JP2535193B2 - リチウムグリ―ス組成物 - Google Patents
リチウムグリ―ス組成物Info
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- JP2535193B2 JP2535193B2 JP33063687A JP33063687A JP2535193B2 JP 2535193 B2 JP2535193 B2 JP 2535193B2 JP 33063687 A JP33063687 A JP 33063687A JP 33063687 A JP33063687 A JP 33063687A JP 2535193 B2 JP2535193 B2 JP 2535193B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高い滴点、優れた酸化安定性、長い潤滑寿
命を有する高品質のリチウムコンプレックスグリースの
性状を持ちながら、更に良好な耐フレッチング性と良好
な音響特性とを有するグリースに関するものである。
命を有する高品質のリチウムコンプレックスグリースの
性状を持ちながら、更に良好な耐フレッチング性と良好
な音響特性とを有するグリースに関するものである。
従来の技術、発明が解決しようとする問題点 リチウムグリースは耐熱性、耐水性及び、あらゆるタ
イプの潤滑油基剤への石けんの分散が容易であるため市
場において50%以上のシェアを有している。
イプの潤滑油基剤への石けんの分散が容易であるため市
場において50%以上のシェアを有している。
しかし、機械、装置の高温下における運転、あるい
は、高速、高荷重下の運転などによりグリースの使用条
件が過酷になっている。
は、高速、高荷重下の運転などによりグリースの使用条
件が過酷になっている。
したがって、通常のリチウムグリースの性能では不足
する用途が多くなっており、より高温に耐え、長寿命等
のグリースへの要望が多様化している。
する用途が多くなっており、より高温に耐え、長寿命等
のグリースへの要望が多様化している。
通常のリチウムグリースは連続使用可能限界温度は12
0℃ないし130℃であり、150℃以上の高温になると酸化
劣化によるミセルの破壊、グリースの軟化、離油度の増
加等によりグリースの潤滑性が失われる。
0℃ないし130℃であり、150℃以上の高温になると酸化
劣化によるミセルの破壊、グリースの軟化、離油度の増
加等によりグリースの潤滑性が失われる。
現在の自動車、電動機、鉄鋼機械、その他諸工業機
械、設備におけるグリース潤滑部分では使用温度が150
℃以上となる例が多く、すぐれた高温用グリースが要望
されている。
械、設備におけるグリース潤滑部分では使用温度が150
℃以上となる例が多く、すぐれた高温用グリースが要望
されている。
例えば、ディスクブレーキを装着した自動車において
ブレーキ作動による摩擦熱によりホイールベアリンググ
リースは150℃ないし200℃の温度にさらされる危険性が
あり、通常のリチウムグリースで、この条件では軟化流
動しハブ内から流出したり、酸化劣化が急速に進み潤滑
不良を起す可能性を有する欠点がある。
ブレーキ作動による摩擦熱によりホイールベアリンググ
リースは150℃ないし200℃の温度にさらされる危険性が
あり、通常のリチウムグリースで、この条件では軟化流
動しハブ内から流出したり、酸化劣化が急速に進み潤滑
不良を起す可能性を有する欠点がある。
また、近年は産業機械の小型、軽量化が計られたた
め、振動の問題が発生し、機械自体の振動による軸受や
作動部でのフレッチング摩耗が問題となり、この対策も
望まれている。さらに、電気製品、特にオーディオ製品
等では軸受の雑音の問題があり、軸受からの雑音を極力
少なくすることをグリースの性能面から望まれている。
め、振動の問題が発生し、機械自体の振動による軸受や
作動部でのフレッチング摩耗が問題となり、この対策も
望まれている。さらに、電気製品、特にオーディオ製品
等では軸受の雑音の問題があり、軸受からの雑音を極力
少なくすることをグリースの性能面から望まれている。
従来公知のほう酸リチウムを含むコンプレックスグリ
ースは特公昭54−2205号公報および特願昭57−47235号
公報に示されているように12−ヒドロオキシステアリン
酸のリチウム石けんとほう酸モノリチウムから高滴点グ
リースを製造できることが開示されている。しかし本発
明者等は9,10−ジヒドロオキシステアリン酸ナトリウム
