JP2529647B2 - 車載式荷役装置 - Google Patents

車載式荷役装置

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JP2529647B2
JP2529647B2 JP6107802A JP10780294A JP2529647B2 JP 2529647 B2 JP2529647 B2 JP 2529647B2 JP 6107802 A JP6107802 A JP 6107802A JP 10780294 A JP10780294 A JP 10780294A JP 2529647 B2 JP2529647 B2 JP 2529647B2
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康弘 後藤
裕 市川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックでの輸送が可
能なフォークリフトと、このフォークリフトをトラック
に輸送可能に一体的に連結できるアタッチメントより成
る車載式荷役装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、荷物の運搬に用いられる
フォークリフトは工場や倉庫などに必要台数配備されて
いるが、例えば、荷物を積み替えするトラックが交通事
情により約束の時間よりも早く又は遅れて現場に到着し
たような場合、そこに配備されているフォークリフトの
全てが稼働しているとフォークリフトを使用することが
できないことから、フォークリフトが空くまで待つか、
或いは人手により荷物を積み替えなくてはならなかっ
た。又、テレビや冷蔵庫等の家電製品、タンスやダイニ
ングテーブル等の家具類、或いは清涼飲料等の商品を配
送センターから運送トラックで百貨店や商店に配送する
場合、配送先の百貨店や商店によってはフォークリフト
を配備していないところがあり、このため、人手により
その商品を運送トラックから下す必要があって非常に重
労働である上、作業効率も悪いという問題があった。そ
こで、フォークリフトをトラックの荷台に搭載して荷物
と一緒に運ぶことも考えられるが、フォークリフトを搭
載した分、トラックの荷台に積む込む荷物の量が減って
しまうことから、トラックの物流輸送に支障を来すとい
う難点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した難
点に鑑みて為されたものであって、トラックの荷台の外
部にアタッチメントを介してフォークリフトを輸送可能
に一体的に連結でき、しかもトラックの到着現場でフォ
ークリフトが当該フォークリフトの動力供給源である蓄
電池の電流容量の不足に起因して作動不能となることを
解消できる車載式荷役装置を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラックの荷
台の外部にアタッチメントを介してフォークリフトを輸
送可能に一体的に連結するため、前輪及び後輪を有する
ベースにマストを立設して当該マストに荷移送用の大略
L字形のフォークを上下動可能に装着したフォークリフ
トと、トラックに固着されて前記フォークリフトを荷台
の外部で輸送可能に一体的に連結するアタッチメントと
から成り、前記フォークリフトのベース及びフォークに
連結されピストンロッドが伸縮作動することによりフォ
ークリフト自体を浮揚又は降下し得る力で上記フォーク
をマストに沿って昇降作動させるリフトシリンダを前記
フォークリフトに設け、一方、前記アタッチメントをフ
ォークリフトのフォークをトラックの車長方向で差し込
み引き抜き可能に形成されて上記フォークリフトを浮揚
した状態に保持するムーブと、前記フォークリフトの前
輪に垂直方向で当接して浮揚状態にあるフォークリフト
の上記トラックの車長方向への移動を規制する第1スト
ッパと、前記フォークリフトのベースにトラックの車幅
方向の両側で係止して浮揚状態にあるフォークリフトの
上記トラックの車高方向への移動を規制する第2ストッ
パとにより構成するという手段を採用した。
【0005】又、前記トラックに固着したアタットメン
トに換えて、トラックに水平方向で当該トラックの車幅
方向の片側から車長方向の片側に向け正転及び反転可能
に取り付けられてフォークリフトの輸送時にトラックに
車長方向で固定されるターンテーブルを有し、このター
ンテーブルにフォークリフトのフォークをトラックの車
幅方向で差し込み引き抜き可能に形成されてフォークリ
フトを浮揚した状態に保持するムーブと、前記フォーク
リフトの前輪に垂直方向で当接して浮揚状態にあるフォ
ークリフトの上記トラックの車幅方向への移動を規制す
る第1ストッパと、前記フォークリフトのベースにトラ
ックの車長方向の両側で係止して浮揚状態にあるフォー
クリフトの上記トラックの車高方向への移動を規制する
第2ストッパを夫々固着して成る回転式のアタッチメン
トを採用してもよい。
【0006】そして、フォークリフトのフォーク、前輪
及びベースの夫々がアタッチメントのムーブ、第1スト
ッパ及び第2ストッパに輸送可能な状態に連結されてい
るか否かの確認をより確実なものとするため、前記アタ
ッチメントに、フォークリフトのフォークがムーブに規
定の位置まで差し込まれたことを感知してオンとなる第
1リミットスイッチと、フォークリフトの前輪が第1ス
トッパに当接してベースが規定の高さまで浮揚したこと
を感知することによりオンとなる第2リミットスイッチ
と、フォークリフトのベースを第2ストッパが係止した
ことを感知してオンとなる第3リミットスイッチとを設
け、トラックのイグニッションスイッチをオンにして上
記各リミットスイッチに当該トラックの搭載充電器より
電流の通電を可能とし、上記第1リミットスイッチ及び
第2リミットスイッチのいずれか一方がオフのとき、又
は第1リミットスイッチ及び第2リミットスイッチが共
にオンで第3リミットスイッチがオフのときに警報手段
を鳴動せしめる如く構成したフォークリフト車載警報器
を用いることによって、トラックの荷台の外部にアタッ
チメントを介して一体的に連結されるフォークリフトを
トラックが輸送する際の安全性を保証できるようにし
た。
【0007】更に、トラックの到着現場でフォークリフ
トが当該フォークリフトの動力供給源である蓄電池の電
流容量の不足に起因して作動不能となることを解消する
ため、リフトシリンダのピストンロッドの伸縮作動方向
を切り換える方向切換弁を介し上記リフトシリンダに作
動油を圧送するポンプを駆動するための電動機及びこの
電動機に給電する蓄電池に、当該蓄電池より電動機に給
電可能に接続するプラグとソケットを取り付け、当該プ
ラグをトラックの搭載充電器に接続されたソケットに差
し込むことによって、トラックの輸送中に上記蓄電池を
充電するという手段を採用した。
