JP2532876B2 - パ−キングブレ−キ付流体式リタ−ダ - Google Patents

パ−キングブレ−キ付流体式リタ−ダ

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JP2532876B2 JP62144978A JP14497887A JP2532876B2 JP 2532876 B2 JP2532876 B2 JP 2532876B2 JP 62144978 A JP62144978 A JP 62144978A JP 14497887 A JP14497887 A JP 14497887A JP 2532876 B2 JP2532876 B2 JP 2532876B2
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秀之 藤波
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバスやトラック等に用いられる流体式リター
ダとパーキングブレーキを一体化した装置に関し、特に
部品点数を減らし省スペースとコストダウンを図ったも
のである。
〔従来の技術〕
通常自動車の制動装置としては使用目的から常用ブレ
ーキ,パーキングブレーキ及び減速装置の3種類があ
る。このうち常用ブレーキは足踏式ブレーキであり、各
車輪を制動し、車輌の減速及び停止に使用し、パーキン
グブレーキは手動ブレーキであり後輪の常用ブレーキと
同一装置を別の伝達機構により作動させるタイプとトラ
ンスミッション又はプロペラシャフトに取り付けて駐車
専用に使用するセンターブレーキとがあり、常用ブレー
キの故障時の予備又は緊急時の停車用ブレーキにも兼用
できるものである。
このようなパーキングブレーキは一般にデュオサーボ
形のドラムブレーキが用いられ、これは車輪と一体に回
転するブレーキドラムの内側に半月状部材にライニング
を張り付けた2個のリーディングシューをリンクで結合
し、パーキングレバーによりシューを内部拡張式にブレ
ーキドラムに押し付けて車軸の回転を止めるものであ
る。
また減速装置は大型トラックやバスに用い長坂路を下
る場合、常用ブレーキだけではブレーキの摩擦部分での
発熱のためブレーキ性能が低下する恐れがあるために使
用するもので排気ブレーキ,流体式リターダ,電磁式リ
ターダ等がある。このうち流体式リターダ(以下単にリ
ターダと記す)は回転数の増加に伴ない吸収する馬力が
急激に増大するという減速装置としては好ましい特性を
示すものでトランスミッションや後輪の駆動装置に組み
込まれることが多い。
上記リーダの本体は第2図に示すように車軸(29)を
中心として放射状に固定され、車軸(29)と一体に回転
する複数のロータ羽根(7)と該羽根(7)を囲んだ羽
根室ケースにより車軸(29)の回りにドーナッツ状の羽
根室(3)を設け、該羽根室(3)内にロータ羽根
(7)に対設して羽根ケースに固定したステータ羽根
(5)を形成してあり、リターダを作動させる場合は羽
根室(3)内のロータ羽根(7)とステータ羽根(5)
の対設する部位に該ロータ羽根の自己ポンプ作用又は別
置ポンプにより冷却油(A)を供給し、回転するロータ
羽根(7)のエネルギーを熱として循環する冷却油
(A)に伝え減速させるものである。
このようなパーキングブレーキと流体式リターダは同
じ制動装置ではあっても全く別々の装置として組み付け
られておりスペース的に不利であることからこれらを一
体で形成することが望まれており、さら流体式リターダ
の制御は従来羽根室内に供給する冷却油の流量、即ち油
面レベルにて行なっているがレベル制御装置は非常に高
価であるためより簡便な方法が求められていた。これに
対して次のようなパーキングブレーキ付流体式リターダ
が提案されている。
第3図に示すようにトランスミッションリヤカバー
(1)から突出したドライブシャフト(2)の周囲にト
ランスミッションリヤカバー(1)と該リヤカバーと一
体に設けたステータ羽根ケース(4)とによりドーナッ
ツ状の流体式リターダの羽根室(3)を形成し、ステー
タ羽根ケース(4)の内側にドライブシャフト(2)を
中心に放射状にステータ羽根(5)を形成する。該ステ
ータ羽根(5)と対向して上記羽根室(3)にドライブ
シャフト(2)の周囲に回動自在で該シャフト(2)と
ステータ羽根ケース(4)の間を羽根室(3)内から羽
根室(3)外に貫通する回転円筒体(6)と一体にドラ
イブシャフト(2)を中心にロータ羽根(7)を放射状
に設け、上記羽根室(3)の下部の一端に冷却油入口
(8)を上部の他端に冷却油出口(9)を形成する。
上記回転円筒体(6)の羽根室(3)外の一端と一体
でドライブシャフト(2)に対して直角に形成した円環
