JP2531514Y2 - リモコン信号送受信装置 - Google Patents
リモコン信号送受信装置Info
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- JP2531514Y2 JP2531514Y2 JP1992004400U JP440092U JP2531514Y2 JP 2531514 Y2 JP2531514 Y2 JP 2531514Y2 JP 1992004400 U JP1992004400 U JP 1992004400U JP 440092 U JP440092 U JP 440092U JP 2531514 Y2 JP2531514 Y2 JP 2531514Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はリモコン信号送受信装置
に係り、特に電池で動作させるリモコン装置の低消費電
力化を図ったリモコン信号送受信装置の改良に関する。
に係り、特に電池で動作させるリモコン装置の低消費電
力化を図ったリモコン信号送受信装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】リモコン装置の表示部には消費電力が少
ないことから液晶（ＬＣＤ）や、発光ダイオード（ＬＥ
Ｄ）を用い操作時のみ瞬間的に発光させるリモコン信号
送受信装置は知られている。
ないことから液晶（ＬＣＤ）や、発光ダイオード（ＬＥ
Ｄ）を用い操作時のみ瞬間的に発光させるリモコン信号
送受信装置は知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、発光ダイオー
ドを用いた表示部は自己発光するので明るく見易いが、
消費電力が大きく電池の消耗度が高く、そのため電池の
交換時期が短くなり保守に手間がかかるという問題があ
った。また、液晶を用いた液晶表示部は外部の光を利用
して表示するため消費電力は小さいが、暗い場所では見
難いという欠点があった。
ドを用いた表示部は自己発光するので明るく見易いが、
消費電力が大きく電池の消耗度が高く、そのため電池の
交換時期が短くなり保守に手間がかかるという問題があ
った。また、液晶を用いた液晶表示部は外部の光を利用
して表示するため消費電力は小さいが、暗い場所では見
難いという欠点があった。
【０００４】この液晶表示部の欠点に対し他の光源をバ
ックライトとして使用して液晶面を照す等の対策を施す
ことによって表示を見易くすることが考えられるが、こ
れではこのバックライトを使用した分だけ消費電力が増
えてしまい、リモコン信号送受信装置の低消費電力化を
図る上で望ましくない。特に、電池で駆動するリモコン
信号送受信装置においては、この電池の寿命は重要な要
件となっており改善が望まれていた。
ックライトとして使用して液晶面を照す等の対策を施す
ことによって表示を見易くすることが考えられるが、こ
れではこのバックライトを使用した分だけ消費電力が増
えてしまい、リモコン信号送受信装置の低消費電力化を
図る上で望ましくない。特に、電池で駆動するリモコン
信号送受信装置においては、この電池の寿命は重要な要
件となっており改善が望まれていた。
【０００５】本考案はこのような課題を解決するためな
されたもので、使用者が存在するときのみ液晶表示部の
バックライトを点灯して不要な電力消費をなくすことの
できるリモコン信号送受信装置である温水洗浄装置とリ
モコン装置とを提供することを目的とする。また、使用
者が存在するときおよびリモコン信号送受信装置が設置
されている場所すなわち使用者がいる場所の明るさが所
定値未満のときのみ液晶表示部のバックライトを点灯し
て不要な電力消費をなくすことのできるリモコン信号送
受信装置である温水洗浄装置とリモコン装置とを提供す
ることを目的とする。
されたもので、使用者が存在するときのみ液晶表示部の
バックライトを点灯して不要な電力消費をなくすことの
できるリモコン信号送受信装置である温水洗浄装置とリ
モコン装置とを提供することを目的とする。また、使用
者が存在するときおよびリモコン信号送受信装置が設置
されている場所すなわち使用者がいる場所の明るさが所
定値未満のときのみ液晶表示部のバックライトを点灯し
て不要な電力消費をなくすことのできるリモコン信号送
受信装置である温水洗浄装置とリモコン装置とを提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 請求項１ に係るリモコン
