JP2535411B2 - 図形処理方法 - Google Patents

図形処理方法

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JP2535411B2
JP2535411B2 JP1155144A JP15514489A JP2535411B2 JP 2535411 B2 JP2535411 B2 JP 2535411B2 JP 1155144 A JP1155144 A JP 1155144A JP 15514489 A JP15514489 A JP 15514489A JP 2535411 B2 JP2535411 B2 JP 2535411B2
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英樹 林
秀喜 工藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体装置のレイアウト検証に用いられる図形処理方
法に関し、 拡大図形による隣接図形への影響を排除し、レイアウ
ト検証の信頼性を改善することを目的とし、 図形Aに内包される図形Bを一定幅dだけ拡大して図
形Bと図形Aとの関係を検証する図形処理方法におい
て、前記図形Aに隣接する他の図形に重ならない程度に
前記図形Bを拡大する第1のステップと、該拡大された
図形Bと前記図形AとのAND論理をとる第2のステップ
と、該AND論理の結果を所定幅拡大した後再び図形Aと
のAND論理をとる第3のステップと、を含み、図形Bの
拡大幅が前記一定幅dに一致するまで第3のステップを
繰り返すように構成している。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、図形処理方法に関し、特に、半導体装置の
レイアウト検証(デザイン・ルール・チェック:DRC)に
用いられる図形処理方法に関する。
一般に、少品種多量生産型LSIの設計は、汎用対話型
設計システムによるマニュアル(手動)設計を主体にし
て行われる。設計者の熟練や高度な判断力により、設計
の自由度を十分に生かしてきわめて完成度の高いレイア
ウトを実現できる反面、マニュアル設計固有の誤りの混
入が避けられない。LSI製造においては、設計ミスによ
る損失が多大であるため、試作前にレイアウト結果を検
証して誤りを排除しておくことが重要である。また、自
動レイアウト・システムを用いた場合でも、設計が未完
成であれば、マニュアル設計による修正が加わることに
なり、同様にして誤りを検出する必要がある。こうした
レイアウト設計の検証のひとつとして幾何学的検査、す
なわち設計規則(デザイン・ルール)に対するパターン
寸法等の違反を検出するDRCがある。
〔従来の技術〕
幾何学的検査は、設計されたマスク・パターン等を構
成する多数のパターン群、例えばトランジスタのウエル
や基板コンタクトなどを表す多数の図形について、その
配置や大きさ等が正しいか否かを検査するもので、その
一例としてウエルに内包された複数の基板コンタクトの
間隔を検証することがある。電源印加用の基板コンタク
ト間隔が規定よりも離れていた場合には、基板コンタク
ト間のウエル抵抗が上がる結果、当該ウエルで作られる
トランジスタのラッチアップの原因となるからで、この
ため、基板コンタクトの間隔はラッチアップを発生しな
い程度の距離に規定されており、検証は、複数の基板コ
ンタクトの間隔が規定距離以内にあるか否かを検証す
る。
第3図は基板コンタクト間隔の検証を説明する図で、
この図において、1はウエル、2a、2bは基板コンタクト
である。まず、基板コンタクト2a、2bを一定幅dに拡大
して破線で示す図形2a′、2b′を得る。ここで、一定幅
dは、第4図に示すように、基板コンタクトの印加電圧
によりウエル1の電位が固定される範囲xを考慮して決
められる。次に、ウエル1から拡大図形2a′、2b′を減
算する。この減算の結果、残りの図形がなくなれば、2
つの基板コンタクト2a、2bの間隔は(2×d)以内であ
り、間隔が正しいことが検査される。
一方、第5図に示すように、基板コンタクト2a、2bを
一定幅d拡大した図形2a′、2b′を、ウエル1から減算
した結果、ハッチングで示す図形が残ったとすると、こ
の場合は2つの基板コンタクト2a、2bの間隔が(2×
d)を越えていることから、間隔が正しくないすなわち
エラーが検出される。また、第6図に示すように、基板
コンタクト2a、2bを拡大した図形2a′、2b′よりもウエ
ル1が大きい場合には、基板コンタクトの印加電圧によ
って電位が固定されない領域(ハッチングで示す領域)
を生じるので、これもエラーとして検出される。
このように、基板コンタクトを一定幅d拡大し、この
拡大図形をウエル図形から減算した結果、残余の図形が
生じなければエラーなし、また、残余の図形が生じれば
エラーありとして検証されることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の検証方法にあって
は、基板コンタクトを一度に一定幅d拡大するものであ
ったため、例えば、複数のウエルが極近接している場合
でかつ特定のレイアウト条件のときに、正しい検査が行
われないことがあった。
すなわち、第7図において、1つのウエル1に他のウ
エル3が隣接し、かつ、ウエル1内の基板コンタクト1a
から他のウエル3までの距離Lが一定幅dに満たない特
定のレイアウト条件では、基板コンタクト1aを一定幅d
拡大した図形1a′が、隣接ウエル3に重なってしまい、
この重なり部分(クロスハッチングで示す部分)でも減
算が行われる結果、隣接ウエル3のクロスハッチングの
部分が失われることになる。したがって、仮に隣接ウエ
ル3に内包される基板コンタクト(図示せず)の間隔を
検証する場合には、隣接ウエル3の図形が正しくないの
で(クロスハッチングの部分が失われている)、例え
ば、隣接ウエル3の図形が隣接ウエル3に内包する基板
コンタクトの一定幅d拡大図形よりも大きい場合で、こ
