JP2531135Y2 - ロータリーエンコーダ - Google Patents

ロータリーエンコーダ

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JP2531135Y2
JP2531135Y2 JP1990052673U JP5267390U JP2531135Y2 JP 2531135 Y2 JP2531135 Y2 JP 2531135Y2 JP 1990052673 U JP1990052673 U JP 1990052673U JP 5267390 U JP5267390 U JP 5267390U JP 2531135 Y2 JP2531135 Y2 JP 2531135Y2
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亮 若林
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、原点位置合わせが容易にできるようにし
たロータリーエンコーダに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、ロータリーエンコーダを使用する場合、ロータ
リーエンコーダの原点と被制御装置の原点とを一致させ
ておいてから位置制御を行っている。
このため、ロータリーエンコーダに原点表示を付して
おき、出力信号を見なくてもロータリーエンコーダに付
いている表示で原点の確認ができるようにして調整が容
易なようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、ロータリーエンコーダが高パルス化されて
いくと、原点表示によるだけでは調整が難しくなる。
特に、アブソリュート形のロータリーエンコーダの場
合は、出力信号として2の累乗、すなわち2o〜2nビッ
トがあるが、これらの全ビットに注目していないと原点
の判別ができないという問題点があった。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、原点の前後の所定位置に来たことを表示するこ
とにより、調整が容易にできるロータリーエンコーダを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るロータリーエンコーダは、原点の絶対
番地と、この原点の所要数前および所要数後の絶対番地
との共通ビットを入力とするOR回路と、このOR回路の出
力で所要数手前の絶対番地と原点の絶対番地との間で作
動する発光素子と、所要数後の絶対番地と原点の絶対番
地との間で作動する前記発光素子とは異色の発光素子と
を有する表示回路とを具備したものである。
〔作用〕
この考案においては、原点の所要数前の絶対番地と原
点との間の範囲で発光素子が発光し、また、原点から所
要数後の絶対番地と原点との間の範囲では、上記と異な
る色の発光素子が発光し、原点においては両発光素子が
発光する。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図であ
る。この図において、1は電源回路で、供給電圧Vcc
対して後述の各回路に供給される電源電圧Vの安定化を
行っている。2は定電流回路で、LED3に一定の電流を供
給する。4はスリット板、5はスリット板4に設けられ
たスリットで、必要なビット数に対応した数が設けられ
ている。6は受光回路で、LED3の光がスリット5を透過
し、ホトトランジスタ7に受光され、この受光された光
量の変動を電気信号に変換する。8は波形整形回路で、
受光回路6からの電気信号を矩形波に変換する。9は出
力回路で、矩形波を出力形態に合わせて出力する。10は
原点表示回路で、矩形波を取り込み表示を行う。
次に、この考案のアブソリュート形ロータリーエンコ
ーダの原点表示について説明する。
アブソリュート形のロータリーエンコーダはグレイコ
ードを使用しており、1回転のパルス数が2の累乗の場
合、すなわち、28=256,29=512……のような場合と、
2の累乗でない場合、すなわち360,720……のような場
合との2種類があるが、原点表示としては、以下に示す
ような処理により行う。
第2図(a),(b)は、絶対番地を表すグレイコー
ドを示す図で、第2図(a)は512パルスの例(2の累
乗形)、第2図(b)は360パルスの例(2の累乗でな
い形)を示す。
まず、2の累乗形の場合の実施例について述べる。第
2図(a)において、原点の0パルスでは出力としてい
る9ビットの全てが“0"のコードである。原点の前後の
“511"と“1"パルスではそれぞれ出力している9ビット
中の1ビットだけが“1"のコードになっている。すなわ
ち、511パルスではビット8が、1パルスではビット10
が“1"のコードである。
ここで、5110パルスと01パルスとの共通部分
のビットに注目すると、異なるビット、すなわちビット
0とビット8の“1"のコード以外は全て“0"のコードで
ある。したがって、“0"のコードの共通部分の各ビット
をOR回路に通すことによって、共通部分が全て“0"のコ
ードのときのみ表示を点灯させるようにする。そして、
この共通部分の各ビットに対して、その中で1ビットで
も“1"のコードがあると、点灯しないようにする。
また、上記の表示については2色発光のLEDを使用し
て色分けを行う。
すなわち、511パルスと0パルスとの間は赤、0パル
ス(原点)のときのみは黄(赤,緑の同時点灯)、0パ
ルスと1パルスとの間は緑が点灯する。
次に、2の累乗形でない場合の実施例について述べ
る。第2図(b)において、原点の0パルスでは、出力
の9ビット中、ビット1,ビット3,ビット5,ビット6が
“1"のコードである。ここで、ビット1,3,5,6について
“1"のコードを反転して“0"のコードにする。
ここで、3590パルスと01パルスの共通部分に
注目すると、異なるビット、すなわちビット1,3,5,6以
外は“0"のコードである。したがって、“0"のコードの
共通部分の各ビットに対してOR回路を通すことで、すべ
ての“0"のコードときのみの表示を点灯させるようにす
