JP2533587Y2 - 連鎖ボタン - Google Patents
連鎖ボタンInfo
- Publication number
- JP2533587Y2 JP2533587Y2 JP1989013337U JP1333789U JP2533587Y2 JP 2533587 Y2 JP2533587 Y2 JP 2533587Y2 JP 1989013337 U JP1989013337 U JP 1989013337U JP 1333789 U JP1333789 U JP 1333789U JP 2533587 Y2 JP2533587 Y2 JP 2533587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- gate
- guide means
- runner
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） 本考案は、操作パネルに取付けられる複数のボタン本
体を有する連鎖ボタンに関する。
体を有する連鎖ボタンに関する。
（従来の技術） 従来、電話機等の電子機器においては、第５図に示す
ように、パネル11に複数のボタン孔12,12,…12を形成
し、このボタン孔12,…にそれぞれボタン13,…を嵌合し
て操作パネルを構成していた。
ように、パネル11に複数のボタン孔12,12,…12を形成
し、このボタン孔12,…にそれぞれボタン13,…を嵌合し
て操作パネルを構成していた。
これらボタン13,13,…13は、ボタンの成形性のみを考
慮した多数個取りの金型によって、複数個同時に成型さ
れる。そして、この成型品からボタン13を分離し、ボタ
ン13単品の状態でパネルへ組み込むようにしていた。
慮した多数個取りの金型によって、複数個同時に成型さ
れる。そして、この成型品からボタン13を分離し、ボタ
ン13単品の状態でパネルへ組み込むようにしていた。
（考案が解決しようとする課題） ところで、上記ボタンの組立方法にあっては、ボタン
13の単品をそれぞれのボタン孔12に１個ずつ手作業で組
み込まなければならず、組立作業に手間がかかるという
問題があった。これに対して、第６図乃至第８図に示す
ような連鎖ボタンとすることも可能であるが、組立治
具、組立用設備等を必要とするという欠点があった。
13の単品をそれぞれのボタン孔12に１個ずつ手作業で組
み込まなければならず、組立作業に手間がかかるという
問題があった。これに対して、第６図乃至第８図に示す
ような連鎖ボタンとすることも可能であるが、組立治
具、組立用設備等を必要とするという欠点があった。
本考案は上記問題点を解決し、組立が容易で作業性を
向上することができる連鎖ボタンを提供することを目的
とする。
向上することができる連鎖ボタンを提供することを目的
とする。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記課題を解決するためになされたものであ
って、表面に複数のボタン孔が列状に穿設され、前記ボ
タン孔に連通するガイド通路を形成する複数のガイド手
段が裏面に突設された操作パネルに取付けられる複数の
ボタン本体を有する連鎖ボタンであって、前記ガイド手
段の端部と係合するフランジ部を有する前記ボタン本体
と、前記ボタン本体の配列方向に並行して設けられたラ
ンナ部と、前記ランナ部および前記フランジ部を連結す
る複数のゲート部とを備え、前記ボタン本体が前記ボタ
ン孔および前記ガイド通路に嵌合されて前記フランジ部
が前記ガイド手段の端部と係合された状態で、前記ゲー
ト部および前記ランナ部を前記ガイド手段の方向へ回動
することにより、前記ゲート部および前記ランナ部が前
記ボタン本体から切除されるようにしたことを特徴とす
る。
って、表面に複数のボタン孔が列状に穿設され、前記ボ
タン孔に連通するガイド通路を形成する複数のガイド手
段が裏面に突設された操作パネルに取付けられる複数の
ボタン本体を有する連鎖ボタンであって、前記ガイド手
段の端部と係合するフランジ部を有する前記ボタン本体
と、前記ボタン本体の配列方向に並行して設けられたラ
ンナ部と、前記ランナ部および前記フランジ部を連結す
る複数のゲート部とを備え、前記ボタン本体が前記ボタ
ン孔および前記ガイド通路に嵌合されて前記フランジ部
が前記ガイド手段の端部と係合された状態で、前記ゲー
ト部および前記ランナ部を前記ガイド手段の方向へ回動
することにより、前記ゲート部および前記ランナ部が前
記ボタン本体から切除されるようにしたことを特徴とす
る。
（作用） 上記構成を有する本考案においては、まず、ボタン本
体がガイド通路及びボタン孔に係合させられる。次に、
ガイド手段の先端部を支点としてゲート部がランナ部と
共に回動される。この回動動作によってボタン本体とゲ
ート部とが切り離され、ボタン本体からゲート部及びラ
ンナ部が切除される。このようにガイド手段の先端部を
支点としてゲート部が回動されるので、ボタン本体とゲ
ート部とを確実に切り離すことができる。したがって、
切断治具等の特別な工具を必要とせず、容易かつ簡単な
操作でボタンの組み込みを行なうことができる。
体がガイド通路及びボタン孔に係合させられる。次に、
ガイド手段の先端部を支点としてゲート部がランナ部と
共に回動される。この回動動作によってボタン本体とゲ
ート部とが切り離され、ボタン本体からゲート部及びラ
ンナ部が切除される。このようにガイド手段の先端部を
支点としてゲート部が回動されるので、ボタン本体とゲ
ート部とを確実に切り離すことができる。したがって、
切断治具等の特別な工具を必要とせず、容易かつ簡単な
操作でボタンの組み込みを行なうことができる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例について、第１図ないし第４
