに相対向
する回転端部には、スラストキャップが装着されてい
て、このキャップ同士のみ摺れ合い、洗浄ノズルとすす
ぎノズルの直の摺れ合いは無く、長期使用の摩耗による
部品交換の時、スラストキャップだけの取り替えで済
む。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本考案の食器洗浄機の内部構造を示
す縦断面図であり、上面を開口した本体1の上方には、
昇降可能な扉体2にて開閉される洗浄室3が区画形成さ
れており、該洗浄室3の上下に洗浄ノズル4とすすぎノ
ズル5が回動自在に配設され、この間には被洗浄物6を
収納したラック7が、支持レール8の上に載置されてい
る。
【0011】また洗浄室3下方の本体下部には、上面を
着脱自在なフィルター9によって覆われた洗浄タンク1
0が画成され、該洗浄タンク10にはオーバーフロー管
11を立設して洗浄タンク10の水位を所定水位に規定
している。更に、洗浄タンク10の底部には、洗浄タン
ク10内の洗浄水を排水するために、図示しないが電磁
排水弁を介設した排水管を接続している。
【0012】一方、洗浄ノズル4と洗浄タンク10の間
には、洗浄タンク10に貯留される60℃程度の洗浄水
を、洗浄ノズル4に循環するための洗浄ポンプ14が配
設され、すすぎノズル5と本体1に並設したブースタ1
5の間には、ブースタ15に貯留せる80℃程度のすす
ぎ水をすすぎノズル5に給送するためのすすぎポンプ1
6が配設されている。
【0013】次に洗浄ノズル4とすすぎノズル5の装着
部の構造に付いて、図2および図3に従い説明する。1
7は洗浄ノズルシャフトにして、内管18aと外管18
bとを一体に有した構造で、内管18aにすすぎ湯が通
り外管18bに洗浄液が通る。洗浄ノズル4には、ビス
19等で洗浄ノズルブッシュ20が取付けられていて、
この洗浄ノズルブッシュ20を介して洗浄ノズル4は、
前記洗浄ノズルシャフト17に回転自在に軸支されてい
る。
【0014】そして、この洗浄ノズルの回転端部である
下部には、樹且旨製のスラストキャップ21がネジ込ま
れている。このスラストキャップ21は、洗浄ノズル4
が回転している時に受ける回転トルクによりネジ込まれ
る方向のネジ仕様となっている。洗浄液の通る外管18
bに対して、洗浄ノズル4の軸孔部上部内縁4bが回転
摺接する。また、洗浄ノズルシャフト17の中間に突設
した突縁17bは洗浄ノズル4の上部におけるスラスト
受けとなっている。
【0015】一方、23はすすぎノズルシャフトにし
て、前記洗浄ノズルシャフト17の下端と螺合により結
合装着されている。そして、このすすぎノズルシャフト
23の上部、すなわち前記洗浄ノズルブッシュ20の下
部の回転端部と相対向する上部の回転端部にも、前記ス
ラストキャップ21と同様に、樹脂製のスラストキャツ
プ24がネジ込まれていると同時に、このスラストキャ
ップ24も、すすぎノズル5が回転している時に受ける
回転トルクにより、ネジ込まれる方向のネジ仕様となっ
ている。25はすすぎノズルシャフト23の下部に、ビ
ス26等により取り付けられ、すすぎノズル5の下部に
おけるスラスト受けである。またすすぎノズル5の上部
におけるスラスト受けは、前記スラストキャップ24の
取付け部ともなっているすすぎノズルシャフト23の突
出部23bが成している。27はすすぎノズルブッシュ
で、すすぎノズル5に装着されている。
【0016】以上の構成となっており、洗浄運転時、洗
浄ノズル4は洗浄ノズルシャフト17のまわりを回転す
る。この際洗浄ノズル4のスラスト荷重を受けながら摺
動する面は、確実に樹脂製のスラストキャップ21,2
4同士の当接するA面だけとなり、従来のように洗浄ノ
ズルが直に、すすぎノズルシャフト23と当り合う状況
にはなっていない。
【0017】よって、長期間使用し、A面が摩耗した場
合は、すすぎノズルシャフト23を引き抜き、ネジ止め
のスラストキャップ24を取り外し、また洗浄ノズル4
側のスラストキャップ21も取り外して、新規のスラス
トキャップ24およびスラストキャップ21をそれぞれ
交換装着すれば良い。洗浄ノズルシャフト17並びにす
すぎノズルシャフト23は、交換しなくても良いので、
交換コストが安くつき、交換作業も容易となる。
【0018】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、スラス
ト荷重を受けながら回転摺動する洗浄ノズルの軸支部分
の摩耗による定期的な部品交換を行う際、回転摺動面を
構成する2ケのスラストキャップのみ取り換えるだけで
済むようにしたので、交換パーツが少く、交換コストを
低減し、かつ交換作業を容易とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】食器洗浄機の構造断面図。
【図2】洗浄ノズル,すすぎノズルの取付部の構造を示
す要部断面図。
【図3】要部の構成要素分解斜視図。
【符号の説明】
4 洗浄ノズル 5 すすぎノズル 17 洗浄ノズル 21 スラストキャップ 24 スラストキャップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに上下に取付けられ回転動作す
    る洗浄ノズルとすすぎノズルと、これら両ノズルの間に
    介在するように、それぞれ洗浄ノズルとすすぎノズルの
    回転端部に取外し可能に装着されて、互いに相対向して
    回転摺動するスラストキャップとより成る食器洗浄機の
    ノズル構造。
JP1991067900U 1991-07-31 1991-07-31 食器洗浄機のノズル構造 Expired - Lifetime JP2536676Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0513357U JPH0513357U (ja) 1993-02-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP6517118B2 (ja) * 2015-09-18 2019-05-22 株式会社Ihiアグリテック 洗浄機

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