JP2535815B2 - Crtディスプレイ装置の写像回路 - Google Patents
Crtディスプレイ装置の写像回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はCRTディスプレイ装置の写像回路に関し、
特に、任意の画像パターンをCRTディスプレイ上の3次
元図形の多角形に写像するような、いわゆるテキスチャ
マッピング(texture mapping)を行なうような写像回
路に関する。
特に、任意の画像パターンをCRTディスプレイ上の3次
元図形の多角形に写像するような、いわゆるテキスチャ
マッピング(texture mapping)を行なうような写像回
路に関する。
CADのようなCRTディスプレイ装置の3次元空間に表示
されている図形に、任意の画像パターン、たとえば斜線
を入れる場合、テキスチャマッピングという手法が用い
られる。テキスチャマッピングを行なう場合、画像パタ
ーンをピクセル単位でCRTディスプレイの3次元空間に
表示された多角形上の各座標に変換する必要がある。
されている図形に、任意の画像パターン、たとえば斜線
を入れる場合、テキスチャマッピングという手法が用い
られる。テキスチャマッピングを行なう場合、画像パタ
ーンをピクセル単位でCRTディスプレイの3次元空間に
表示された多角形上の各座標に変換する必要がある。
従来のCRTディスプレイ装置で、テキスチャマッピン
グを行なおうとする場合、ホストコンピュータでソフト
処理によってピクセル単位で座標変換を行なっていた。
ところが、ピクセル単位で変換座標を行なうと、3次元
図形を表示するための各ピクセルについて座標変換を行
なう必要があるため、処理時間が長くなるとともに、ホ
ストコンピュータの負担が大きくなるという欠点があっ
た。
グを行なおうとする場合、ホストコンピュータでソフト
処理によってピクセル単位で座標変換を行なっていた。
ところが、ピクセル単位で変換座標を行なうと、3次元
図形を表示するための各ピクセルについて座標変換を行
なう必要があるため、処理時間が長くなるとともに、ホ
ストコンピュータの負担が大きくなるという欠点があっ
た。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ハード構成に
より、端末装置側でテキスチャマッピングを行なうこと
ができて、ホストコンピュータの負担を軽減するととも
に、処理速度を速めることのできるようなCRTディスプ
レイ装置の写像回路を提供することである。
より、端末装置側でテキスチャマッピングを行なうこと
ができて、ホストコンピュータの負担を軽減するととも
に、処理速度を速めることのできるようなCRTディスプ
レイ装置の写像回路を提供することである。
この発明はCRTディスプレイ上の頂点の座標値として
x,y,z値を有する3次元図形の多角形に、この多角形に
対応する頂点の座標地としてu,v値を有する2次元の多
角形で表わされた画像パターンメモリに記憶されている
画像パターンを写像するための写像回路であって、3次
元図形の多角形の各頂点座標を記憶する第1のバッファ
メモリと、3次元図形の多角形に予め対応づけられた2
次元図形の座標値を有する頂点座標を記憶する第2のバ
ッファメモリと、3次元図形の多角形の各頂点間を、y
方向の増分に対するx,z方向の増分に基づいて補間する
ための第1の頂点補間手段と、各頂点間を結ぶ線分の傾
きを第2のバッファメモリに記憶されている2次元多角
形の各頂点の間を、y方向の増分に対するu,v方向の増
分に基づいて補間するための第2の頂点補間手段と、第
1の頂点補間手段によって補間された各頂点間の各点の
うち、CRTディスプレイにおける同一スキャンライン上
に存在する点をそれぞれ始点および終点としたときに、
これら始終点間をx方向の増分に対するz方向の増分に
基づいて補間するための第1の始終点補間手段と、第2
の頂点補間手段によって補間された各頂点間の各点のう
ち、始点および終点に対応する2次元図形の多角形の点
を始点または終点としたときに、これら始終点間をx方
向の増分に対するu,v方向の増分に基づいて補間するた
めの第2の始終点補間手段と、第2の始終点補間手段に
よって補間された2次元多角形における各始終点間の各
点の座標をアドレスとして、画像パターンを画像パター
ンメモリから読出す読出手段と、CRTディスプレイの表
示領域に対応する記憶領域を含み、第1の始終点補間手