【0008】又、前記フォークリフトのプラグ及びトラ
ックのソケットに換えて、フォークリフトのベースに上
記蓄電池の電極に接続された受電用電極を取り付け、ア
タッチメントにトラックの搭載充電器の電極に接続され
た給電用電極を配置し、フォークリフトの浮揚中に受電
用電極を給電用電極に接触させることによって、トラッ
クの輸送中に上記蓄電池を充電するという手段を採用し
てもよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る車載式荷役装置を添付図
面に示す実施例に基づいて、更に詳しく説明する。添付
図面中、図1は本発明に係る車載式荷役装置の第1実施
例を示し、トラックの荷台後部に固着したアタッチメン
トにフォークリフトを輸送可能に一体的に連結した状態
を示す側面図、図2は図1に示すフォークリフトをフォ
ーク側より見た正面図、図3は図2に示すフォークリフ
トの左側面図、図4はフォークリフトの油圧回路とプラ
グを用いて蓄電池に充電する電気回路及びフォークリフ
ト搭載警報器の説明図、図5はフォークリフトの油圧回
路と電極を用いて蓄電池に充電する電気回路及びフォー
クリフト搭載警報器の説明図、図6は受電用電極と充電
用電極の形状の一例を表した説明図、図7は図1に示す
第1実施例装置のアタッチメントの説明図、図8はフォ
ークリフト搭載警報器の動作説明図、図9は本発明に係
る車載式荷役装置の第2実施例を示し、トラックの荷台
前部に回転可能に取り付けた回転式のアタッチメントに
フォークリフトを輸送可能に一体的に連結した状態を示
す側面図、図10は図9に示す第2実施例装置のアタッ
チメントの説明図である。
【0010】本発明に係る車載式荷役装置の第1実施例
装置は、図1に示すように、フォークリフト(A) とアタ
ッチメント(B) とから成っている。前記フォークリフト
(A)は、手押し移動式のものであって、後述の荷移送用
のフォークを昇降作動させるリフトシリンダに作動油を
圧送するための油圧ポンプ及び当該油圧ポンプを駆動す
る電動機の動力供給源となる蓄電池を車台本体に装備し
たものである。一方、前記アタッチメント(B) は、トラ
ック(T) の荷台後部においてその底部に固着され上記フ
ォークリフト(A) を浮揚させた状態に輸送可能に一体的
に連結するものである。
【0011】第1実施例装置のフォークリフト(A) は、
図1乃至図3に示すように、左右の一対の各アーム(1a,
1a) の先端部に前輪(2,2) を有し後部のアームコネクタ
(1b)の上部に固着した基台(1c)の下面に一対の後輪(3,
3) を有して平面略コ字形に作製されたベース(1) と、
このベース(1) のアームコネクタ(1b)の前面に配置さ
れ、両アーム(1a,1a) の裏面に溶接された支持プレート
(1d)に上方に向けて延びる左右一対のガイドフレーム(4
a,4a) を立設して当該両ガイドフレーム(4a,4a) にチェ
ーンアンカーバー(4b)を架設した正面略逆凹字形のマス
ト(4) とによって、車台本体を構成している。
【0012】図1乃至図3において、符号(5) はリフト
ブラケット(5) であって、前記マスト(4) の両ガイドフ
レーム(4a,4a) に形成された縦長のガイド溝(4c,4c) 内
を転動するリフトローラ(5a,5a) を上下に有し中央にチ
ェーンアンカーバー(5b)を有して、上記両ガイドフレー
ム(4a,4a) に上下動可能に連結されている。符号(6,6)
は側面略L字形に作製された一対の荷移送用のフォーク
であって、前記リフトブラケット(5) の前部上端に取付
けられたフォークリフト(A) の幅方向に延びる支軸(5c)
に夫々接近・離隔可能に摺動自在に連結されている。符
号(7) はホイールチェーンサポートであって、後述のリ
フトシリンダ(8) のピストンロッド(8a)の先端に上部が
固着され、同リフトシリンダ(8) のシリンダチューブ(8
b)に下部が上下動可能に嵌装されて、上部に軸支したチ
ェーンホイール(7a)に巻回された上昇牽引用チェーン(7
b)の一端を前記マスト(4) のチェーンアンカーバー(4b)
に、他端を前記リフトブラケット(5) のチェーンアンカ
ーバー(5b)に夫々連結し、かつ下部の両側に軸支した一
対のチェーンホイール(7c,7c) に個々に巻回された下降
牽引用チェーン(7d,7d) の一端を前記マスト(4) のチェ
ーンアンカーバー(4b)に、他端を前記リフトブラケット
(5) のチェーンアンカーバー(5b)に夫々連結して上述の
ピストンロッド(8a)の伸縮作動によりリフトブラケット
(5) を上下動させるようになっている。符号(8) は油圧
式の複動シリンダより成るリフトシリンダであって、前
記マスト(4) の両ガイドフレーム(4a,4a) の間に配置さ
れ、ピストンロッド(8a)が伸縮作動してホイールチェー
ンサポート(7) 及びリフトブラケット(5) と共にフォー
ク(6,6) を昇降作動させるようになっている。符号(9)
はリフトシリンダ(8) のピストンロッド(8a)の伸縮作動
を制御する制御ユニットであって、前記ベース(1) の基
台(1c)上に載置され上部の図3の右側及び左側に傾倒可
能な操作レバー(9a)を有する。符号(10)はフォークリフ
ト(A) を操舵する把手であって、前記マスト(4) の両ガ
イドフレーム(4a,4a) に固着されている。
【0013】前記フォークリフト(A) のベース(1) は、
左右一対のアーム(1a,1a) がフォークリフト(A) の幅方
向に延びるアームコネクタ(1b)に摺動自在に嵌挿されて
ボルト(1e)により固定されている。前記アーム(1a,1a)
及びアームコネクタ(1b)には、一定の間隔を置いてボル
ト(1e)を螺入する複数の雌捩子が形成してあり、例え
ば、フォーク(6,6) のフィンガ(6a,6a) を差し込む片面
パレットや両面パレット(図示せず)などのパレット幅
よりもアーム(1a,1a) の先端部に軸支された前輪(2,2)
の間隔が狭い場合、アーム(1a)及びアームコネクタ(1b)
よりボルト(1e)を抜いて図2にて一点鎖線で示すよう
に、そのパレット幅よりも両アーム(1a,1a)の間隔を、
即ち、両前輪(2,2) の間隔を拡げて当該アーム(1a)及び
アームコネクタ(1b)をボルト(1e)により固定することに
よって、フォークリフト(A) が荷物を運搬する際の安定
性を確保でき、更には、トラック(T) の側部より荷台(T
3)に荷物を積み下しする場合、上述したような手順で両
アーム(1a,1a) の間隔を拡げることによって、両アーム
(1a,1a) をトラックの後輪の両側で荷台(T3)側に向け押
し込むことが可能となり、これによりトラックの後輪の
真上に在る荷台(T3)上のパレットにフォーク(6,6) を差
し込むことができて、荷物の積み下しを簡単に行えると
