JP2531119B2 - デジタル自動車・携帯電話用移動機 - Google Patents
デジタル自動車・携帯電話用移動機Info
- Publication number
- JP2531119B2 JP2531119B2 JP30670493A JP30670493A JP2531119B2 JP 2531119 B2 JP2531119 B2 JP 2531119B2 JP 30670493 A JP30670493 A JP 30670493A JP 30670493 A JP30670493 A JP 30670493A JP 2531119 B2 JP2531119 B2 JP 2531119B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile
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- mobile device
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- base station
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- Expired - Lifetime
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル自動車・携帯
電話用移動機に関し、特に移動体通信の位置登録制御方
式に関する。
電話用移動機に関し、特に移動体通信の位置登録制御方
式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の位置登録は、移動機の呼び出し
を、ある地域に絞って効率的に行うことを目的として用
いられている。
を、ある地域に絞って効率的に行うことを目的として用
いられている。
【０００３】図２は、移動通信方式における従来の位置
登録の制御動作を説明する図である。移動機１（ＭＳ
１）は、無線回線の終端となる装置であり、移動加入者
に対して移動通信サービスを提供する。無線基地局２
（ＢＴＳ２）は、ＭＳ１に対する無線接続を行う。移動
通信交換局３（ＭＳＣ３）は、移動通信サービスを提供
するために呼接続制御やサービス制御などを行う交換局
である。ホームロケーションレジスタ４（ＨＬＲ４）
は、加入者と移動機の移動性を保証し、加入者へサービ
スを提供するために必要な加入者情報と移動機情報を管
理するテータベースである。
登録の制御動作を説明する図である。移動機１（ＭＳ
１）は、無線回線の終端となる装置であり、移動加入者
に対して移動通信サービスを提供する。無線基地局２
（ＢＴＳ２）は、ＭＳ１に対する無線接続を行う。移動
通信交換局３（ＭＳＣ３）は、移動通信サービスを提供
するために呼接続制御やサービス制御などを行う交換局
である。ホームロケーションレジスタ４（ＨＬＲ４）
は、加入者と移動機の移動性を保証し、加入者へサービ
スを提供するために必要な加入者情報と移動機情報を管
理するテータベースである。
【０００４】次に、動作を説明する。デジタル自動車電
話方式において、ＭＳ１はＢＴＳ２から報知情報メッセ
ージ内の位置番号メッセージを受信し、それまでのメモ
リ上の位置番号と比較する。この位置番号とは、複数の
無線ゾーンから成る制御ゾーンの番号である。違いが生
じた場合ＭＳＣ３に位置登録要求を行い、ＭＳＣ３はＨ
ＬＲ４に位置登録を行う。また、ＭＳ１自身が記憶する
位置メモリも書き換える。この動作は、上記の他、一定
時間毎にも行われる。
話方式において、ＭＳ１はＢＴＳ２から報知情報メッセ
ージ内の位置番号メッセージを受信し、それまでのメモ
リ上の位置番号と比較する。この位置番号とは、複数の
無線ゾーンから成る制御ゾーンの番号である。違いが生
じた場合ＭＳＣ３に位置登録要求を行い、ＭＳＣ３はＨ
ＬＲ４に位置登録を行う。また、ＭＳ１自身が記憶する
位置メモリも書き換える。この動作は、上記の他、一定
時間毎にも行われる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この従来の位置登録
は、制御ゾーン単位で行われているため、移動機の正確
な位置を知ることが出来なかった。このため、図３のよ
うに行政界上で制御ゾーンが重なっている場合、電波の
伝搬状況により移動機が行政Ａ側にいても行政Ｂ側の交
換局につながってしまう、ということがある。このよう
な行政界上での制御ゾーンの重なりの部分（グレーゾー
ンと呼ぶ）は、一般的な使用では問題ないが、例えば都
道府県単位で管轄している警察の１１０番通報では、前
記の場合、行政Ａの警察につながらなくてはいけないの
に、行政Ｂの警察につながってしまい、もう一度行政Ａ
の方へつなぎ直さなければならないといった問題があっ
た。
は、制御ゾーン単位で行われているため、移動機の正確
な位置を知ることが出来なかった。このため、図３のよ
うに行政界上で制御ゾーンが重なっている場合、電波の
伝搬状況により移動機が行政Ａ側にいても行政Ｂ側の交
換局につながってしまう、ということがある。このよう
な行政界上での制御ゾーンの重なりの部分（グレーゾー
ンと呼ぶ）は、一般的な使用では問題ないが、例えば都
道府県単位で管轄している警察の１１０番通報では、前
記の場合、行政Ａの警察につながらなくてはいけないの
に、行政Ｂの警察につながってしまい、もう一度行政Ａ
の方へつなぎ直さなければならないといった問題があっ
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため、本発明のデジタル自動車・携帯電話用移動機
は、可搬（車載も含む）のＧＰＳ受信機から緯度・経度
情報を受け取り、従来の位置登録要求メッセージととも
に無線基地局に送信する機能を設けている。