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
これらの図において、符号21は、それぞれ一列に配置
されたボタン本体を示す。このボタン本体21の下端部に
は外方へ張り出したつば部22が形成されている。このつ
ば部22のうち、前述のボタン列に直交する方向の側端縁
には、ゲートによって成形されたゲート部23が形成され
ている。このゲート部23は各ボタン本体21のつば部22に
形成されており、これら各ゲート部23,…の側方でつば
部22より下方の位置には、前述したボタン列に平行にラ
ンナ部24が形成されている。このランナ部24はランナに
よって成形される部分であって、各ゲート部23,23,…23
に接続されている。このランナ部24の両端部には、ゲー
ト部23に直交して下方へ突出した握り部25,25が形成さ
れている。
されたボタン本体を示す。このボタン本体21の下端部に
は外方へ張り出したつば部22が形成されている。このつ
ば部22のうち、前述のボタン列に直交する方向の側端縁
には、ゲートによって成形されたゲート部23が形成され
ている。このゲート部23は各ボタン本体21のつば部22に
形成されており、これら各ゲート部23,…の側方でつば
部22より下方の位置には、前述したボタン列に平行にラ
ンナ部24が形成されている。このランナ部24はランナに
よって成形される部分であって、各ゲート部23,23,…23
に接続されている。このランナ部24の両端部には、ゲー
ト部23に直交して下方へ突出した握り部25,25が形成さ
れている。
また、第３図において符号26は操作パネルを示し、こ
の操作パネル26にはボタン孔27、27…27が列状に穿設さ
れている。また、操作パネル26の裏面にはボタンガイド
28、28…28が突設されており、これらのボタンガイド2
8、28…28はボタン孔27、27…27に連通するガイド通路2
9、29…29を有している。
の操作パネル26にはボタン孔27、27…27が列状に穿設さ
れている。また、操作パネル26の裏面にはボタンガイド
28、28…28が突設されており、これらのボタンガイド2
8、28…28はボタン孔27、27…27に連通するガイド通路2
9、29…29を有している。
次に、本実施例の作用について説明する。まず、ボタ
ン本体21、21…21が前記ガイド通路29、29…29及び前記
ボタン孔27、27…27に嵌入される。次いで、握り部25,2
5を手でつかみ、第３図中矢印Ａ方向へ折り曲げる。す
ると、ボタン本体21、21…21はガイド通路29、29…29に
係合した状態でゲート部23、23…23の一部がボタンガイ
ド28、28…28の先端部に係合され、この係合部分を支点
としてゲート部23、23…23が回動される。これによっ
て、ゲート部23はボタンのつば部22から折れて切断さ
れ、ランナ部24およびゲート部23はボタン本体21から分
離される。
ン本体21、21…21が前記ガイド通路29、29…29及び前記
ボタン孔27、27…27に嵌入される。次いで、握り部25,2
5を手でつかみ、第３図中矢印Ａ方向へ折り曲げる。す
ると、ボタン本体21、21…21はガイド通路29、29…29に
係合した状態でゲート部23、23…23の一部がボタンガイ
ド28、28…28の先端部に係合され、この係合部分を支点
としてゲート部23、23…23が回動される。これによっ
て、ゲート部23はボタンのつば部22から折れて切断さ
れ、ランナ部24およびゲート部23はボタン本体21から分
離される。
このように、上記実施例においては、ボタン本体21、
21…21がガイド通路29、29…29及びボタン孔27、27…27
に係合させられ、ボタンガイド28、28…28の先端部を支
点としてゲート部23、23…23が回動されるので、ボタン
本体21、21…21とゲート部23、23…23とを確実に切り離
すことができる。このため、切断治具等を必要としない
とともに、ゲート切断および仕上げ作業を不要とするこ
とができる。したがって容易かつ簡単な操作で複数個の
ボタンを一度に組み込むことができ、組立コストを削減
することができる。
21…21がガイド通路29、29…29及びボタン孔27、27…27
に係合させられ、ボタンガイド28、28…28の先端部を支
点としてゲート部23、23…23が回動されるので、ボタン
本体21、21…21とゲート部23、23…23とを確実に切り離
すことができる。このため、切断治具等を必要としない
とともに、ゲート切断および仕上げ作業を不要とするこ
とができる。したがって容易かつ簡単な操作で複数個の
ボタンを一度に組み込むことができ、組立コストを削減
することができる。
以上説明したように本考案にあっては、ボタン本体が
ガイド通路及びボタン孔に係合させられ、ガイド手段の
先端部を支点としてゲート部が回動されるようにしたか
ら、ボタン本体とゲート部とを確実に切り離すことがで
き、切断治具等の特別な工具を必要とせず、容易かつ簡
単な操作でボタンの組み込みを行なうことができるとい
う効果を奏する。
ガイド通路及びボタン孔に係合させられ、ガイド手段の
先端部を支点としてゲート部が回動されるようにしたか
ら、ボタン本体とゲート部とを確実に切り離すことがで
き、切断治具等の特別な工具を必要とせず、容易かつ簡
単な操作でボタンの組み込みを行なうことができるとい
う効果を奏する。
第１図は本考案による連鎖ボタンの底面図、第２図はそ
の側面図、第３図は第１図中III-III線に沿う矢視断面
図、第４図は第３図中矢印IV方向の矢視図、第５図は本
考案および従来のボタンが適用されるパネルを示す図、
第６図は従来の連鎖ボタンの上面図、第７図はその側面
