JP2531111B2 - レ―ザポインタ - Google Patents

レ―ザポインタ

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JP2531111B2
JP2531111B2 JP5237085A JP23708593A JP2531111B2 JP 2531111 B2 JP2531111 B2 JP 2531111B2 JP 5237085 A JP5237085 A JP 5237085A JP 23708593 A JP23708593 A JP 23708593A JP 2531111 B2 JP2531111 B2 JP 2531111B2
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正英 野村
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザポインタに関し、
特に光点に対する注意をより強く促するための光の変調
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザポインタの使用上の最も重要な問
題点は、スクリーン上に映し出される光点が小さくて目
立ちにくく、見るものの注意を引きにくいということで
あった。それを解決するために特開平2−91679号
公報ではレーザー光を適当な光学レンズによってスクリ
ーン上で適当な大きさに拡大している。また、この公報
では、ビームを1〜数Hzの点滅状態に切り替えられる
ようにすることにより、指示位置の検索状態と確定状態
を区別できるようにしている。
【0003】また、特開平3−200994号公報で
は、肉眼で識別可能な範囲で連続発光と点滅発光の切り
替え機能を備えることにより、複数のレーザポインタに
よる指示点を区別できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−91679
号公報のように光学レンズを使って光点の大きさを大き
くするとそれだけ輝度が低下して見にくくなるという欠
点があった。
【0005】また、点滅状態に切り変えることにより、
指示位置の検索状態と確定状態を区別できるようにした
り、複数のレーザポインタによる指示点を区別できるよ
うにすることは知られているが、点滅させる周期の違い
によって人間の目に識別可能な最低コントラストが異な
ることについては全く知られていなかった。
【0006】本発明の目的は、簡単な構成により、低い
輝度の光点でも人間の目に明瞭に見せることができ、か
つ、光点に対する注意をより強く促すことのできるレー
ザポインタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザーと、
発振回路と、この発振回路の出力を受けて前記レーザー
の発光状態を8Hzから16Hzの周波数で点滅する点
滅状態にする自動出力調製回路と、前記レーザーから発
した光を適当な大きさに広げる光学レンズ系とを有する
ことを特徴とするレーザポインタである。
【0008】また、レーザーと、このレーザーから発し
た光を適当な大きさに広げる光学レンズ系と、発振回路
と、この発振回路の出力を受けて前記光学レンズ系を8
Hzから16Hzで振動させるレンズ駆動部とを有する
ことを特徴とするレーザポインタである。
【0009】
【作用】人間の目には、明るさが同じ場合、常に点滅し
ている光よりも適当な周期で点滅する光の方がより明る
く感じる。図1に、光点を点滅させる周期の違いによっ
て識別可能な最低コントラストが相対的にどの様に変化
するかを示した。すなわち、8Hzから16Hzの点滅
により、低いコントラストでも識別することが可能にな
る。この場合、8Hz未満の周期や16Hzより短い周
期では大きな効果は期待できない。これを利用して、レ
ーザーポインタからの光を8Hzから16Hzで点滅ま
たは照射位置を変化させる事により、連続光に比べて輝
度が低い光点でも人の目にはより明瞭に見せることが出
来、且つ、より見る者の注意を引く事が出来る。本効果
を得るためには、8Hzから16Hzの周波数が特に重
要で、これ未満の周波数では人の目に明るく見せる効果
は低下する。
【0010】また、時空間で同時に8Hzから16Hz
の周期で変調を行って一方向にのみ光を走査する事によ
り、方向性を持った光の指示棒としてより見る者の注意
を引く事が可能となる。
【0011】
【実施例】(実施例1)次に本発明について図面を参照
して説明する。
【0012】図2は本発明の一実施例を示すブロック図