いう利点がある。なお、前記ベース(1) の基台(1c)に取
り付けられている後輪(3,3) は旋回可能なキャスタであ
って、図2の左側のキャスタ(3) には、当該キャスタ
(3) の回転を圧接させることによって停止させるフット
ペダル式のブレーキ(3a)が支軸(3b)に取り付けられてい
る。
【0014】前記リフトシリンダ(8) は、シリンダチュ
ーブ(8b)のヘッドカバー(8c)がベース(1) の支持プレー
ト(1d)に固着され、シリンダーチューブ(8b)の上端部が
マスト(4) のチェーンアンカーバー(4b)に保持金具(8d)
により固定されている。前記リフトシリンダ(8) は、図
1に示すように、フォークリフト(A) のフォーク(6,6)
が後述のアタッチメント(B) のムーブ(23,23) に規定の
位置まで差し込まれて当該ムーブ(23,23) により固定さ
れた状態において、フォークリフト(A) 自体を浮揚又は
降下し得る圧力でピストンロッド(8a)を伸縮作動させる
出力を有し、かつ図2及び図3に示すように、ホイール
チェーンサポート(7) 及びリフトブラケット(5) と共に
フォーク(6,6) を地面付近からトラック(T) の荷台(T3)
の高さを超えるマスト(4) のアッパビーム(4d)付近まで
昇降動させることのできる行程長さを有するものが用い
られている。
【0015】前記制御ユニット(9) は、その内部に、図
4に示すような油圧回路及び電気回路を有する。油圧回
路は、操作レバー(9a)に連結されリフトシリンダ(8) の
ピストンロッド(8a)を伸縮作動可能に作動油の給排方向
を切り換える方向切換弁(12)と、この方向切換弁(12)を
介してオイルタンク(13)よりリフトシリンダ(8) に作動
油を圧送する油圧ポンプ(14)と、油圧ポンプ(14)により
圧送される作動油の圧力が規定値以上になるとその作動
油をオイルタンク(14)に逃がすリリーフ弁(15)と、後述
のパイロットチェックバルブ(16)とから成っている。前
記油圧回路は、操作レバー(9a)を図4の右側に倒すこと
により、方向切換弁(12)が油圧ポンプ(14)からの作動油
をリフトシリンダ(8) にピストン(8e)側より供給して当
該リフトシリンダ(8) のピストンロッド(8a)が伸び、逆
に、操作レバー(9a)を図4の左側に倒すことにより、方
向切換弁(12)が油圧ポンプ(14)からの作動油をリフトシ
リンダ(8) にピストンロッド(8a)側より供給して当該リ
フトシリンダ(8) のピストンロッド(8a)が縮むようにな
っている。パイロットチェックバルブ(16)は、油圧ポン
プ(14)が方向切換弁(12)を介し作動油をリフトシリンダ
(8) にピストン(8e)側より供給した際にピストンロッド
(8a)側から作動油を排出する配管中に配置され、油圧ポ
ンプ(14)により圧送される作動油のパイロット圧により
ポペットが押し上げられてピストンロッド(8a)側からの
作動油を排出するようになっている。しかして、前記パ
イロットチェックバルブ(16)は、操作レバー(9a)が操作
され方向切換弁(12)がリフトシリンダ(8) にピストン(8
e)側より作動油を供給する方向に切り換えられても油圧
ポンプ(14)が駆動しない限りピストン(8e)側からの作動
油を排出することがない。したがって、上述の如き構成
の油圧回路を有する本実施例のフォークリフト(A) にあ
っては、後述するアタッチメント(B) の第2ストッパ(3
2)のフック(32e) を拡開操作してフォークリフト(A) の
降下を可能とした状態で、方向切換弁(12)を上述の如く
切り換えたとしてもパイロットチェックバルブ(16)がピ
ストンロッド(8a)側からの作動油の排出を阻止するの
で、フォークリフト(A) が降下せず安全である上、盗難
に遭うようなこともない。電気回路は、フォークリフト
(A) の動力供給源となる蓄電池(17)を有し当該蓄電池(1
7)より上記油圧ポンプ(12)を駆動する電動機(19)に電流
を供給する場合、後述のプラグ(21)をソケット(22)に接
続するようになっている。即ち、前記電気回路は、蓄電
池(17)と、この蓄電池(17)の+極が電磁リレー(18)を介
して接続され同蓄電池(17)の−極が接続された電動機(1
9)と、上記蓄電池(17)の+極に整流器を介して接続され
た第1接続端子、同蓄電池(17)の−極に接続された第2
接続端子及び電源スイッチ(20)の一方の接点に接続され
た第3接続端子を夫々有するプラグ(21)と、このプラグ
(21)の第3接続端子の第3差込口が上記蓄電池(17)の−
極に接続されて第1接続端子用の第1差込口及び第2接
続端子用の第2差込口を夫々有するソケット(22)と、上
記電源スイッチ(20)の他方の接点に接続され電磁リレー
(18)の励磁状態で操作レバー(9a)を操作することにより
電動機(19)の起動を可能とする起動スイッチ(23)とから
成っている。前記電気回路は、プラグ(21)をソケット(2
2)に差し込み、電源スイッチ(20)をオンにして電磁リレ
ー(18)を励磁させることにより、初めて操作レバー(9a)
による電動機(19)の起動が可能となる。そして、操作レ
バー(9a)を図4の左側又は右側に倒すことで起動スイッ
チ(23)がオンになり、よって、電動機(19)が起動して油
圧ポンプ(15)を駆動させる。又、前記電気回路は、プラ
グ(21)を同図に示すトラック(T) の搭載充電器(T1)に接
続されたソケット(T2)に接続することにより、フォーク
リフト(A) の輸送中に蓄電池(17)を充電できるようにな
っている。トラック(T) の搭載充電器(T1)に接続された
ソケット(T1)は、図4に示すように、前記プラグ(21)の
第3接続端子用の第3差込口を有し、同プラグ(21)の第
1接続端子用の第1差込口が電磁リレー(TR)を介して搭
載充電器(T1)の+極に接続され、同プラグ(21)の第2接
続端子用の第2差込口が搭載充電器(T1)の−極に接続さ
れている。しかして、フォークリフト(A) の蓄電池(17)
は、図1に示すように、プラグ(21)をトラック(T) のソ
ケット(T1)に差し込み、イグニッションスイッチ(S)を
オンにすると、電磁リレー(TR)が励磁して搭載充電器(T
1)の+極とソケット(T2)の第1差込口とが通電状態とな
り、よって、トラック(T) でのフォークリフト(A) の輸
送中に搭載充電器(T1)により充電される。
【0016】前記トラック(T) の搭載充電器(T1)よりフ
ォークリフト(A) の蓄電池(17)への充電は、図5に示す
ように、フォークリフト(A) の蓄電池(17)に受電用電極
(17a) を、トラック(T) の搭載充電器(T1)に給電用電極
(T1a) を夫々接続し、フォークリフト(A) をアタッチメ
ント(B) に輸送可能に一体的に連結した状態で受電用電
