JP2532670Y2 - 自動車のリヤシート用ヘッドレスト - Google Patents
自動車のリヤシート用ヘッドレストInfo
- Publication number
- JP2532670Y2 JP2532670Y2 JP1990125070U JP12507090U JP2532670Y2 JP 2532670 Y2 JP2532670 Y2 JP 2532670Y2 JP 1990125070 U JP1990125070 U JP 1990125070U JP 12507090 U JP12507090 U JP 12507090U JP 2532670 Y2 JP2532670 Y2 JP 2532670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- auxiliary
- rear seat
- corner
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のリヤシートのシートバック上端部
に取付けられ、車室コーナ部に側頭部をもたれ掛けるよ
うにする補助ヘッドレストを備えたヘッドレストに関す
るものである。
に取付けられ、車室コーナ部に側頭部をもたれ掛けるよ
うにする補助ヘッドレストを備えたヘッドレストに関す
るものである。
この種のヘッドレストとしては、実開昭57-72962号公
報により、シヤシートのシートバック上端部に背後の直
線部からわん曲してコーナ部に達するガイドレールを設
けてヘッドレストをコーナ部にわん曲状態にガイドする
もの、或はヘッドレストを横断方向、即ち車両前後方向
へ分割して折曲げ可能にしたものが周知である。
報により、シヤシートのシートバック上端部に背後の直
線部からわん曲してコーナ部に達するガイドレールを設
けてヘッドレストをコーナ部にわん曲状態にガイドする
もの、或はヘッドレストを横断方向、即ち車両前後方向
へ分割して折曲げ可能にしたものが周知である。
しかしながら、これらの構造では側頭部領域或は側頭
部にセットした状態で本来のヘッドレスト領域を充分長
く構成するのが困難であった。
部にセットした状態で本来のヘッドレスト領域を充分長
く構成するのが困難であった。
よって、本考案は、コーナ部にセットする側頭部用補
助ヘッドレストを充分長くすることができ、かつ補助ヘ
ッドレストの使用状態でも本来のヘッドレス部分を長い
ままにしておける冒頭に述べた類のヘッドレストを提供
することを目的とする。
助ヘッドレストを充分長くすることができ、かつ補助ヘ
ッドレストの使用状態でも本来のヘッドレス部分を長い
ままにしておける冒頭に述べた類のヘッドレストを提供
することを目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、リヤシートの
シートバック上端部に取付けられ、かつ弾性を呈するヘ
ッドレスト本体と、このヘッドレスト本体に前置され、
かつ弾性を呈する補助ヘッドレスト部分とから構成さ
れ、ヘッドレスト本体及び補助ヘッドレスト部分が共に
表皮でカバーされると共に、それぞれの車室外側端部の
表皮が補助ヘッドレスト部分を車室コーナ部へ位置付け
可能にするインテグラルヒンジとして形成され、補助ヘ
ッドレスト部分の車室内側端部には、ヘッドレスト本体
の車室内側端面に係止される面ファスナが取付けられた
ことを特徴とする。
シートバック上端部に取付けられ、かつ弾性を呈するヘ
ッドレスト本体と、このヘッドレスト本体に前置され、
かつ弾性を呈する補助ヘッドレスト部分とから構成さ
れ、ヘッドレスト本体及び補助ヘッドレスト部分が共に
表皮でカバーされると共に、それぞれの車室外側端部の
表皮が補助ヘッドレスト部分を車室コーナ部へ位置付け
可能にするインテグラルヒンジとして形成され、補助ヘ
ッドレスト部分の車室内側端部には、ヘッドレスト本体
の車室内側端面に係止される面ファスナが取付けられた
ことを特徴とする。
通常状態では、ヘッドレスト本体に補助ヘッドレスト
部分が前置されることにより、その前面がヘッドレスト
面として機能する。補助ヘッドレスト部分は、面ファス
ナによりヘッドレスト本体に係止される。補助ヘッドレ
スト部分を車室外側端部のインテグラルヒンジで回動さ
せて車室コーナ部へ位置付けすると、補助ヘッドレスト
部分の背面が側頭部用のヘッドレスト面となり、ヘッド
レスト本体の前面が本来の後頭部用ヘッドレスト面とな
る。
部分が前置されることにより、その前面がヘッドレスト
面として機能する。補助ヘッドレスト部分は、面ファス
ナによりヘッドレスト本体に係止される。補助ヘッドレ
スト部分を車室外側端部のインテグラルヒンジで回動さ
せて車室コーナ部へ位置付けすると、補助ヘッドレスト
部分の背面が側頭部用のヘッドレスト面となり、ヘッド
レスト本体の前面が本来の後頭部用ヘッドレスト面とな
る。
第1図〜第3図は、本考案の一実施例によるリヤシー
トのヘッドレストを示す。
トのヘッドレストを示す。
即ち、第3図において、9はリヤシートのシートバッ
ク1の上端部1aに取付けられたヘッドレストであり、車
幅方向へ分割されることにより、リヤシート上端部1aに
取付けられるヘッドレスト本体10と、このヘッドレスト
本体に車室外方向の端部でヒンジされた補助ヘッドレス
ト部分20とから構成されている。
ク1の上端部1aに取付けられたヘッドレストであり、車
幅方向へ分割されることにより、リヤシート上端部1aに
取付けられるヘッドレスト本体10と、このヘッドレスト
本体に車室外方向の端部でヒンジされた補助ヘッドレス
ト部分20とから構成されている。
第1図は、これらのヘッドレストの詳細構造を示すも
ので、双方のヘッドレスト部分10,20は共に表皮11でカ
バーされると共に、それぞれの車室外側端部が表皮11に
よるインテグラルヒンジ12として形成されている。それ
ぞれの表皮の内側には発泡ウレタン13が埋込まれ、それ
ぞれの中間層部分は第2図に示すように構成されてい
る。即ち、発泡ウレタン13は縦方向へ2分割されて、そ
の境界部分に硬質発泡ウレタン14が挿入されると共に、
その一方側の面に隣接する発泡ウレタン13の部分に多数
のばね収納孔15が形成されている。そして、各ばね収納
孔には、キャップ21が挿入され、その中にコイルばね22
が挿入され、さらに背後からキャップ21にコイルばね22
