JP2529782Y2 - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JP2529782Y2
JP2529782Y2 JP1988118036U JP11803688U JP2529782Y2 JP 2529782 Y2 JP2529782 Y2 JP 2529782Y2 JP 1988118036 U JP1988118036 U JP 1988118036U JP 11803688 U JP11803688 U JP 11803688U JP 2529782 Y2 JP2529782 Y2 JP 2529782Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子的撮像装置における各構成部品の配置構
成に関する。
[従来の技術] ビデオカメラ等において、近年、双眼鏡のように、両
手でカメラ本体を保持してファインダを覗きながら撮影
を行うタイプのものが知られている(実公昭62−2848号
公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] ところで、カメラ内に配設される各電気回路ブロック
の配置構成が電子スチルカメラの性能の良否に大きな影
響を及ぼす。すなわち、電源電圧をストロボユニットや
記録媒体ドライブユニット等に適したレベルの供給電圧
に変換し、この供給電圧を各ユニットに供給するための
DC/DCコンバータの配置によってはストロボユニットや
記録媒体ドライブユニット等への給電経路が長くなって
しまい、特に両ユニットはカメラ内で大電力を消費する
ため電力損失やノイズ発生等の問題が生じてしまう。ま
た、給電経路が長くなるほどコスト高を招いてしまう。
そこで、本考案の目的は、電力損失やノイズ等を生じ
ることがなく、且つコストを低減することができる電子
的撮像装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本考案の電子的撮像装置は、電源電圧を少なくともス
トロボユニット及び記録媒体ドライブユニットの各ユニ
ットに適したレベルの供給電圧を変換し、この供給電圧
を各ユニットに供給するためのDC/DCコンバータを上記
ストロボユニットと上記記録媒体ドライブユニットの間
に配置したことを特徴としたものである。
[実施例] 第1図は本考案を適用した電子スチルカメラの外観斜
視図である。第1図において、この電子スチルカメラは
後方側の上方から見て描かれている。
この電子スチルカメラ11の本体12の即ち、外装体の全
体の形状は、前後(縦)方向および左右(横)方向の寸
法に較べて、上下(高さ)方向の寸法が短い、偏平な略
直方体を呈する形状に形成されている。カメラ本体12の
内部には、中央部よりやや右寄りの上部を前後方向に貫
通するようにして後述の光学系が配置されていて、この
光学系の撮影レンズ13がカメラの前面に露呈し、これに
対向する背面の位置には、ファインダ接眼部14が露呈し
て配設されている。また、上記光学系が内蔵されたカメ
ラ本体12の上面には、このカメラ本体12を把持する右手
指の指掛部15が設けられている。すなわち、カメラ本体
12の右側縁部を右手で把持したとき、その上面に当てが
われた把持部の先端が上記指掛部15に充分に届くように
なっている。そして、カメラ本体12の上記指掛部15の左
右の上面は、ユーザが両手で把持しやすいように、左右
の側縁部に向けてそれぞれ傾斜する傾斜面に成形されて
いる。カメラ本体12の右側縁部には、このカメラ本体12
を右手で把持したとき、この片手だけでも安定した保持
を可能にするためのグリップストラップ16が設けられて
いる。
上記指掛部15において、その中程より後方寄りの位置
には押釦式のレリーズスイッチ17が設けられ、また、同
スイッチ17の後方にはスライド式のパワースイッチ18が
設けられている。カメラ本体12の右側縁部を右手で把持
したとき、例えば、その中指がレリーズスイッチ17に位
置し、人差指がパワースイッチ18に位置するようになっ
ている。
また、上記指掛部15より左側の傾斜面において、左側
縁部に近い位置には、押釦式のズームスイッチ19,20が
前後方向に配列して設けられている。ズームスイッチ19
はワイドからテレの方向へズーミングを行わせるスイッ
チであり、ズームスイッチ20はテレからワイドの方向へ
ズーミングを行わせるスイッチである。これらのズーム
スイッチ19,20には、カメラ本体12の左側縁部を左手で
把持したとき、例えば、その中指と人差指がそれぞれ位
置するようになっている。
また、カメラ本体12の左側面には、記録媒体である磁
気ディスクパッケージ28をカメラ本体12内の後述する記
録媒体ドライブユニット36に装填するための同ユニット
36の挿脱口36a(第2図参照)に一致するスリット状の
挿脱口(図示されず)が水平に形成されている。この挿
脱口がカメラ本体12の左側面に設けられている理由は、
カメラ本体12は主として右側縁部をグリップ部として保
持されるようになっているので、磁気ディスクパッケー
ジ28の交換等に際して、カメラ本体12を右手で保持した
まま、この状態が何等妨げられることなく、左手で図示
されないイジェクト釦を押して、記録媒体ドライブユニ
ット36に装填されている磁気ディスクパッケージ28を容
易に取り出し、新たな磁気ディスクパッケージ28を記録