るため、本発明のデジタル自動車・携帯電話用移動機
は、可搬（車載も含む）のＧＰＳ受信機から緯度・経度
情報を受け取り、従来の位置登録要求メッセージととも
に無線基地局に送信する機能を設けている。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図１において、可搬（車載も含む）のＧＰＳ受信機
５は全世界測位システム用人工衛星からの信号電波を受
信し、現在の緯度・経度を測定し、その情報を移動機１
（ＭＳ１）に送信する。基地局制御装置６（ＢＳＣ６）
は、ＢＳＣ６の制御ゾーン内で、無線管理、チャネル切
替制御、無線系の保守運用等の機能を有する。警察回線
７ａ，７ｂは、ＭＳＣ３内の警察用トランクと警察指令
室８の装置とを結ぶ専用回線である。警察指令室８ａ，
８ｂは、ＨＬＲ４からＭＳ１のデータを受け取り、表示
する。
る。図１は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図１において、可搬（車載も含む）のＧＰＳ受信機
５は全世界測位システム用人工衛星からの信号電波を受
信し、現在の緯度・経度を測定し、その情報を移動機１
（ＭＳ１）に送信する。基地局制御装置６（ＢＳＣ６）
は、ＢＳＣ６の制御ゾーン内で、無線管理、チャネル切
替制御、無線系の保守運用等の機能を有する。警察回線
７ａ，７ｂは、ＭＳＣ３内の警察用トランクと警察指令
室８の装置とを結ぶ専用回線である。警察指令室８ａ，
８ｂは、ＨＬＲ４からＭＳ１のデータを受け取り、表示
する。
【０００８】次に、図１のシステムの動作について説明
する。本実施例では、図３のように移動機がグレーゾー
ンに入っていると仮定する。ＧＰＳ受信機５からＭＳ１
に、緯度・経度情報が送信され、ＭＳ１内の位置メモリ
に登録される。ＭＳ１が、オフフックしたと同時に従来
の位置情報要求メッセージに加え、緯度・経度情報が無
線電波でＢＴＳ２に送信され、ＭＳＣ３に伝送される。
ＭＳＣ３は、ＨＬＲ４に位置登録を行う。ＨＬＲ４は、
ＨＬＲ４内のメモリにＭＳ１の移動機番号、移動機の呼
び出しゾーン番号、移動機の緯度・経度情報を書き込
む。また、位置登録は、オフフック時だけでなく、通信
事業者が任意に設定した間隔でも前記と同様に行う。移
動機が１１０番通報を行うと、ＭＳＣ３では、ＨＬＲ４
に記憶されている緯度・経度情報をもとに演算を行い、
ＭＳ１がどこの行政区分にいるかを判断する。もし、Ｍ
Ｓ１が警察回線７ａと異なる行政区分にいる場合、ＭＳ
１の行政区分側の警察回線７ｂに回線接続する。また、
警察側でＨＬＲ４からＭＳＣ３、警察回線７ｂを経て得
られた緯度・経度情報をもとに警察指令室８ｂで発信元
（ＭＳ１）の位置を地図上に表示、または住所を表示す
る。
する。本実施例では、図３のように移動機がグレーゾー
ンに入っていると仮定する。ＧＰＳ受信機５からＭＳ１
に、緯度・経度情報が送信され、ＭＳ１内の位置メモリ
に登録される。ＭＳ１が、オフフックしたと同時に従来
の位置情報要求メッセージに加え、緯度・経度情報が無
線電波でＢＴＳ２に送信され、ＭＳＣ３に伝送される。
ＭＳＣ３は、ＨＬＲ４に位置登録を行う。ＨＬＲ４は、
ＨＬＲ４内のメモリにＭＳ１の移動機番号、移動機の呼
び出しゾーン番号、移動機の緯度・経度情報を書き込
む。また、位置登録は、オフフック時だけでなく、通信
事業者が任意に設定した間隔でも前記と同様に行う。移
動機が１１０番通報を行うと、ＭＳＣ３では、ＨＬＲ４
に記憶されている緯度・経度情報をもとに演算を行い、
ＭＳ１がどこの行政区分にいるかを判断する。もし、Ｍ
Ｓ１が警察回線７ａと異なる行政区分にいる場合、ＭＳ
１の行政区分側の警察回線７ｂに回線接続する。また、
警察側でＨＬＲ４からＭＳＣ３、警察回線７ｂを経て得
られた緯度・経度情報をもとに警察指令室８ｂで発信元
（ＭＳ１）の位置を地図上に表示、または住所を表示す
る。
【０００９】次に、本発明の別の実施例をあげる。図１
の警察回線７、警察指令室８を専用回線、業者指令室に
置き換える。例えば、業者を運送会社（宅急便も含む）
とすると、ＨＬＲ４から、移動機番号とその移動機の緯
度・経度情報を専用回線を通じて得られることにより、
業者指令室において移動機の番号と位置を表示できるよ
うにすれば、本移動機を搭載している運送用車の運行管
理が可能となる。
の警察回線７、警察指令室８を専用回線、業者指令室に
置き換える。例えば、業者を運送会社（宅急便も含む）
とすると、ＨＬＲ４から、移動機番号とその移動機の緯
度・経度情報を専用回線を通じて得られることにより、
業者指令室において移動機の番号と位置を表示できるよ
うにすれば、本移動機を搭載している運送用車の運行管
理が可能となる。
【００１０】
【発明の効果】ＧＰＳ受信機を用い、移動機の位置を正
確に測定することができるため、１１０番通報における
グレーゾーンを解消でき、さらに、警察側で発信元の位
置が正確に確認できるため、素早い対応ができるという
効果がある。
確に測定することができるため、１１０番通報における
グレーゾーンを解消でき、さらに、警察側で発信元の位
置が正確に確認できるため、素早い対応ができるという
効果がある。
【００１１】また、他の業者と専用回線を結ぶことによ
り、運行管理等に適用する事ができる。
り、運行管理等に適用する事ができる。
【図１】本発明のデジタル自動車・携帯電話用移動機を
使用する時のシステム構成を示すブロック図である。
使用する時のシステム構成を示すブロック図である。
【図２】従来の移動通信方式における位置登録の動作を
説明するためのブロック図である。
説明するためのブロック図である。
【図３】本発明が解決しようとする課題を示す説明図で
ある。
ある。