図、第８図はその底面図である。 21……ボタン本体、23……ゲート部、24……ランナ部。
の側面図、第３図は第１図中III-III線に沿う矢視断面
図、第４図は第３図中矢印IV方向の矢視図、第５図は本
考案および従来のボタンが適用されるパネルを示す図、
第６図は従来の連鎖ボタンの上面図、第７図はその側面
図、第８図はその底面図である。 21……ボタン本体、23……ゲート部、24……ランナ部。
Claims (1)
- 【請求項１】表面に複数のボタン孔が列状に穿設され、
前記ボタン孔に連通するガイド通路を形成する複数のガ
イド手段が裏面に突設された操作パネルに取付けられる
複数のボタン本体を有する連鎖ボタンであって、 前記ガイド手段の端部と係合するフランジ部を有する前
記ボタン本体と、 前記ボタン本体の配列方向に並行して設けられたランナ
部と、 前記ランナ部および前記フランジ部を連結する複数のゲ
ート部と を備え、 前記ボタン本体が前記ボタン孔および前記ガイド通路に
嵌合されて前記フランジ部が前記ガイド手段の端部と係
合された状態で、前記ゲート部および前記ランナ部を前
記ガイド手段の方向へ回動することにより、前記ゲート
部および前記ランナ部が前記ボタン本体から切除される
ようにしたことを特徴とする連鎖ボタン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989013337U JP2533587Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 連鎖ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989013337U JP2533587Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 連鎖ボタン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104534U JPH02104534U (ja) | 1990-08-20 |
| JP2533587Y2 true JP2533587Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31223558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989013337U Expired - Lifetime JP2533587Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 連鎖ボタン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533587Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4954583B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-06-20 | 株式会社平和 | 遊技機における押しボタン構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57127227U (ja) * | 1981-02-03 | 1982-08-07 | ||
| JPS62138217U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-31 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1989013337U patent/JP2533587Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02104534U (ja) | 1990-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2533587Y2 (ja) | 連鎖ボタン | |
| JPH066728U (ja) | ナット保持孔 | |
| KR200164828Y1 (ko) | 클러치 릴리스 포크와 펄크럼 장착용 클립 | |
| JPH0314081Y2 (ja) | ||
| JPH0171922U (ja) | ||
| JPH07586Y2 (ja) | フロアパネルのカバー板 | |
| JPH062354B2 (ja) | 金属基板への樹脂部品一体成形方法 | |
| JPH0584372U (ja) | パチンコ機の遊技盤 | |
| JPH0537935Y2 (ja) | ||
| JPS62162876U (ja) | ||
| JPS60172642A (ja) | 包装箱用ハンドルおよびその装着装置 | |
| JPS63222705A (ja) | 手提げ袋用提げ手及びその製造方法 | |
| JPS6420209U (ja) | ||
| JPS6265205U (ja) | ||
| KR0113467Y1 (ko) | 헤딩기의 금형홀더 구조 | |
| JPS63153714U (ja) | ||
| JPS60113325U (ja) | 釦加工装置 | |
| JPS61109439U (ja) | ||
| JPS6286587U (ja) | ||
| JPH0187555U (ja) | ||
| JPH03110093U (ja) | ||
| JPS61118136U (ja) | ||
| JPH0520228U (ja) | 押ボタン装置 | |
| JPH02113688U (ja) | ||
| JPS62142413A (ja) | ダイヤル装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |