JP2529322Y2 - 給水・給湯設備 - Google Patents
給水・給湯設備Info
- Publication number
- JP2529322Y2 JP2529322Y2 JP1990026786U JP2678690U JP2529322Y2 JP 2529322 Y2 JP2529322 Y2 JP 2529322Y2 JP 1990026786 U JP1990026786 U JP 1990026786U JP 2678690 U JP2678690 U JP 2678690U JP 2529322 Y2 JP2529322 Y2 JP 2529322Y2
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- Japan
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- hot water
- water
- water supply
- lever
- hot
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水と湯を簡単に切り替えて供給できるよう
にした給水・給湯設備に関する。
にした給水・給湯設備に関する。
一般家庭やその他のパブリック用の施設等の給水・給
湯設備の中で最も簡単なものとして、湯水混合栓が広く
利用されている。この湯水混合栓には、給水及び給湯源
に配管を接続し、水用ハンドル及び湯用ハンドルを備え
た2バルブ式,自動温度調節機能を備えた1軸操作式及
びシングルレバー式等の各種のものがある。
湯設備の中で最も簡単なものとして、湯水混合栓が広く
利用されている。この湯水混合栓には、給水及び給湯源
に配管を接続し、水用ハンドル及び湯用ハンドルを備え
た2バルブ式,自動温度調節機能を備えた1軸操作式及
びシングルレバー式等の各種のものがある。
このような湯水混合栓は、家庭用やパブリック用等の
用途に適したものが選択されるが、近来ではパブリック
用として自動水栓が広く利用されるようになった。この
自動水栓は、センサによって人又はその手を感知して一
定時間継続して吐水できるようにしたものであり、給湯
温度等の設定も行える構成を持っている。
用途に適したものが選択されるが、近来ではパブリック
用として自動水栓が広く利用されるようになった。この
自動水栓は、センサによって人又はその手を感知して一
定時間継続して吐水できるようにしたものであり、給湯
温度等の設定も行える構成を持っている。
ところが、自動温度調節機能を持つものでも、湯の温
度の設定は手動で行うことに変わりない。このため、た
とえば湯と水とを切り替えて使うような場合、一つの吐
水口しか備えていない湯水混合栓では切替えの度に温度
調整を必要としたり、2バルブ式のものでは水用と湯用
の両方の弁開度を調整しなければならない。
度の設定は手動で行うことに変わりない。このため、た
とえば湯と水とを切り替えて使うような場合、一つの吐
水口しか備えていない湯水混合栓では切替えの度に温度
調整を必要としたり、2バルブ式のものでは水用と湯用
の両方の弁開度を調整しなければならない。
このように、湯水混合栓は一般家庭用等として使うの
は非常に便利であるが、湯の温度の設定等は使う度に手
を煩わせることになる。このため、従来方式の湯水混合
栓をそのままパブリック用とした場合では、不慣れな人
が操作を誤ることもあり、却って使い勝手が悪くなる恐
れがある。
は非常に便利であるが、湯の温度の設定等は使う度に手
を煩わせることになる。このため、従来方式の湯水混合
栓をそのままパブリック用とした場合では、不慣れな人
が操作を誤ることもあり、却って使い勝手が悪くなる恐
れがある。
これに対し、先に述べたような自動水栓を利用すれ
ば、使い勝手上の問題に限ってはこれを解消できる。し
かし、センサを備えることや制御系が複雑になりがちで
あり、費用の面の問題が新たに起きてしまう。
ば、使い勝手上の問題に限ってはこれを解消できる。し
かし、センサを備えることや制御系が複雑になりがちで
あり、費用の面の問題が新たに起きてしまう。
そこで、本考案は、予め設定された温度の湯と水とを
それぞれ独立した操作手段によって切替えて使えるよう
にし、温度の設定の煩わしさを解消した安価な給水・給
湯設備を提供することを目的とする。
それぞれ独立した操作手段によって切替えて使えるよう
にし、温度の設定の煩わしさを解消した安価な給水・給
湯設備を提供することを目的とする。
本考案の給水・給湯設備は、単一のスパウトへ給水及
び給湯用の配管を設け、これらの配管中に水用及び湯用
の電磁弁を組み込むと共に湯側の配管に給湯温度を設定
可能な湯水混合栓を設け、更に前記水用及び湯用の電磁
弁を開弁操作する操作部と、該操作部からの電気的な信
号によって前記電磁弁を開弁させ且つ一定時間を経過し
た後に閉弁させる制御部とを備えていることを特徴とす
る。