段によって補間された3次元図形の多角形における各始
終点間の各点の座標のうち、CRTディスプレイの表示領
域に対応する座標をアドレスとして、読出手段から読出
された画像パターンを記憶するフレームメモリとを備え
て構成される。
x,y,z値を有する3次元図形の多角形に、この多角形に
対応する頂点の座標地としてu,v値を有する2次元の多
角形で表わされた画像パターンメモリに記憶されている
画像パターンを写像するための写像回路であって、3次
元図形の多角形の各頂点座標を記憶する第1のバッファ
メモリと、3次元図形の多角形に予め対応づけられた2
次元図形の座標値を有する頂点座標を記憶する第2のバ
ッファメモリと、3次元図形の多角形の各頂点間を、y
方向の増分に対するx,z方向の増分に基づいて補間する
ための第1の頂点補間手段と、各頂点間を結ぶ線分の傾
きを第2のバッファメモリに記憶されている2次元多角
形の各頂点の間を、y方向の増分に対するu,v方向の増
分に基づいて補間するための第2の頂点補間手段と、第
1の頂点補間手段によって補間された各頂点間の各点の
うち、CRTディスプレイにおける同一スキャンライン上
に存在する点をそれぞれ始点および終点としたときに、
これら始終点間をx方向の増分に対するz方向の増分に
基づいて補間するための第1の始終点補間手段と、第2
の頂点補間手段によって補間された各頂点間の各点のう
ち、始点および終点に対応する2次元図形の多角形の点
を始点または終点としたときに、これら始終点間をx方
向の増分に対するu,v方向の増分に基づいて補間するた
めの第2の始終点補間手段と、第2の始終点補間手段に
よって補間された2次元多角形における各始終点間の各
点の座標をアドレスとして、画像パターンを画像パター
ンメモリから読出す読出手段と、CRTディスプレイの表
示領域に対応する記憶領域を含み、第1の始終点補間手
段によって補間された3次元図形の多角形における各始
終点間の各点の座標のうち、CRTディスプレイの表示領
域に対応する座標をアドレスとして、読出手段から読出
された画像パターンを記憶するフレームメモリとを備え
て構成される。
この発明に係るCRTディスプレイ装置の写像回路は、
x,y,z値の座標値からなる3次元図形の多角形の各頂点
座標と3次元図形の多角形に予め対応づけられたu,v値
の座標値を有する2次元多角形の各頂点座標を記憶して
おき、3次元多角形の各頂点間をy方向の増分に対する
x,y方向の増分に基づいて補間し、2次元多角形の各頂
点の間をy方向の増分に対するu,v方向の増分に基づい
て補間し、補間された2次元図形の各頂点間の各点のう
ち、CRTディスプレイにおける同一スキャンライン上に
存在する点をそれぞれ始点および終点としたときに、こ
れら始終点間をx方向の増分に対するz方向の増分に基
づいて、補間するとともに、補間された2次元多角形の
各頂点間の各点のうち、始点および終点に対応する2次
元図形の多角形の点を始点または終点としたときに、始
終点間をx方向の増分に対するu,v方向の増分に基づい
て補間し、補間された2次元多角形における各始終点間
の各点の座標をアドレスとして、画像パターンを読出
し、補間された3次元図形の多角形における各始終点間
の各点の座標のうち、CRTディスプレイの表示領域に対
応する座標をアドレスとして、画像パターンメモリから
読出された画像パターンをフレームメモリに記憶する。
x,y,z値の座標値からなる3次元図形の多角形の各頂点
座標と3次元図形の多角形に予め対応づけられたu,v値
の座標値を有する2次元多角形の各頂点座標を記憶して
おき、3次元多角形の各頂点間をy方向の増分に対する
x,y方向の増分に基づいて補間し、2次元多角形の各頂
点の間をy方向の増分に対するu,v方向の増分に基づい
て補間し、補間された2次元図形の各頂点間の各点のう
ち、CRTディスプレイにおける同一スキャンライン上に
存在する点をそれぞれ始点および終点としたときに、こ
れら始終点間をx方向の増分に対するz方向の増分に基
づいて、補間するとともに、補間された2次元多角形の
各頂点間の各点のうち、始点および終点に対応する2次
元図形の多角形の点を始点または終点としたときに、始
終点間をx方向の増分に対するu,v方向の増分に基づい
て補間し、補間された2次元多角形における各始終点間
の各点の座標をアドレスとして、画像パターンを読出
し、補間された3次元図形の多角形における各始終点間
