JP2530181Y2 - ガラス封止ダイオードの加振選別装置 - Google Patents

ガラス封止ダイオードの加振選別装置

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JP2530181Y2
JP2530181Y2 JP1990092093U JP9209390U JP2530181Y2 JP 2530181 Y2 JP2530181 Y2 JP 2530181Y2 JP 1990092093 U JP1990092093 U JP 1990092093U JP 9209390 U JP9209390 U JP 9209390U JP 2530181 Y2 JP2530181 Y2 JP 2530181Y2
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和弘 西田
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関西日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はガラス封止ダイオードの内部異物の変動によ
るショート不良を検出する加振選別装置に関する。
従来の技術 一般にガラス封止ダイオード1は、第3図に示すよう
にガラススリーブ2の中に収納したダイオードチップ3
をガラススリーブ2両端から挿着したスラグリード4,4
で圧接・挟持した構造を有する。
このようなガラス封止ダイオード1の組立は、第4図
に示すように行われる。図において5は上面に多数の凹
部6,6…を形成したカーボン製の組立治具で、この凹部
6内にスラグリード4,ガラススリーブ2,ダイオードチッ
プ3,スラグリード4を順番に方向を揃えて落とし込む。
そして蓋治具7を被せ、図示しない重りでスラグリー
ド4に押圧力を与えながら全体を高温炉に投入し、ガラ
ススリーブ2を軟化させることによりガラススリーブ2
をスラグリード4,4に融着する。
ところで、上記組立工程において、ダイオードチップ
3片やスラグリード4の剥離くずやカーボン等の導電性
の異物がスラグリード4,4の間に混入した場合、その異
物の付着位置によってはスラグリード4,4間がショート
し、特性不良になる可能性がある。このため、ガラス封
止工程後、ガラス封止ダイオード1に外部より振動を加
えながら異物が混入している場合には強制的にショート
状態となるようにして、そのショートを検出して特性不
良品を除去している。
この選別の際に使用するのが加振選別装置であり、そ
の機構は第5図および第6図に示すとおりであり、この
装置において、ガラス封止ダイオード1は弾力性のある
受け台8の上に置かれ、スラグリード4,4はそれぞれ導
電性部材からなる検査用端子台9,9に電気的に接触して
いる。そして、ガラス封止ダイオード1の上部からソレ
ノイド10よりなる高速往復直線運動する機器により、ガ
ラススリーブ2を衝打し、ガラス封止ダイオード1に振
動を加えながらスラグリード4,4間のショート特性を測
定器11で検出して特性不良品を判別している。
考案が解決しようとする課題 ところで、従来の加振選別装置では、ソレノイド10の
下降ストロークが大きすぎると、ガラス封止ダイオード
1が受け台8に押しつけられることにより、スラグリー
ド4の変形およびガラススリーブ2の割れが発生する。
逆に、下降ストロークが小さすぎるとガラス封止ダイオ
ード1へ付加される振動が弱くなり、特性不良の検出力
が低下するという問題があり、このためソレノイド10の
ストローク調整に長時間を要していた。
また、不良検出力を高めるためには、ソレノイド10の
振動数が10回/sec程度の高速であることが要求されるた
め、ソレノイド10の寿命が短くなり、かつストロークが
経時変化するという問題があった。
そこで、本考案は精密な調整が不必要で、かつ信頼性
の高いガラス封止ダイオードの加振選別装置を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、駆動源に
より回転する偏芯カムと、この偏芯カムに連結された継
手の先端に穿設されたストッパと、偏芯カムの回転に連
動したストッパの上下動の下降時に、重りが下方に横設
したガラス封止ダイオードに自重落下して振動を与える
ことを特徴とするガラス封止ダイオードの加振選別装置
を提供するものである。
作用 上記構成において、モータ等の駆動源により偏芯カム
を回転させることにより偏芯カムの変位が継手を介して
ストッパに伝達され、上昇していたストッパが下降す
る。この下降にともない重りは保持されなくなるので、
ガラス封止ダイオードのガラススリーブ上へ自重落下す
る。そして更に偏芯カムが回転することにより、再びス
トッパは上昇し、重りは上部へ引き上げられる。この動
作を繰り返すことにより、重りでガラス封止ダイオード
を連続的に衝打して振動を加え続ける。
