JP2530809B2 - 冷却装置付組合せ計量装置 - Google Patents

冷却装置付組合せ計量装置

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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、統計と確率理論に基づきマイクロコンピ
ュータを用いて高速演算をする組合せ計量装置により被
計量物として極低温に冷凍したグリンピース等の被計量
物に対する組合せ計量を行う技術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明は、装置フレームの上部に分
散テーブル等の供給部を有し、その周囲に14ヘッド等の
複数のヘッドの計量部が設けられ、放射トラフからプー
ルホッパを経て計量ホッパにより組合せ計量を行い、計
量後の被計量物に対して集合ホッパを介して次段のパッ
ケージ装置に接続するようにし、而して、被計量物が流
過する各機構部全体に対して冷却装置が具備されて冷凍
状態にされた被計量物の各機構部に対する冷凍付着を防
止し、滑落中の停滞を阻止するようにした冷却装置付組
合せ計量装置に関する発明であり、特に、各機構部の
内、集合ホッパから上部等の冷凍状態にされた被計量物
の付着し易い部分全体にシール裡に囲繞されたクールボ
ックスが冷凍器に接続する冷却器を上部に有し、底板に
開口する吸込口との間に循環ダクトを設ける等された冷
却装置付の組合せ計量装置に係る発明である。
〈従来の技術〉 周知の如く、出願人の数多くの先願発明、考案に示さ
れている如く、流通市場に於ける商品等に対する正確な
大量重量計量に対し、統計と確率理論に基づきマイクロ
コンピュータの高速演算を利用した所謂組合せ計量装置
が開発され、実用に供されて広く採用されている。
而して、該種組合せ計量装置については、各種の固形
食品や粘稠性食品等各種の被計量物に対し適用して高速
処理する製品を多種開発して流通市場に供給してきた。
さりながら、これらの被計量物に対する組合せ計量装
置がその機能をフルに発揮出来る共通な条件として被計
量物が常温状態で供給され、組合せ計量に供されるもの
であった。
そして、その限りにおいて、被計量物の固形状態や粘
稠状態や液漬け状態等に対してもスムーズに滑落しない
ような障害を克服して実用に再現性を在らしめるように
研究開発してきた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、近時、食生活が多様になり、流通市場に於
ける消費者の需要も短期的なものから長期的なものに変
わる様相を帯びており、したがって、供給側でも商品の
長期需要に備えるべく供給体制の長期計画を行い、した
がって、極低温な冷凍庫に長期保存し、これらを流通市
場にて各消費者の冷凍冷蔵庫等にマッチングして供給し
得るような所謂冷凍食品等が広く出廻るようになってき
た。
例えば、スーパーマーケット等でも冷凍食品コーナが
普及するようになり、低温状態に凍結した食品が出廻る
ようになってきた。
そのため、スーパーマーケットのパックセンター等に
於いては、供給者側から供給される大量の冷凍食品、例
えば、冷凍グリンピース等を所定重量づつポリエチレン
フイルム製の袋等にパッケージする過程で、前記実用化
されている組合せ計量装置を用いて所定目標重量値に等
しいかこれに近似させて組合せ計量を行い、次段のパッ
ケージ工程へ送給する必要が出てき、かかる対処手段と
して、例えば、出願人の先願の実開昭59−175135号公報
発明等に知られている。
しかしながら、周知の如く、該種極低温の冷凍食品等
の被計量物が常温状態の人手や器物に接触すると、その
温度差が大きいために、該人手や器物周囲の水分や湿気
を急速に低温化して冷凍し、被計量物が器物や人手に凍
結状に付着し、流動性を妨げられ、したがって、組合せ
計量装置での計量に際しその上部供給部である分散テー
ブルや計量部のプールホッパ、計量ホッパ等に凍結付着
して常温で処理する通常の被計量物と同様なスムーズな
滑落が阻害され、組合せ計量が設計通りに行われないと
いう難点があるばかりでなく、極端な場合には被計量物
が各機構部に凝固付着して正常な流過が阻止され、特
に、紆余曲折する複雑な流過部分のプールホッパや計量
ホッパでは、被計量物の流過が全く阻止されてこれらの
開閉蓋の確実な開閉を停止させ、組合せ計量が機能を停
止するという虞れがある欠点があった。
したがって、これに対処するに、第6図に示す様に、
スーパーマーケットのパックセンター等にあっては、組
合せ計量装置1は勿論のこと、これに直結して接続して
いるパッケージ装置2や、場合によっては次段の検査装
置3等についても被計量物と同一極低温状態の雰囲気を
付与しようとするために、プラント全体が極めて大サイ
ズのクールチャンバ4を密閉状態に形成して大型冷凍装
置5に接続して循環ダクト6を介してクールチャンバ4
の上部に設けた吹出口7、7…から冷気を吹き出させ、
底部に設けた吸込口8から吸引してプラント全体を冷却
し、上述の各機構部に対する図示しない冷凍食品等の被
計量物の付着や停滞を防止し、各機構部の機能維持を常
温の場合に同様に維持するようにする冷却システムも案
出されてはいる。
さりながら、かかる冷凍システムにおいては、クール
チャンバ4は極めて大掛かりであるため、その施設につ
いて設立当初のイニシャルコストは勿論のこと、動力費
が嵩むことによるランニングコストが高くなり、結果的
に、商品のコスト高に結び付くという不利点があった。
又、プラント全体においては、パッケージ装置2等を
流過する被計量物の運動エネルギーが極めて大きく、
又、検査装置3等の比較的商品の移動がスムーズに行わ
れる部位に対しても余分な冷気を供給せねばならず、そ
のため、冷熱が余分に要るという難点があり、又、周囲
の作業者の健康をも損ね兼ねないという不具合があっ
た。
そして、被計量物が複雑な流過行程を有するが故に、
各機構部に凍結作用を介してその滑落が停止される虞れ
のある組合せ計量装置1に対する冷却を図ろうとして、
機構部が極めて複雑であるために、これまで種々の開発
はほとんど失敗しており、結果的に、当該第6図に示す
様に、プラント全体に対する包括的な冷却システムを採
らざるを得ないという欠点があり、経済的な条件からみ
て現実には未だ流通市場からの要望に応えられる冷却装
置を具備している組合せ計量が案出されてはいなかった
ものである。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく極低温
に冷凍された被計量物の組合せ計量装置に対する凍結付
着によるスムーズな滑落流過の停止の問題点を解決すべ
き技術的課題とし、該極低温状態の被計量物に対しても
常温状態の被計量物の組合せ計量と同様に機構部に対す
るスムーズな滑落、特に、複雑な紆余曲折する流過機構
部に対する被計量物の流過を補償するようにし、組合せ
計量の本来的に優れている機能の維持を図るようにして
流通産業における計測技術利用分野に益する優れた冷却
装置付組合せ計量装置を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段・作用〉 上記目的を達成するために、この発明の冷却装置付組
合せ計量装置は、上方から分散テーブルへ投入される被
計量物を放射トラフによって複数の経路に分散し、分散
テーブルの周囲に放射状に配列された複数のホッパへ供
給するとともに、各ホッパに供給した被計量物を計量手
段により計量し、計量した被計量物の重量を組合せて所
定重量に対する組合せを行い、組合せに選ばれた被計量
物をホッパから排出して集合ホッパへ集合させるように
被計量物の流過滑落経路が形成された組合せ計量装置に
おいて、分散テーブルから集合ホッパへ至る流過滑落経
路部全体を覆うクールボックスを設置するとともに、該
クールボックスの分散テーブルへ投入される被計量物投
入口近傍に吹出口を開口し、集合ホッパを覆い該集合ホ
ッパの上辺縁部と当接するクールボックスの底部近傍に
吸込口を開口し、吹出口から流過滑落経路に沿って吸込
口に至る空間部に対して冷気の吹き出しを行う冷却装置
と、クールボックスの外側に沿って吸込口から吹出口へ
冷気の循環を行う循環ダクトを設置したことを特徴とし
ている。
このように、分散テーブルから集合ホッパへ至る流過
滑落経路部全体がこれを覆うクールボックスの設置によ
って密封されるとともに、冷却装置と循環ダクトによ
り、クールボックスの分散テーブルへ投入される被計量
物投入口近傍に開口した吹出口から流過滑落経路に沿っ
て集合ホッパを覆い該集合ホッパの上辺縁部と当接する
クールボックスの底部近傍に開口した吸込口に至る空間
部に対して冷気の循環が行われるので、分散テーブルか
ら集合ホッパへ至る流過滑落経路部が冷却されるととも
に、分散テーブルへ投入される被計量物もこの冷気に包
まれた状態で流過滑落経路に沿って流過滑落していくこ