装置は、駆動源としての電池と、温水洗浄装置への動作
指令の内容を表示し、オンオフ可能なバックライトを有
する液晶表示部と、使用者の存在を検出したときに温水
洗浄装置から送信されてくるバックライトオン信号を受
信する受信部と、受信部がバックライトオン信号を受信
したときに、バックライトをオンする制御部と、を備え
たことを特徴とする。
装置は、駆動源としての電池と、温水洗浄装置への動作
指令の内容を表示し、オンオフ可能なバックライトを有
する液晶表示部と、使用者の存在を検出したときに温水
洗浄装置から送信されてくるバックライトオン信号を受
信する受信部と、受信部がバックライトオン信号を受信
したときに、バックライトをオンする制御部と、を備え
たことを特徴とする。
【０００７】 請求項２ に係る温水洗浄装置は、動作指令
の内容を表示する液晶表示部がオンオフ可能なバックラ
イトを有し、かつ電池を駆動源とするリモコン装置から
の動作指令に応じて作動する温水洗浄装置において、使
用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、使用者検
出部が使用者の存在を検出したときに、リモコン装置に
対してバックライトをオンさせるバックライトオン信号
を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
の内容を表示する液晶表示部がオンオフ可能なバックラ
イトを有し、かつ電池を駆動源とするリモコン装置から
の動作指令に応じて作動する温水洗浄装置において、使
用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、使用者検
出部が使用者の存在を検出したときに、リモコン装置に
対してバックライトをオンさせるバックライトオン信号
を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
【０００８】 請求項３ に係るリモコン装置は、駆動源と
しての電池と、温水洗浄装置への動作指令の内容を表示
し、オンオフ可能なバックライトを有する液晶表示部
と、周囲の明るさが所定値未満か否かを検出する明るさ
検出部と、使用者の存在の有無を検出する使用者検出部
と、使用者検出部が使用者の存在を検出し、かつ明るさ
検出部が周囲の明るさが所定値未満であることを検出し
たときに、バックライトをオンする制御部と、を備えた
ことを特徴とする。
しての電池と、温水洗浄装置への動作指令の内容を表示
し、オンオフ可能なバックライトを有する液晶表示部
と、周囲の明るさが所定値未満か否かを検出する明るさ
検出部と、使用者の存在の有無を検出する使用者検出部
と、使用者検出部が使用者の存在を検出し、かつ明るさ
検出部が周囲の明るさが所定値未満であることを検出し
たときに、バックライトをオンする制御部と、を備えた
ことを特徴とする。
【０００９】 請求項４ に係るリモコン装置は、駆動源と
しての電池と、温水洗浄装置への動作指令の内容を表示
し、オンオフ可能なバックライトを有する液晶表示部
と、使用者の存在を検出し、かつ周囲の明るさが所定値
未満であることを検出したときに温水洗浄装置から送信
されてくるバックライトオン信号を受信する受信部と、
受信部がバックライトオン信号を受信したときに、バッ
クライトをオンする制御部と、を備えたことを特徴とす
る。
しての電池と、温水洗浄装置への動作指令の内容を表示
し、オンオフ可能なバックライトを有する液晶表示部
と、使用者の存在を検出し、かつ周囲の明るさが所定値
未満であることを検出したときに温水洗浄装置から送信
されてくるバックライトオン信号を受信する受信部と、
受信部がバックライトオン信号を受信したときに、バッ
クライトをオンする制御部と、を備えたことを特徴とす
る。
【００１０】 請求項５ に係る温水洗浄装置は、動作指令
の内容を表示する液晶表示部がオンオフ可能なバックラ
イトを有し、かつ電池を駆動源とするリモコン装置から
の動作指令に応じて作動する温水洗浄装置において、周
囲の明るさが所定値未満か否かを検出する明るさ検出部
と、使用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、使
用者検出部が使用者の存在を検出し、かつ明るさ検出部
が周囲の明るさが所定値未満であることを検出したとき
に、リモコン装置に対してバックライトをオンさせるバ
ックライトオン信号を送信する送信部と、を備えたこと
を特徴とする。
