JP2531999Y2 - 電圧入力コード用アダプタ - Google Patents

電圧入力コード用アダプタ

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JP2531999Y2
JP2531999Y2 JP1990083927U JP8392790U JP2531999Y2 JP 2531999 Y2 JP2531999 Y2 JP 2531999Y2 JP 1990083927 U JP1990083927 U JP 1990083927U JP 8392790 U JP8392790 U JP 8392790U JP 2531999 Y2 JP2531999 Y2 JP 2531999Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電圧入力コード用アダプタに係り、さら
に詳しくは、中性線に結線される複数本の入力コードを
一つのクリップで共用可能に配線して形成し、必要とす
るクリップの数を少なくすることができる電圧入力コー
ド用アダプタに関する。
[従来の技術] 商用電力は、通常、単相二線のほか、三相三線や三相
四線の方式をとって給電されている。
このような給電方式に対して用いられる電力計は、給
電線の電源側にクランプセンサ等の電流センサを、負荷
側に電圧入力コードを配置することで電力測定が行なわ
れている。
この場合、給電線の負荷側に配置される電圧入力コー
ドは、単相二線方式のほか、三相三線と三相四線方式の
いずれにも対応させることができる構造のものを採用す
る例が多い。
第7図は、単相二線と三相三線と三相四線とのいずれ
の方式に対しても対応させることができる電圧入力コー
ドについての従来例を示すものである。
同図によれば、電圧入力コードは、基端に機器本体の
側に接続するためのコネクタ1を備える四芯コード部2
と、この四芯コード部2の先端部の側を各別に分岐し、
そのそれぞれに中継ヒューズ3を介在させ、かつ、その
先端に給電線に接続させるためのクリップ4を備える分
岐コード部5とで形成されている。
そして、上記電圧入力コードを用いての電圧入力は、
前記クリップ4を所定の給電線に結線して電圧を取り出
すことで行なわれる。
この際に行なわれる給電線への結線は、三相四線方式
の場合、各クリップ4を四本の給電線に各別に止着する
ことで行なわれている。
また、三相三線方式の場合の結線は、給電線のうちの
二本を計測対象線とし、各別にクリップ4を止着し、残
りの一本を計測対象外の中性線として他の二つのクリッ
プを止着することで行なわれ、さらに、単相二線方式の
場合には、給電線のうちの一本を計測対象線として一つ
のクリップ4を止着し、他の一本を計測対象外の中性線
とし、残余のクリップ4を止着することで行なわれてい
る。このように、三相三線と単相二線の各方式におい
て、計測に直接使用しない残余のクリップ4を中性線に
結線するのは、感電防止を図るためのほか、電位を安定
させて機器本体の動作を安定させることに主な理由があ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで、通常、配電盤などにおいて第7図に示すよ
うな電圧入力コードのクリップ4が止着される端子につ
いては、例えばブレーカーの接続端子などのようにそれ
自体がさほど大きなものでないばかりでなく、その設置
場所も空間的に狭隘である場合が多い。
このため、中性線から引き出されている端子に対し複
数個のクリップ4を止着しなければならないような場合
には、場所的に狭いために非常な困難を伴うばかりでな
く、クリップ4の止着場所には高電圧がかかっているた
め、不安定な状態でクリップ4を止着することには危険
が伴う不都合があった。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その構成上の特徴は、一つのクリップと、
ヒューズの出し入れを可能とすべく一側筒部に他側筒部
の螺着を可能に組み合わされる中継ヒューズホルダとが
用いられ、前記クリップに始端を導通させてその基端部
側から導出される入力コードは、その終端を一側筒部側
に導入係止させ、入力コードの前記終端に始端を接続さ
せた第一連結コードを前記一側筒部から導出し、別途用
意される中継ヒューズホルダの一側筒部側にその終端を
導入係止させ、第一連結コードの前記終端に始端を接続
させた第二連結コードを前記中継ヒューズホルダの一側
筒部側から導出し、さらに別途用意される中継ヒューズ
ホルダの一側筒部側にその終端を導入係止させるととも
に、隣り合う各一側筒部は、相互の係合離脱を可能にし
て形成したことにある。
なお、この考案において、前記中継ヒューズホルダを
構成する一側筒部は、内蔵されるヒューズの一端に当接
するコンタクト部を有してなるコードの導入係止を可能