石けんとほう酸リチウムとのコンプレックスグリースを
検討してきたが、9,10−ジヒドロオキシステアリン酸リ
チウム石けんとほう酸リチウムとのコンプレックスグリ
ースは、12−ヒドロオキシステアリ酸リチウム石けんと
ほう酸リチウムとのコンプレックスグリースに比較して
著しくちょう度収率が悪くなり、後者のコンプレックス
グリースで2号ちょう度になるような石けん量では0〜
1号ちょう度しか得られないことがわかった。
ースは特公昭54−2205号公報および特願昭57−47235号
公報に示されているように12−ヒドロオキシステアリン
酸のリチウム石けんとほう酸モノリチウムから高滴点グ
リースを製造できることが開示されている。しかし本発
明者等は9,10−ジヒドロオキシステアリン酸ナトリウム
石けんとほう酸リチウムとのコンプレックスグリースを
検討してきたが、9,10−ジヒドロオキシステアリン酸リ
チウム石けんとほう酸リチウムとのコンプレックスグリ
ースは、12−ヒドロオキシステアリ酸リチウム石けんと
ほう酸リチウムとのコンプレックスグリースに比較して
著しくちょう度収率が悪くなり、後者のコンプレックス
グリースで2号ちょう度になるような石けん量では0〜
1号ちょう度しか得られないことがわかった。
本発明の目的は前記要望に応えるために耐熱性、耐久
性、耐水性等リチウムグリースの優れた性能を活かしな
がら高滴点を有するリチウムコンプレックスグリースの
性能を持ち、さらに耐フレッチング性と音響特性の良好
なグリースを提供することである。
性、耐水性等リチウムグリースの優れた性能を活かしな
がら高滴点を有するリチウムコンプレックスグリースの
性能を持ち、さらに耐フレッチング性と音響特性の良好
なグリースを提供することである。
本発明は潤滑油を主成分とし、これに増ちょう剤とし
ての(a)C12〜C24ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム石
けん、(b)C10〜C34脂肪酸のリチウム石けん及び
(c)ほう酸モノリチウムを特定割合で配合した混合物
より造ったリチウム塩を必須成分として混合分散させる
ことにより得られたリチウムコンプレックスグリースに
より上記目的が達成されることが見い出され、本発明を
完成するに至った。
ての(a)C12〜C24ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム石
けん、(b)C10〜C34脂肪酸のリチウム石けん及び
(c)ほう酸モノリチウムを特定割合で配合した混合物
より造ったリチウム塩を必須成分として混合分散させる
ことにより得られたリチウムコンプレックスグリースに
より上記目的が達成されることが見い出され、本発明を
完成するに至った。
問題点を解決するための手段 本発明は、 潤滑性を有する油からなる基油と、下記の成分 (a) C12〜C24ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム石け
ん、 (b) C10〜C34脂肪酸のリチウム石けん および (c) ほう酸モノリチウム を含有する増ちょう剤2〜30重量%とを含み、かつ、該
増ちょう剤において、(b)成分中の脂肪酸が(a)成
分中のジヒドロオキシ脂肪酸1重量部当り0.1〜9重量
部の割合とされ、(a)成分中のジヒドロオキシ脂肪酸
が(c)成分中のほう酸1重量部当り3〜100重量部の
割合とされたことを特徴とする潤滑グリース組成物 に関するものである。
ん、 (b) C10〜C34脂肪酸のリチウム石けん および (c) ほう酸モノリチウム を含有する増ちょう剤2〜30重量%とを含み、かつ、該
増ちょう剤において、(b)成分中の脂肪酸が(a)成
分中のジヒドロオキシ脂肪酸1重量部当り0.1〜9重量
部の割合とされ、(a)成分中のジヒドロオキシ脂肪酸
が(c)成分中のほう酸1重量部当り3〜100重量部の
割合とされたことを特徴とする潤滑グリース組成物 に関するものである。
その目的とするところは、高いちょう度収率、高滴点
を有し、潤滑性、機械的安定性、長い軸受寿命を有する
コンプレックスグリースの性能があり、さらに耐フレッ
チング性、音響特性の良好なグリースを提供するにあ
る。
を有し、潤滑性、機械的安定性、長い軸受寿命を有する
コンプレックスグリースの性能があり、さらに耐フレッ
チング性、音響特性の良好なグリースを提供するにあ
る。
本発明のグリースの製造に用いられるジヒドロオキシ