る。そして、この共通部分の各ビットに対して1ビット
でも“1"のコードがあると点灯しないようにする。
また、上記の表示については2色発光のLEDを使用し
て色別を行う。すなわち、359パルスと0パルスとの間
は赤、0パルスは黄(赤,緑の同時点灯)、0パルスと
1パルスとの間は緑が点灯する。
第3図(a),(b)は、第1図の原点表示回路10の
構成を示すブロック図で、第3図(a)は、第2図
(a)に示す512パルスの場合、第3図(b)は、第2
図(b)に示す360パルスの例を示す。これらの図にお
いて、第1図と同一符号は同一部分を示し、11は第1の
OR回路、12は第2のOR回路、13は表示回路、14は2色発
光LEDを示し、14Aは、例えば赤色発光LED,14Bは、例え
ば緑色発光LED、15A,15Bはトランジスタである。また、
第3図(b)において、16はコード反転回路である。
このように、第2図(a)の511パルスと0パルスに
よってこれまでトランジスタ15Aがオンしていたため発
光できなかった赤色発光LED14Aが発光し、赤色が点灯す
る。また、0パルスと1パルスによってこれまでトラン
ジスタ15Bがオンしていたため発光できなかった緑色発
光LED14Bが発光し、緑色が点灯する。また、0パルスの
ときのみは各発光LED14Aと14Bが同時に発光し、赤色と
緑色とが点灯するので、赤色光と緑色光の合成により2
色発光LED14として黄色が点灯する。
また、第2図(b)の360パルスの場合も上記と同様
の動作で、コード反転回路16で第2,4,6,7のビットの
“1"パルスと“0"パルスが反転した後、359パルスと0
パルスによって赤色発光LED14Aが発光し、赤色が点灯す
る。また、0パルスと1パルスによって赤色発光LED14A
と緑色発光LED14Bが同時に発光して黄色が点灯する。
第4図は、第3図(a)の出力回路9と原点表示回路
10を示した図で、第3図(a)と同一符号は同一部分を
示し、Tro〜Trsは出力回路9のトランジスタ、D0
7,D10〜D17は前記原点表示回路10のダイオードで、
各ダイオードD0〜D7により第3図(a)の第1のOR回
路11を構成し、各ダイオードD10〜D17により第2のOR
回路12を構成する。
この構成によって共通ビット中に“1"がなくなったと
き、トランジスタ15Aまたは15Bがオフとなり、赤色発光
LED14Aまたは緑色発光LED14Bが発光する。
上記の実施例では、原点の0パルスで黄(赤,緑の同
時点灯)を点灯させ、原点の1つ手前の絶対番地で赤を
点灯、原点の1つ後の絶対番地で緑を点灯させたが、原
点の1つ手前,1つ後は条件がきびしすぎるので、原点か
ら所要数前および所要数後の絶対番地で赤または緑を点
灯させるようにすれば、すなわち赤と緑の点灯範囲を広
げることにより調整はさらに容易になる。このためには
第1,第2のOR回路11,12への入力のビット範囲を狭くす
ればよい。例えば、第2図(a)でビット2〜ビット7
に着目すると、パルス数509,510,511の絶対番地は共通
の“00000"になっている。したがって、これを第1のOR
回路11に通すことにより、原点から3つ手前の絶対番地
から赤の点灯を始めさせることができる。パルス数1,2,
3の絶対番地についても、この範囲内で緑色を点灯させ
ることができる。このように第1,第2のOR回路11,12の
内部でOR回路を構成するビットを選択することにより、
原点から所要数前と後の絶対番地から表示をさせること
ができる。
なお、上記の実施例において、第1,第2のOR回路11,1
2の出力で赤色発光LED14A,緑色発光LED14Bを発光させた
が、これ以外に第1,第2のOR回路11,12の出力、つまり
原点を含んだある範囲で電気信号を出力し、制御側で原
点を含んだ範囲を判断し、自動的に原点の位置合わせを
行う等して前記電気信号を利用することも可能である。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳細に述べたように、原点の絶対番地
と、この原点の所要数前および所要数後の絶対番地との
共通ビットを入力とするOR回路と、このOR回路の出力に
より所要数前の絶対番地と原点の絶対番地との間で作動
する発光素子、所要数後の絶対番地と原点の絶対番地と
の間で作動する前記発光素子とは異色の発光素子とを有
する表示回路とを具備したもので、原点に至る前および
至った後、つまり原点の前後のある範囲および原点にお
いて発光素子が異なる発光をするので、原点の位置合わ
せがきわめて容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図、第2図
(a),(b)は絶対番地を表すグレイコードを示す
図、第3図(a),(b)はそれぞれ第2図(a),
(b)に対応した実施例を示す回路図、第4図は、第3
図(a)の実施例における出力回路と原点表示回路の詳
細を示す図である。 図中、1は電源回路、2は定電流回路、3はLED、4は
スリット板、5はスリット、6は受光回路、7はホトト
ランジスタ、8は波形整形回路、9は出力回路、10は原
点表示回路、11は第1のOR回路、12は第2のOR回路、13
は表示回路、14は2色発光LED、14Aは赤色発光LED、14B
は緑色発光LED、15A,15Bはトランジスタ、16はコード反
転回路である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶対番地を複数ビットのグレイコードを用
    いて表すアブソリュート形のロータリーエンコーダにお
    いて、原点の絶対番地と、この原点の所要数前および所
    要数後の絶対番地との共通ビットを入力とするOR回路
    と、このOR回路の出力により前記所要数前の絶対番地と
    原点の絶対番地との間で作動する発光素子と、前記所要
    数後の絶対番地と原点の絶対番地との間で作動する前記
    発光素子とは異色の発光素子とを有する表示回路とを具
    備したことを特徴とするロータリーエンコーダ。
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