にして形成し、他側筒部は、コイルスプリングを介装さ
せて前記ヒューズの他端への押圧を可能に付勢させたコ
ンタクト部を有するコードの導入係止を可能にして形成
することができる。
[作用] このため、一つのクリップを備える入力コードは、こ
の入力コードと第一連結コードと第二連結コードとを介
することで、隣り合う一側筒部相互間を電気的に接続さ
せることができるので、隣り合う一側筒部に対し、ヒュ
ーズを内蔵させ、かつ、コネクタ側への引き出しコード
を導入係止してなる他側筒部をそれぞれ螺着させた中継
ヒューズホルダを用いることで、前記入力コードを最大
三本の引き出しコードとして分岐させることができる。
したがって、給電線における中性線に対しては、常に
一個のクリップを止着するのみで、最大三個のクリップ
を止着させたと同等にして取扱うことができ、例えば配
電盤における端子のように狭隘な空間においても容易、
かつ、安定的に電圧入力コードを結線させることができ
る。
しかも、隣り合う各一側筒部は、相互の係合離脱が可
能となって形成されているので、簡便、かつ、整然とし
た状態のもとで使用することができる。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示すものであり、そ
の全体は、絶縁カバー13で覆われた一つのクリップ11
と、ヒューズ44の出し入れを可能とすべく一側筒部19側
に他側筒部28側を螺着して組み合わされる中継ヒューズ
ホルダ18と、入力コード15と、第一連結コード36と、第
二連結コード40とを用いて形成されている。
第2図は、前記中継ヒューズホルダ18の構造の一例を
示す縦断面図であり、一側筒部19と他側筒部28とは、一
側筒部19側の雌ねじ部20への他側筒部28側の雄ねじ部29
の螺着時における対向面側に穴部21,30が配設されてお
り、これら穴部21,30により形成される空間部を介して
ヒューズ44の収納が可能となっている。
また、一側筒部19の穴部21の底面22側と,他側筒部28
の穴部30の底面31側とには、それぞれその長さ方向に向
けて必要なコードを導入配置するための通路23,32が開
設されている。
このうち、一側筒部19の側の通路23には、前記クリッ
プ11に始端を導通させてその基端部12側から導出される
入力コード15の終端16と、第一連結コード36の始端37と
が導入され、前記底面22を介して係止されるコンタクト
部24に接続されている。
なお、別途用意される一側筒部19の側の通路23には、
当初の前記一側筒部19の側に始端37を連結させた第一連
結コード36の終端38と、第二連結コード40の始端41とが
導入され、同様にして形成されている底面22を介して係
止されるコンタクト部24に接続されている。また、さら
に別途用意される一側筒部19の側の通路23には、第一連
結コード36の終端38とその始端41を連結させて導出され
ている第二連結コード40の終端42が導入され、同様にし
て形成されている底面22を介して係止されるコンタクト
部24に接続されている。
一方、他側筒部28の側は、コイルスプリング34を介装
させて一側筒部19の側への押圧力が付勢されているコン
タクト部33にその始端49を接続させた引き出しコード48
を前記通路32を介してその導出が可能となって形成され
ている。このため、一側筒部19に他側筒部28を螺着して
なる中継ヒューズホルダ18内にヒューズ44を収納した際
には、前記コンタクト部33が前記コイルスプリング34に
より付勢され、ヒューズ44の他側46を一側筒部19の側へ
と押圧する結果、ヒューズ44の一端45も一端筒部19のコ
ンタクト部24に圧接し、一側筒部19と他側筒部28相互間
を導通させることができる。
また、中継ヒューズホルダ18を構成している一側筒部
19の側には、第3図に示す断面図からも明らかなよう
に、一側面にT字状の突起部25が、その反対側の面には
この突起部25を導入係止することができる溝部26が設け
られており、これらを並列配置した際、隣り合って位置
している突起部25と溝部26とを介することで、相互の係
合離脱が可能となって形成されている。
この考案は、このようにして構成されているので、一
つのクリップ11を備える入力コード15は、この入力コー
ド15と第一連結コード36と第二連結コード40とを介する
ことで、隣り合う一側筒部19,19及び19,19相互間に導通
関係を付与することができるので、隣り合う一側筒部1
9,19,19に対し、ヒューズ44を内蔵させ、かつ、コネク
タ(図示せず)側に導びかれる引き出しコード48の始端
49を導入係止してなる他側筒部28をそれぞれ螺着させた
中継ヒューズホルダ18を用いることで、第6図に示すよ
うに前記入力コード15を最大三本の引き出しコード48と
して分岐させることができる。
したがって、給電線における中性線に対しては、常に