の内容を表示する液晶表示部がオンオフ可能なバックラ
イトを有し、かつ電池を駆動源とするリモコン装置から
の動作指令に応じて作動する温水洗浄装置において、周
囲の明るさが所定値未満か否かを検出する明るさ検出部
と、使用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、使
用者検出部が使用者の存在を検出し、かつ明るさ検出部
が周囲の明るさが所定値未満であることを検出したとき
に、リモコン装置に対してバックライトをオンさせるバ
ックライトオン信号を送信する送信部と、を備えたこと
を特徴とする。
【００１１】
【作用】従来のリモコン装置は、使用者に有無に拘らず
常時バックライトをオンにして消費電力が大きかったの
で、頻繁な電池交換が必要であった。
常時バックライトをオンにして消費電力が大きかったの
で、頻繁な電池交換が必要であった。
【００１２】 請求項１ 記載のリモコン装置と請求項２記
載の温水洗浄装置によれば、使用者の存在を検出したと
きのみバックライトをオンにして消費電力を節約してい
るので、リモコン装置の電源となる電池の寿命が伸び、
頻繁な電池交換を回避できる。
載の温水洗浄装置によれば、使用者の存在を検出したと
きのみバックライトをオンにして消費電力を節約してい
るので、リモコン装置の電源となる電池の寿命が伸び、
頻繁な電池交換を回避できる。
【００１３】また、使用者検出部の消費電力を温水洗浄
装置が供給することになるので、リモコン装置の電源と
なる電池の寿命が更に伸び、頻繁な電池交換を回避でき
る。これは、温水洗浄装置の電源が電池交換の不要な商
用電源の場合に有効である。
装置が供給することになるので、リモコン装置の電源と
なる電池の寿命が更に伸び、頻繁な電池交換を回避でき
る。これは、温水洗浄装置の電源が電池交換の不要な商
用電源の場合に有効である。
【００１４】請求項３記載のリモコン装置によれば、周
囲の明るさが所定値未満であって使用者の存在を検出し
たときのみバックライトをオンにして消費電力を節約し
ているので、リモコン装置の電源となる電池の寿命が更
に伸び、頻繁な電池交換を回避できる。
囲の明るさが所定値未満であって使用者の存在を検出し
たときのみバックライトをオンにして消費電力を節約し
ているので、リモコン装置の電源となる電池の寿命が更
に伸び、頻繁な電池交換を回避できる。
【００１５】請求項４記載のリモコン装置と請求項５記
載の温水洗浄装置によれば、周囲の明るさが所定値未満
であって使用者の存在を検出したときのみバックライト
をオンにして消費電力を節約しているので、リモコン装
置の電源となる電池の寿命が更に伸び、頻繁な電池交換
を回避できる。また、使用者検出部と明るさ検出部の消
費電力を温水洗浄装置が供給することになるので、リモ
コン装置の電源となる電池の寿命がいっそう伸び、頻繁
な電池交換を回避できる。これは、温水洗浄装置の電源
が電池交換の不要な商用電源の場合に有効である。
載の温水洗浄装置によれば、周囲の明るさが所定値未満
であって使用者の存在を検出したときのみバックライト
をオンにして消費電力を節約しているので、リモコン装
置の電源となる電池の寿命が更に伸び、頻繁な電池交換
を回避できる。また、使用者検出部と明るさ検出部の消
費電力を温水洗浄装置が供給することになるので、リモ
コン装置の電源となる電池の寿命がいっそう伸び、頻繁
な電池交換を回避できる。これは、温水洗浄装置の電源
が電池交換の不要な商用電源の場合に有効である。
【００１６】使用者の存在が検出されると、液晶表示部
のバックライトが点灯する。または、使用者の存在が検
出され、かつ、使用者のいる場所の明るさが所定値未満
になると、液晶表示部のバックライトが点灯する。
のバックライトが点灯する。または、使用者の存在が検
出され、かつ、使用者のいる場所の明るさが所定値未満
になると、液晶表示部のバックライトが点灯する。
【００１７】使用者が存在しないときは、液晶表示部の
バックライトは点灯せず電力の消費を防止する。
バックライトは点灯せず電力の消費を防止する。
【００１８】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基いて説
明する。図１は本考案の温水洗浄装置に適用されるリモ
コン信号送受信装置のブロック構成図である。
明する。図１は本考案の温水洗浄装置に適用されるリモ
コン信号送受信装置のブロック構成図である。
【００１９】リモコン信号送受信装置１はリモコン装置
