JP2531647Y2 - 燃焼式暖房装置 - Google Patents
燃焼式暖房装置Info
- Publication number
- JP2531647Y2 JP2531647Y2 JP1990000881U JP88190U JP2531647Y2 JP 2531647 Y2 JP2531647 Y2 JP 2531647Y2 JP 1990000881 U JP1990000881 U JP 1990000881U JP 88190 U JP88190 U JP 88190U JP 2531647 Y2 JP2531647 Y2 JP 2531647Y2
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- JP
- Japan
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- combustion
- burner
- storage member
- heat storage
- heat
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、バーナでの燃焼による熱で室内を暖房す
る燃焼式暖房装置に関する。
る燃焼式暖房装置に関する。
(従来の技術) この種の暖房装置においては、装置本体内にバーナを
備え、このバーナで石油などの燃料を燃焼させ、この燃
焼による熱を使用して室内を暖房するようになってい
る。
備え、このバーナで石油などの燃料を燃焼させ、この燃
焼による熱を使用して室内を暖房するようになってい
る。
(考案が解決しようとする課題) このような燃焼式暖房装置において、就寝時にその燃
焼運転を継続して室内を暖房しようとすると、室内環境
が静かであるため、その燃焼音が耳障りな騒音となって
安眠の妨げとなる難点がある。
焼運転を継続して室内を暖房しようとすると、室内環境
が静かであるため、その燃焼音が耳障りな騒音となって
安眠の妨げとなる難点がある。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、
その目的とするところは、就寝時などには燃焼による耳
障りな騒音を伴うことなく室内を暖房することができる
燃焼式暖房装置を提供することにある。
その目的とするところは、就寝時などには燃焼による耳
障りな騒音を伴うことなく室内を暖房することができる
燃焼式暖房装置を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、前面が
開放する燃焼室を有し、この燃焼室の下部にバーナが設
けられ、このバーナで燃料を燃焼させ、その燃焼による
温風を送風ファンを介して室内に送風して暖房する燃焼
式暖房装置において、前記燃焼室内にその前面の開放部
に対向して蓄熱部材を設け、この蓄熱部材の背面には前
記バーナの上方に位置してそのバーナに対向する複数の
フィンを形成し、前記送風ファンを高速回転と低速回転
とに切り替え可能に構成し、前記バーナの燃焼中には、
前記送風ファンを高速回転で駆動し、かつそのバーナに
よる燃焼の熱を前記蓄熱部材に蓄え、バーナの燃焼停止
時には前記送風ファンを低速回転に切り替え、前記蓄熱
部材に蓄えられている熱を低速回転する前記送風ファン
を介して室内に放出させるようにしたものである。
開放する燃焼室を有し、この燃焼室の下部にバーナが設
けられ、このバーナで燃料を燃焼させ、その燃焼による
温風を送風ファンを介して室内に送風して暖房する燃焼
式暖房装置において、前記燃焼室内にその前面の開放部
に対向して蓄熱部材を設け、この蓄熱部材の背面には前
記バーナの上方に位置してそのバーナに対向する複数の
フィンを形成し、前記送風ファンを高速回転と低速回転
とに切り替え可能に構成し、前記バーナの燃焼中には、
前記送風ファンを高速回転で駆動し、かつそのバーナに
よる燃焼の熱を前記蓄熱部材に蓄え、バーナの燃焼停止
時には前記送風ファンを低速回転に切り替え、前記蓄熱
部材に蓄えられている熱を低速回転する前記送風ファン
を介して室内に放出させるようにしたものである。
(作用) このような構成の燃焼式暖房装置においては、バーナ
での燃焼時に蓄熱部材に熱が蓄えられる。そして就寝時
などに、バーナでの燃焼を停止させ、前記蓄熱部材に蓄
えた熱を放出させて室内を暖房する。
での燃焼時に蓄熱部材に熱が蓄えられる。そして就寝時
などに、バーナでの燃焼を停止させ、前記蓄熱部材に蓄
えた熱を放出させて室内を暖房する。
この際、バーナでの燃焼が停止し、また送風ファンが
低速回転に切り替わっているから、耳障りな燃焼音が何
ら発生せず、また送風ファンの動作音も小さく抑えら
れ、したがって室内環境が静かに保たれ、安眠の妨げと
なるようなことがない。そして蓄熱部材に蓄えられた熱
が低速回転する送風ファンを介して室内に放出され、か
つ蓄熱部材の輻射熱が燃焼室の開放部を通して有効に室
内に放散し、したがってバーナの燃焼停止時であっても
有効な暖房効果が得られる。