の各点の座標のうち、CRTディスプレイの表示領域に対
応する座標をアドレスとして、画像パターンメモリから
読出された画像パターンをフレームメモリに記憶する。
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図であ
る。まず、第1図を参照して、この発明の一実施例の構
成について説明する。図示しないが、ホストコンピュー
タからはCRTディスプレイの3次元空間に表示すべき多
角形の各頂点座標と、CRTディスプレイに表示された3
次元空間の多角形に写像すべき画像パターンを表わす2
次元多角形の頂点座標が出力される。3次元空間に表示
すべき多角形の各頂点座標はバッファメモリ1に与えら
れて記憶され、2次元多角形の各頂点座標はバッファメ
モリ2に与えられて記憶される。
る。まず、第1図を参照して、この発明の一実施例の構
成について説明する。図示しないが、ホストコンピュー
タからはCRTディスプレイの3次元空間に表示すべき多
角形の各頂点座標と、CRTディスプレイに表示された3
次元空間の多角形に写像すべき画像パターンを表わす2
次元多角形の頂点座標が出力される。3次元空間に表示
すべき多角形の各頂点座標はバッファメモリ1に与えら
れて記憶され、2次元多角形の各頂点座標はバッファメ
モリ2に与えられて記憶される。
バッファ1に記憶された3次元空間の多角形に関する
各頂点座標(x,y,z)はALU・割算器3とDDA5に与えられ
る。ALU・割算器3は与えられた3次元空間の図形にお
ける各頂点座標(x,y,z)に基づいて、各頂点間を結ぶ
線分の傾き、すなわちyの増分1に対するx,zの増分Δ
x,Δzを求める。DDA5は3次元空間における図形の各頂
点間の座標を補間し、補間した各点の座標(x′,y′,
z′)を求める。
各頂点座標(x,y,z)はALU・割算器3とDDA5に与えられ
る。ALU・割算器3は与えられた3次元空間の図形にお
ける各頂点座標(x,y,z)に基づいて、各頂点間を結ぶ
線分の傾き、すなわちyの増分1に対するx,zの増分Δ
x,Δzを求める。DDA5は3次元空間における図形の各頂
点間の座標を補間し、補間した各点の座標(x′,y′,
z′)を求める。
一方、バッファメモリ2に記憶された2次元多角形の
各頂点座標はALU・割算器4とDDA6とに与えられる。ALU
・割算器4は2次元多角形の各頂点を結ぶ線分のyの増
分に対するu,vの増分Δu,Δvを求める。また、DDA6は
2次元多角形における各頂点間の座標を補間し、補間し
た各点の座標(u′,v′)を求める。これらのALU・割
算器3,4およびDDA5,6はコントローラ7によって制御さ
れる。
各頂点座標はALU・割算器4とDDA6とに与えられる。ALU
・割算器4は2次元多角形の各頂点を結ぶ線分のyの増
分に対するu,vの増分Δu,Δvを求める。また、DDA6は
2次元多角形における各頂点間の座標を補間し、補間し
た各点の座標(u′,v′)を求める。これらのALU・割
算器3,4およびDDA5,6はコントローラ7によって制御さ
れる。
DDA5によって求められた3次元空間における多角形の
各頂点間の補間した座標(x′,y′,z′)はALU・割算
器8とDDA10とに与えられる。ALU・割算器8は補間した
各点を始点および終点としたとき、始点と終点を結ぶ線
分について、xの増分1に対するzの増分Δz′を求め
るものである。DDA10は3次元空間における図形の始点
と終点との間の各点を補間した座標(x″,y″,z″)を
求めるものである。
各頂点間の補間した座標(x′,y′,z′)はALU・割算
器8とDDA10とに与えられる。ALU・割算器8は補間した
各点を始点および終点としたとき、始点と終点を結ぶ線
分について、xの増分1に対するzの増分Δz′を求め
るものである。DDA10は3次元空間における図形の始点
と終点との間の各点を補間した座標(x″,y″,z″)を
求めるものである。
一方、DDA6によって求められた2次元多角形上におけ
る各頂点間の補間した座標(u′,v′)をALU・割算器
9とDDA11とに与える。ALU・割算器9は2次元多角形上
での始点と終点とを結ぶ線分の傾きを求めるものであっ
て、xの増分1に対して、u,vの増分Δu′,Δv′を
求めるものである。DDA11は、2次元多角形上での始点
と終点との間の各点を補間した座標(u″,v″)を求め
る。これらALU・割算器8,9およびDDA10,11はコントロー
ラ12によって制御される。