び給湯用の配管を設け、これらの配管中に水用及び湯用
の電磁弁を組み込むと共に湯側の配管に給湯温度を設定
可能な湯水混合栓を設け、更に前記水用及び湯用の電磁
弁を開弁操作する操作部と、該操作部からの電気的な信
号によって前記電磁弁を開弁させ且つ一定時間を経過し
た後に閉弁させる制御部とを備えていることを特徴とす
る。
このような構成において、操作部は、外部からの押圧
力によって通電信号を制御部に入力するタクトスイッチ
と、タクトスイッチの表面に押圧力を作用させるレバー
とを備え、レバータクトスイッチとの間に押圧力を弾性
反力によって緩衝させる緩衝機構を備えると供に、この
緩衝機構に含ませた弾性手段によってレバーをその操作
前の姿勢に自動復帰可能としたものとすることができ
る。
力によって通電信号を制御部に入力するタクトスイッチ
と、タクトスイッチの表面に押圧力を作用させるレバー
とを備え、レバータクトスイッチとの間に押圧力を弾性
反力によって緩衝させる緩衝機構を備えると供に、この
緩衝機構に含ませた弾性手段によってレバーをその操作
前の姿勢に自動復帰可能としたものとすることができ
る。
スパウトへ給水するときは操作部によって水用の電磁
弁を開き、この後は制御部による止水動作まで継続して
水が吐出される。給湯の場合も同様であり、操作部によ
って湯用の電磁弁を開けば、止水までの間自動的に湯が
スパウトから吐出される。また、湯水混合栓によって給
湯温度を予め設定しておけば、湯を使う際に温度設定を
行うことなく使用条件に適した湯が得られる。このた
め、操作部のみだけで水と湯とに簡単に切り替えて使う
ことができ、使う湯の温度幅が狭いたとえば手洗い専用
等として最適使用が可能となる。
弁を開き、この後は制御部による止水動作まで継続して
水が吐出される。給湯の場合も同様であり、操作部によ
って湯用の電磁弁を開けば、止水までの間自動的に湯が
スパウトから吐出される。また、湯水混合栓によって給
湯温度を予め設定しておけば、湯を使う際に温度設定を
行うことなく使用条件に適した湯が得られる。このた
め、操作部のみだけで水と湯とに簡単に切り替えて使う
ことができ、使う湯の温度幅が狭いたとえば手洗い専用
等として最適使用が可能となる。
また、操作部として、レバーとこれによる押圧によっ
て制御部に通電信号を入力するタクトスイッチを備え、
これらのレバーとタクトスイッチとの間に緩衝機構を設
けるようにすると、レバーを激しく操作してもタクトス
イッチへの押圧力は緩衝されてその破損が防止され、更
にこの緩衝機構を利用して操作終了後にはレバーをその
初期の姿勢に復帰させることにより、緩衝機能とレバー
の姿勢設定の機能の両方を持たせることができる。
て制御部に通電信号を入力するタクトスイッチを備え、
これらのレバーとタクトスイッチとの間に緩衝機構を設
けるようにすると、レバーを激しく操作してもタクトス
イッチへの押圧力は緩衝されてその破損が防止され、更
にこの緩衝機構を利用して操作終了後にはレバーをその
初期の姿勢に復帰させることにより、緩衝機能とレバー
の姿勢設定の機能の両方を持たせることができる。
第1図は本考案の給水・給湯設備の系を示す概略図、
第2図は操作後の水と湯の給水から止水までを説明する
図である。
第2図は操作後の水と湯の給水から止水までを説明する
図である。
また、第3図及び第4図は本考案の給水・給湯系を備
えた洗面器を示す図であり、洗面器50のバックガード50
aにはそのボール51へ向けて水又は湯を吐出するスパウ
ト1が設けられ、その左右に水用及び湯用のレバー2,3
を操作手段として取り付けている。洗面器50の下にはカ
バーを兼ねたペデスタル52が取り付けられ、その内部に
はスパウト1への給水及び給湯系が組み込まれている。
えた洗面器を示す図であり、洗面器50のバックガード50
aにはそのボール51へ向けて水又は湯を吐出するスパウ
ト1が設けられ、その左右に水用及び湯用のレバー2,3
を操作手段として取り付けている。洗面器50の下にはカ
バーを兼ねたペデスタル52が取り付けられ、その内部に
はスパウト1への給水及び給湯系が組み込まれている。
この給水及び給湯系は、自動温度調整機能を持つ湯水
混合栓4,水用電磁弁5,湯用電磁弁6及びこれらの電磁弁
5,6の開閉弁動作を駆動する制御部7等によって構成さ
れている。そして、スパウト1への供給管1aは、水用電
磁弁5及び湯用電磁弁6へそれぞれ分岐した分岐管1b,1
cによって接続されている。
混合栓4,水用電磁弁5,湯用電磁弁6及びこれらの電磁弁
5,6の開閉弁動作を駆動する制御部7等によって構成さ
れている。そして、スパウト1への供給管1aは、水用電
磁弁5及び湯用電磁弁6へそれぞれ分岐した分岐管1b,1
cによって接続されている。
水用又は湯用のレバー2,3を押すと、水又は湯がスパ
ウト1から吐出される。この操作は、レバー2,3の動き
を利用して電気信号を制御部7に入力し、水用電磁弁5