低速回転に切り替わっているから、耳障りな燃焼音が何
ら発生せず、また送風ファンの動作音も小さく抑えら
れ、したがって室内環境が静かに保たれ、安眠の妨げと
なるようなことがない。そして蓄熱部材に蓄えられた熱
が低速回転する送風ファンを介して室内に放出され、か
つ蓄熱部材の輻射熱が燃焼室の開放部を通して有効に室
内に放散し、したがってバーナの燃焼停止時であっても
有効な暖房効果が得られる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
図中1は装置本体で、この装置本体1には前面に開放
部2を有する燃焼室3が形成されている。そしてこの燃
焼室3の下部にバーナ4が設けられ、このバーナ4に燃
料(石油)が供給されて燃焼し、その燃焼炎が燃焼室3
内に上昇するようになっている。
部2を有する燃焼室3が形成されている。そしてこの燃
焼室3の下部にバーナ4が設けられ、このバーナ4に燃
料(石油)が供給されて燃焼し、その燃焼炎が燃焼室3
内に上昇するようになっている。
燃焼室3内には開口部2と対向して蓄熱部材5が設け
られ、この蓄熱部材5は例えば焼成処理が施された煉瓦
からなり、背面には複数のフィン6…を一体に有し、こ
れらフィン6…が前記バーナ4の上方に位置してそのバ
ーナ4に対向するように配置し、さらにこの蓄熱部材5
の前面に遠赤外線放射用の塗料が塗布されている。
られ、この蓄熱部材5は例えば焼成処理が施された煉瓦
からなり、背面には複数のフィン6…を一体に有し、こ
れらフィン6…が前記バーナ4の上方に位置してそのバ
ーナ4に対向するように配置し、さらにこの蓄熱部材5
の前面に遠赤外線放射用の塗料が塗布されている。
装置本体1の背面には吸気口7が形成され、この吸気
口7は送風路8を通して燃焼室3内に連通し、またこの
吸気口7に対向して送風ファン9が設けられ、この送風
ファン9は高速と低速とに適宜切り替えて回転させるこ
とができるようになっている。なお10は燃焼室3の開放
部2に設けられたガードである。
口7は送風路8を通して燃焼室3内に連通し、またこの
吸気口7に対向して送風ファン9が設けられ、この送風
ファン9は高速と低速とに適宜切り替えて回転させるこ
とができるようになっている。なお10は燃焼室3の開放
部2に設けられたガードである。
次に作用について述べる。
通常時にはバーナ4において燃焼が継続するととも
に、送風ファン9が高速で回転し、この回転により吸気
口7から送風路8を通して燃焼室3内に室内の空気が順
次送風される。そしてこの空気とバーナ4での燃焼によ
る高温の排ガスとが混合して温風となり、この温風が開
放部2からその前方に送風され、これにより室内の暖房
が図られる。
に、送風ファン9が高速で回転し、この回転により吸気
口7から送風路8を通して燃焼室3内に室内の空気が順
次送風される。そしてこの空気とバーナ4での燃焼によ
る高温の排ガスとが混合して温風となり、この温風が開
放部2からその前方に送風され、これにより室内の暖房
が図られる。
このような暖房中には、燃焼の排ガスが蓄熱部材5、
特にその背面に形成された複数のフィン6…に活発に接
触し、このため蓄熱部材5に有効に熱が蓄えられ、これ
に伴い蓄熱部材5が高温となる。そしてこの蓄熱部材5
の前面には遠赤外線放射用の塗料が塗布されており、こ
のため蓄熱部材5の高温化に伴いその前面から遠赤外線
が放射され、これにより室内の暖房がより効率よく行わ
れる。
特にその背面に形成された複数のフィン6…に活発に接
触し、このため蓄熱部材5に有効に熱が蓄えられ、これ
に伴い蓄熱部材5が高温となる。そしてこの蓄熱部材5
の前面には遠赤外線放射用の塗料が塗布されており、こ
のため蓄熱部材5の高温化に伴いその前面から遠赤外線
が放射され、これにより室内の暖房がより効率よく行わ
れる。
一方、就寝時においては、バーナ4での燃焼を停止さ
せ、送風ファン9を低速回転に切り替える。このような
状態においては、蓄熱部材5に蓄えられていた熱が徐々
に放出される。そしてこの放出された熱が熱気となって
上昇し、この熱気が送風ファン9から燃焼室3内に送風
される空気により室内に送り出され、かつ蓄熱部材5か
ら輻射熱が放散し、これにより室内の暖房が図られる。
この際、バーナ4での燃焼が停止しており、このため燃
焼音が何ら発生せず、また送風ファン9が低速回転であ
るからその動作音も小さく抑えられ、したがって室内環
境が静かに保たれ、安眠の妨げとなるようなことがな
い。
せ、送風ファン9を低速回転に切り替える。このような
状態においては、蓄熱部材5に蓄えられていた熱が徐々
に放出される。そしてこの放出された熱が熱気となって
上昇し、この熱気が送風ファン9から燃焼室3内に送風
される空気により室内に送り出され、かつ蓄熱部材5か
ら輻射熱が放散し、これにより室内の暖房が図られる。
この際、バーナ4での燃焼が停止しており、このため燃
焼音が何ら発生せず、また送風ファン9が低速回転であ
るからその動作音も小さく抑えられ、したがって室内環
境が静かに保たれ、安眠の妨げとなるようなことがな