脂肪酸はC12−C24ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム塩か
ら選ばれる。
脂肪酸はC12−C24ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム塩か
ら選ばれる。
C12〜C24ジヒドロオキシ脂肪酸は分子中にヒドロキシ
ル基を2ケ有する通常は直鎖状の飽和の脂肪族モノカル
ボン酸で例えば、ジヒドロオキシラウリン酸、ジヒドロ
オキシミリスチン酸、9,10−ジヒドロオキシステアリン
酸、ジヒドロオキシベヘン酸等であり、9,10−ジヒドロ
オキシステアリン酸が好適である。
ル基を2ケ有する通常は直鎖状の飽和の脂肪族モノカル
ボン酸で例えば、ジヒドロオキシラウリン酸、ジヒドロ
オキシミリスチン酸、9,10−ジヒドロオキシステアリン
酸、ジヒドロオキシベヘン酸等であり、9,10−ジヒドロ
オキシステアリン酸が好適である。
ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム塩は単独で使用する
ことができ、2種又は、それ以上の組合せて使用するこ
とができる。
ことができ、2種又は、それ以上の組合せて使用するこ
とができる。
又、C10〜C34脂肪酸は直鎖状の飽和又は不飽和の脂肪
族モノカルボン酸で例えば、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、リノール酸、ベヘン酸等であり、ステアリン酸、オ
レイン酸が好適である。
族モノカルボン酸で例えば、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、リノール酸、ベヘン酸等であり、ステアリン酸、オ
レイン酸が好適である。
脂肪酸のリチウム塩は単独で使用することができ、2
種又は、それ以上を組合せて使用することができる。
種又は、それ以上を組合せて使用することができる。
又、本発明の組成物に使用される基油は慣用の鉱物
油、合成炭化水素油、又は、合成エステル油のどれかで
よく、例えばジオクチルセバケートのようなエステル
油、脂肪族モノカルボン酸のペンタエリスリトールエス
テル、ポリα−オレフィンオリゴマー類(オクテン−1/
デセン−1共重合体等)ポリグリコール油、シリコーン
油、ポリフェニルエーテル油、ハロゲン化炭化水素油、
アルキルベンゼン油などの合成油もまた単独、あるい
は、鉱油と組合わせて使用することができる。そして、
それは一般的に40℃において約2〜500cSt、好ましくは
約20〜200cStの範囲内の粘度を有する油である。
油、合成炭化水素油、又は、合成エステル油のどれかで
よく、例えばジオクチルセバケートのようなエステル
油、脂肪族モノカルボン酸のペンタエリスリトールエス
テル、ポリα−オレフィンオリゴマー類(オクテン−1/
デセン−1共重合体等)ポリグリコール油、シリコーン
油、ポリフェニルエーテル油、ハロゲン化炭化水素油、
アルキルベンゼン油などの合成油もまた単独、あるい
は、鉱油と組合わせて使用することができる。そして、
それは一般的に40℃において約2〜500cSt、好ましくは
約20〜200cStの範囲内の粘度を有する油である。
本発明のグリースは増ちょう剤を2ないし30重量%、
好ましくは、5ないし20重量%含有している。
好ましくは、5ないし20重量%含有している。
増ちょう剤の前記の必須成分(a)、(b)および
(c)において、脂肪酸がジヒドロオキシ脂肪酸1重量
部当り0.1〜9重量部、好ましくは0.2〜6重量部であり
また、ジヒドロオキシ脂肪酸がほう酸1重量部当り3〜
100重量部、好ましくは5〜80重量部である。上記成分
(a)、(b)および(c)が上記範囲をはずれた場合
には所望の特性を有するグリースが得られない。
(c)において、脂肪酸がジヒドロオキシ脂肪酸1重量
部当り0.1〜9重量部、好ましくは0.2〜6重量部であり
また、ジヒドロオキシ脂肪酸がほう酸1重量部当り3〜
100重量部、好ましくは5〜80重量部である。上記成分
(a)、(b)および(c)が上記範囲をはずれた場合
には所望の特性を有するグリースが得られない。
実施例 次に実施例を掲げて本発明を説明するが、これに限定
されるものではない。
されるものではない。
実施例1〜7 第1表(1)および第1表(2)のそれぞれに示す原
料の配合割合で精製鉱油(パラフィンベース、粘度指数
96、動粘度40℃で104.9cSt、100℃で11.50cSt,流動点−