の大きい部分がクロスハッチング部分に該当するときに
は、これをエラーとして検出することができないといっ
た問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもの
で、拡大図形による隣接図形への影響を排除し、レイア
ウト検証の信頼性を改善することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る図形処理方法は上記目的を達成するた
め、図形Aに内包される図形Bを一定幅dだけ拡大して
図形Bと図形Aとの関係を検証する図形処理方法におい
て、前記図形Aに隣接する他の図形に重ならない程度に
前記図形Bを拡大する第1のステップと、該拡大された
図形Bと前記図形AとのAND論理をとる第2のステップ
と、該AND論理の結果を所定幅拡大した後再び図形Aと
のAND論理をとる第3のステップと、を含み、図形Bの
拡大幅が前記一定幅dに一致するまで第3のステップを
繰り返すように構成している。
〔作用〕
本発明では、図形Bが所定幅に拡大されたあと、この
拡大図形と図形AとのAND論理がとられ、そして、AND論
理によって得られた図形と図形AとのAND論理が再びと
られて、これが繰り返される。
したがって、AND論理を繰り返す度に、拡大図形Bが
図形Aに内包されるように変形していき、最終的な拡大
図形による隣接図形への影響が排除される。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本発明に係る図形処理方法の一実施例を
説明する図である。
第1図は検証対象のパターンレイアウトを示す図で、
10は図形Aとしてのウエルであり、10a、10bはウエル10
に内包された図形Bとしての基板コンタクトである。な
お、G1は基板コンタクト10a、10bの間隔、G2はウエル10
に対する基板コンタクト10bの内包距離である。一方、1
1はウエル10から距離G3を隔てて隣接する他の図形とし
てのウエルで、このウエル11には基板コンタクト11a、1
1bが内包されている。これらのウエル10、11および基板
コンタクト10a、10b、11a、11bの図形は論理“1"で表さ
れている。
なお、以下では、簡単のために、基板コンタクト10b
を拡大し、検証する場合について説明する。
第2図は基板コンタクト10bの拡大処理を説明するた
めの図である。この図において、まず、基板コンタクト
10bを所定幅拡大して図形Fを作る。このときの所定幅
は、基板コンタクト10bの内包距離G2にウエル10とウエ
ル11との離隔距離G3を加えた値以下に設定する。次に、
図形Fとウエル10とのAND論理をとって図形Gを得る。
図形Gは、図形Fを変形して得られるもので、ウエル10
に内包されない部分を図形Fから除いた図形に相当す
る。次に、図形Gを所定幅拡大して図形Hを作り、この
図形Hとウエル10とのAND論理をとって図形Iを得る。
図形Iは、図形Hを変形して得られるもので、ウエル10
に内包されない部分を図形Hから除いた図形に相当す
る。そして、図形Iを再び所定幅拡大し、AND論理をと
るといった動作を繰り返し、この繰り返しは、最終的に
得られる図形の拡大幅が、基板コンタクト10a、10bの間
隔G1の半分、詳しくは、ウエル電位を固定する範囲x
(第4図参照)から導かれる一定幅d(従来例の一定幅
dに相当)に一致するまで続けられる。
このように、本実施例では、隣接するウエル11に重な
らない程度に基板コンタクト10bを拡大し、この拡大し
た図形Fとウエル10のAND論理をとってウエル10に内包
する図形Gを得、そして、図形Gを再び拡大して図形H
を作り、この図形Hとウエル10のAND論理をとってウエ
ル10に内包する図形Iを得て、この図形を再び拡大する
動作を繰り返しているので、各段階の拡大図形F、G、
H、I……や最終的な拡大図形の隣接図形(すなわち、
ウエル11)への重なりを排除することができ、レイアウ
ト検証の信頼性を改善して正確なデザイン・ルール・チ
ェック(DRC)の結果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、拡大図形による隣接図形への影響を
排除することができ、レイアウト検証の信頼性を改善す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明に係る図形処理方法の一実施例を示
す図であり、 第1図はその検証対象のパターンを示す図、 第2図はその検証対象のパターンの要部を示す図、 第3〜7図は従来例を示す図であり、 第3図はそのエラーのない検証結果を示す図、 第4図はその基板コンタクトの印加電圧によって電位が
固定される範囲を示す図、 第5図はそのエラーのある検証結果を示す図、 第6図はそのエラーのある他の検証結果を示す図、 第7図は拡大図形が隣接図形に影響を与える様子を示す
図である。 10……ウエル(図形A)、 11……ウエル(図形Aに隣接する他の図形)、 10a、10b……基板コンタクト(図形B)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−176261(JP,A) 特開 昭58−209141(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形Aに内包される図形Bを一定幅dだけ
    拡大して図形Bと図形Aとの関係を検証する図形処理方
    法において、 前記図形Aに隣接する他の図形に重ならない程度に前記
    図形Bを拡大する第1のステップと、 該拡大された図形Bと前記図形AとのAND論理をとる第
    2のステップと、 該AND論理の結果を所定幅拡大した後再び図形AとのAND
    論理をとる第3のステップと、を含み、 図形Bの拡大幅が前記一定幅dに一致するまで第3のス
    テップを繰り返すことを特徴とする図形処理方法。
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