とになる。このため、分散テーブルから複数のホッパ、
集合ホッパへ至る複雑に曲折した流過滑落経路と、この
流過滑落経路を流過滑落していく被計量物とが同じ低温
の雰囲気下に置かれるので、冷凍された被計量物を組合
せ計量する際に、被計量物が分散テーブルやホッパに付
着することが防止でき、組合せ計量をスムースかつ正確
に行うことができる。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の1実施例を第1〜5図に基づ
いて説明れば以下の通りである。尚、第6図と同一態様
部分は同一符号を用いて説明するものとする。
1はこの出願の発明の要旨の中心を成す組合せ計量装
置であって、在来態様の常温で駆動される一般態様の組
合せ計量装置と実質的に機構は変らないものであり、第
5図に示す様に、ベースに立設された所定高さのスタン
ド9に設けられたフレーム10に取り付けられており、併
設された被計量物の供給装置11から極低温の冷凍状態に
されたグリンピース等を供給するバケットコンベヤ12の
上部先端の投入口13の下部には供給部としての分散テー
ブル14が設けられ、その周囲には設定数の、例えば、14
のヘッド15、15…が設けられ、各ヘッド15に於ては、エ
ンド装置により支持された放射トラフ16、プールホッパ
17、及び、フレーム10に支持されたロードセル18に装架
された計量ホッパ19が上部から外側、及び、下側に曲折
する商品流過機構部を成して順に設けられており、在来
態様同様の組合せ計量に供され、各円周配列のヘッド15
の計量ホッパ19の下側には集合ホッパ22が設けられてシ
ュート23を介し在来態様同様に次段のパッケージ装置2
に接続されている。
尚、該パッケージ装置2はコンベヤを介して不良品や
危険物検出のための検査装置3に接続されている。
而して、上述態様は在来態様一般の組合せ計量装置と
同様であるが、この出願の発明においては図示する様
に、断面方形の断熱性の良い樹脂製のクールボックス24
が組合せ計量装置1を囲繞して設けられ、その底板25は
上記集合ホッパ22の外周面に図示しない適宜シール装置
を介して密接に当接されており、又、その上部はバケッ
トコンベヤ12のケーシングに密接に当接され、系外に対
して組合せ計量装置1の各機構部を遮断するようにされ
ている。
そして、クールボックス24の上部内側には、バケット
コンベヤ12の両側に位置して適宜のファンを備えた冷却
器26が設けられており、第4図に示す様に、組合せ計量
装置1の外側に於いてフレーム10に設けられた冷凍器28
に冷媒パイプ27を介して接続され、この出願の発明の要
旨の一部を成す冷却装置を構成してる。
而して、冷却器26からは水平方向相反する方角に吹出
用のダクト27が設けられてその先端に形成された吹出口
30、30から冷気をクールボックス24内に吹き出すように
されている。
又、クールボックス24の底板25の上面の角部に設けら
れた吸込口31、31に接続された吸込みダクトは、第1図
に示す様に、吸引ポンプ32を介して循環ダクト33により
上延し、冷却器26に接続され、該クールボックス24内の
冷気を循環するようにして熱エネルギーの有効利用を図
るようにされている。
而して、プールホッパ17、計量ホッパ19の開閉蓋の選
択的な開閉動作はフレーム10に設けられた駆動装置20に
より駆動機構21を介して在来態様同様に行われる。
尚、吹出口30、及び、吸込口31は、第2、4図に示す
様に、吹出口30(図において+印で示す)と吸込口31
(図において−印で示されてある)は方形のクールボッ
クス24の互いに対角方向に示されてクールボックス24内
での冷気の有効な拡散充満を図るようにされている。
又、該クールボックス24の一側面には開閉扉34、34が
設けられて、内部の所定の保守点検整備交換作業等を適
宜に行うようにされており、各々監視用の窓35が設けら
れている。
尚、第1図に示す態様において、36は制御ボックスで
あり、内部には所定の電気計装装置、及び、制御装置が
収納されると共にマイクロコンピュータが収納されてい
る。
上述構成において、当該実施例の対象である被計量物
の極低温状態に冷凍されたグリンピースが組合せ計量装
置1により所定の組合せ計量を行われるに際し、冷却装
置としての冷凍器28、及び、冷却器26を所定に動作し、
クールボックス24内を冷気により循環して集合ホッパ22
により上部の各機構部を充分に冷却し、極低温状態の被