極(17a) と給電用電極(T1a) を接触させて行うようにし
てもよい。即ち、フォークリフト(A) の電気回路を、蓄
電池(17)と、この蓄電池(17)の+極が電磁リレー(18)を
介して接続され同蓄電池(17)の−極が接続された電動機
(19)と、上記蓄電池(17)の+極に整流器を介して接続さ
れた第1電極及び同蓄電池(17)の−極及び電源スイッチ
(20)の一方の接点に接続された第2電極より成る受電用
電極(17a) と、上記電源スイッチ(20)の他方の接点に接
続され電磁リレー(18)の励磁状態で操作レバー(9a)を操
作することにより電動機(19)の起動を可能とする起動ス
イッチ(23)とで構成する。そして、上記受電用電極(17
a) を絶縁体より成るケース(17b) 内に収納して、当該
ケース(17b) をフォークリフト(A) のベース(1) のアー
ム(1a)の上面に取り付ける(図1参照)。一方、トラッ
ク(T) の搭載充電器(T1)には、+極に電磁リレー(TR)を
介して接続された第1電極及び−極に接続された第2電
極よりなる給電用電極(T1a) を設けて絶縁体より成るケ
ース(T1b) 内に収納し、このケース(T1b) をアタッチメ
ント(B) にフォークリフト(A) が輸送可能に一体的に連
結された状態で上記受電用電極(16a) と接触する位置に
取り付ける(図1参照)。しかして、フォークリフト
(A) が浮揚しアタッチメント(B) に輸送可能に一体的に
連結されるとき、受電用電極(17a) が給電用電極(T1a)
に接触して、フォークリフト(A) の蓄電池(17)がトラッ
ク(T) でのフォークリフト(A) の輸送中に搭載充電器(T
1)により充電される。このように受電用電極(17a) と給
電用電極(T1a) を用いる充電方式は、フォークリフト
(A) の輸送中にトラック(T) のソケット(T2)からプラグ
(21)が外れる虞がなく、その上、フォークリフト(A) を
トラック(T) の荷台(T3)より降下させるとき、プラグ(2
1)をトラック(T)のソケット(T2)から取り外す必要がな
い。又、かゝる充電方式を採用する場合、受電用電極(1
7a) と給電用電極(T1a) との接触を確実なものとするた
め、図6に示すように、ケース(図示せず)内の給電用
電極(T1a) を三角形状に形成してその斜辺部にケース
(図示せず)内の棒状の受電用電極(17a) をフォークリ
フト(A) の浮揚に伴い摺接させるようにしてもよく、
又、双方の電極(17a,T1a) を斜辺部同士が互いに上下方
向で向き合う三角形状に形成してその斜辺部同士をフォ
ークリフト(A) の浮揚に伴い摺接させるようにしてもよ
い。
【0017】一方、第1実施例装置のアタッチメント
(B) は、図1及び図7に示すように、トラック(T) の荷
台(T3)の底部において当該トラック(T) の車長方向に延
びる一対のフレーム(T4,T4) (図7参照)にフォークリ
フト(A) の幅方向に延びる一対のビーム(B1,B2) を介し
て固着されていて、フォークリフト(A) を浮揚した状態
に保持する一対のムーブ(30,30) と、浮揚状態にあるフ
ォークリフト(A) の車長方向への移動を規制する一対の
第1ストッパ(31,31) と、浮揚状態にあるフォークリフ
ト(A)の上下動を規制する第2ストッパ(32)とから成っ
ている。
【0018】前記アタッチメント(B) のムーブ(30,30)
は、トラック(T) のフレーム(T4,T4) の間において両ビ
ーム(B1,B2) の上面に固着されて車長方向に延びてお
り、フォークリフト(A) のフォーク(6,6) のフィンガ(6
a,6a) を差し込み引き抜き可能に角筒状に形成されてい
る。前記第1ストッパ(31,31) は、図1に示すように、
両ビーム(B1,B2) に架設された水平なプレート(B3)の下
面に垂直に固着されていて、夫々のムーブ(30,30) にフ
ォークリフト(A) のフォーク(6,6) のフィンガ(6a,6a)
を完全に差し込んだ際に、フォークリフト(A) の前輪
(2) の外周面に後輪(3) 側で垂直に当接するようになっ
ている。しかして、第1ストッパ(31,31) は、浮揚状態
にあるフォークリフト(A) のトラット(T) の車長方向へ
の移動を規制することができる上、上記両ブーム(30,3
0) にフォーク(6,6) のフィンガ(6a,6a) を差し込んだ
際に、前輪(2,2) の支軸(2a,2a) が第1ストッパ(31,3
1) の位置よりも前方に位置していれば、フォークリフ
ト(A) の浮上中に各第1ストッパ(31)が前輪(2) に当接
してフォーク(6,6) のフィンガ(6a,6a) を規定の位置ま
で引き込むことができるという利点がある。前記第2ス
トッパ(32)は、荷台(T) の後部に在るビーム(B2)の両端
部より垂下する一対のブラケット(32a,32a) と、これら
ブラケット(32a,32a) の夫々にフォークリフト(A) のベ
ース(1) のアーム(1a,1a) に係止可能にトラック(T) の
車幅方向へ拡開自在に軸支され、かつ同車幅方向に延び
るロッド(32b) により同時に開閉作動可能に連結された
係止部材である左右一対のフック(32c,32c) と、これら
両フック(32c,32c) を閉じる方向に付勢する付勢手段で
ある一対の引張コイルバネ(32d,32d) と、一方のフック
(32c) に固着されてフォークリフト(A) の浮揚時及び降
下時に両フック(32c,32c) を拡開操作するレバー(32e)
とから成っている。前記第2ストッパ(32)は、図1に示
す如くフォークリフト(A) を浮上させるとき、レバー(3
2e) を引張コイルバネ(32d,32d) の付勢力に抗し押し上
げてフック(32c,32c) を拡開させ、フォークリフト(A)
が浮上して当該フォークリフト(A) のアーム(1a,1a) が
ブラケット(32a,32a) の下面に当接したときにレバー(3
2e) から手を離すと、両フック(32c,32c) が引張コイル
バネ(32d,32d) の付勢力により同時に内側に回動してフ
ォークリフト(A) のアーム(1a,1a) の下面に係止し、も
って、フォークリフト(A) のトラック(T) の車高方向へ
の移動を規制する(図7参照)。又、前記第2ストッパ
(32)は、図1にて一点鎖線で示す如くフォークリフト
(A) が降下して地面に着地した後、レバー(32e) を引張
コイルバネ(32d,32d) の付勢力に抗し上方に押し上げれ
ば、フック(32c,32c) が同時に拡開してフォークリフト
(A) のアーム(1a,1a) との係止状態を解除することがで
きる(図7参照)。
【0019】前記アタッチメント(B) には、図1及び図
7に示すように、ムーブ(30)の先端、第1ストッパ(31)
の近傍及び第2ストッパ(32)の操作レバー(32e) 側のフ