る各頂点間の補間した座標(u′,v′)をALU・割算器
9とDDA11とに与える。ALU・割算器9は2次元多角形上
での始点と終点とを結ぶ線分の傾きを求めるものであっ
て、xの増分1に対して、u,vの増分Δu′,Δv′を
求めるものである。DDA11は、2次元多角形上での始点
と終点との間の各点を補間した座標(u″,v″)を求め
る。これらALU・割算器8,9およびDDA10,11はコントロー
ラ12によって制御される。
ピクセルアレイメモリ15は2次元の画像パターンを予
め記憶するものである。ピクセルアレイメモリ制御部13
は、DDA11によって求められた補間座標(u″,v″)を
アドレスとして、ピクセルアレイメモリ15から対応する
ピクセルを読出してフレームメモリ制御部14に与える。
フレームメモリ制御部14には、DDA10によって求められ
た補間座標(x″,y″,z″)が与えられる。そして、フ
レームメモリ制御部14は、補間座標(x″,y″,z″)を
アドレスとして、ピクセルアレイメモリ15から読出され
たピクセルをフレームメモリ16に書込む。フレームメモ
リ16に書込まれたピクセルは図示しないCRTディスプレ
イに表示される。
め記憶するものである。ピクセルアレイメモリ制御部13
は、DDA11によって求められた補間座標(u″,v″)を
アドレスとして、ピクセルアレイメモリ15から対応する
ピクセルを読出してフレームメモリ制御部14に与える。
フレームメモリ制御部14には、DDA10によって求められ
た補間座標(x″,y″,z″)が与えられる。そして、フ
レームメモリ制御部14は、補間座標(x″,y″,z″)を
アドレスとして、ピクセルアレイメモリ15から読出され
たピクセルをフレームメモリ16に書込む。フレームメモ
リ16に書込まれたピクセルは図示しないCRTディスプレ
イに表示される。
第2図はこの発明の一実施例の動作を説明するための
フロー図であり、第3図および第4図はこの発明の一実
施例の動作の理解を容易にするための図である。
フロー図であり、第3図および第4図はこの発明の一実
施例の動作の理解を容易にするための図である。
次に、第1図ないし第4図を参照して、この発明の一
実施例の具体的な動作について説明する。まず、第4図
に示すような座標軸u,vで表わされる2次元多角形22の
画像パターンを、第3図に示すような座標軸x,y,zで表
わされる3次元空間上での多角形21に写像するものとす
る。3次元空間上での多角形21の頂点をA,B,C,Dとし、
2次元多角形22の各頂点をA′,B′,C′,D′とする。こ
れら3次元空間での多角形21および2次元多角形22の各
頂点に関する座標は、ステップ(図示ではSPと略称す
る)SP1において、図示しないホストコンピュータから
バッファメモリ1,2に与えられる。バッファメモリ1は
3次元空間での多角形21の頂点A,B,C,Dの各座標をALU・
割算器3とDDA5とに与える。また、バッファメモリ2に
記憶された2次元多角形22の各頂点A′,B′,C′,D′の
座標はALU・割算器4とDDA6とに与えられる。
実施例の具体的な動作について説明する。まず、第4図
に示すような座標軸u,vで表わされる2次元多角形22の
画像パターンを、第3図に示すような座標軸x,y,zで表
わされる3次元空間上での多角形21に写像するものとす
る。3次元空間上での多角形21の頂点をA,B,C,Dとし、
2次元多角形22の各頂点をA′,B′,C′,D′とする。こ
れら3次元空間での多角形21および2次元多角形22の各
頂点に関する座標は、ステップ(図示ではSPと略称す
る)SP1において、図示しないホストコンピュータから
バッファメモリ1,2に与えられる。バッファメモリ1は
3次元空間での多角形21の頂点A,B,C,Dの各座標をALU・
割算器3とDDA5とに与える。また、バッファメモリ2に
記憶された2次元多角形22の各頂点A′,B′,C′,D′の
座標はALU・割算器4とDDA6とに与えられる。
ALU・割算器3は、ステップSP2において、3次元空間
での多角形21の各頂点A,B,C,Dのそれぞれを結ぶ線分の
傾きを求める。すなわち、y方向に順次走査される1ス
キャンライン、すなわちyの増分1に対して、x方向、
z方向の増分Δx,Δzを求める。
での多角形21の各頂点A,B,C,Dのそれぞれを結ぶ線分の
傾きを求める。すなわち、y方向に順次走査される1ス
キャンライン、すなわちyの増分1に対して、x方向、