状のクラッチプレート(10)の反リターダ側にドライブ
シャフト(2)と一体に回転し、該シャフトに対して直
行するブレーキドラム兼用クラッチカバー(12)の円板
状クラッチカバー部(13)を対設させ、該クラッチカバ
ー部(13)の外周を上記クラッチプレート(10)の外周
よりも大きく形成しその外縁部をドライブシャフト
(2)の軸方向と平行に上記リターダ側に延設してブレ
ーキドラム部(14)とし、該ブレーキドラム部(14)の
内側面に断面L字型で半月形状の2個のブレーキシュー
(15)にそれぞれ固設したブレーキライニング(16)を
対設させ、上記ステータ羽根ケース(4)の上部の一部
を反リターダ側に突出してパーキングブレーキ用カムレ
バー(17)の回転中心軸(26)とする。
またステータ羽根ケース(4)の反リターダ側にドラ
イブシャフト(2)の軸方向に該シャフトを囲むように
2個のリング状ピストンシール(25)を対向させて内蔵
したリング状シリンダ室(30)を設け、該シリンダ室
(30)の外周内壁は上記ステータ羽根ケース(4)で形
成し、上記の一端に油圧供給口(24)を設け、さらに該
シリンダ室の内周内壁は油圧の供給により反リターダ側
に摺動し先端をリング状クラッチベアリング(27)の内
輪に固定したリング状クラッチピストン(28)を延設し
て形成する。該ベアリングの外輪には上記クラッチプレ
ート(10)のリターダ側に対設する円環状のプレッシャ
プレート(11)を固定し、該プレートの外縁部の複数部
分からドライブシャフト(2)の反リターダ側にクラッ
チプレート(10)の外縁部を跨ぐ爪(18)を形成し、該
爪を円板状クラッチカバー部(13)に穿設した複数の貫
通穴(19)に挿入し、さらにプルッシャプレート(11)
の外縁部とクラッチカバー部の対設した両面間に複数の
バネ(20)を設けておく。
このような構成のパーキングブレーキ付流体式リター
ダはパーキングブレーキとして用いる場合はパーキング
ブレーキ用カムレバー(17)を回転中心軸(26)の回り
に回転させカム作用により半月形状のブレーキシュー
(15)を内部拡張式にブレーキドラム兼用クラッチカバ
ー(12)のブレーキドラム部(14)の内側面に押し付け
てドライブシャフト(2)が回転しないようにする。ま
た流体式リターダとして作用させるには回転するドライ
ブシャフト(2)と一体で回転するブレーキドラム兼用
クラッチカバー(12)に油圧によりクラッチピストン
(28)を作用させプレッシャプレート(11)をクラッチ
プレート(12)に押し付け、該プレッシャプレート(1
1)と円板状クラッチカバー部(13)とでクラッチプレ
ート(12)を押圧挟持し、該クラッチプレート(12)と
一体に形成されたリターダのロータ羽根(7)をドライ
ブシャフト(2)と一体に回転させることによりロータ
羽根(7)の自己ポンプ作用又は別置ポンプにより羽根
室(3)内に冷却油(A)を供給しロータ羽根(7)の
回転エネルギーを冷却油(A)に熱として伝え減速効果
を発生させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようなパーキングブレーキ付流体式リターダにお
いてはリターダを作動させるプレッシャプレートに連結
しているリング状のクラッチベアリングやリング状のク
ラッチピストンは高い寸法精度が要求されるため高価で
あり、さらに従来のクラッチピストンの構造では必然的
に高価なピストンシールが2個必要となる。以上このこ
とはこの装置のコストを引き上げている要因であり、こ
れらを排除することが要求されていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこれに鑑み種々の検討の結果クラッチベアリ
ングとクラッチピストンを一体に形成することによって
上記問題点を解決したパーキングブレーキ付流体式リタ
ーダを開発したもので、トランスミッションケースから
突出したドライブシャフト又はプロペラシャフトの周囲
にトランスミッションケース又はその他の固定部材と一
体にドーナッツの流体式リターダの羽根室を液密閉式に
設け、該羽根室内の一方の円環状側板にドライブシャフ
ト又はプロペラシャフトを中心に放射状にステータ羽根
を形成し、該ステータ羽根と対向しドライブシャフト又
はプロペラシャフトの周囲に回動自在なロータ羽根を設
け、該ロータ羽根の自己ポンプ作用または別置ポンプに
より羽根室内に一端より冷却油を供給し他端より排出さ
せ、リターダの反トランスミッション側の円環状側板と
ドライブシャフト又はプロペラシャフトの間に上記ロー
タ羽根と一体に回転円筒体を設け、該円筒体を羽根室の
外部に延設し、羽根室外の該円筒体と一体で上記シャフ
トに対して直角に円環状のクラッチプレートを設け、ド