２、本体部３、使用者検出部４、および被制御装置５か
ら構成する。
２、本体部３、使用者検出部４、および被制御装置５か
ら構成する。
【００２０】リモコン装置２は指令内容の入力部２１、
検出信号を受信する受信部２２、指令内容を表示する液
晶表示部２３、この液晶表示部２３の液晶面を照すため
のＬＥＤからなるバックライト２４、制御部２５、送信
部２６および電源となる電池２７をオン・オフするスイ
ッチ２８から構成する。
検出信号を受信する受信部２２、指令内容を表示する液
晶表示部２３、この液晶表示部２３の液晶面を照すため
のＬＥＤからなるバックライト２４、制御部２５、送信
部２６および電源となる電池２７をオン・オフするスイ
ッチ２８から構成する。
【００２１】制御部２５は入力部２１から入力した指令
内容に対応する指令コードで搬送波を変調する。また、
この制御部２５は受信部２２に入力した使用者の有無に
対応する信号に基いてバックライト２４、液晶表示部２
３を制御する。具体的に述べると、使用者有りの信号が
あったときにはバックライト２４をオンさせるバックラ
イトオン信号としてスイッチ２８をオンしてＬＥＤを駆
動状態としてバックライト２４を点灯し、それ以外のと
きにはスイッチ２８をオフとして非駆動状態としてバッ
クライト２４を消灯するようにしている。なお、液晶表
示部２３には常に電力を供給しておくものとする。
内容に対応する指令コードで搬送波を変調する。また、
この制御部２５は受信部２２に入力した使用者の有無に
対応する信号に基いてバックライト２４、液晶表示部２
３を制御する。具体的に述べると、使用者有りの信号が
あったときにはバックライト２４をオンさせるバックラ
イトオン信号としてスイッチ２８をオンしてＬＥＤを駆
動状態としてバックライト２４を点灯し、それ以外のと
きにはスイッチ２８をオフとして非駆動状態としてバッ
クライト２４を消灯するようにしている。なお、液晶表
示部２３には常に電力を供給しておくものとする。
【００２２】スイッチ２８は、トランジスタ、ＦＥＴ等
から構成し、受信部２２に入力した使用者検出信号に基
いてオン・オフされる。送信部２６は前記変調した出力
に基いてリモコン信号を送信する。
から構成し、受信部２２に入力した使用者検出信号に基
いてオン・オフされる。送信部２６は前記変調した出力
に基いてリモコン信号を送信する。
【００２３】本体部３は受信したリモコン信号を増幅・
検波する受信部３１、検出信号を送信する送信部３２、
制御部３３、制御部３３の出力を被制御装置にインタフ
ェースさせるための出力インタフェース回路（出力Ｉ／
Ｆ）３４、および使用者検出部４の電源となる電池３５
から構成する。
検波する受信部３１、検出信号を送信する送信部３２、
制御部３３、制御部３３の出力を被制御装置にインタフ
ェースさせるための出力インタフェース回路（出力Ｉ／
Ｆ）３４、および使用者検出部４の電源となる電池３５
から構成する。
【００２４】制御部３３は後述する使用者検出部４から
の使用者検出信号に基いて使用者の有無に対応する信号
を送信部３２から送信するよう制御する。使用者有りに
対応する信号はバックライトオン信号とする。また、こ
の制御部３３は受信部３１で検波した指令内容である信
号を出力インタフェース回路３４を介して被制御装置５
へ出力する。なお、この本体部３もリモコン装置２と同
様にスイッチを設け電源をオン・オフする構成としても
よい。
の使用者検出信号に基いて使用者の有無に対応する信号
を送信部３２から送信するよう制御する。使用者有りに
対応する信号はバックライトオン信号とする。また、こ
の制御部３３は受信部３１で検波した指令内容である信
号を出力インタフェース回路３４を介して被制御装置５
へ出力する。なお、この本体部３もリモコン装置２と同
様にスイッチを設け電源をオン・オフする構成としても
よい。
【００２５】使用者の有無を検出する使用者検出部４
は、リモコン信号送受信装置が設置されている場所に設
け、例えば焦電形赤外線センサと間欠的にセンサの電荷
を検出し、その検出値を所定の閾値と比較し、閾値未満
のときにはＬレベルの信号を、閾値レベル以上のときは
Ｈレベルの信号を出力する構成のものを用いることがで
きる。
は、リモコン信号送受信装置が設置されている場所に設
け、例えば焦電形赤外線センサと間欠的にセンサの電荷
を検出し、その検出値を所定の閾値と比較し、閾値未満
のときにはＬレベルの信号を、閾値レベル以上のときは
Ｈレベルの信号を出力する構成のものを用いることがで
きる。
