JP2535643Y2 - 通信用筐体 - Google Patents
通信用筐体Info
- Publication number
- JP2535643Y2 JP2535643Y2 JP9735990U JP9735990U JP2535643Y2 JP 2535643 Y2 JP2535643 Y2 JP 2535643Y2 JP 9735990 U JP9735990 U JP 9735990U JP 9735990 U JP9735990 U JP 9735990U JP 2535643 Y2 JP2535643 Y2 JP 2535643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- connector
- base
- communication device
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、屋外に設置される柱上に張られたメッセン
ジャーワイヤに吊下げられる有線伝送路の通信用筐体に
関する。
ジャーワイヤに吊下げられる有線伝送路の通信用筐体に
関する。
[従来の技術] 従来、この種の通信用筐体は、第2図に示すようにメ
ッセンジャーワイヤ11に吊下げられる、固定金具14を持
つ基体15の上に通信機器収納体16が載置され、予め有線
伝送路のケーブル12と接合した、引込用、送出用2本の
コネクタ13が基体15を下から上に貫通し、それぞれのコ
ネタク13上の上端13aと通信機器収納体16のコネタク受1
6aとが接合し、その接合部分の周囲はOリング等のパッ
キングが嵌合され、外線と収納されている通信機器とが
導通され、かつねじ16bとねじ穴15aとにより収納体16と
基体15とが固定されている。
ッセンジャーワイヤ11に吊下げられる、固定金具14を持
つ基体15の上に通信機器収納体16が載置され、予め有線
伝送路のケーブル12と接合した、引込用、送出用2本の
コネクタ13が基体15を下から上に貫通し、それぞれのコ
ネタク13上の上端13aと通信機器収納体16のコネタク受1
6aとが接合し、その接合部分の周囲はOリング等のパッ
キングが嵌合され、外線と収納されている通信機器とが
導通され、かつねじ16bとねじ穴15aとにより収納体16と
基体15とが固定されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記の従来の通信用筐体の基体に用意されているコネ
クタは通信機器に対応して用意されているが、通信機器
収納体の保守交換等を行なうとき、一時的に通信システ
ムは停波状態となる。このため、例えばCATVの中継器の
場合、交換する中継器から見て、下り側に相当する地域
が停波状態となり、したがって該当するテレビ受像機が
見えなくなる。また将来、データ伝送が行なわれる場合
は、特にこの種のサービスにとって致命的な影響を与え
ることになり、大きな問題点がある。
クタは通信機器に対応して用意されているが、通信機器
収納体の保守交換等を行なうとき、一時的に通信システ
ムは停波状態となる。このため、例えばCATVの中継器の
場合、交換する中継器から見て、下り側に相当する地域
が停波状態となり、したがって該当するテレビ受像機が
見えなくなる。また将来、データ伝送が行なわれる場合
は、特にこの種のサービスにとって致命的な影響を与え
ることになり、大きな問題点がある。
本考案は、このような問題点を解消した、通信機器収
納体を交換する場合でも、無停波状態を生ずることのな
い、したがってこの種のサービス上に心配のない通信用
筐体を提供することを目的とするものである。
納体を交換する場合でも、無停波状態を生ずることのな
い、したがってこの種のサービス上に心配のない通信用
筐体を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の通信用筐体は、 基体の各コネクタはそれぞれ分岐部を有し、 該各コネクタ分岐部端に対し接続可能なコネクタ受を
有し、第1機器収納体が結合されているときでも、前記
基体の側面に装脱自在に結合される第2通信機器収納体
を有することを特徴としている。
有し、第1機器収納体が結合されているときでも、前記
基体の側面に装脱自在に結合される第2通信機器収納体
を有することを特徴としている。
[作用] 第1通信機器収納体が修理、交換等のため、該収納体
を基体から取外さなければならないとき、取外す前に、
第2通信機器収納体を、該収納体の側部のコネクタ受と
コネクタ分岐端とを接合させ、横方向のねじとねじ穴を
螺合させて、基体の側面に固定する。かくして、無停波
状態を保持して主収納体を取外すことができる。
を基体から取外さなければならないとき、取外す前に、
第2通信機器収納体を、該収納体の側部のコネクタ受と
コネクタ分岐端とを接合させ、横方向のねじとねじ穴を
螺合させて、基体の側面に固定する。かくして、無停波
状態を保持して主収納体を取外すことができる。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の通信用筐体の一実施例の斜視図であ
る。
る。
本実施例の主要部はメッセンジャーワイヤ1に吊下げ
られた基体5と、基体5上面に載置、結合される第1通
信機器収納体6と必要に応じて基体5の側面に結合され
る第2通信機器収納体8と、基体5に取付けられる直角
の分岐部付の2本の棒状コネクタ3とからなっている。
られた基体5と、基体5上面に載置、結合される第1通
信機器収納体6と必要に応じて基体5の側面に結合され
る第2通信機器収納体8と、基体5に取付けられる直角
の分岐部付の2本の棒状コネクタ3とからなっている。
基体5は、ほぼ直方形箱状であって、一長側面の上方
に延長された側面の上端がメッセンジャーワイヤ1に固
定金具4により固定され、吊下げられている。有線伝送
路のケーブル2に予め接合された、引込/送出用、送出
/引込用2本のコネクタ3、は棒状の中央部で直角方向
に分岐されており、ケーブル2との接合部が下方に、上
端3aが上面から突出し、分岐端3bが側面から突出してい
る。第1通信機器収納体6は、該収納体6下部のコネク
タ受6aとコネクタ3上端3aとの接合およびねじ6bとねじ
穴5aとの螺合により筐体5の上面に固定されている。ま
た前記収納体6とほぼ同形の第2通信機器収納体8は、