ライブシャフト又はプロペラシャフトと一体に回転し、
該シャフトと直交する円板を上記クラッチプレート面の
反リターダ側に対設し、該クラッチプレートの外周より
も大きい外周を有するクラッチカバー部とし、さらに上
記円板の外縁部を上記シャフトの軸方向のリターダ側に
延設してブレーキドラム部とし、該ブレーキドラム部の
内側面に断面L字型で半月形のブレーキシューを2個対
設させ、上記固定部材に取り付けたパーキングブレーキ
用カムレバーを操作することによりブレーキシューを内
部拡張式にブレーキドラム部の内側面に押圧させてブレ
ーキ力を発生させ、また上記固定部材に一体に形成され
たピストン機構によりドライブシャフト又はプロペラシ
ャフトの軸方向に移動するリング状クラッチベアリング
の内輪あるいは外輪に上記クラッチプレート面のリター
ダ側に対設する円環状のプレッシャプレートを取り付
け、該プレッシャプレートはその外縁部の複数部分から
ドライブシャフト又はプロペラシャフトの軸方向の反リ
ターダ側にクラッチプレートの外縁部の外側を跨ぐ爪を
延設し、該爪を円板状のクラッチカバー部に穿設した複
数の貫通穴に挿入し、さらにプレッシャプレートの外縁
部と円板状のクラッチカバー部の対設した両面間に複数
のバネを設けてクラッチを切ったときにプレッシャプレ
ートが速やかにクラッチプレートから離れるパーキング
ブレーキ一体型の流体式リターダにおいて、上記リング
状ベアリングの円環状プレッシャプレートを取り付けて
いない内輪あるいは外輪をリターダ側に延設してリング
型ピストンを形成し、上記固定部材に該ピストンが嵌入
摺動するリング状シリンダを形成したことを特徴とする
ものである。
〔作 用〕
プレッシャプレートを取り付けていないリング状ベア
リングの内輪あるいは外輪を延設してリング状のクラッ
チベアリング兼用ピストンを形成するのはベアリングと
ピストンの両者を合体させることによりスペースを有効
に活用できるからであり、さらに別部品としてのリング
状のクラッチピストンは不要となり部品点数が削減され
るからである。またクラッチベアリング兼用ピストンは
従来のクラッチピストンのように油圧用のリング状シリ
ンダー室の内壁を構成することはなくシリンダーはステ
ータ羽根ケース等の固定部材に一体に形成できるので高
価なリング状ピストンシールは1個不要となりコスト低
減に役立つ。
〔実施例〕
本発明を一実施例に基づき詳しく説明する。
第1図において(1)はトランスミッションリヤカバ
ー、(2)はドライブシャフトを示し、該ドライブシャ
フトの周囲にドーナッツ状にリターダの羽根室(3)が
形成されるように上記リヤケース(1)と一体にステー
タ羽根ケース(4)を設け、該羽根室(3)にステータ
羽根ケース(4)に固定されたステータ羽根(5)と該
ステータ羽根(5)に対向してドライブシャフト(2)
の周囲に回動自在な回転円筒体(6)の一端に固定され
たロータ羽根(7)とをドライブシャフト(2)を中心
に放射状に設け、さらに羽根室(3)の下部の一端に冷
却油入口(8)と上部の一端に冷却油出口(9)を設け
て流体式リターダを形成する。
また(10)は上記回転円筒体(6)の他端に固定され
た円環状クラッチプレートであり、該プレートのリター
ダ側に対設させたプレッシャプレート(11)と反リター
ダ側に対設させたドライブシャフト(2)と一体に回転
するブレーキドラム兼用クラッチカバー(12)の円板状
クラッチカバー部(13)とで上記クラッチプレート(1
0)を挟持して流体式リターダのロータ羽根(7)を回
転させるクラッチを構成させる。
一方ブレーキドラム兼用クラッチカバー(12)のブレ
ーキドラム部(14)にはその内側面に断面L字型のブレ
ーキシュー(15)に固定したブレーキライニング(16)
を対設させパーキングブレーキ用カムレバー(17)を操
作することによりバーキングブレーキが働くように構成
されている。
また(18)はプレッシャプレート(11)の外縁部の複
数部分を延設してクラッチカバー部(13)に穿設した貫
通穴(19)に挿入した爪であり、これにより該プレッシ
ャプレート(11)をクラッチカバー部(13)に係止さ
せ、ドタイブシャフト(2)と一体に回転させており、
バネ(20)によってプレッシャプレートは通常はクラッ
チプレート(10)から離れている。
上記円環状のプレッシャプレート(11)はその内径側
はリング状のクラッチベアルリング兼用ピストン(21)
の外輪に固定され、その内側はリターダ側に延設してリ
ング状ピストン(22)を形成しステータ羽根ケース
(4)に設けられたリング状シリンダ(23)に嵌入され
ており該羽根ケース(4)の上部一端に設けられた油圧
供給口(24)より該シリンダ(23)に油圧を供給し、リ
ング状ピストンシール(25)で摺動面をシールしながら
