JP2535093Y2 - 生物育成装置 - Google Patents

生物育成装置

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JP2535093Y2
JP2535093Y2 JP1991071938U JP7193891U JP2535093Y2 JP 2535093 Y2 JP2535093 Y2 JP 2535093Y2 JP 1991071938 U JP1991071938 U JP 1991071938U JP 7193891 U JP7193891 U JP 7193891U JP 2535093 Y2 JP2535093 Y2 JP 2535093Y2
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JP
Japan
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case
biological breeding
breeding apparatus
fluorescent lamp
blower
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JP1991071938U
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JPH0641449U (ja
Inventor
好勝 瀬谷
Original Assignee
株式会社トミー精工
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生物育成装置、特に照
度の調整方法を改良した生物育成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、開閉扉を有するケース内にお
いて、人工的に生物の育成環境を作りだし、その環境内
で植物等を育成するようにした生物育成装置がある。
【0003】このような生物育成装置は、一般に人工燈
及び加熱器、あるいは冷却器等により、照度、温度を適
宜に調整できるように構成されている。
【0004】ここで、照度の調整は、ケースの壁面内側
に装着された複数の蛍光灯を、間引き点灯させる事によ
り行い、温度の調整は、送風ファンによる風を加熱器、
あるいは冷却器等に送り、適温となった風をケース内に
循環させる事によりなされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記蛍
光灯の間引き点灯による照度の調整は、自然光の如く滑
らかな光量の変化ではなく、急激に変化する階段状の変
化となり、装置内の環境は自然環境に近いものではなか
った。
【0006】また、間引き点灯方式では、生物を置く位
置、即ち点灯した蛍光灯の前に置くか、消灯した蛍光灯
の前に置くかで生物個体が受ける照射量に差が生じ、そ
のことによるサンプル間の成長の差を無視することは出
来ず、客観的な実験結果を導くことは困難であった。
【0007】更に、蛍光灯の点灯,消灯を繰り返すこと
は、蛍光灯の寿命を短くすると共に、蛍光灯の点灯時に
多くの電力を消費し、経済的にも不利であった。
【0008】本考案は、上述した生物育成装置において
は致命的といえる従来技術が有する課題に鑑みなされた
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した課題
を解決するため、開閉扉を有するケースの壁面内側に複
数の蛍光灯を配設し、ケース下部に送風装置を設けて、
照度、温度を調整できるようにした生物育成装置におい
て、ケースの四隅の長辺に下部の送風装置に連通するダ
クトを設け、該ダクトの各々に長辺に沿ってケースの対
角線方向に開口する複数の穴を配設し、さらに各扉に設
けた複数の蛍光灯を同時に、しかも一様にインバータ制
御によって調光するように構成した。
【0010】
【作 用】本考案にかかる生物育成装置によれば、生物
に光を照射するために設けた蛍光灯を、インバータ制御
によって調光する構成としたため、自然光の如く滑らか
な光量の変化が実現でき、かつ適温とした空気の均一な
循環によって装置内の環境を自然環境に近いものとする
ことが可能となる。
【0011】また、全蛍光灯は、インバータ制御によっ
て同時に、しかも一様に調光されるため、装置内のどの
位置でも光の照射量は均一となり、装置内に置いた各々
の生物個体が受ける照射量に差がなくなることから、客
観的な実験結果を導くことが可能となる。
【0012】更に、蛍光灯の点灯,消灯によって装置内
を調光するのではなく、蛍光灯を点灯させた状態でその
明るさを変化させるインバータ制御であるため、調光に
さいして蛍光灯にかかる負担が少なく、また電力の消費
効率も良いため、経済的な装置となる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を、添付図面に従って
詳細に説明する。
【0014】ここで図1は、本考案にかかる生物育成装
置を示した斜視図、図2はインバータ制御のブロック
図、図3は生物育成装置の下部に設けられた送風装置を
示した平面図、図4は図3のA−A線に沿う部分に相当
する断面図である。
【0015】図中1は生物育成装置である。該生物育成
装置1は、縦長のケース2を有し、該ケース2の前面,
左右側面及び背面には、それぞれ前扉3,左扉4,右扉
5及び後扉6が開閉自在に設けられている。
【0016】また、上記ケース2の下方には、後に説明
する送風装置7を収容する室8が画成されている。
【0017】更に、前記した前扉3,左扉4,右扉5及
び後扉6の内壁面側には、それぞれ複数本の蛍光灯9が
慣用の設置手段によって着脱自在に配設され、これらの
蛍光灯9は、同時に、しかも一様に既知のインバータ制
御によって調光される様に構成されている。
【0018】インバータ制御を行うブロック図を、図2