z方向の増分Δx,Δzを求める。
同様にして、ALU・割算器4はステップSP3において、
2次元多角形22上での各頂点A′,B′,C′,D′を結ぶ線
分の傾きを求める。すなわち、y方向に順次走査される
1スキャンラインに対して、u方向,v方向の増分Δu,Δ
vを求める。
2次元多角形22上での各頂点A′,B′,C′,D′を結ぶ線
分の傾きを求める。すなわち、y方向に順次走査される
1スキャンラインに対して、u方向,v方向の増分Δu,Δ
vを求める。
ステップSP4において、DDA5はALU・割算器3によって
求めら傾きΔxとΔzおよびバッファメモリ1に記憶さ
れた頂点A,B,C,Dの各座標に基づいて、3次元空間の多
角形21における各頂点A,B,C,Dの間の座標補間を行な
い、補間した各点の座標(x′,y′,z′)を求める。す
なわち、補間した各点の座標(x′,y′,z′)は、 x′=x+Δx y′=y+1 z′=z+Δz で求められる。このとき求められた(x′,y′,z′)が
新たな(x,y,z)となり、上述の演算が繰返される。そ
して、補間した各点をスキャンラインの始点および終点
とする。たとえば、頂点AとBとの間を補間した点b1を
始点とし、頂点AとDとの間を補間した点a1を終点とす
る。
求めら傾きΔxとΔzおよびバッファメモリ1に記憶さ
れた頂点A,B,C,Dの各座標に基づいて、3次元空間の多
角形21における各頂点A,B,C,Dの間の座標補間を行な
い、補間した各点の座標(x′,y′,z′)を求める。す
なわち、補間した各点の座標(x′,y′,z′)は、 x′=x+Δx y′=y+1 z′=z+Δz で求められる。このとき求められた(x′,y′,z′)が
新たな(x,y,z)となり、上述の演算が繰返される。そ
して、補間した各点をスキャンラインの始点および終点
とする。たとえば、頂点AとBとの間を補間した点b1を
始点とし、頂点AとDとの間を補間した点a1を終点とす
る。
また、DDA6は同様にして、3次元空間での多角形21上
の補間した各点に対応する2次元多角形22上での補間点
(u′,v′)を求める。すなわち、2次元多角形22上で
の補間点(u′,v′)は、 u′=u+Δv v′=v+Δv で求められる。このとき求められた(u′,v′)は新た
な(u,v)となり、上述の演算が繰返される。そして、
3次元空間での多角形21上の始点b1と終点a1に対応する
2次元多角形22上での始点b1′と終点a1′とする。
の補間した各点に対応する2次元多角形22上での補間点
(u′,v′)を求める。すなわち、2次元多角形22上で
の補間点(u′,v′)は、 u′=u+Δv v′=v+Δv で求められる。このとき求められた(u′,v′)は新た
な(u,v)となり、上述の演算が繰返される。そして、
3次元空間での多角形21上の始点b1と終点a1に対応する
2次元多角形22上での始点b1′と終点a1′とする。
上述のALU・割算器3,4およびDDA5,6の制御はコントロ
ーラ7によって行なわれる。そして、上述のステップSP
2ないしSP4の動作を終了すると、ステップSP5におい
て、コントローラ7による制御がコントローラ12に移さ
れる。
ーラ7によって行なわれる。そして、上述のステップSP
2ないしSP4の動作を終了すると、ステップSP5におい
て、コントローラ7による制御がコントローラ12に移さ
れる。
ステップSP6において、ALU・割算器8は、前述のステ
ップSP4において求めた3次元空間での多角形21上での
各始点と終点との間のベクトルを補間するために傾きを
求める。すなわち、たとえば3次空間での多角形21の始
点b2と終点a2の間を補間するために、x′の増分1に対
してz′の増分Δz′を求める。また、ALU・割算器9
は2次元多角形22上における始点と終点との間を補間す
るための傾きを求める。すなわち、3次元空間での多角
形21における始点と終点との間の傾きを求めるための
x′の増分1に対してのu,vの増分Δu′,Δv′を求
める。
ップSP4において求めた3次元空間での多角形21上での
各始点と終点との間のベクトルを補間するために傾きを
求める。すなわち、たとえば3次空間での多角形21の始
点b2と終点a2の間を補間するために、x′の増分1に対
してz′の増分Δz′を求める。また、ALU・割算器9
は2次元多角形22上における始点と終点との間を補間す
るための傾きを求める。すなわち、3次元空間での多角