媒体ドライブユニット36に容易に装填できるようにする
ためである。
また、上記ファインダ接眼部14の配設された背面に
は、接眼部14の下方に遮蔽板21aで閉塞されたコネクタ2
1が設けられ、右方にコネクタ21の電気的なオン,オフ
と遮蔽板21aの開閉とを同時に切り換えるためのコネク
タスイッチ22が設けられている。このコネクタ21はこの
電子スチルカメラ11を図示しない外部機器等に接続する
ためのもので、コネクタスイッチ22を矢印方向に操作す
ると遮蔽板21aが開いてコネクタピン21b(第4図参照)
が露呈する。
さらにカメラ本体12の背面の左方位置には、液晶板等
からなるディスプレイ23およびストロボスイッチ,ドラ
イブスイッチ,セルフタイマスイッチ,ブザースイッチ
等のモードスイッチ用操作釦24〜27が配設されている。
第2図〜第4図は、上記電子スチルカメラの外装体を
取り外し、その主な内部構成部品の配置状態を示した図
である。第2図は、このカメラの前方側の上方から見た
図、第3図は正面図、第4図は、上記第1図と同様の後
方側上方から見た図である。
前記撮影レンズ13とファインダ接眼部14を両端に有す
る光学系30は、前方より前面に前記撮影レンズ13を一体
に有するAF部31,ズーミング/絞り部32および背面に前
記接眼部14を一体に有するファインダ部33からなる。な
お、図示されないCCD等の撮像素子はズーミング/絞り
部32内に配設されている。
ユーザ側(すなわち、第1図を説明したときと同様に
カメラの後方側)から見て、撮影レンズ13を有するAF部
31の左隣りに発光窓34aを前面に有するストロボユニッ
ト34が配置されている。このストロボユニット34にはス
トロボ駆動回路が内蔵されている。ストロボユニット34
の後方には電源回路部であるDC/DCコンバータ35が配置
され、さらに、このDC/DCコンバータ35の後方には、磁
気ディスクパッケージ28(第1図参照)内の磁気ディス
クの記録再生の駆動を行うための記録媒体ドライブユニ
ット36が配置されている。すなわち、上記光学系30の光
軸Oに平行する前後方向に、前方からストロボユニット
34,DC/DCコンバータ35,記録媒体ドライブユニット36が
この順序で配列されている。ストロボユニット34,DC/DC
コンバータ35および記録媒体ドライブユニット36は、い
ずれもそれぞれ薄い鉄板等からなるシールド部材によっ
て囲まれている。記録媒体ドライブユニット36の、磁気
ディスクパッケージ28(第1図参照)をフロントローデ
ィング型式で装填するための挿脱口36aは、前述したよ
うに外装体の挿脱口(図示されず)と一致すべくカメラ
のグリップ部となっている右側縁部から最も離れた左側
縁部に位置し、最もパッケージ28を出し入れしやすい左
側面に臨んで開口している。
また、光学系30の光軸Oを挾んで記録媒体ドライブユ
ニット36と対向する側には電池収納部37が配設されてい
る。この電池収納部37は下端部が電池挿入口として開口
していて、電源電池38は矢印で示すように電池収納部37
に挿入配置される。電源電池38は電子スチルカメラ11に
内蔵される構成部品の中でも重量が大きいものである
が、記録媒体ドライブユニット36も機械的構造物である
ので比較的重量が大きく、光学系30のファインダ部33を
挾んで左右の重量がバランスしている。しかも、第2,3
図と、第1図とを対応させてみて明らかなように、カメ
ラ本体12上、上記電池38が配置されている部分は右側の
把持部となり、上記記録媒体ドライブユニット36が配置
されている部分は左側の把持部となっている。すなわ
ち、カメラ本体12の後部の左右の把持部となる部分に、
重量の大きい部材をそれぞれバランスよく配置している
ことにより、カメラ本体12を把持し易く、カメラ本体12
を両手で保持したときの姿勢も安定するものとなってい
る。
そして、第1図の説明で述べたように、外装体上、右
手で把持した把持指の当たる上部部位にレリーズスイッ
チ17とパワースイッチ18が位置し、左手で把持した把持
指の当たる上部部位にズームスイッチ19,20が位置して
いるので、これらのスイッチの操作性も良好なものとな
る。つまり、これらのスイッチは外装体の上面にて押圧
操作され、下方に力が加わることになるが、その下方位
置に重量の大きい内蔵物が存在しているので、この内蔵
物を支える力に較べれば上記スイッチを操作する力は遥
かに小さく、これらのスイッチ操作は安定なものにな
る。特にズームスイッチ19,20に関しては、ファインダ
接眼部14を覗きながら頻繁に操作することが多いが、ズ
ームスイッチ19,20の下方位置に重量の大きい記録媒体
ドライブユニット36が存在していることにより、ズーム
スイッチ19,20を操作する力が、カメラ本体12の左側縁
部を左手で支持する力に較べて十分に小さくてよく、こ
のため、操作性が良好であるともに、カメラ本体12の安
定した姿勢が維持されファインダ視野も安定するように
なる。
また、前後方向のバランスについては、カメラの前部
に位置する光学系30のAF部31およびズーミング/絞り部
32も、レンズ群等の内蔵物により比較的重量が大きいの
で、カメラの後部のみが極端に重くなっているというこ
とはない。
また、上記ストロボユニット34,DC/DCコンバータ35,
記録媒体ドライブユニット36および光学系30の下方に水
平に電気回路基板41が配設されている。この電気回路基