に示す。ここで、整流回路は、交流を直流にする回路で
あり、蛍光灯の発光効率の向上のため、谷をうめる平滑
回路が付加されている。インバータ回路は、直流を高周
波に変換する回路である。この回路としては、定電流ブ
ッシュプル回路、一石式回路、ハーフブリッジ回路等が
あり、かかる回路に、プログラム回路にメモリーされた
調光パターンの信号が伝達され、該インバータ回路から
全蛍光灯に出力される実質的電力供給時間が変化し、全
蛍光灯を同時に、しかも一様に無段階調光させる。
【0019】また、ケース2の四隅に存在する四つの長
辺内側には、該長辺に沿って前記送風装置7を収容する
室8内にその下端が連通するダクト10が配設され、該
ダクト10の各々には、ケース2の対角線方向に開口し
た穴11が、その長手方向に沿って複数形成されてい
る。
【0020】ケース2の下方に画成された室8内に収容
された上記送風装置7は、図3及び図4に示したよう
に、殺菌灯12,送風ファン13,加熱器14及び冷却
器15とから主に構成され、殺菌灯12の照射により清
浄となった空気を、送風ファン13によって加熱器14
あるいは冷却器15に送り、適温となった空気をケース
2内に上記ダクト10を介して循環させる。
【0021】上記のように構成された本考案にかかる生
物育成装置によれば、適温とした空気の均一な循環と、
生物に光を照射するために設けた蛍光灯9が、インバー
タ制御によって無段階に調光するため、自然光の如く滑
らかな光量の変化が実現でき、ケース2内の環境を自然
環境に近いものとすることができ、植物にとって大切な
昼夜環境をケース2内に確実に再現することが可能とな
る。
【0022】また、壁面内側に装着された全蛍光灯9
は、インバータ制御によって同時に、しかも一様に調光
されるため、ケース2内のどの位置でも光の照射量は均
一となり、各々の生物個体が受ける照射量に差がなくな
ることから、客観的な実験結果を導くことが可能とな
る。
【0023】更に、蛍光灯9を点灯させた状態でその明
るさを変化させるインバータ制御であるため、調光にさ
いして蛍光灯9にかかる負担が少なく、その寿命が長く
なると共に、高周波点灯によって蛍光灯9自身の効率も
向上し、経済的に有利な装置となる。
【0024】以上、本考案の一実施例につき説明した
が、本考案は既述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の技術的思想に基いて、各種の変形及び変更が可
能であることは当然である。
【0025】
【考案の効果】本考案によれば、生物育成装置において
切望される自然光に近い滑らかな照射量の変化が実現で
き、しかもケース内のどの位置でも照射量が均一で、か
つ適温とした空気の均一な循環のもとに自然環境に近い
状態の生物育成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる生物育成装置を示した斜視図で
ある。
【図2】インバータのブロック図である。
【図3】本考案にかかる生物育成装置の下部に設けられ
た送風装置を示した平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う部分に相当する断面図で
ある。
【符号の説明】
1 生物育成装置 2 ケース 3,4,5,6 開閉扉 7 送風装置 8 送風装置収納室 9 蛍光灯 10 ダクト 11 穴 12 殺菌灯 13 送風ファン 14 加熱器 15 冷却器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉扉を有するケースの壁面内側に複数
    の蛍光灯を配設し、ケース下部に送風装置を設けて、照
    度、温度を調整できるようにした生物育成装置におい
    て、ケースの四隅の長辺に下部の送風装置に連通するダ
    クトを設け、該ダクトの各々に長辺に沿ってケースの対
    角線方向に開口する複数の穴を配設し、さらに各扉に設
    けた複数の蛍光灯を同時に、しかも一様にインバータ制
    御によって調光する構成としたことを特徴とする生物育
    成装置。
JP1991071938U 1991-09-09 1991-09-09 生物育成装置 Expired - Lifetime JP2535093Y2 (ja)

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JP1991071938U JP2535093Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 生物育成装置

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JP1991071938U JP2535093Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 生物育成装置

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JPH0641449U JPH0641449U (ja) 1994-06-03
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ID=13474953

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0437416Y2 (ja) * 1985-12-02 1992-09-02
JP3037799U (ja) * 1996-11-15 1997-05-20 正一 加藤 魚に飲み込まれた釣針はずし器

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JPH0641449U (ja) 1994-06-03

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