を押圧するように別のより小さな径のキャップ23がスラ
イド可能に挿入され、さらにこのキャップの背後にゴム
板24が当たるようになっている。補助ヘッドレスト部分
20の車室内側端部には、被係止側の面ファスナ27が取付
けられており、通常状態ではヘッドレスト本体10の対応
した端面に取付けられた係止側の面ファスナ27aと係合
するようになっている。
ので、双方のヘッドレスト部分10,20は共に表皮11でカ
バーされると共に、それぞれの車室外側端部が表皮11に
よるインテグラルヒンジ12として形成されている。それ
ぞれの表皮の内側には発泡ウレタン13が埋込まれ、それ
ぞれの中間層部分は第2図に示すように構成されてい
る。即ち、発泡ウレタン13は縦方向へ2分割されて、そ
の境界部分に硬質発泡ウレタン14が挿入されると共に、
その一方側の面に隣接する発泡ウレタン13の部分に多数
のばね収納孔15が形成されている。そして、各ばね収納
孔には、キャップ21が挿入され、その中にコイルばね22
が挿入され、さらに背後からキャップ21にコイルばね22
を押圧するように別のより小さな径のキャップ23がスラ
イド可能に挿入され、さらにこのキャップの背後にゴム
板24が当たるようになっている。補助ヘッドレスト部分
20の車室内側端部には、被係止側の面ファスナ27が取付
けられており、通常状態ではヘッドレスト本体10の対応
した端面に取付けられた係止側の面ファスナ27aと係合
するようになっている。
通常状態では、第3図で実線により示すように、面フ
ァスナ27、27aの係合により、補助ヘッドレスト部分20
が後頭部用のヘッドレスト面として機能する。頭をコー
ナ部3に持たれ掛けたい場合には、面ファスナ27、27a
を外して、同図で2点鎖線により示すように、補助ヘッ
ドレスト部分20をコーナ部3の方向へ回動させてセット
し、その背面をコーナ部3で支持された側頭部用ヘッド
レスト面として使用する。
ァスナ27、27aの係合により、補助ヘッドレスト部分20
が後頭部用のヘッドレスト面として機能する。頭をコー
ナ部3に持たれ掛けたい場合には、面ファスナ27、27a
を外して、同図で2点鎖線により示すように、補助ヘッ
ドレスト部分20をコーナ部3の方向へ回動させてセット
し、その背面をコーナ部3で支持された側頭部用ヘッド
レスト面として使用する。
以上、本考案のリヤシートのヘッドレストを前後に分
割して表皮でインテグラルヒンジした補助ヘッドレスト
の付加により、車室コーナ部にセットされる側頭部用ヘ
ッドレストが、簡単な構造でヘッドレスト面を充分な面
積にし、心地良さ及び安全性を確保して実現される。
割して表皮でインテグラルヒンジした補助ヘッドレスト
の付加により、車室コーナ部にセットされる側頭部用ヘ
ッドレストが、簡単な構造でヘッドレスト面を充分な面
積にし、心地良さ及び安全性を確保して実現される。
第1図は本考案の一実施例によるヘッドレストの開放状
態での断面図、第2図はその内部構造を示す部分斜視図
及び第3図はヘッドレストの使用状態を示す斜視図であ
る。 1……シートバック、3……コーナ部、10……ヘッドレ
スト本体、20……補助ヘッドレスト部分。
態での断面図、第2図はその内部構造を示す部分斜視図
及び第3図はヘッドレストの使用状態を示す斜視図であ
る。 1……シートバック、3……コーナ部、10……ヘッドレ
スト本体、20……補助ヘッドレスト部分。
Claims (1)
- 【請求項1】リヤシートのシートバック上端部に取付け
られ、かつ弾性を呈するヘッドレスト本体と、このヘッ
ドレスト本体に前置され、かつ弾性を呈する補助ヘッド
レスト部分とから構成され、 前記ヘッドレスト本体及び前記補助ヘッドレスト部分が
共に表皮でカバーされると共に、それぞれの車室外側端
部の前記表皮が前記補助ヘッドレスト部分を車室コーナ
部へ位置付け可能にするインテグラルヒンジとして形成
され、 前記補助ヘッドレスト部分の車室内側端部には、前記ヘ
ッドレスト本体の車室内側端面に係止される面ファスナ
が取付けられたことを特徴とする自動車のリヤシート用
ヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990125070U JP2532670Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 自動車のリヤシート用ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990125070U JP2532670Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 自動車のリヤシート用ヘッドレスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0481551U JPH0481551U (ja) | 1992-07-15 |
JP2532670Y2 true JP2532670Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31872690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990125070U Expired - Lifetime JP2532670Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 自動車のリヤシート用ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532670Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135085Y2 (ja) * | 1981-05-26 | 1986-10-13 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP1990125070U patent/JP2532670Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481551U (ja) | 1992-07-15 |
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