JP2535234Y2 - 体操用床 - Google Patents

体操用床

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JP2535234Y2
JP2535234Y2 JP1989092766U JP9276689U JP2535234Y2 JP 2535234 Y2 JP2535234 Y2 JP 2535234Y2 JP 1989092766 U JP1989092766 U JP 1989092766U JP 9276689 U JP9276689 U JP 9276689U JP 2535234 Y2 JP2535234 Y2 JP 2535234Y2
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昌弘 楠
勝男 北
厚志 張西
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芦森工業 株式会社
株式会社 マルハタ産業
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は体操の床運動、新体操、アクロバット体操な
どの演技に使用される体操用床に関するものである。
従来の技術 体操用床はその上で演技者が跳躍や転回などの運動を
するものであり、適度の反発力を有するものであること
が要求される。
従来この種の体操用床の構造としては、例えば特開昭
61−13980号公報に記載されたものが知られている。こ
のものは第4図に示すように、ベニア板などの基板1の
下面にゴム又は樹脂発泡体の弾性支持台脚2を取付け、
基板1の上面に樹脂発泡体などの弾性マット3及び敷物
4を敷いたものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこの体操用床においては、主として弾性
支持台脚2によって反発力を得ているのであるが、反発
力が一定であるため演技者の体重や技術レベルによって
反発力が適当でない場合がある。例えば成人に適したも
のは年少の演技者には硬く、まだジュニアに適したもの
では成人には柔か過ぎる。また個人的にも体重によって
反発力を変えることが望まれることもある。
また反発力を変えようとすれば、弾性支持台脚2を交
換しなければならないが、弾性支持台脚2は基板1に固
定されており、これを交換することは容易でない。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、用
途に応じ、また演技者に応じて容易に反発力を変えるこ
とのできる体操用床を提供することを目的とするもので
ある。
問題点を解決する手段 而して本考案の体操用床は、所定間隔毎に複数の開口
部を形成した柔軟なベルトをパネルの裏面に配置し、該
ベルトの両端をパネルの縁部に着脱自在に係止し、両端
末を閉塞し、適宜の箇所に空気出入口を設けた複数の柔
軟な気密性筒状体を、前記ベルトの開口部に挿通し、前
記気密性筒状体内に送入される気体圧力により前記パネ
ルを支持せしめたことを特徴とするものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面に従って説明する。第1図
は本考案の体操用床を示すものである。5はパネルであ
って、厚手のベニア板が使用される。このパネル5は先
の従来例における基板1に相当するものであるが、基板
1及び弾性マット3又はさらに敷物4を含めてパネル5
として扱うこともできる。また小さいパネル5を縦及び
横方向に順次連結させ、適宜の面積のものとして使用す
ることもできる。
6は気密性筒状体である。この気密性筒状体6は柔軟
で折畳むことのできるもので、相当の圧力に耐えるもの
が使用される。その構造としては、筒状の織布の内面に
柔軟なゴム又は合成樹脂の内張りを施したものが適当で
ある。
そして当該気密性筒状体6は、その両端がクランプ7
などの適当な手段で閉塞されており、その一部に空気出
入口8が形成されている。而してその空気出入口8は、
エアーホース9に接続されており、圧力計10、レギュレ
ーター11及びバルブ12を介して、コンプレッサー13に接
続されている。
14は柔軟なベルトである。該ベルト14は一定間隔毎に
開口部15が形成されており、両端には略コ字状の係止具
16が止着され、パネル5の側縁に着脱自在に係止されて
いる。
而してベルト14はパネル5を横切ってパネル5の裏側
に二つ配置されている。なおこのベルト14の数は、二つ
に限らず適宜の間隔でさらに多数配置してもよい。
そしてこのベルト14の前記開口部15を貫通して、複数
の気密性筒状体6が取付けられており、コンプレッサー
13により、バルブ12、レギュレーター11及び圧力計10を