実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案によるガラス封止ダイオードの加振選
別装置の部分断面正面図、第2図はその重り部分を左方
より見た側面図を示す。なお、従来例で説明した同一構
成部材には同一符号を付して説明を省略する。
各図に示すように、この加振選別装置は、駆動源であ
るモータMにより回転する偏芯カム12に連結された第1
の継手13aの他端に第2の継手13bが連結され、この第2
の継手13bの略中央部には支軸14が設けられ、かつ第2
の継手13bの先端にはストッパが突設され、このストッ
パ15には重り16が懸架された構造を有している。そして
重り16の下方の受け台8の上にはガラス封止ダイオード
1が載置されている。
この加振選別装置は、次のようにして使用される。
まず、受け台8の上にガラス封止ダイオード1を載置
する。この時、導電性部材からなる検査用端子台9,9に
スラグリード4,4が電気的に接触している。次に、駆動
源であるモータMを回転させることにより偏芯カム12が
従動し、第1の継手13aが上昇する。この動きにともな
い、第1の継手13aに連結された第2の継手13bが支軸14
を中心に揺動し、第2の継手13bの先端に取り付けられ
たストッパ15が下降する。
この時、今までストッパ15によって保持されていた重
り16がガラス封止ダイオード1上に自重落下し、振動を
加える。さらに、モータMが回転することにより、今度
はストッパが上昇し重り16がストッパ15により引き上げ
られ、この動作を繰り返す。
なお、重り16の上下動に際しては、重り16の外周部に
ガイド17を設けておき、横方向への傾き,ぶれを防止す
ることが好ましい。
以上のような動作をもって、偏芯カム12を高速で回転
することにより高速化し、重り16の上下動によりガラス
封止ダイオード1を衝打して振動を加えながら、測定器
11にて内部異物によるショートの検査をするものであ
る。
なお、上記実施例では、ガラス封止ダイオードとして
リード付ガラス封止ダイオードを例として説明したが、
本考案はそれに限定されることなく、リードレスガラス
封止ダイオードにも適用しうることはいうまでもない。
考案の効果 本考案は振動源として重りを使用し、重りの自重落下
により振動を発生させる加振選別機であるため、機構調
整が容易であり、かつ高信頼性を確保できる。また、重
りは自重落下であるため、ストロークエンドの調整が不
必要で、加振時の衝撃力についても重りの重量を変化さ
せることで容易に変更することができ、それによりスラ
グリードの変形およびガラススリーブの割れをも防止す
ることができる。
さらに、モータ等の駆動源により、高速運動が行える
ため、加振振動数を大きくできるので不良検出力の向上
を計ることができる。
耐久性についても振動源として従来のようなソレノイ
ドのような駆動機器を使用しないため、大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すガラス封止ダイオード
の加振選別装置の部分断面正面図、第2図はその重り部
分を左方より見た側面図である。 第3図はガラス封止ダイオードを示す半断面図、第4図
はガラス封止ダイオードの部材を収納した組立治具を示
す断面図、第5図は従来の加振選別機を示す部分断面正
面図、第6図はそのソレノイド部分の側面図である。 1……ガラス封止ダイオード、4……スラグリード、8
……受け台、9……検査用端子台、11……測定器、12…
…偏芯カム、13a……第1の継手、13b……第2の継手、
14……支軸、15……ストッパ、16……重り、17……ガイ
ド、M……モータ(駆動源)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス封止ダイオードの内部異物の変動に
    よるショート不良を検出する加振選別装置において、 駆動源により回転する偏芯カムと、この偏芯カムに連結
    された継手の先端に穿設されたストッパと、このストッ
    パにより懸架された重りとを有し、 前記偏芯カムの回転に連動したストッパの上下動の下降
    時に、前記重りが下方に横設したガラス封止ダイオード
    に自重落下して振動を与えることを特徴とするガラス封
    止ダイオードの加振選別装置。
JP1990092093U 1990-08-31 1990-08-31 ガラス封止ダイオードの加振選別装置 Expired - Fee Related JP2530181Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6121377A (ja) * 1984-07-03 1986-01-30 清水建設株式会社 貯炭酸化熱を利用し凍結を防止した石炭サイロ
JPS6187341U (ja) * 1984-11-14 1986-06-07

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