ック(32c) の上部にフォークリフト車載警報器(C) を構
成する第1リミットスイッチ(40)、第2リミットスイッ
チ(41)、第3リミットスイッチ(42)が夫々配置されてい
る。これら各リミットスイッチ(40,41,42)は、図4及び
図5に示すように、トラック(T) の搭載充電器(T1)の+
極に接続された電磁リレー(TR)と同搭載充電器(T1)の−
極との間において警報手段であるブザー(43)と共に直列
に接続されている。第1リミットスイッチ(40)は、4回
路双断形リミットスイッチであって、図1に示すよう
に、アタッチメント(B) のムーブ(30)に差し込まれたフ
ォークリフト(A) のフォーク(6) がアクチュエータ(40
a) に当接することにより規定の位置まで差し込まれた
ことを感知してオンとなるものである。第2リミットス
イッチ(41)は、4回路双断形リミットスイッチであっ
て、図1に示すように、アタッチメント(B) の第1スト
ッパ(31)にフォークリフト(A) の前輪(2) が当接してベ
ース(1) のアーム(1a)がアクチュエータ(41a) に当接す
ることにより規定の高さまで浮揚したことを感知してオ
ンとなるものである。上記第3リミットスイッチ(42)
は、2回路双断形リミットスイッチであって、図7に示
ように、アタッチメント(B) の第2ストッパ(32)のフッ
ク(32c) が閉じて当該フック(32c) の押圧部(32f) がア
クチュエータ(42a) を押すことによりフォークリフト
(A) のベース(1)のアーム(1a)に係止したことを感知し
てオンとなるものである。しかして、かゝる構成のフォ
ークリフト車載警報装置(C) は、図4及び図5に示すよ
うに、トラック(T) のイグニッションスイッチ(S) をオ
ンにし電磁リレー(TR)を励磁させることによって、各リ
ミットスイッチ(40,41,42)に当該トラック(T) の搭載充
電器(T1)からの通電が可能となり、上記第1リミットス
イッチ(40)及び第2リミットスイッチ(41)のいずれか一
方がオフのとき、又は第1リミットスイッチ(40)及び第
2リミットスイッチ(41)が共にオンで第3リミットスイ
ッチ(42)がオフのときにブザー(43)を鳴動させるもので
ある(図8参照)。前記フォークリフト車載警報装置
(C) は、論理回路を用いることにより所期の目的を達成
することができるが、フォークリフト(A) を輸送する際
の安全性を確保するため、リミットスイッチの接点のみ
を使用して確実な動作を得られるようにしてある。
【0020】かゝる構成の車載式荷役装置は、フォーク
リフト(A) をアタッチメント(B) に連結する場合、フォ
ークリフト(A) をトラック(T) に向け前進させてフォー
ク(6,6) のフィンガ(6a,6a) をアタッチメント(B) のム
ーブ(30,30) に差し込み、次いで、操作レバー(9a)を図
1の左側に倒してリフトシリンダ(8) のピストンロッド
(8a)を縮めることによりフォークリフト(A) が地面から
浮上する(図1参照)。このとき、アタッチメント(B)
の第2ストッパ(32)のレバー(32e) を押し上げてフック
(32c,32c) を拡開させる。フォークリフト(A) の浮上中
において、アタッチメント(B) の第1ストッパ(31,31)
がベース(1) の前輪(2,2) に垂直方向で当接することに
よって、トラック(T) の車長方向へのフォークリフト
(A) の移動が規制され、又、第2ストッパ(32)のフック
(32c,32c) の間にベース(1) のアーム(1a,1a) が入り込
んでブラケット(32a,32a) の下面に当接したときレバー
(32e) から手を離しフック(32c,32c) をアーム(1a,1a)
の下面に係止させることによって、トラック(T) の車高
方向へのフォークリフト(A) の移動が規制される。
【0021】次いで、フォークリフト(A) の電源スイッ
チ(20)をオフにしトラック(T) での輸送中に搭載充電池
(T1)より蓄電池(17)に充電するため、プラグ(21)をトラ
ック(T)のソケット(T2)に差し込む。しかし、フォーク
リフト(A) のベース(1) のアーム(1a)に受電用電極(17
a) を、アタッチメント(B) に給電用電極(T1a) を夫々
取り付けた充電方式のものにあっては、フォークリフト
(A) の浮上中に受電用電極(17a) が給電用電極(T1a) に
接触するので、トラック(T) のソケット(T1)からプラグ
(21)を取り外す必要がない。そして、トラック(T) のイ
グニッションスイッチ(S) をオンにすると、フォークリ
フト(A) がアタッチメント(B) に輸送可能に一体的に連
結されていれば、フォークリフト車載警報装置(C) のブ
ザー(43)は鳴動しないが、フォークリフト(A) がアタッ
チメント(B) に輸送可能に一体的に連結されていなけれ
ば、フォークリフト車載警報装置(C) のブザー(43)が鳴
動する。したがって、運転者はフォークリフト(A) がア
タッチメント(B) に輸送可能に一体的に連結されている
か否かを容易に知ることができる。
【0022】そして、トラック(T) の到着現場でフォー
クリフト(A) を荷台(T3)から下す場合、プラグ(21)をフ
ォークリフト(A) のソケット(22)に差し込み、電源スイ
ッチ(20)をONにした後、操作レバー(9a)を図1の右側
に倒してリフトシリンダ(8)のピストンロッド(8a)を伸
ばすことによりフォークリフト(A) が降下して地面に着
地する。しかし、フォークリフト(A) のベース(1) のア
ーム(1a)に受電用電極(17a) を、アタッチメント(B) に
給電用電極(T1a) を夫々取り付けた充電方式のものにあ
っては、フォークリフト(A) の降下中に受電用電極(17
a) が給電用電極(T1a) から離れて非接触状態となるの
で、トラック(T) のソケット(T1)からプラグ(21)を取り
外す必要がない。しかる後に、アタッチメント(B) の第
2ストッパ(32)のレバー(32e) を押し上げフック(32c,3
2c) を拡開させてフック(32c,32c)とフォークリフト(A)
のアーム(1a,1a) との係止を解いた状態でフォークリ
フト(A) をトラック(T) より後退させてフォーク(6,6)
のフィンガ(6a,6a) をアタッチメント(B) のムーブ(30,
30) から完全に引き抜く。これにより、フォークリフト
(A) の使用が可能となる。
【0023】本発明に係る車載式荷役装置の第2実施例
装置は、図9及び図10に示すように、第1実施例装置
のアタッチメント(B) を回転式のものとしてトラックの
荷台前部の底部に取り付けた他は上述の第1実施例装置
と同様な構成となっている。即ち、第2実施例装置のア
タッチメント(B) は、トラック(T) の荷台(T3)に水平方