計量物と同温に低温化するようにし、図示しない温度検
出装置が各機構部を流過する冷凍されたグリンピースと
同じ温度に、或は、それに近くなった時に制御ボックス
36の操作盤の図示しない操作開始可能表示ランプを点灯
し、そこで、作業員が操作ボタンを押すことにより、組
合せ計量が開始され、組合せ計量装置1の全ての機構部
は動作し、バケットコンベヤ12が稼動して冷凍されたグ
リンピースが該バケットコンベヤ12の上部投入口13から
組合せ計量装置1に投入される。
而して、該組合せ計量装置1に投入されたグリンピー
スは供給部としての分散テーブル14からその周囲の各ヘ
ッド15の放射トラフ16、プールホッパ17を経て在来態様
同様に計量ホッパ19に流過され、ロードセル18によりそ
の重量を自動的に検出され、その検出信号はマイクロコ
ンピュータに入力されて所定の組合せ演算により設定目
標重量値に等しいかプラス最小オーバー量の重量組合せ
に与かった計量ホッパ19、19…が駆動装置20、及び、駆
動機構21により開閉されてグリンピースは集合ホッパ22
に排出投入され、シュート23を介し次段のパッケージ装
置2に供給されて在来同様に所定にパッケージされて検
査装置3に送給されていく。
そして、組合せ計量プロセスにおいて、集合ホッパ22
より上部の各機構部は前述した如くクールボックス24に
より密封され、その内部を循環ダクト33を介して循環
し、冷却器26、26で冷却される冷気の循環により被計量
物としての冷凍グリンピース同様に極低温に冷却されて
いるために、分散テーブル14、放射トラフ16、プールホ
ッパ17、計量ホッパ19部分に於いて冷凍状態による付着
はなく、常温での被計量物の組合せ計量同様にスムーズ
に滑落し、集合ホッパ22からシュート23を介してパッケ
ージ装置2に送給されていく。又、組合せ計量中には、
上記したように、被計量物は勿論、各機構部の低温状態
が維持されるために、被計量物の組合せ計量処理中にお
ける粉砕等も生ぜず、又、被計量物の流過に伴う滓等の
機構部への付着も防止される。このため、状態によって
は常温状態における組合せ計量よりも精度の高い組合せ
計量が行われる。
又、組合せ計量装置1の各機構部に於いて、分散テー
ブル14は在来態様と同じく電磁振動装置により常時立体
的に振動し、又、放射トラフ16も同様に電磁振動装置に
より振動されているために、冷凍状態にされたグリンピ
ースの付着はより更に阻止される。
又、プールホッパ17、及び、計量ホッパ19に於てもそ
の開閉蓋の開閉振動により上記付着防止はより更に促進
され、結果的に、冷凍されたグリンピースの被計量物は
全ての機構部の紆余曲折する複雑な流過部分を停滞する
ことなくスムーズに滑落流過していく。
尚、クールボックス24の下部は集合ホッパ22に対し先
述した如く、シール状態にされ、又、上部ではバケット
コンベヤ12のケーシングに同じくシール裡に当接してい
るために、集合ホッパ22の上部に於いては系外に対し密
封状態てあることにより、冷気は外部にリークすること
なく循環し、したがって、熱効率は極めて良く、冷凍器
28の稼働は僅かな電力で行われる。このように、組合せ
計量装置の集合ホッパより上部の最も被計量物の曲折流
過する複雑な滑落部位での機構部を全て囲繞するコンパ
クトなクールボックス24で密封状態にして配設している
ので、必要最小限の被計量物の滑落部を冷却することが
でき、設置される組合せ計量装置としてのプラント全体
の冷却を行う必要がなく、冷却電力が少なくて済み、ラ
ンニングコストを低く抑えることができる。又、クール
ボックス24はコンパクトで断熱性さえあれば良い簡単な
構造であるため、その全体重量もそれほど大きくはな
く、組合せ計量装置の重心を低く抑えることができ、そ
れによって装置全体の重心を上げることなく、稼働中の
振動等も大きくならない。
尚、クールボックス24内で循環する冷気は該クールボ
ックス24の底板25上部にて開口する集合ホッパ22を介
し、シュート23により次段のパッケージ装置2に送給さ
れるが、該パッケージ装置2に於いても計量された商品
は冷凍状態にされたグリンピースであるために、パッケ
ージ装置2の各機構部に対する冷却作用をも行って被処
理物としてのグリンピースの各機構部に対する冷凍付着
防止が上述組合せ計量装置1の各機構部に対する付着防
止と同様に行われる。
したがって、冷却装置の熱効率26、28をより更に向上
させるためには、パッケヘジ装置2からコンベヤを介し
て検査装置3に移送される間欠排出に併せてそれらの移