12.5℃)全量の1/2及び9,10−ジヒドロオキシステアリ
ン酸とステアリン酸とを加え、ジヒドロオキシ脂肪酸と
脂肪酸を融解させるに十分な温度(80℃)に加熱した。
次いで、ほう酸及び水酸化リチウム−水和物を共に水溶
液として加え、得られた混合物を撹拌しながら200〜220
℃の最終温度に加熱した。次いで、残りの精製鉱油を加
え、混合物を周囲温度に冷却してマントンゴーリング型
ホモジナイザーで処理しグリースとした。
料の配合割合で精製鉱油(パラフィンベース、粘度指数
96、動粘度40℃で104.9cSt、100℃で11.50cSt,流動点−
12.5℃)全量の1/2及び9,10−ジヒドロオキシステアリ
ン酸とステアリン酸とを加え、ジヒドロオキシ脂肪酸と
脂肪酸を融解させるに十分な温度(80℃)に加熱した。
次いで、ほう酸及び水酸化リチウム−水和物を共に水溶
液として加え、得られた混合物を撹拌しながら200〜220
℃の最終温度に加熱した。次いで、残りの精製鉱油を加
え、混合物を周囲温度に冷却してマントンゴーリング型
ホモジナイザーで処理しグリースとした。
α−オレフィンオリゴマ基油は粘度指数132、動粘度4
0℃で31.6cSt、100℃で5.87cStである。
0℃で31.6cSt、100℃で5.87cStである。
比較例 比較例1 (b)成分としてC10〜C34脂肪酸を使用しな
かった例を示す。
かった例を示す。
比較例2 (a)成分としての9,10−ジヒドロオキシス
テアリン酸の一部を12−ヒドロオキシステアリン酸に置
き換え、かつ、(b)成分としてC10〜C34脂肪酸を使用
しなかった例を示す。
テアリン酸の一部を12−ヒドロオキシステアリン酸に置
き換え、かつ、(b)成分としてC10〜C34脂肪酸を使用
しなかった例を示す。
比較例3 (a)成分としてある9,10−ジヒドロオキシ
ステアリン酸および(b)成分としてC10〜C34脂肪酸の
両者を使用しないで、12−ヒドロオキシステアリン酸を
使用した例を示す。
ステアリン酸および(b)成分としてC10〜C34脂肪酸の
両者を使用しないで、12−ヒドロオキシステアリン酸を
使用した例を示す。
各実施例および各比較例におけるちょう度、滴点、シ
ェルロール試験(室温 150℃)フレッチング試験、音
響試験の結果は第1表(1)および第1表(2)に示し
た。
ェルロール試験(室温 150℃)フレッチング試験、音
響試験の結果は第1表(1)および第1表(2)に示し
た。
これらの実施例および比較例より、本発明のリチウム
コンプレックスグリースは高滴点を有し、耐熱性、耐久
性、耐水性などの良好な性能を有し、さらに耐フレッチ
ング性、音響性能がよいことがわかった。
コンプレックスグリースは高滴点を有し、耐熱性、耐久
性、耐水性などの良好な性能を有し、さらに耐フレッチ
ング性、音響性能がよいことがわかった。
第1表(1)および第1表(2)のそれぞれにおける
諸項目の測定法は次のようである。
諸項目の測定法は次のようである。
ちょう度 :JIS K 2220 5.3 滴 点 :JIS K 2220 5.4 シェルロール試験:ASTM D 1831 フレッチング試験:ASTM D 4170 音響試験:特公昭53−2357号公報に記載の方法により測
定 実施例8として、第1表(1)の実施例4と同一処方
でさらに、これに酸化防止剤および、防錆剤を加えたグ
リースを作り、市販のリチウムコンプレックスグリース
と性状比較した結果を第2表に示した。
定 実施例8として、第1表(1)の実施例4と同一処方
でさらに、これに酸化防止剤および、防錆剤を加えたグ
リースを作り、市販のリチウムコンプレックスグリース
と性状比較した結果を第2表に示した。
本発明のグリースは高滴点を有し潤滑性、機械的安定
性、高温寿命等市販グリースにそん色ない性状を有し、
耐フレッチング性、音響特性が優れていることがわかっ
た。
性、高温寿命等市販グリースにそん色ない性状を有し、
耐フレッチング性、音響特性が優れていることがわかっ
た。
第2表中の諸項目の測定法は次のようである。
銅板腐食 :JIS K 2220 5.5B 蒸発量 :JIS K 2220 5.6B 離油度 :JIS K 2220 5.7 酸化安定度 :JIS K 2220 5.8 水洗耐水性 :JIS K 2220 5.11 湿 潤 :JIS K 2220 5.12 軸受性能試験 :ASTM D 1741 発明の効果 本発明のリチウムグリース組成物は高滴点とすぐれた