クラッチベアリング兼用ピストン(21)を反リターダ側
に移動させることにより上記クラッチが働きロータ羽根
(7)が回転し、該ロータ羽根の自己ポンプ作用又は別
置ポンプにより羽根室(3)に冷却油(A)を供給して
流体式リターダを作動させる。
〔発明の効果〕
このように本発明によればパーキングブレーキ付流体
式リターダの部品点数を少なくすることができ構造上又
は組み立て上簡便になるばかりか、コスト低減も図れる
等工業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図は従
来の単独の流体式リターダを示す側断面図、第3図は従
来例を示す側断面図である。 1……トランスミッションリヤカバー 2……ドライブシャフト 3……羽根室 4……ステータ羽根ケース 5……ステータ羽根 6……回転円筒体 7……ロータ 8……冷却油入口 9……冷却油出口 10……クラッチプレート 11……プレッシャプレート 12……ブレーキドラム兼用クラッチカバー 13……クラッチカバー部 14……ブレーキドラム部 15……ブレーキシュー 16……ブレーキライニング 17……パーキングブレーキ用カムレバー 18……爪 19……貫通穴 20……バネ 21……クラッチベアリング兼用ピストン 22……リング状ピストン 23……リング状シリンダ 24……油圧供給口 25……リング状ピストンシール 26……回転中心軸 27……リング状クラッチベアリング 28……リング状クラッチピストン 29……車軸 30……リング状シリンダ室 A……冷却油

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスミッションケースから突出したド
    ライブシャフト又はプロペラシャフトの周囲にトランス
    ミッションケース又はその他の固定部材と一体にドーナ
    ッツの流体式リターダの羽根室を液密閉式に設け、該羽
    根室内の一方の円環状側板にドライブシャフト又はプロ
    ペラシャフトを中心に放射状にステータ羽根を形成し、
    該ステータ羽根と対向しドライブシャフト又はプロペラ
    シャフトの周囲に回動自在なロータ羽根を設け、該ロー
    タ羽根の自己ポンプ作用または別置ポンプにより羽根室
    内に一端より冷却油を供給し他端より排出させ、リター
    ダの反トランスミッション側の円環状側板とドライブシ
    ャフト又はプロペラシャフトの間に上記ロータ羽根と一
    体に回転円筒体を設け、該円筒体を羽根室の外部に延設
    し、羽根室外の該円筒体と一体で上記シャフトに対して
    直角に円環状のクラッチプレートを設け、ドライブシャ
    フト又はプロペラシャフトと一体に回転し、該シャフト
    と直交する円板を上記クラッチプレート面の反リターダ
    側に対設し、該クラッチプレートの外周よりも大きい外
    周を有するクラッチカバー部とし、さらに上記円板の外
    縁部を上記シャフトの軸方向のリターダ側に延設してブ
    レーキドラム部とし、該ブレーキドラム部の内側面に団
    面L字型で半月型のブレーキシューを2個対設させ、上
    記固定部材に取り付けたパーキングブレーキ用カムレバ
    ーを操作することによりブレーキシューを内部拡張式に
    ブレーキドラム部の内側面に押圧させてブレーキ力を発
    生させ、また上記固定部材に一体に形成されたピストン
    機構によりドライブシャフト又はプロペラシャフトの軸
    方向に移動するリング状クラッチベアリングの内輪ある
    いは外輪に上記クラッチプレート面のリターダ側に対設
    する円環状のプレッシャプレートを取り付け、該プレッ
    シャプレートはその外縁部の複数部分からドライブシャ
    フト又はプロペラシャフトの軸方向の反リターダ側にク
    ラッチプレートの外縁部の外側を跨ぐ爪を延設し、該爪
    を円板状のクラッチカバー部に穿設した複数の貫通穴に
    挿入し、さらにプレッシャープレートの外縁部と円板状
    のクラッチカバー部の対設した両面間に複数のバネを設
    けてクラッチを切ったときにプレッシャプレートが速や
    かにクラッチプレートから離れるパーキングブレーキ一
    体型の流体式リターダにおいて、上記リング状ベアリン
    グの円環状プレッシャプレートを取り付けていない内輪
    あるいは外輪をリターダ側に延設してリング型ピストン
    を形成し、上記固定部材に該ピストンが嵌入摺動するリ
    ング状シリンダを形成したことを特徴とするパーキング
    ブレーキ付流体式リターダ。
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