向で当該トラック(T) の車幅方向の片側から車長方向の
片側に向け正転及び反転可能に連結されてフォークリフ
ト(A) の輸送時にトラック(T) の車長方向で固定される
ターンテーブル(33)を有し、このターンテーブル(33)に
第1実施例装置のアタッチメント(B) の構成部材である
ビーム(B1,B2) を介しムーブ(30)、第1ストッパ(31)及
び第2ストッパ(32)を夫々固着することによって、フォ
ークリフト(A) をトラック(T) の側部より一体的に連結
できるように構成したものである(図10参照)。しか
して、第2実施例装置のアタッチメント(B) は、ムーブ
(30)がフォークリフト(A) のフォーク(6) をトラック
(T) の車幅方向で差し込み引き抜き可能に形成されてフ
ォークリフト(A) を浮揚した状態に保持し、第1ストッ
パ(31)がフォークリフト(A) の前輪(2) に垂直方向で当
接して浮揚状態にあるフォークリフト(A) の上記トラッ
ク(T) の車幅方向への移動を規制し、第2ストッパ(32)
がフォークリフト(A) のベース(1) にトラック(T) の車
長方向の両側でフック(32c) が係止して浮揚状態にある
フォークリフト(A) の上記トラック(T)の車高方向への
移動を規制するものとなっている。かゝる構成の第2実
施例装置は、フォークリフト(A) をアタッチメント(B)
により一体的に連結した後、ターンテーブル(33)をトラ
ック(T) の車長方向に向け略90度回転させてフォーク
リフト(A) を荷台(T3)の鳥居(T31) とキャビン(TC)の間
に位置させ、その状態にフォークリフト(A) を輸送する
ものである。したがって、第2実施例装置は、フォーク
リフト(A) を荷台後部に連結することに支障があるトラ
ックにも上述の如き構成したアタッチメント(B) を用い
荷台前部に連結することが可能となってフォークリフト
(A) を輸送することができるという利点がある。なお、
ターンテーブル(33)は、フォークリフト(A) の輸送中に
回転しないようピンなどでトラック(T) の荷台(T3)に固
定される。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の車載式
荷役装置は、前輪及び後輪を有するベース及び当該ベー
スに立設したマストに上下動可能に装着したフォークに
一体的に連結され、フォークリフト自体が浮揚又は降下
し得る力で上記フォークをマストに対し昇降作動させる
リフトシリンダを備えたフォークリフトと、トラックに
固着され、フォークリフトのフォークをトラックの車長
方向で差し込み引き抜き可能に形成されてフォークリフ
トを浮揚した状態に保持するムーブ、フォークリフトの
前輪に垂直方向で当接して浮揚状態にあるフォークリフ
トの上記トラックの車長方向への移動を規制する第1ス
トッパ及びフォークリフトのベースにトラック車幅方向
の両側より係止して浮揚状態にあるフォークリフトの上
記トラックの車高方向への移動を規制する第2ストッパ
を有するアタッチメントとから成る車載式荷役装置であ
るので、フォークリフトをアタッチメントによりトラッ
クに一体的に連結できてトラックによるフォークリフト
の輸送が可能となる上、トラックの到着現場でフォーク
リフトを下せばフォークリフトを使用することが可能と
なり荷物の運搬を人手を借りることなく行うことができ
る。又、トラックに固着した上記アタットメントに換え
て、トラックに水平方向で当該トラックの車幅方向の片
側から車長方向の片側に向け正転及び反転可能に取り付
けられてフォークリフトの輸送時にトラックの車長方向
で固定されるターンテーブルを有し、このターンテーブ
ルにフォークリフトのフォークをトラックの車幅方向で
差し込み引き抜き可能に形成されてフォークリフトを浮
揚した状態に保持するムーブと、前記フォークリフトの
前輪に垂直方向で当接して浮揚状態にあるフォークリフ
トの上記トラックの車幅方向への移動を規制する第1ス
トッパと、前記フォークリフトのベースにトラックの車
長方向の両側で係止して浮揚状態にあるフォークリフト
の上記トラックの車高方向への移動を規制する第2スト
ッパを夫々固着して成る回転式のアタッチメントを採用
した場合、フォークリフトをトラックの荷台前部に連結
することが可能となり、荷台後部にフォークリフトを連
結することに支障のあるトラックに好適である。更に、
上記アタッチメントに、フォークリフトのフォークがム
ーブに規定の位置まで差し込まれたことを感知してオン
となる第1リミットスイッチと、フォークリフトの前輪
が第1ストッパに当接してベースが規定の高さまで浮揚
したことを感知することによりオンとなる第2リミット
スイッチと、フォークリフトのベースを第2ストッパが
係止したことを感知してオンとなる第3リミットスイッ
チとを設け、トラックのイグニッションスイッチをオン
にして上記各リミットスイッチに当該トラックの搭載充
電器より電流の通電を可能とし、上記第1リミットスイ
ッチ及び第2リミットスイッチのいずれか一方がオフの
とき、又は第1リミットスイッチ及び第2リミットスイ
ッチが共にオンで第3リミットスイッチがオフのときに
警報手段を鳴動せしめる如く構成したフォークリフト車
載警報器を用いれば、フォークリフトがアタッチメント
に輸送可能に一体的に連結されていなければ、フォーク
リフト車載警報器が鳴るので、運転者はフォークリフト
がアタッチメントに輸送可能に一体的に連結されている
か否かを容易に知ることができる。そして、フォークリ
フトをベースの両アームがフォークよりも外側でフォー
クリフトの幅方向へ拡幅・縮幅可能となるよう構成すれ
ば、フォークのフィンガを差し込むパレット幅よりもア
ームの先端部に軸支された前輪の間隔が狭い場合、その
パレット幅よりも両アームの間隔を、即ち、両前輪の間
隔を拡げることによって、フォークリフトが荷物を運搬
する際の安定性を確保でき、更には、トラックの側部よ
り荷台に荷物を積み下しする場合、両アームの間隔を拡
げ当該両アームをトラックの後輪の両側で荷台側に向け
押し込むことが可能となるので、トラックの後輪の真上
に在る荷台上のパレットにフォークを差し込むことがで
きて、荷物の積み下しを簡単に行えるという利点があ
る。又、上記フォークリフトにおいて、リフトシリンダ
のピストンロッドの伸縮作動方向を切り換える方向切換
弁を介し上記リフトシリンダに作動油を圧送するポンプ
を駆動するための電動機及びこの電動機に給電する蓄電
池に、当該蓄電池より電動機に給電可能に接続するプラ
グとソケットを設け、当該プラグをトラックの搭載充電
器に接続されたソケットに差し込むことにより、トラッ
クでのフォークリフトの輸送中に蓄電池に充電するよう
構成したので、トラックの到着現場でフォークリフトが
当該フォークリフトの動力供給源である蓄電池の電流容
量の不足に起因して作動不能となるようなことはない。