酸化安定性、長い潤滑寿命とを有する高品質のリチウム
コンプレックスグリースの性状をもちながら、さらに良
好な耐フレッチング性と良好な音響特性とを有するグリ
ースである。
酸化安定性、長い潤滑寿命とを有する高品質のリチウム
コンプレックスグリースの性状をもちながら、さらに良
好な耐フレッチング性と良好な音響特性とを有するグリ
ースである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 10:02 C10N 10:02 40:02 40:02 50:10 50:10
Claims (1)
- 【請求項1】潤滑性を有する油からなる基油と、下記の
成分 (a) C12〜C24ジヒドロオキシ脂肪酸のリチウム石け
ん、 (b) C10〜C34脂肪酸のリチウム石けん および (c) ほう酸モノリチウム を含有する増ちょう剤2〜30重量%とを含み、かつ、該
増ちょう剤において、(b)成分中の脂肪酸が(a)成
分中のジヒドロオキシ脂肪酸1重量部当り0.1〜9重量
部の割合とされ、(a)成分中のジヒドロオキシ脂肪酸
が(c)成分中のほう酸1重量部当り3〜100重量部の
割合とされたことを特徴とする潤滑グリース組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33063687A JP2535193B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | リチウムグリ―ス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33063687A JP2535193B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | リチウムグリ―ス組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170692A JPH01170692A (ja) | 1989-07-05 |
JP2535193B2 true JP2535193B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=18234885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33063687A Expired - Fee Related JP2535193B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | リチウムグリ―ス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535193B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5607972A (en) * | 1994-08-08 | 1997-03-04 | The Procter & Gamble Company | Gelling compositions comprising optically enriched gellants |
JP3356194B2 (ja) * | 1995-02-07 | 2002-12-09 | 日本精工株式会社 | グリース組成物 |
JP4554744B2 (ja) * | 1999-11-10 | 2010-09-29 | Thk株式会社 | グリース組成物及びこれを用いた軸受装置 |
JP4837379B2 (ja) * | 2006-01-06 | 2011-12-14 | アサヒビール株式会社 | 液体充填装置 |
KR100716474B1 (ko) * | 2006-05-19 | 2007-05-15 | 조길래 | 리튬 복합비누 투명 그리스 조성물 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP33063687A patent/JP2535193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01170692A (ja) | 1989-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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