形21における始点と終点との間の傾きを求めるための
x′の増分1に対してのu,vの増分Δu′,Δv′を求
める。
さらに、ステップSP7において、DDA10は、3次元空間
での多角形21における各始点と各終点との間の座標補間
を行ない、各点の座標(x″,y″,z″)を次の演算式に
よって求める。
での多角形21における各始点と各終点との間の座標補間
を行ない、各点の座標(x″,y″,z″)を次の演算式に
よって求める。
x″=x′+1 y″=y′ z″=z′+Δz′ このとき求められた(x″,y″,z″)は新たな
(x′,y′,z′)となり、上述の演算が繰返される。次
に、DDA11は3次元空間での多角形21上の補間した各点
に対応する2次元多角形22上での点を補間し、各点の座
標(u″,v″)を次の演算式によって求める。
(x′,y′,z′)となり、上述の演算が繰返される。次
に、DDA11は3次元空間での多角形21上の補間した各点
に対応する2次元多角形22上での点を補間し、各点の座
標(u″,v″)を次の演算式によって求める。
u″=u′+Δu′ v″=v′+Δv′ このとき求められた(u″,v″)が新たな(u′,
v′)となり、上述の演算が繰返される。ピクセルアレ
イメモリ制御部13はステップSP8において、2次元多角
形22上での補間した点(u″,v″)に基づいて、ピクセ
ルアレイメモリ15から対応する画像データを読出し、フ
レームメモリ制御部14に与える。フレームメモリ制御部
14は、DDA10によって求められた3次元空間での多角形2
1の各点の座標(x″,y″)をアドレスとして、ピクセ
ルアレイメモリ15から読出された画像データをフレーム
メモリ16に書込む。
v′)となり、上述の演算が繰返される。ピクセルアレ
イメモリ制御部13はステップSP8において、2次元多角
形22上での補間した点(u″,v″)に基づいて、ピクセ
ルアレイメモリ15から対応する画像データを読出し、フ
レームメモリ制御部14に与える。フレームメモリ制御部
14は、DDA10によって求められた3次元空間での多角形2
1の各点の座標(x″,y″)をアドレスとして、ピクセ
ルアレイメモリ15から読出された画像データをフレーム
メモリ16に書込む。
すなわち、上述の一連の動作によって、3次元空間で
の多角形121と、画像パターンである2次元多角形22と
を対応させ、2次元多角形22の各点の座標をアドレスと
してピクセルアレイメモリ15から読出した画像パターン
を、3次元空間での多角形21における各始終点間各点の
座標のうちCRTディスプレイの表示領域に対応する座標
をアドレスとしてフレームメモリ16に書込むことができ
る。
の多角形121と、画像パターンである2次元多角形22と
を対応させ、2次元多角形22の各点の座標をアドレスと
してピクセルアレイメモリ15から読出した画像パターン
を、3次元空間での多角形21における各始終点間各点の
座標のうちCRTディスプレイの表示領域に対応する座標
をアドレスとしてフレームメモリ16に書込むことができ
る。
ステップSP9において、1つのベクトルの始点から終
点までの間の補間を終了したか否かを判別し、終了して
いなければ前述のステップSP7およびSP8の動作を繰返
す。そして、ステップSP10において、各頂点間の間をす
べて補間し終えたか否かを判別する。すなわち、たとえ
ば3次元空間での多角形21の頂点AとBとの間を補間
し、補間した各点を始点とし、頂点AとDとの間を補間
した点を終点として、各始点と各終点との間を補間する
まで、前述のステップSP4ないしSP9の処理を繰返す。そ
して、頂点AとBとの間の補間を終了すると、今度は頂
点BとCとの間を補間して、各点を始点とし、頂点Aと
Dとの間を補間した各点を終点とするとともに、頂点D
とCとの間を補間した各点を終点として、各始点と各終
点との間を順次補間する。
点までの間の補間を終了したか否かを判別し、終了して
いなければ前述のステップSP7およびSP8の動作を繰返
す。そして、ステップSP10において、各頂点間の間をす
べて補間し終えたか否かを判別する。すなわち、たとえ
ば3次元空間での多角形21の頂点AとBとの間を補間
し、補間した各点を始点とし、頂点AとDとの間を補間
した点を終点として、各始点と各終点との間を補間する
まで、前述のステップSP4ないしSP9の処理を繰返す。そ
して、頂点AとBとの間の補間を終了すると、今度は頂