【００２６】以上の構成において、使用者検出部４の出
力がＨレベル（使用者が検出されたとき）のみバックラ
イトオン信号を受信部２２で受信して液晶表示部２３の
バックライト２４が点灯状態となる。
力がＨレベル（使用者が検出されたとき）のみバックラ
イトオン信号を受信部２２で受信して液晶表示部２３の
バックライト２４が点灯状態となる。
【００２７】図２は本考案の温水洗浄装置に適用される
リモコン信号送受信装置のブロック構成図である。この
実施例はバックライトの点灯を使用者の検出だけでなく
使用者のいる場所の明るさによっても制御するようにし
たものである。
リモコン信号送受信装置のブロック構成図である。この
実施例はバックライトの点灯を使用者の検出だけでなく
使用者のいる場所の明るさによっても制御するようにし
たものである。
【００２８】明るさを検出するようにした以外図１の実
施例と同じであるのでその説明を省略する。
施例と同じであるのでその説明を省略する。
【００２９】周囲の明るさを検出する明るさ検出部４０
は、リモコン信号送受信装置が設置されている場所に設
け、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ等の
受光素子で検出した微小信号をアンプで増幅した後積分
回路を構成する抵抗およびコンデンサの時定数でコンデ
ンサを充電し、この出力を所定の閾値と比較し、閾値未
満のときにはＬレベルの信号を、閾値レベル以上のとき
はＨレベルの信号を出力する構成のものを用いることが
できる。
は、リモコン信号送受信装置が設置されている場所に設
け、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ等の
受光素子で検出した微小信号をアンプで増幅した後積分
回路を構成する抵抗およびコンデンサの時定数でコンデ
ンサを充電し、この出力を所定の閾値と比較し、閾値未
満のときにはＬレベルの信号を、閾値レベル以上のとき
はＨレベルの信号を出力する構成のものを用いることが
できる。
【００３０】以上の構成において、使用者検出部４の出
力がＨレベル（使用者が検出されたとき）および明るさ
検出部４０の出力がＬレベル（所定の明るさ未満）のと
きのみ液晶表示部２３のバックライト２４が点灯状態と
なる。制御部３３は使用者検出部４からの使用者検出信
号および明るさ検出部４０からの出力信号に基いてそれ
に対応する信号を送信部３２から送信するよう制御す
る。所定の明るさ未満であって使用者有りに対応する信
号はバックライトオン信号とする。
力がＨレベル（使用者が検出されたとき）および明るさ
検出部４０の出力がＬレベル（所定の明るさ未満）のと
きのみ液晶表示部２３のバックライト２４が点灯状態と
なる。制御部３３は使用者検出部４からの使用者検出信
号および明るさ検出部４０からの出力信号に基いてそれ
に対応する信号を送信部３２から送信するよう制御す
る。所定の明るさ未満であって使用者有りに対応する信
号はバックライトオン信号とする。
【００３１】なお、この使用者の検出と使用者のいる場
所の明るさの両方を検出する場合においては常時は液晶
表示部２３にも電力の供給を停止しておき、使用者を検
出したとき先ず液晶表示部２３に電力の供給し、周囲が
暗いときにバックライトを点灯するようにしてもよい。
所の明るさの両方を検出する場合においては常時は液晶
表示部２３にも電力の供給を停止しておき、使用者を検
出したとき先ず液晶表示部２３に電力の供給し、周囲が
暗いときにバックライトを点灯するようにしてもよい。
【００３２】図３はこの考案に係るリモコン信号送受信
装置を適用した温水洗浄装置の斜視図である。図４は、
図３に示すリモコン信号送受信装置のリモコン装置の拡
大図である。温水洗浄装置５０は床に固定された便器本
体５１、洗浄水を噴射するノズル５２、便蓋５３、便座
５４、左袖５５、右袖５６、補助操作部５７、送受信部
５８を備える。
装置を適用した温水洗浄装置の斜視図である。図４は、
図３に示すリモコン信号送受信装置のリモコン装置の拡
大図である。温水洗浄装置５０は床に固定された便器本
体５１、洗浄水を噴射するノズル５２、便蓋５３、便座
５４、左袖５５、右袖５６、補助操作部５７、送受信部
５８を備える。
【００３３】便座５４と便器本体５１の間には使用者の
着座に伴って閉状態となる使用者検出部としての着座ス
イッチ６０を設ける。この着座スイッチ６０としては、
例えば便座面の荷重を検出するもの、静電容量を検出す
るもの、赤外線の反射を利用するもの等を用いることが