経路にシャッタを介設させて間欠動作させれば良い。
そして、第5図に示す様に、該検査装置3に対する搬
出コンベヤは昇り勾配に設けられているために、パッケ
ージ装置2から排出されるパッケージ商品のシャッター
を介しての搬出に冷気が付随して排出される度合いが少
いようにされ得る。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、クールボックス内
に温度検出による冷却装置の自動発停装置を設ける等種
々の態様が採用可能である。
又、適用対象となる被計量物は冷凍グリンピース以外
の各種の冷凍食品でも良く、又、食品以外のものであっ
ても良いことは勿論のことである。
又、用いられる組合せ計量装置はヘッドの円周配列態
様のみならず、直線配列態様の組合せ計量装置であって
良いこともまた勿論のことである。
〈発明の効果〉 この発明の冷却装置付組合せ計量装置によれば、分散
テーブルから集合ホッパへ至る流過滑落経路部全体がこ
れを覆うクールボックスの設置によって密封されるとと
もに、冷却装置と循環ダクトにより、クールボックスの
分散テーブルへ投入される被計量物投入口近傍に開口し
た吹出口から流過滑落経路に沿って集合ホッパを覆い該
集合ホッパの上辺縁部と当接するクールボックスの底部
近傍に開口した吸込口に至る空間部に対して冷気の循環
が行われるので、分散テーブルから集合ホッパへ至る流
過滑落経路部が冷却されるとともに、分散テーブルへ投
入される被計量物もこの冷気に包まれた状態で流過滑落
経路に沿って流過滑落していくことになる。このため、
分散テーブルから複数のホッパ、集合ホッパへ至る複雑
に曲折した流過滑落経路と、この流過滑落経路を流過滑
落していく被計量物とが同じ低温の雰囲気下に置かれる
ことになり、冷凍された被計量物を組合せ計量する際
に、被計量物が分散テーブルやホッパに付着することが
防止できるので、組合せ計量をスムースかつ正確に行う
ことができる。
又、被計量物が流過滑落経路に沿って流過滑落し、集
合ホッパから排出されても、被計量物は冷気に包まれた
状態で流過滑落していくので、次段に設置されるパッケ
ージ装置等においても冷却状態が維持されることにな
り、被計量物の品質の維持を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの出願の発明の1実施例の説明図であ
り、第1図は要部概略部分断面正面図、第2図はクール
ボックスに於ける吹出口と吸込口の相対位置説明概略平
面図、第3図は第1図相当断面側面図、第4図は冷却装
置の概略機構図、第5図はプラントの概略正面図、第6
図は従来技術に基づく第5図相当プラントの正面図であ
る。 14……供給部、18……計量部、22……集合ホッパ、2…
…パッケージ装置、26、28……冷却装置、1……組合せ
計量装置、24……クールボックス、28……冷凍器、26…
…冷却器、25……底板、34……開閉扉、33……循環ダク
ト、30……吹出口、31……吸込口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方から分散テーブルへ投入される被計量
    物を放射トラフによって複数の経路に分散し、前記分散
    テーブルの周囲に放射状に配列された複数のホッパへ供
    給するとともに、各ホッパに供給した被計量物を計量手
    段により計量し、計量した被計量物の重量を組合せて所
    定重量に対する組合せを行い、組合せに選ばれた被計量
    物をホッパから排出して集合ホッパへ集合させるように
    被計量物の流過滑落経路が形成された組合せ計量装置に
    おいて、 前記分散テーブルから集合ホッパへ至る流過滑落経路部
    全体を覆うクールボックスを設置するとともに、該クー
    ルボックスの前記分散テーブルへ投入される被計量物投
    入口近傍に吹出口を開口し、前記集合ホッパを覆い該集
    合ホッパの上辺縁部と当接するクールボックスの底部近
    傍に吸込口を開口し、前記吹出口から流過滑落経路に沿
    って前記吸込口に至る空間部に対して冷気の吹き出しを
    行う冷却装置と、クールボックスの外側に沿って前記吸
    込口から吹出口へ冷気の循環を行う循環ダクトを設置し
    たことを特徴とする冷却装置付組合せ計量装置。
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