点BとCとの間を補間して、各点を始点とし、頂点Aと
Dとの間を補間した各点を終点とするとともに、頂点D
とCとの間を補間した各点を終点として、各始点と各終
点との間を順次補間する。
上述のごとく、この実施例によれば、3次元空間での
多角形21と、画像パターンである2次元多角形22の各頂
点座標をそれぞれバッファメモリ21,22に記憶してお
き、各頂点座標を対応づけるようにしておくことによっ
て、多角形21と多角形22とが同一または相似でなくて
も、多角形22の画像パターンを多角形21に写像できる。
多角形21と、画像パターンである2次元多角形22の各頂
点座標をそれぞれバッファメモリ21,22に記憶してお
き、各頂点座標を対応づけるようにしておくことによっ
て、多角形21と多角形22とが同一または相似でなくて
も、多角形22の画像パターンを多角形21に写像できる。
以上のように、この発明によれば、3次元図形の多角
形と、画像パターンを示す3次元図形に予め対応付けら
れた2次元多角形の各頂点座標をそれぞれバッファメモ
リに記憶しておき、2次元多角形の画像パターンを参照
しながら3次元空間での多角形を塗りつぶすようにした
ので、端末装置側でハード構成により写像回路を構成で
きる。したがって、従来のように、ホストコンピュータ
側で各ピクセル単位で座標変換を行なう必要がないの
で、処理時間の短縮を図ることができる。
形と、画像パターンを示す3次元図形に予め対応付けら
れた2次元多角形の各頂点座標をそれぞれバッファメモ
リに記憶しておき、2次元多角形の画像パターンを参照
しながら3次元空間での多角形を塗りつぶすようにした
ので、端末装置側でハード構成により写像回路を構成で
きる。したがって、従来のように、ホストコンピュータ
側で各ピクセル単位で座標変換を行なう必要がないの
で、処理時間の短縮を図ることができる。
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である、
第2図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。第3図および第4図はこの発明の一実施
例の動作の理解を容易にするための図である。 図において、1,2はバッファメモリ、3,4,8,9はALU・割
算器、5,6,10,11はDDA、7,12はコントローラ、13はピク
セルアレイメモリ制御部、14はフレームメモリ制御部、
15はピクセルアレイメモリ、16はフレームメモリを示
す。
第2図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。第3図および第4図はこの発明の一実施
例の動作の理解を容易にするための図である。 図において、1,2はバッファメモリ、3,4,8,9はALU・割
算器、5,6,10,11はDDA、7,12はコントローラ、13はピク
セルアレイメモリ制御部、14はフレームメモリ制御部、
15はピクセルアレイメモリ、16はフレームメモリを示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】CRTディスプレイ上の頂点の座標値として
x,y,z値を有する3次元図形の多角形に、前記多角形に
対応する頂点座標値としてu,v値を有する2次元の多角
形で表わされた画像パターンメモリに記憶されている画
像パターンを写像するための写像回路であって、 前記3次元図形の多角形の各頂点座標を記憶する第1の
バッファメモリ、 前記3次元図形の多角形に予め対応付けられた2次元図
形の多角形の各頂点座標を記憶する第2のバッファメモ
リ、 前記第1のバッファメモリに記憶されている3次元図形
の多角形の各頂点間を、y方向の増分に対するx,z方向
の増分に基づいて補間するための第1の頂点補間手段、 前記第2のバッファメモリに記憶されている2次元図形
の多角形の各頂点間を、前記y方向の増分に対するu,v
方向の増分に基づいて補間するための第2の頂点補間手
段、 前記第1の頂点補間手段によって補間された各頂点間の
各点のうち、前記CRTディスプレイにおける同一スキャ
ンライン上に存在する点をそれぞれ始点および終点とし
たとき、これら始終点間をx方向の増分に対するz方向
の増分に基づいて補間するための第1の始終点補間手
段、 前記第2の頂点補間手段によって補間された各頂点間の
各点のうち、前記始点および終点に対応する前記2次元
図の多角形の点を始点または終点としたときに、これら