である。電源部(1)、電源スイッチ(2)、発振回路
(3)、自動出力調整回路(4)、半導体レーザー
(5)、スクリーン上での光点の大きさを適切に調節す
るための光学レンズ系(6)からなる。
【0013】次に図2の動作について説明する。電源部
(1)は電源スイッチ(2)が接続状態の時に発振回路
(3)を駆動する。自動出力調整回路(4)は、発振回
路(3)からの出力によって半導体レーザー(5)を予
め固定された8Hzから16Hzの間の周波数で点滅さ
せる。半導体レーザー(5)から出た光は、光学レンズ
系(6)にて適当なビームの広がり角を持たせて、対象
とするスクリーン上で適当な大きさの点滅する光点とな
る。図3は、半導体レーザーからのレーザビーム強度が
時間変調される様子を示す。
【0014】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
を示すブロック図である。電源部(1)、電源スイッチ
(2)、発振回路(3)、自動出力調整回路(4)、半
導体レーザー(5)、スクリーン上での光点の大きさを
適切に調整するための光学レンズ系(6)、自動出力調
整回路2(7)、レーザー光の出射角度を変化させる為
のレンズ駆動部(8)からなる。
【0015】次に図4の動作について説明する。電源部
(1)は電源スイッチ(2)が接続状態の時に発振回路
(3)と自動出力調整装置(4)を駆動する。半導体レ
ーザー(5)は、自動出力調整回路(4)からの出力に
より駆動され、連続光を出力する。一方、自動出力調整
装置2(7)は発振回路(3)からの出力により光学レ
ンズ(6)を8Hzから16Hzの間の周波数で駆動す
べく、レンズ駆動部(8)に信号を出力する。光学レン
ズ系(6)は、レンズ駆動部(8)によりレンズの光軸
に対して垂直平面上に振動している。この光学レンズ系
(6)によって、半導体レーザー(5)から出た光は、
出射角度を変調された適当な広がり角のビームとなり、
対象とするスクリーン上に照射される。図5はレンズ駆
動部により光学レンズの位置を振動させる様子を示す。
図6は、半導体レーザーからのレーザビームが空間変調
される様子を示す。
【0016】(実施例3)図7は本発明の第3の実施例
を示すブロック図である。電源部(1)、電源スイッチ
(2)、発振回路(3)、自動出力調整回路(4)、半
導体レーザー(5)、スクリーン上での光点の大きさを
適切に調節するための光学レンズ系(6)、自動出力調
整回路2(7)、レーザー光の出射角度を変化させる為
のレンズ駆動部(8)、パルス位相遅延回路(9)から
なる。
【0017】次に図7の動作について説明する。電源部
(1)は電源スイッチ(2)が接続状態の時に発振回路
(3)を駆動する。自動出力調整回路(4)は、発振回
路(3)からの出力により駆動され、半導体レーザー
(5)を8Hzから16Hzの間の固定された周期で点
滅させる。一方、自動出力調整装置2(7)は発振回路
(3)からの出力を受けて、レンズ駆動部(8)を8H
zから16Hzの間の周波数で駆動する。半導体レーザ
ー(5)から出た光は、レンズ駆動部(8)によりレン
ズの光軸に対して垂直平面上に振動している光学レンズ
系(6)によって、出射角度を変調された適当な広がり
角を持つ点滅するビームとなり、対象とするスクリーン
上で走査される。図8は、半導体レーザーからのレーザ
ビームが時空間変調される様子を示す。このように時空
間変調することにより、見る者の注意を良く引く方向性
を持ったポインタとすることが出来る。
【0018】(実施例4)図9は本発明の第4の実施例
を示すブロック図である。電源部(1)、スイッチ2
(10)、発振回路(3)、自動出力調整回路(4)、
半導体レーザー(5)、スクリーン上での光点の大きさ
を適切に調節するための光学レンズ系(6)からなる。
【0019】次に図9の動作について説明する。スイッ
チ2(10)が接点(10a)で接続状態の時には自動
出力部調整回路(4)は半導体レーザー(5)を連続発
振させる。また、スイッチ2(10)が接点(10b)
で接続している時には、発振回路(3)が駆動される。
この時、自動出力調整回路(4)は、発振回路(3)か
らの出力によって半導体レーザー(5)を予め固定され
た8Hzから16Hzの間の周波数で点滅させる。半導
体レーザー(5)から出た光は、光学レンズ系(6)に
て適当なビームの広がり角を持たせて、対象とするスク
リーン上で適当な大きさの光点となる。
【0020】(実施例5)図10は本発明の第5の実施
例を示すブロック図である。電源部(1)、スイッチ2
(10)、発振回路(3)、自動出力調整回路(4)、