できる。
着座に伴って閉状態となる使用者検出部としての着座ス
イッチ６０を設ける。この着座スイッチ６０としては、
例えば便座面の荷重を検出するもの、静電容量を検出す
るもの、赤外線の反射を利用するもの等を用いることが
できる。
【００３４】また、着座スイッチ６０の代りに便器の周
囲の床に面状の荷重が加わると導通する床スイッチを設
けてもよい。左袖５５の上面には、例えば温水洗浄装置
５０の設置されている場所の明るさを検出する明るさ検
出部４０を設ける。
囲の床に面状の荷重が加わると導通する床スイッチを設
けてもよい。左袖５５の上面には、例えば温水洗浄装置
５０の設置されている場所の明るさを検出する明るさ検
出部４０を設ける。
【００３５】右袖５６内には洗浄水を加熱するタンク
（図示せず）や乾燥のための温風ファン（図示せず）等
の被制御装置５および本体部３が設けられており、本体
部３は送受信部５８（送信部３２および受信部３１から
構成されている）を介してリモコン装置５９と信号の送
受信を行う。この送受信部５８は全ての方向からの信号
を受信でき、また全ての方向へ送信できるよう右袖５６
の上面後部から突出して設ける。
（図示せず）や乾燥のための温風ファン（図示せず）等
の被制御装置５および本体部３が設けられており、本体
部３は送受信部５８（送信部３２および受信部３１から
構成されている）を介してリモコン装置５９と信号の送
受信を行う。この送受信部５８は全ての方向からの信号
を受信でき、また全ての方向へ送信できるよう右袖５６
の上面後部から突出して設ける。
【００３６】補助操作部５７は、例えば右袖５６の上面
前部に設け、洗浄、ビデ、乾燥等の各種の基本的な指令
を入力できるボタン６１を備える。
前部に設け、洗浄、ビデ、乾燥等の各種の基本的な指令
を入力できるボタン６１を備える。
【００３７】この実施例ではリモコン装置５９はトイレ
の壁面（図示せず）等のトイレの使用者の手の届き易い
位置に収納または取付けられており、その先端の送受信
部６２（送信部２６および受信部２２から構成されてい
る）、前記補助操作部５７に加え、例えば水勢や時刻調
節等のより細かな指令を入力できる入力部としてのボタ
ン６３、および前記指令内容等を表示する液晶表示部２
３を備える。液晶表示部２３はＬＥＤを用いたバックラ
イトを有する。
の壁面（図示せず）等のトイレの使用者の手の届き易い
位置に収納または取付けられており、その先端の送受信
部６２（送信部２６および受信部２２から構成されてい
る）、前記補助操作部５７に加え、例えば水勢や時刻調
節等のより細かな指令を入力できる入力部としてのボタ
ン６３、および前記指令内容等を表示する液晶表示部２
３を備える。液晶表示部２３はＬＥＤを用いたバックラ
イトを有する。
【００３８】このように構成されたリモコン装置５９は
その上面に設けられている全てのボタン６３を操作する
ことによって温風ファン等の被制御装置５を制御できる
ばかりでなく、右袖５５に設けられた補助操作部５７に
よってもその操作ボタンを操作することで全ての被制御
装置５を制御できる。
その上面に設けられている全てのボタン６３を操作する
ことによって温風ファン等の被制御装置５を制御できる
ばかりでなく、右袖５５に設けられた補助操作部５７に
よってもその操作ボタンを操作することで全ての被制御
装置５を制御できる。
【００３９】以上の構成であるから、使用者が便座５４
に着座したときのみ液晶表示部２３のバックライト２４
が点灯状態となる。または、使用者が便座５４に着座し
たときであってトイレの中が所定の明るさに満たないと
きのみ液晶表示部２３のバックライト２４が点灯状態と
なる。
に着座したときのみ液晶表示部２３のバックライト２４
が点灯状態となる。または、使用者が便座５４に着座し
たときであってトイレの中が所定の明るさに満たないと
きのみ液晶表示部２３のバックライト２４が点灯状態と
なる。
【００４０】なお、上記実施例においては、使用者の検
出と使用者のいる場所の明るさの検出を本体部３側で行
っているが、これに限らず前記検出をリモコン装置２で
行うようにしてもよい。
出と使用者のいる場所の明るさの検出を本体部３側で行
っているが、これに限らず前記検出をリモコン装置２で
行うようにしてもよい。
【００４１】また、上記実施例ではリモコン装置に適用
した場合について述べたが、これに限らず本体部に適用
してもよくこのようにすれば装置全体の消費電力をより
低減することができる。
した場合について述べたが、これに限らず本体部に適用