始終点間を前記x方向の分に対するu,v方向の増分に基
づいて補間するための第2の始終点補間手段、 前記第2の始終点補間手段によって補間された2次元多
角形における各始終点間の各点の座標をアドレスとし
て、画像パターンを前記画像パターンメモリから読出す
読出手段、および 前記CRTディスプレイの表示領域に対応する記憶領域を
含み、前記第1の始終点補間手段によって補間された3
次元図形の多角形における各始終点間の各点の座標のう
ち、前記CRTディスプレイの表示領域に対応する座標を
アドレスとして、前記読出手段から読出された画像パタ
ーンを記憶するフレームメモリを備えた、CRTディスプ
レイ装置の写像回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60222547A JP2535815B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | Crtディスプレイ装置の写像回路 |
US07/366,322 US4974177A (en) | 1985-10-04 | 1989-06-14 | Mapping circuit of a CRT display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60222547A JP2535815B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | Crtディスプレイ装置の写像回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6282470A JPS6282470A (ja) | 1987-04-15 |
JP2535815B2 true JP2535815B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16784152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60222547A Expired - Lifetime JP2535815B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | Crtディスプレイ装置の写像回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535815B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2699342B2 (ja) * | 1987-02-25 | 1998-01-19 | ソニー株式会社 | 画像変換方法 |
JP2967228B2 (ja) * | 1988-09-07 | 1999-10-25 | 株式会社トプコン | 画像データ転送装置 |
JP2638218B2 (ja) * | 1989-09-18 | 1997-08-06 | 松下電器産業株式会社 | 球体テクスチャマッピング装置 |
JP2883523B2 (ja) * | 1992-08-26 | 1999-04-19 | 株式会社ナムコ | 画像合成装置及び画像合成方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5757715A (en) * | 1980-09-24 | 1982-04-07 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Production of aromatic polyester-carbonate resin |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60222547A patent/JP2535815B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
A.S.Glassner著,白田耕作監訳,「図説コンピュータ・グラフィックス」(1985−9−5)株式会社アスキ−,P.100−105 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6282470A (ja) | 1987-04-15 |
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