板41の上面には図示しないシールド部材が設けられてい
る。この基板41に平行して上記ストロボユニット34,DC/
DCコンバータ35および記録媒体ドライブユニット36の上
方に電気回路基板42が配設されている。この電気回路基
板42の上面には図示しないトリマーコンデンサやトリマ
ー抵抗器等の調整部材が配設されていて、この電子スチ
ルカメラ11の本体12を含む外装体を取り外した状態で簡
単に電気的調整ができるようになっている。また、上記
光学系30のAF部31およびズーミング/絞り部32を挾んで
ストロボユニット34の右側面およびDC/DCコンバータ35
の右側面と対向する位置に電気回路基板43が垂直に配設
されている。この電気回路基板43には同期信号発生回路
を含む撮像系回路が構成されているので、この電気回路
基板43から他の電気回路に対してノイズを発生する虞れ
があるが、この電気回路基板43はカメラ本体12の右側縁
部の内側において垂直に配置され、他の電気回路をそれ
ぞれ有する、ストロボユニット34,DC/DCコンバータ35,
電気回路基板41,42等とは、光学系30を隔てて存在して
いるので、他の電気回路に極力ノイズ等の影響を及ぼさ
ない配置構成になっている。さらに、この電気回路基板
43はノイズを発生しないようにするために、図示しない
箱型のシールド部材に入れられて配置されている。上下
に水平に配置された上記2枚の電気回路基板41,42はス
トロボユニット34,DC/DCコンバータ35,記録媒体駆動ユ
ニット36に対してそれぞれ図示しないコネクタにより電
気的に接続され、また、垂直に配置された電気回路基板
43も上記他の電気回路基板41,42に対してそれぞれ図示
しないコネクタにより電気的に接続されている。
上記DC/DCコンバータ35は上記電池38からの電源電圧
を基に、それぞれの電気回路に適したレベルの供給電圧
に変換するもので、このDC/DCコンバータ35からの供給
電圧は各電気回路に送られる。DC/DCコンバータ35がス
トロボユニット34と記録媒体ドライブユニット36の間に
配置されていることにより、DC/DCコンバータ35からス
トロボユニット34および記録媒体ドライブユニット36へ
の給電経路が最も短縮されたものとなっている。また、
DC/DCコンバータ35から上下の2枚の電気回路基板41,42
への給電経路も短縮されたものとなっている。このた
め、給電経路における電力損失やノイズ発生等の問題を
生ずることはない。また、給電のための配線が短くてよ
いのでノイズの低減化につながる。
[考案の効果] 以上のように、本考案の電子的撮像装置によれば、特
に装置内で大電力を消費するストロボユニット及び記録
媒体ドライブユニットへの給電経路を短縮することがで
きるので、電力損失やノイズ等を生じることがなく、且
つコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した電子スチルカメラの一実施
例の斜め後方から見た外観斜視図、 第2図は、上記第1図に示す電子スチルカメラの外装体
を取り外して斜め前方から見た斜視図、 第3図は、上記第1図に示すカメラの正面図、 第4図は、上記第1図に示す電子スチルカメラの外装体
を取り外した状態の斜視図である。 19,20……ズームスイッチ 36……記録媒体ドライブユニット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧を少なくともストロボユニット及
    び記録媒体ドライブユニットの各ユニットに適したレベ
    ルの供給電圧に変換し、この供給電圧を各ユニットに供
    給するためのDC/DCコンバータを上記ストロボユニット
    と上記記録媒体ドライブユニットの間に配置したことを
    特徴とする電子的撮像装置。
JP1988118036U 1988-09-08 1988-09-08 電子的撮像装置 Expired - Lifetime JP2529782Y2 (ja)

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JP1988118036U JP2529782Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 電子的撮像装置

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JP1988118036U JP2529782Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 電子的撮像装置

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JPH0238875U JPH0238875U (ja) 1990-03-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6181093A (ja) * 1984-09-28 1986-04-24 Minolta Camera Co Ltd 電子スチルカメラ

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JPH0238875U (ja) 1990-03-15

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