してもよくこのようにすれば装置全体の消費電力をより
低減することができる。
【００４２】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るリモコ
ン信号送受信装置は、使用者が存在しないときにはリモ
コン装置のバックライトを点灯しないので、装置の消費
電力を低減することができる。
ン信号送受信装置は、使用者が存在しないときにはリモ
コン装置のバックライトを点灯しないので、装置の消費
電力を低減することができる。
【００４３】さらに、トイレにこのリモコン信号送受信
装置を適用したときには着座スイッチ、床スイッチ等で
使用者検出部を構成できるので、比較的簡単な構成で不
要な電力消費をなくすことができる。
装置を適用したときには着座スイッチ、床スイッチ等で
使用者検出部を構成できるので、比較的簡単な構成で不
要な電力消費をなくすことができる。
【００４４】また、このリモコン信号送受信装置は使用
者を検出したときのみ電力を消費する構成であるので、
電池を電源とする場合、従来のように常時バックライト
を点灯している場合に比しその寿命を大幅に延ばすこと
ができ、例えばトイレに使用した場合には数年間にわた
り電池交換が不要となり保守性の優れた装置となる。
者を検出したときのみ電力を消費する構成であるので、
電池を電源とする場合、従来のように常時バックライト
を点灯している場合に比しその寿命を大幅に延ばすこと
ができ、例えばトイレに使用した場合には数年間にわた
り電池交換が不要となり保守性の優れた装置となる。
【図１】本考案の温水洗浄装置に適用されるリモコン信
号送受信装置のブロック構成図
号送受信装置のブロック構成図
【図２】本考案の温水洗浄装置に適用されるリモコン信
号送受信装置のブロック構成図
号送受信装置のブロック構成図
【図３】本考案に係るリモコン信号送受信装置を適用し
た温水洗浄装置の斜視図
た温水洗浄装置の斜視図
【図４】本考案に係るリモコン信号送受信装置を適用し
たリモコン装置の斜視図
たリモコン装置の斜視図
１…リモコン信号送受信装置、２…リモコン装置、３…
本体部、４…使用者検出部、５…被制御装置、２１…入
力部、２２…受信部、２３…液晶表示部、２４…バック
ライト、２５…制御部、２６…送信部、２７…電池、２
８…スイッチ、３１…受信部、３２…送信部、３３…制
御部、３４…出力インタフェース回路、３５…電池、４
０…明るさ検出部、５０…温水洗浄装置、５１…便器本
体、５２…ノズル、５３…便蓋、５４…便座、５５…左
袖、５６…右袖、５７…補助操作部、５８，６２…送受
信部、５９…リモコン装置、６０…着座スイッチ、６
１，６３…ボタン。
本体部、４…使用者検出部、５…被制御装置、２１…入
力部、２２…受信部、２３…液晶表示部、２４…バック
ライト、２５…制御部、２６…送信部、２７…電池、２
８…スイッチ、３１…受信部、３２…送信部、３３…制
御部、３４…出力インタフェース回路、３５…電池、４
０…明るさ検出部、５０…温水洗浄装置、５１…便器本
体、５２…ノズル、５３…便蓋、５４…便座、５５…左
袖、５６…右袖、５７…補助操作部、５８，６２…送受
信部、５９…リモコン装置、６０…着座スイッチ、６
１，６３…ボタン。
Claims (5)
- 【請求項１】 駆動源としての電池と、 温水洗浄装置への動作指令の内容を表示し、オンオフ可
能なバックライトを有する液晶表示部と、 使用者の存在を検出したときに前記温水洗浄装置から送
信されてくるバックライトオン信号を受信する受信部
と、 同受信部がバックライトオン信号を受信したときに、前
記バックライトをオンする制御部と、 を備えたことを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項２】 動作指令の内容を表示する液晶表示部が
オンオフ可能なバックライトを有し、かつ電池を駆動源
とするリモコン装置からの動作指令に応じて作動する温
水洗浄装置において、 使用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、 同使用者検出部が使用者の存在を検出したときに、前記
リモコン装置に対して前記バックライトをオンさせるバ
ックライトオン信号を送信する送信部と、 を備えたことを特徴とする温水洗浄装置。 - 【請求項３】 駆動源としての電池と、 温水洗浄装置への動作指令の内容を表示し、オンオフ可
能なバックライトを有する液晶表示部と、 周囲の明るさが所定値未満か否かを検出する明るさ検出