い。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、バーナでの燃
焼時に蓄熱部材に熱を蓄え、就寝時などにはバーナでの
燃焼を停止させ、送風ファンを低速回転に切り替えて蓄
熱部材に蓄えられた熱を室内に放出して暖房するように
したから、その就寝時などには耳障りな燃焼音が何ら発
生せず、また送風ファンの動作音が小さく抑えられ、し
たがって室内環境が静かに保たれ、安眠の妨げとなるよ
うなことがない。そして蓄熱部材が燃焼室内にその開放
部に対向するように配置しているから、蓄熱部材の輻射
熱が燃焼室の開放部を通して有効に室内に放散して暖房
効率が向上する利点がある。
焼時に蓄熱部材に熱を蓄え、就寝時などにはバーナでの
燃焼を停止させ、送風ファンを低速回転に切り替えて蓄
熱部材に蓄えられた熱を室内に放出して暖房するように
したから、その就寝時などには耳障りな燃焼音が何ら発
生せず、また送風ファンの動作音が小さく抑えられ、し
たがって室内環境が静かに保たれ、安眠の妨げとなるよ
うなことがない。そして蓄熱部材が燃焼室内にその開放
部に対向するように配置しているから、蓄熱部材の輻射
熱が燃焼室の開放部を通して有効に室内に放散して暖房
効率が向上する利点がある。
第1図はこの考案の一実施例による燃焼式暖房装置の縦
断面を示す構成図、第2図は同じく平断面を示す構成図
である。 2…開放部、3…燃焼室、4…バーナ、5…蓄熱部材、
9…送風ファン。
断面を示す構成図、第2図は同じく平断面を示す構成図
である。 2…開放部、3…燃焼室、4…バーナ、5…蓄熱部材、
9…送風ファン。
Claims (1)
- 【請求項1】前面が開放する燃焼室を有し、この燃焼室
の下部にバーナが設けられ、このバーナで燃料を燃焼さ
せ、その燃焼による温風を送風ファンを介して室内に送
風して暖房する燃焼式暖房装置において、 前記燃焼室内にその前面の開放部に対向して蓄熱部材を
設け、この蓄熱部材の背面には前記バーナの上方に位置
してそのバーナに対向する複数のフィンを形成し、前記
送風ファンを高速回転と低速回転とに切り替え可能に構
成し、前記バーナの燃焼中には、前記送風ファンを高速
回転で駆動し、かつそのバーナによる燃焼の熱を前記蓄
熱部材に蓄え、バーナの燃焼停止時には前記送風ファン
を低速回転に切り替え、前記蓄熱部材に蓄えられている
熱を低速回転する前記送風ファンを介して室内に放出さ
せることを特徴とする燃焼式暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000881U JP2531647Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 燃焼式暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000881U JP2531647Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 燃焼式暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393313U JPH0393313U (ja) | 1991-09-24 |
JP2531647Y2 true JP2531647Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=31504818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990000881U Expired - Lifetime JP2531647Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 燃焼式暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531647Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60165760U (ja) * | 1984-04-09 | 1985-11-02 | 大阪瓦斯株式会社 | 輻射型暖房装置 |
JPH0343562Y2 (ja) * | 1986-05-27 | 1991-09-12 | ||
JPS63233728A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-29 | 仙頭 学 | 極数変換フアンモ−タ−つき農業温室用温風暖房機 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP1990000881U patent/JP2531647Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393313U (ja) | 1991-09-24 |
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