介して、エアーホース9で空気出入口8から圧縮空気を
送入するようになっている。なお圧縮空気に限らず、適
宜の気体を使用することもできる。
作用 本考案においては、パネル5の下面に所定間隔毎に柔
軟な気密性筒状体6を配置し、該気密性筒状体6内の空
気圧力によりパネル5を支持せしめたので、気密性筒状
体6内の空気圧を変えることにより、体操用床としての
反発力を調節することができる。すなわち体重の軽い演
技者に対しては気密性筒状体内の空気圧を低くし、体重
の重い演技者に対しては空気圧を高めることにより、演
技者の体重に合わせた適度の反発力を得ることができる
のである。
例えば外径50mmの気密性筒状体6を600mmピッチで第
1図に示すように4本配置し、その上にパネル5を取付
け、そのパネル5上で演技した場合、成人男性で0.6〜
0.8kg/cm2、成人女性で0.4〜0.6kg/cm2、ジュニアで0.2
〜0.4kg/cm2の空気圧のとき、最適の反発力を得ること
ができた。
また気密性筒状体6内に圧縮空気を送入しない状態に
おいては第2図に示すように気密性筒状体6は折畳まれ
ており、ベルト14の開口部15も偏平な状態となってい
る。従ってベルト14における開口部15間の部分が弛んで
おり、係止具16を容易にパネル5の側縁に着脱すること
ができる。
而して、気密性筒状体6に圧縮空気を送入すると、気
密性筒状体6が断面円形に膨まされると共に、ベルト14
の開口部15も円形となり、その幅は扁平状態におけるよ
りも小さくなる。そのため第3図に示すようにベルト14
における開口部15間の部分が引張られ、ベルト14は係止
具16間に張った状態で展張される。従って係止具16がパ
ネル5から外れることがなく、また気密性筒状体6の位
置は所定の位置に固定されて動くことがない。
効果 従って本考案によれば、体操用床の反発力を自由に変
えることができるので、体重差のある成人に適したもの
とジュニアに適したものとで、反発力を変えて使用する
ことができる。またさらに一つの競技中においても、演
技者の体重や技術レベルに応じて反発力を直ちに変更す
ることができ、個々の演技者に最適の反発力の下で、よ
り高度の演技をすることが可能となる。
また本考案によれば、気密性筒状体6をパネル5の裏
面に極めて容易に着脱することができると共に、使用状
態において係止具16が外れたり、気密性筒状体6が移動
したりして部分的に反発力が異ることがない。また不使
用時においてはベルト14と共に気密性筒状体6をパネル
5から取外すことができるので、パネル5と気密性筒状
体6とを別個に折畳んで収納することができ、収納スペ
ースが小さくて済むと共に、運搬にも便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の体操用床の一実施例を示す斜視図であ
る。第2図及び第3図はそれぞれ、前記実施例における
気密性筒状体内に圧縮空気を送入しない状態及び圧縮空
気を送入した状態を示す横断面図である。第4図は従来
の体操用床の横断面図である。 5……パネル、6……気密性筒状体 8……空気出入口、14……ベルト 15……開口部、16……係止具
フロントページの続き (72)考案者 張西 厚志 大阪府泉佐野市上町1丁目6番51号 (56)参考文献 実開 昭53−154712(JP,U) 実開 昭47−36457(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔毎に複数の開口部(15)を形成し
    た柔軟なベルト(14)をパネル(5)の裏面に配置し、
    該ベルト(14)の両端をパネル(5)の縁部に着脱自在
    に係止し、両端末を閉塞し、適宜の箇所に空気出入口
    (8)を設けた複数の柔軟な気密性筒状体(6)を、前
    記ベルト(14)の開口部に挿通し、前記気密性筒状体
    (6)内に送入される気体圧力により前記パネル(5)
    を支持せしめたことを特徴とする、体操用床
JP1989092766U 1989-08-07 1989-08-07 体操用床 Expired - Fee Related JP2535234Y2 (ja)

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JP2006313728A (ja) * 2005-04-07 2006-11-16 Sanyo Noritsu Denki Kk ブレーカ制御システム及びブレーカ

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JPS5636515Y2 (ja) * 1977-05-09 1981-08-28

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