又、上記フォークリフトのプラグ及びトラックのソケッ
トに換えて、フォークリフトのベースに上記蓄電池の電
極に接続された受電用電極を取り付け、アタッチメント
にトラックの搭載充電器の電極に接続された給電用電極
に配置し、フォークリフトの浮揚中に受電用電極を給電
用電極に接触させるという手段を採用すれば、フォーク
リフトの輸送中にトラックのソケットからプラグが外れ
る虞がなく、その上、トラックのソケットからプラグを
取り外す必要がない。一方、アタッチメントにおいて、
第1ストッパをフォークリフトが浮揚した状態において
前輪の外周面に後輪側で垂直に当接する位置に設けれ
ば、ムーブにフォークを差し込みフォークリフトを浮上
させたとき、前輪の支軸が上記第1ストッパの位置より
も前方に位置していれば、フォークリフトの浮上中に第
1ストッパが前輪に当接してフォークを規定の位置まで
引き込むことができるという利点がある。又、アタッチ
メントの第2ストッパが、トラックの車幅方向の両側に
配置された一対のブラケットと、このブラケットにフォ
ークリフトのベースに係止可能にトラックの車幅方向へ
拡開自在に軸支され、かつ同車幅方向に延びるロッドに
より同時に開閉作動可能に連結された一対の係止部材
と、これら両係止部材を閉じる方向に付勢する付勢手段
と、上記係止部材に固着されフォークリフトの浮揚時及
び降下時に両フックを拡開操作するレバーとで構成して
あるので、フォークリフトの浮揚時又は降下時のレバー
による両フックの拡開操作を同時に行うことが可能とな
り、フォークリフトのベースに一対のフックを係止させ
たり係止状態を解いたりするときの操作を簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載式荷役装置の第1実施例を示
し、トラックの荷台後部に固着したアタッチメントにフ
ォークリフトを輸送可能に一体的に連結した状態を示す
側面図である。
【図2】図1に示すフォークリフトをフォーク側より見
た正面図である。
【図3】図2に示すフォークリフトの左側面図である。
【図4】フォークリフトの油圧回路とプラグを用いて蓄
電池に充電する電気回路及びフォークリフト搭載警報器
の説明図である。
【図5】フォークリフトの油圧回路と電極を用いて蓄電
池に充電する電気回路及びフォークリフト搭載警報器の
説明図である。
【図6】受電用電極と充電用電極の形状の一例を表した
説明図である。
【図7】図1に示す第1実施例装置のアタッチメントの
説明図である。
【図8】フォークリフト搭載警報器の動作説明図であ
る。
【図9】本発明に係る車載式荷役装置の第2実施例を示
し、トラックの荷台前部に回転可能に取り付けた回転式
のアタッチメントにフォークリフトを輸送可能に一体的
に連結した状態を示す側面図である。
【図10】図9に示す第2実施例装置のアタッチメント
の説明図である。
【符号の説明】
(A) フォークリフト (B) ア
タッチメント (C) フォークリフト車載警報器 (T) ト
ラック (T1) 搭載充電器 (T1a) 給
電用電極 (T3) 荷台 (1) ベ
ース (1a) アーム (1b) ア
ームコネクタ (1c) 基台 (2) 前
輪 (3) 後輪 (4) マ
スト (6) フォーク (8) リ
フトシリンダ (8a) ピストンロッド (12) 方
向切換弁 (15) 油圧ポンプ (17) 蓄
電池 (17a) 受電用電極 (19) 電
動機 (21) プラグ (22,T2) ソ
ケット (30) ムーブ (31) 第
1ストッパ (32) 第2ストッパ (32a) ブ
ラケット (32b) ロッド (32c) フ
ック (32d) 引張コイルバネ (32e) レ
バー (33) ターンテーブル (40) 第
1リミットスイッチ (42) 第2リミットスイッチ (42) 第
3リミットスイッチ (43) ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 裕 神奈川県川崎市宮前区鷺沼2−5−24− 303 (56)参考文献 実開 平6−8390(JP,U) 実開 平6−25294(JP,U) 実開 平6−68978(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪(2) 及び後輪(3)を有するベース
    (1) にマスト(4) を立設して当該マスト(4) に荷移送用
    の大略L字形のフォークを上下動可能に装着したフォー
    クリフト(A) と、トラック(T) に固着されて前記フォー
    クリフト(A) を荷台(T3)の外部で輸送可能に一体的に連
    結するアタッチメント(B) とから成り、前記フォークリ
    フト(A) のベース(1) 及びフォーク(4) に連結されピス
    トンロッド(8a)が伸縮作動することによりフォークリフ
    ト(A) 自体を浮揚又は降下し得る力で上記フォーク(6)
    をマスト(4) に沿って昇降作動させるリフトシリンダ
    (8)を前記フォークリフト(A) に設け、一方、前記アタ
    ッチメント(B) はフォークリフト(A) のフォーク(6) を
    トラック(T) の車長方向で差し込み引き抜き可能に形成
    されて上記フォークリフト(A) を浮揚した状態に保持す
    るムーブ(30)と、前記フォークリフト(A) の前輪(2) に
    垂直方向で当接して浮揚状態にあるフォークリフト(A)
    の上記トラック(T) の車長方向への移動を規制する第1
    ストッパ(31)と、前記フォークリフト(A) のベース(1)
    にトラック(T) の車幅方向の両側で係止して浮揚状態に
    あるフォークリフト(A) の上記トラック(T) の車高方向
    への移動を規制する第2ストッパ(32)とから構成されて
    いることを特徴とする車載式荷役装置。
  2. 【請求項2】 前輪(2) 及び後輪(3)を有するベース
    (1) にマスト(4) を立設して当該マスト(4) に荷移送用
    の大略L字形のフォークを上下動可能に装着したフォー
    クリフト(A) と、トラック(T) に取り付けられて前記フ
    ォークリフト(A) を荷台(T3)の外部で輸送可能に一体的
    に連結するアタッチメント(B) とから成り、前記フォー
    クリフト(A) のベース(1) 及びフォーク(4) に連結され
    ピストンロッド(8a)が伸縮作動することによりフォーク
    リフト(A) 自体を浮揚又は降下し得る力で上記フォーク
    (6) をマスト(4) に沿って昇降作動させるリフトシリン
    ダ(8) を前記フォークリフト(A) に設け、一方、前記ア
    タッチメント(B) はトラック(T) に水平方向で当該トラ