１ 移動機 ２ 無線基地局 ３ 移動通信交換局 ４ ホームロケーションレジスタ ５ ＧＰＳ受信機 ６ 基地局制御装置 ７ 警察回線 ８ 警察指令室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−338848（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−186318（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−240029（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−217125（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−354098（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−327605（ＪＰ，Ａ) 電子情報通信学会技術研究報告Ｖｏ ｌ．92，Ｎｏ．46（ＲＣＳ92−４）Ｐ. 23〜30、1992年５月21日
Claims (1)
- 【請求項１】 移動機と、前記移動機を制御する無線基
地局と、移動通信制御、及び移動通信サービス制御を行
う移動通信交換局と、加入者情報、及び移動機情報を管
理するホームロケーションメモリからなる移動通信シス
テムにおける位置登録制御方式において、 全世界測位システム用人工衛星からの信号電波を受信
し、前記移動機の緯度・経度を測定する可搬型（車載型
も含む）ＧＰＳ受信機から得られた前記移動機の緯度・
経度情報を前記無線基地局に送信する手段と、 前記緯度・経度情報を前記無線基地局から前記ホームロ
ケーションレジスタに前記移動通信交換局を経由して送
信する手段と、 前記移動通信交換局に接続され、各種サービスを行うた
め、前記ホームロケーションレジスタから前記加入者情
報、移動機情報、移動機の緯度・経度情報を取り出し表
示する手段とから構成されることを特徴とするデジタル
自動車・携帯電話用移動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30670493A JP2531119B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | デジタル自動車・携帯電話用移動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30670493A JP2531119B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | デジタル自動車・携帯電話用移動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07162943A JPH07162943A (ja) | 1995-06-23 |
| JP2531119B2 true JP2531119B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=17960308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30670493A Expired - Lifetime JP2531119B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | デジタル自動車・携帯電話用移動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531119B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6466788B1 (en) * | 1998-12-21 | 2002-10-15 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Methods and apparatus for transferring position data between terminals in wireless communications systems |
| JP2002335566A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Kyocera Corp | 携帯通信端末とその捜索システム |
| JP4532298B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-08-25 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 位置情報統合管理装置、及び、位置情報統合管理方法 |
| CN100382492C (zh) * | 2005-09-09 | 2008-04-16 | 中国科学院自动化研究所 | 家庭与汽车电子互动系统及互动方法 |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP30670493A patent/JP2531119B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 電子情報通信学会技術研究報告Ｖｏｌ．９２，Ｎｏ．４６（ＲＣＳ９２−４）Ｐ．２３〜３０、１９９２年５月２１日 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07162943A (ja) | 1995-06-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960423 |
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