該収納体8側部のコネクタ受8aとコネクタ分岐端3bとの
接合およびねじ8bとねじ穴5bとの螺合により筐体5の側
面に固定することができる。なお、上記のコネクタ上端
3a、分岐端3bの接続部の周囲にはOリングシール等のパ
ッキング(側面用は図示せず)が嵌着され気密が保持さ
れる。
に延長された側面の上端がメッセンジャーワイヤ1に固
定金具4により固定され、吊下げられている。有線伝送
路のケーブル2に予め接合された、引込/送出用、送出
/引込用2本のコネクタ3、は棒状の中央部で直角方向
に分岐されており、ケーブル2との接合部が下方に、上
端3aが上面から突出し、分岐端3bが側面から突出してい
る。第1通信機器収納体6は、該収納体6下部のコネク
タ受6aとコネクタ3上端3aとの接合およびねじ6bとねじ
穴5aとの螺合により筐体5の上面に固定されている。ま
た前記収納体6とほぼ同形の第2通信機器収納体8は、
該収納体8側部のコネクタ受8aとコネクタ分岐端3bとの
接合およびねじ8bとねじ穴5bとの螺合により筐体5の側
面に固定することができる。なお、上記のコネクタ上端
3a、分岐端3bの接続部の周囲にはOリングシール等のパ
ッキング(側面用は図示せず)が嵌着され気密が保持さ
れる。
第1通信機器収納体6は、従来例の収納体16と同形同
構造である。収納体6が修理、交換等のため基体5らか
取外さなければならないとき、取外す前に、第2通信機
器収納体8を該収納体8のコネクタ受8aとコネクタ分岐
端3bとを接合させ、ねじ8bとねじ穴5bとを螺合させるこ
とにより、基体5の側面に固定する。かくして、本考案
の通信用筐体は、主たる第1通信機器収納体6を取外し
中でも性能を維持できる。したがって無停波状態を保持
しながら主通信機器の修理ができる。
構造である。収納体6が修理、交換等のため基体5らか
取外さなければならないとき、取外す前に、第2通信機
器収納体8を該収納体8のコネクタ受8aとコネクタ分岐
端3bとを接合させ、ねじ8bとねじ穴5bとを螺合させるこ
とにより、基体5の側面に固定する。かくして、本考案
の通信用筐体は、主たる第1通信機器収納体6を取外し
中でも性能を維持できる。したがって無停波状態を保持
しながら主通信機器の修理ができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、コネクタに分岐部を設
けることにより、無停波状態を保持しながら第1通信機
器の保守、交換をすることができる。
けることにより、無停波状態を保持しながら第1通信機
器の保守、交換をすることができる。
第1図は本考案の通信用筐体の一実施例の斜視図、第2
図は従来例の斜視図である。 1,11……メッセンジャーワイヤ、2,12……ケーブル、3,
13……コネクタ、3a,13a……コネクタ上端、3b……コネ
クタ分岐端、4,14……固定金具、5,15……基体、5a,5b,
15a……ねじ穴、6……第1通信機器収納体、6a,8a,16a
……コネクタ受、6b,8b,16b……ねじ、7,17……パッキ
ング、8……第2通信機器収納体、16……通信機器収納
体。
図は従来例の斜視図である。 1,11……メッセンジャーワイヤ、2,12……ケーブル、3,
13……コネクタ、3a,13a……コネクタ上端、3b……コネ
クタ分岐端、4,14……固定金具、5,15……基体、5a,5b,
15a……ねじ穴、6……第1通信機器収納体、6a,8a,16a
……コネクタ受、6b,8b,16b……ねじ、7,17……パッキ
ング、8……第2通信機器収納体、16……通信機器収納
体。
Claims (1)
- 【請求項1】架空メッセンジャーワイヤに吊下げられ、
外線引込用コネクタと外線送出用コネクタとが取付けら
れた基体と、該基体上に装脱自在に載置、結合された第
1機器収納体とを有する通信用筐体において、 前記基体の各コネクタはそれぞれ分岐部を有し、 該各コネクタ分岐部端に対し接続可能なコネクタ受を有
し、前記第1機器収納体が結合されているときでも、前
記基体の側面に装脱自在に結合される第2通信機器収納
体を有することを特徴とする前記通信用筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9735990U JP2535643Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 通信用筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9735990U JP2535643Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 通信用筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454180U JPH0454180U (ja) | 1992-05-08 |
JP2535643Y2 true JP2535643Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31837657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9735990U Expired - Lifetime JP2535643Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 通信用筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535643Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075303A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Olympus Corp | 受信装置 |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP9735990U patent/JP2535643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454180U (ja) | 1992-05-08 |
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