半導体レーザー(5)、スクリーン上での光点の大きさ
を適切に調節するための光学レンズ系(6)、自動出力
調整回路2(7)、レーザー光の出射角度を変化させる
為のレンズ駆動部(8)からなる。
【0021】次に図10の動作について説明する。スイ
ッチ2(2)が接点(10a)で接続状態の時には自動
出力部調整回路(4)は半導体レーザー(5)を連続発
振させるが、発振回路(3)は駆動されず、レーザー光
の照射角度は変化しない。一方、スイッチ2(2)が接
点(10b)で接続状態の時には発振回路(3)と自動
出力調整装置(4)が駆動される。この時、半導体レー
ザー(5)は、自動出力調整回路(4)からの出力によ
り連続光を出力する一方、自動出力調整装置2(7)は
発振回路(3)からの出力によりレンズ駆動部(8)を
8Hzから16Hzの間の周波数で駆動する。それによ
り、半導体レーザー(5)から出た光は、レンズ駆動部
(8)によりレンズの光軸に対して垂直平面上に振動し
ている光学レンズ系(6)によって出射角度を変調され
た適当な広がり角のビームとなり、対象とするスクリー
ン上に照射される。
【0022】このようにスイッチ2(10)により空間
変調を切り替える事が出来る事により、本レーザーポイ
ンタを使用中にポインタの形を変化させる事が出来るの
で、見る者の注意を強く引きつける為に大変有効にな
る。
【0023】(実施例6)図11は本発明の第6の実施
例を示すブロック図である。電源部(1)、スイッチ3
(11)、発振回路(3)、自動出力調整回路(4)、
半導体レーザー(5)、スクリーン上での光点の大きさ
を適切に調節するための光学レンズ系(6)、自動出力
調整回路2(7)、レーザー光の出射角度を変化させる
為のレンズ駆動部(8)、パルス位相遅延回路(9)か
らなる。
【0024】次に図11の動作について説明する。スイ
ッチ3(11)が接点(11a)で接続状態の時には、
自動調整回路(4)は駆動されるが、と自動調整回路2
(7)は駆動されなず、時間変調のみが行われたレーザ
ー光が出力される。スイッチ3(11)が接点(11
b)で接続状態の時には、自動調整回路(4)は駆動さ
れないが、自動調整回路2(7)は駆動され、空間変調
のみが行われたレーザー光が出力される。スイッチ3
(11)が接点(11c)で接続状態の時には、自動調
整回路(4)と自動調整回路2(7)が共に駆動され、
時空間変調の行われたレーザー光が出力される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、人間の目
には、明るさが同じ場合、常に点滅している光よりも適
当な周期で点滅する光の方がより明るく感じる事を利用
して,レーザーポインタからの光を8Hzから16Hz
で点滅または照射位置を変化させることにより、連続光
の場合よりも低い輝度の光点で人の目にはより明瞭に見
せる事が出来、且つ、より見る者の注意を引く事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の動作を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の構成を示す図である。
【図6】本発明の動作を示す図である。
【図7】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図8】本発明の動作を示す図である。
【図9】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 発振回路 4 自動出力調整回路 5 半導体レーザー 6 光学レンズ系 7 自動出力調整回路2 8 レンズ駆動部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザと、発振回路と、この発振回路の
    出力を受けて前記レーザーの発光状態を8Hzから16
    Hzの周波数で点滅する点滅状態にする自動出力調製回
    路と、前記レーザーから発した光を適当な大きさに広げ
    る光学レンズ系とを有することを特徴とするレーザポイ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 レーザーと、このレーザーから発した光
    を適当な大きさに広げる光学レンズ系と、発振回路と、
    この発振回路の出力を受けて前記光学レンズ系を8Hz
    から16Hzで振動させるレンズ駆動部とを有すること
    を特徴とするレーザーポインタ。
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