部と、 使用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、 同使用者検出部が使用者の存在を検出し、かつ、前記明
るさ検出部が周囲の明るさが所定値未満であることを検
出したときに、前記バックライトをオンする制御部と、 を備えたことを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項４】 駆動源としての電池と、 温水洗浄装置への動作指令の内容を表示し、オンオフ可
能なバックライトを有する液晶表示部と、 使用者の存在を検出し、かつ、周囲の明るさが所定値未
満であることを検出したときに前記温水洗浄装置から送
信されてくるバックライトオン信号を受信する受信部
と、 同受信部がバックライトオン信号を受信したときに、前
記バックライトをオンする制御部と、 を備えたことを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項５】 動作指令の内容を表示する液晶表示部が
オンオフ可能なバックライトを有し、かつ電池を駆動源
とするリモコン装置からの動作指令に応じて作動する温
水洗浄装置において、 周囲の明るさが所定値未満か否かを検出する明るさ検出
部と、 使用者の存在の有無を検出する使用者検出部と、 同使用者検出部が使用者の存在を検出し、かつ、前記明
るさ検出部が周囲の明るさが所定値未満であることを検
出したときに、前記リモコン装置に対して前記バックラ
イトをオンさせるバックライトオン信号を送信する送信
部と、 を備えたことを特徴とする温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992004400U JP2531514Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | リモコン信号送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992004400U JP2531514Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | リモコン信号送受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560069U JPH0560069U (ja) | 1993-08-06 |
| JP2531514Y2 true JP2531514Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=11583297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992004400U Expired - Lifetime JP2531514Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | リモコン信号送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531514Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20220256223A1 (en) * | 2019-05-30 | 2022-08-11 | Sony Group Corporation | Information processing apparatus, operation terminal, and information processing method |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0394596A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | 制御装置 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP1992004400U patent/JP2531514Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0560069U (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961120 |
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