JP2534712Y2 - エンコーダ - Google Patents

エンコーダ

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JP2534712Y2
JP2534712Y2 JP5208491U JP5208491U JP2534712Y2 JP 2534712 Y2 JP2534712 Y2 JP 2534712Y2 JP 5208491 U JP5208491 U JP 5208491U JP 5208491 U JP5208491 U JP 5208491U JP 2534712 Y2 JP2534712 Y2 JP 2534712Y2
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JP
Japan
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base
circuit board
printed circuit
bracket
bracket body
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修司 中島
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエンコーダに関し、特
に、プリント基板をブラケット体に接合させることによ
り、全体構成を偏平型とすると共に、防塵型を得るため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダとしては、種々の構成が提案されているが、その中で
代表的な構成について述べると、図2にて示す実開平1
−173625号公報にて開示された本出願人が社内で製造し
ている構成を開示することができる。すなわち、図2に
おいて符号1で示されるものは基台であり、この基台1
には軸受2を介して回転軸3が回転自在に設けられ、こ
の回転軸3の端部には、多数の回転スリット(図示せ
ず)を有する回転円板4が一体状に取付けられている。
この回転円板4の一面側には、これと対向して固定スリ
ット(図示せず)を有する固定スリット板5が配設さ
れ、この固定スリット板5の下方には、これと対向して
受光素子6が設けられている。前記回転円板4の他面側
には、これと対向して電子回路部7を有する回路基板8
が図示しない固定手段により固定式に配設され、この回
路基板8の下面には、前記固定スリット板5及び受光素
子6に対応する位置において発光素子9が設けられてい
る。前記基台1には、接続線10をブッシュ11を介し
て取付けたケース体12が嵌着して設けられており、こ
の接続線10には、電源供給線13及び信号取出線14
が内蔵されている。従って、工作機又はロボット等にお
ける回転部材又はモータの回転軸に、前記回転軸3を接
続することにより、前記回転円板4の回転に伴う前記受
光素子6から得られる出力信号に基づいて、前記回転部
材の回転数又は回転角度、及び、前記モータの回転速度
を検出することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のエンコーダは、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、図2の従来構成の場合、基台1
上にケース体12を装着し、このケース体12の内側に
形成された空隙部内に回路基板8が配設されていたた
め、このケース体12によって防塵構造とせざるを得
ず、そのために、大型で且つ厚型となり、薄型化の要求
に応じることが極めて困難であった。
【0004】本考案は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、プリント基板をブラケット
体に接合させることにより、全体構成を偏平型とすると
共に、防塵型を得るようにしたエンコーダを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるエンコーダ
は、第1軸受を有する基台と、前記基台に設けられた発
光体及びグレーティングと、前記基台に設けられ第2軸
受を有するブラケット体と、前記ブラケット体の上面に
形成された案内孔と、前記案内孔を介して前記発光体に
接続されたリード線と、前記ブラケット体上に固定され
前記リード線が接続されたプリント基板と、前記各に軸
受を介し前記基台及びブラケット体を貫通して回転自在
に設けられた回転軸とを備えた構成である。
【0006】
【作用】本考案によるエンコーダにおいては、プリント
基板がブラケット体に直接設けられているため、ブラケ
ット体の上面に形成された案内孔は、このプリント基板
によって閉塞されると共に、回転ディスクは、プリント
基板、ブラケット体及び基台によって囲まれた構成とな
り完全な防塵構造をなすと共に、全体形状を偏平型とす
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本考案によるエンコーダの
好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来例と
同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。図
1は本考案によるエンコーダを示す断面図である。
【0008】図1において符号1で示されるものは偏平
状をなす基台であり、この基台1には第1軸受2が設け
られていると共に、前記基台1上には、断面形状がほぼ
コ字型をなしその中央に形成された中央突出部20aに
第2軸受2Aを有するブラケット体20が設けられてい
る。
【0009】前記各軸受2,2Aには、前記基台1及び
ブラケット体20の各貫通孔1a,20bを貫通する中
空軸の回転軸3が回転自在に設けられており、この回転
軸3は中空軸でない場合もある。
【0010】前記基台1に形成された取付孔1b内には
LEDからなる発光体9が設けられており、この発光体
9に接続されたリード線21は、前記ブラケット体20
上に取付ねじ22を介して固定された輪状のプリント基
板8に対し、前記ブラケット体20に形成された案内孔
20cを介して接続されている。
【0011】前記取付孔1b上には、グレーティング5
が設けられていると共に、このグレーティング5の上方
には、前記回転軸3に設けられた回転ディスク4が位置
し、前記プリント基板8の裏面における前記発光体9と
対応する位置には、フォトトランジスタ等からなる受光
体6が設けられている。
【0012】従って、前述のプリント基板8が前記ブラ
ケット体20の上面20dに接合しているため、前記案
内孔20cはこのプリント基板8によって完全に閉塞さ
れており、このプリント基板8の上面8aには、外部端
子8bが形成されている。
【0013】前記発光体9からの光は、グレーティング
5及び回転ディスク4を経て受光体6に到達し、回転軸
3と共に回転する回転ディスク4の回転によって、受光
体6からは回転検出信号を得ることができる。
【0014】
【考案の効果】本考案によるエンコーダは、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、基台上に設けられたブラケット体に、
プリント基板が直接接合して設けられているため、ブラ
ケット体に形成された案内孔がプリント基板によって閉
塞され、全体形状が偏平型となると共に、完全な防塵型
を容易にうることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエンコーダを示すための断面図で
ある。
【図2】従来のエンコーダを示す断面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 第1軸受 2A 第2軸受 3 回転軸 5 グレーティング 8 プリント基板 9 発光体 20 ブラケット体 20c 案内孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1軸受(2)を有する基台(1)と、前記基
    台(1)に設けられた発光体(9)及びグレーティング(5)
    と、前記基台(1)に設けられ第2軸受(2A)を有するブラ
    ケット体(20)と、前記ブラケット体(20)の上面(20d)に
    形成された案内孔(20c)と、前記案内孔(20c)を介して前
    記発光体(9)に接続されたリード線(21)と、前記ブラケ
    ット体(20)上に固定され前記リード線(21)が接続された
    プリント基板(8)と、前記各軸受(2,2A)を介し前記基台
    (1)及びブラケット体(20)を貫通して回転自在に設けら
    れ回転ディスク(4)を有する回転軸(3)とを備え、前記案
    内孔(20c)は、前記プリント基板(8)により閉塞されてい
    ることを特徴とするエンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記回転軸(3)は、中空軸よりなること
    を特徴とする請求項1記載のエンコーダ。
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JPH053923U JPH053923U (ja) 1993-01-22
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