一個のクリップ11を止着するのみで、最大三個のクリッ
プを止着させたと同様にして共用することができ、例え
ば配電盤におけるブレーカーの接続端子などのように狭
隘な場所においても容易、かつ、安定的に電圧入力コー
ドを結線させることができる。
しかも、隣り合う各一側筒部19,19,19は、対面して位
置するそれぞれの突起部25と溝部26とを介することで相
互の係合離脱が可能となって形成されているので、例え
ば三相四線方式に用いる場合には、第4図に示すように
中継ヒューズホルダ18を別々に用い、三相三線方式に用
いる場合には、連結させた三個の中継ヒューズホルダ18
のうち、二個の中継ヒューズホルダ18に引き出しコード
48を配設して用い、さらに、単相二線方式に用いる場合
には、連結させた三個の中継ヒューズホルダ18の全てに
引き出しコード48を配設して用いるなど、必要がない場
合には、それぞれを別々にして用い、必要がある場合に
は、一体的に組み合わせて用いることができ、整然とし
た状態のもとで使用することができる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案によれば、一つのクリップ
を備える入力コードは、この入力コードと第一連結コー
ドと第二連結コードとを介することで、隣り合う一側筒
部相互間に導通関係を付与することができるので、隣り
合う一側筒部に対し、ヒューズを内蔵させ、かつ、コネ
クタ側への引き出しコードを導入係止してなる他側筒部
をそれぞれ螺着させた中継ヒューズホルダを用いること
で、前記入力コードを最大三本の引き出しコードとして
分岐させることができる。
したがって、給電線における中性線に対しては、常に
一個のクリップを止着するのみで、最大三個のクリップ
を止着させたと同等にして取扱うことができ、例えば配
電盤における端子のように狭隘な空間においても容易、
かつ、安定的に電圧入力コードを結線させることができ
る。
しかも、隣り合う各一側筒部は、相互の係合離脱が可
能となって形成されているので、簡便、かつ、整然とし
た状態のもとで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す側面図、第2図
は、中継ヒューズホルダの縦断面図、第3図は、この考
案に用いられる中継ヒューズホルダを第2図におけるA
−A線方向からみた断面図、第4図〜第6図は、この考
案に係るアダプタの使用状態をパターン分けして示す説
明図、第7図は、従来例としての電圧入力コードを示す
側面図である。 11……クリップ、12……基端部、13……絶縁カバー、15
……入力コード、16……終端、18……中継ヒューズホル
ダ、19……一側筒部、20……雌ねじ部、21……穴部、22
……底面、23……通路、24……コンタクト部、25……突
起部、26……溝部、28……他側筒部、29……雄ねじ部、
30……穴部、31……底面、32……通路、33……コンタク
ト部、34……コイルスプリング、36……第一連結コー
ド、37……始端、38……終端、40……第二連結コード、
41……始端、42……終端、44……ヒューズ、45……一
端、46……他端、48……引き出しコード、49……始端。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのクリップと、ヒューズの出し入れを
    可能とすべく一側筒部に他側筒部の螺着を可能に組み合
    わされる中継ヒューズホルダとが用いられ、前記クリッ
    プに始端を導通させてその基端部側から導出される入力
    コードは、その終端を一側筒部側に導入係止させ、入力
    コードの前記終端に始端を接続させた第一連結コードを
    前記一側筒部から導出し、別途用意される中継ヒューズ
    ホルダの一側筒部側にその終端を導入係止させ、第一連
    結コードの前記終端に始端を接続させた第二連結コード
    を前記中継ヒューズホルダの一側筒部側から導出し、さ
    らに別途用意される中継ヒューズホルダの一側筒部側に
    その終端を導入係止させるとともに、隣り合う各一側筒
    部は、相互の係合離脱を可能にして形成したことを特徴
    とする電圧入力コード用アダプタ。
  2. 【請求項2】前記中継ヒューズホルダを構成する一側筒
    部は、内蔵されるヒューズの一端に当接するコンタクト
    部を有してなるコードの導入係止を可能にして形成し、
    他側筒部は、コイルスプリングを介装させて前記ヒュー
    ズの他端への押圧を可能に付勢させたコンタクト部を有
    するコードの導入係止を可能にして形成したことを特徴
    とする請求項(1)記載の電圧入力コード用アダプタ。
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