    ック(T) の車幅方向の片側から車長方向の片側に向け正
    転及び反転可能に取り付けられてフォークリフト(A) の
    輸送時にトラック(T) に車長方向で固定されるターンテ
    ーブル(33)を有し、このターンテーブル(33)に、フォー
    クリフト(A) のフォーク(6) をトラック(T) の車幅方向
    で差し込み引き抜き可能に形成されてフォークリフト
    (A) を浮揚した状態に保持するムーブ(30)と、前記フォ
    ークリフト(A) の前輪(2) に垂直方向で当接して浮揚状
    態にあるフォークリフト(A) の上記トラック(T) の車幅
    方向への移動を規制する第1ストッパ(31)と、前記フォ
    ークリフト(A) のベース(1) にトラック(T) の車長方向
    の両側で係止して浮揚状態にあるフォークリフト(A) の
    上記トラック(T) の車高方向への移動を規制する第2ス
    トッパ(32)を夫々固着したことを特徴とする車載式荷役
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アタッチメント(B) は、フォークリ
    フト(A) のフォーク(6) がムーブ(30)に規定の位置まで
    差し込まれたことを感知してオンとなる第1リミットス
    イッチ(40)と、フォークリフト(A) の前輪(2) が第1ス
    トッパ(31)に当接してベース(1)が規定の高さまで浮揚
    したことを感知することによりオンとなる第2リミット
    スイッチ(41)と、フォークリフト(A) のベース(1) を第
    2ストッパ(32)が係止したことを感知してオンとなる第
    3リミットスイッチ(42)を有し、トラック(T) のイグニ
    ッションスイッチ(S) をオンにして上記各リミットスイ
    ッチ(40,41,42)に当該トラック(T) の搭載充電器(T1)よ
    り電流の通電を可能とし、上記第1リミットスイッチ(4
    0)及び第2リミットスイッチ(41)のいずれか一方がオフ
    のとき、又は第1リミットスイッチ(40)及び第2リミッ
    トスイッチ(41)が共にオンで第3リミットスイッチ(42)
    がオフのときに警報手段(43)を鳴動せしめる如く構成し
    たフォークリフト車載警報器(C) を具備していることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載式荷役装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フォークリフト(A) は、ベース(1)
    がフォーク(6) のフィンガ(6a)と同方向に延びて先端部
    に前輪(2) を有する左右一対のアーム(1a)と、フォーク
    リフト(A) の幅方向に延び上記両アーム(1a)をフォーク
    (6) よりも外側でフォークリフト(A) の幅方向へ拡幅・
    縮幅可能に連結固定するアームコネクタ(1b)と、このア
    ームコネクタ(1b)に固着されて下面に後輪(3) を有する
    基台(1c)とから構成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の車載式荷役装置。
  5. 【請求項5】 前記フォークリフト(A) は、リフトシリ
    ンダ(8) のピストンロッド(8a)の伸縮作動方向を切り換
    える方向切換弁(12)と、この方向切換弁(12)を介しリフ
    トシリンダ(8) に作動油を圧送するポンプ(15)と、この
    ポンプ(15)を駆動する電動機(19)と、この電動機(19)に
    給電する蓄電池(17)を有し、上記電動機(19)及び蓄電池
    (17)に当該蓄電池(17)より電動機(19)に給電可能に接続
    するプラグ(21)とソケット(22)を設け、当該プラグ(21)
    をトラック(T) の搭載充電器(T1)に接続されたソケット
    (T2)に差し込むことによって、トラック(T) の輸送中に
    おける上記蓄電池(17)への充電を可能とするよう構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    車載式荷役装置。
  6. 【請求項6】 前記フォークリフト(A) は、リフトシリ
    ンダ(8) のピストンロッド(8a)の伸縮作動方向を切り換
    える方向切換弁(12)と、この方向切換弁(12)を介しリフ
    トシリンダ(8) に作動油を圧送するポンプ(15)と、この
    ポンプ(15)を駆動する電動機(19)と、この電動機(19)に
    給電する蓄電池(17)を有し、上記蓄電池(17)の電極に接
    続された受電用電極(17a) をベース(1) に取り付け、ト
    ラック(T) の搭載充電器(T1)の電極に接続されてアタッ
    チメント(B) に配置された給電用電極(T1a) に上記受電
    用電極(17a) をフォークリフト(A) の浮揚中に接触させ
    ることによって、トラック(T) の輸送中における上記蓄
    電池(17)への充電を可能とするよう構成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載式荷役装
    置。
  7. 【請求項7】 前記アタッチメント(B) の第1ストッパ
    (31)は、フォークリフト(A) が浮揚した状態において前
    輪(2) の外周面に後輪(3) 側で垂直に当接する位置に設
    けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    車載式荷役装置。
  8. 【請求項8】 前記アタッチメント(B) の第2ストッパ
    (32)は、トラック(T) の車幅方向の両側に配置された一
    対のブラケット(32a) と、このブラケット(32a) にフォ
    ークリフト(A) のベース(1) に係止可能にトラック(T)
    の車幅方向へ拡開自在に軸支され、かつ同車幅方向に延
    びるロッド(32b) により同時に開閉作動可能に連結され
    た一対の係止部材(32c) と、この係止部材(32c) を閉じ
    る方向に付勢する付勢手段(32d) と、上記係止部材(32
    c) に固着されフォークリフト(A) の浮揚時及び降下時
    に両フック(32c) を拡開操作するレバー(32e) とから成
    っていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    車載式荷役装置。
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