又は湯用電磁弁6を開くことによって行う。第5図に水
用のレバー2による操作部構造の縦断面図を示す。
ウト1から吐出される。この操作は、レバー2,3の動き
を利用して電気信号を制御部7に入力し、水用電磁弁5
又は湯用電磁弁6を開くことによって行う。第5図に水
用のレバー2による操作部構造の縦断面図を示す。
水用のレバー2はバックガード50aを貫通して固定し
た筒状の本体20の中に組み込んだ第1ブッシュ21のピン
21aによってほぼ鉛直面内で回動可能に枢支されてい
る。また、本体20の背部側からは、第2ブッシュ22がネ
ジ接合によって一体化され、これらの第1,第2ブッシュ
21,22とによって造られた空間の中に摺動体23が軸線方
向に摺動可能に組み込まれている。第1ブッシュ21と第
2ブッシュ22との当接面には、パッキンを利用した緩衝
環21bが組み込まれ、この緩衝環21bに摺動体23のフラン
ジ23aが衝き当たる。また、摺動体23のフランジ23aと第
2ブッシュ22との間には、コイルスプリング23bが組み
込まれ、摺動体23をレバー2側へ付勢している。更に、
この摺動体23はその軸線方向にボア23cを形成し、その
中に押圧体23dを摺動自在に組み込んでこれをレバー2
から離れる方向へコイルスプリング23eによって付勢し
ている。なお、第2ブッシュ22と本体20との間及び摺動
体23と第2ブッシュ22との間にはそれぞれシール材24a,
24bが設けられている。
た筒状の本体20の中に組み込んだ第1ブッシュ21のピン
21aによってほぼ鉛直面内で回動可能に枢支されてい
る。また、本体20の背部側からは、第2ブッシュ22がネ
ジ接合によって一体化され、これらの第1,第2ブッシュ
21,22とによって造られた空間の中に摺動体23が軸線方
向に摺動可能に組み込まれている。第1ブッシュ21と第
2ブッシュ22との当接面には、パッキンを利用した緩衝
環21bが組み込まれ、この緩衝環21bに摺動体23のフラン
ジ23aが衝き当たる。また、摺動体23のフランジ23aと第
2ブッシュ22との間には、コイルスプリング23bが組み
込まれ、摺動体23をレバー2側へ付勢している。更に、
この摺動体23はその軸線方向にボア23cを形成し、その
中に押圧体23dを摺動自在に組み込んでこれをレバー2
から離れる方向へコイルスプリング23eによって付勢し
ている。なお、第2ブッシュ22と本体20との間及び摺動
体23と第2ブッシュ22との間にはそれぞれシール材24a,
24bが設けられている。
本体20の左端にはタクトスイッチ25が固定具26によっ
て取り付けられ、このタクトスイッチ25を押圧体23dが
押すことによって、制御部7への信号を出力する。固定
具26は本体20の中に嵌まり込む部分にゴムキャップ26a
を備えてこれを押圧体23dとタクトスイッチ25との間に
介在させ、タクトスイッチ25側の防水を図っている。ま
た、タクトスイッチ25はその基板25aを保持具25bによっ
て固定具26の中に固定し、リード線25cを制御部6との
間に配線している。
て取り付けられ、このタクトスイッチ25を押圧体23dが
押すことによって、制御部7への信号を出力する。固定
具26は本体20の中に嵌まり込む部分にゴムキャップ26a
を備えてこれを押圧体23dとタクトスイッチ25との間に
介在させ、タクトスイッチ25側の防水を図っている。ま
た、タクトスイッチ25はその基板25aを保持具25bによっ
て固定具26の中に固定し、リード線25cを制御部6との
間に配線している。
更に、本体20の前面側にはカバー27が固定される。こ
のカバー27は、第6図に示すように本体20側から通した
ビス27aによって本体20に一体化され、組立てた後には
このビス27aは全く見えないものとなる。そして、カバ
ー27の下端には切欠27bを設け、水を被ったときにこの
切欠27bから速やかに水を流し落とせるようにしてい
る。
のカバー27は、第6図に示すように本体20側から通した
ビス27aによって本体20に一体化され、組立てた後には
このビス27aは全く見えないものとなる。そして、カバ
ー27の下端には切欠27bを設け、水を被ったときにこの
切欠27bから速やかに水を流し落とせるようにしてい
る。
湯用のレバー3の構造も全く同様であり、内蔵したタ
クトスイッチからのリード線35cを第1図のように制御
部7に結線することによって、湯の供給及び停止を行わ
せる。
クトスイッチからのリード線35cを第1図のように制御
部7に結線することによって、湯の供給及び停止を行わ
せる。
以上の構成において、水を吐出させるときは、第5図
においてレバー2の先端部を指先で軽く押す。これによ
って、レバー2は図においてピン21a周りに時計方向に
回転し、ピン21aに対して下側に位置する押動部2aが摺
動体23を左側へ押す。この摺動体23の移動によって押圧
体23dがタクトスイッチ25を押し、制御部7へ通電して
水用電磁弁5を開弁させる。一方、制御部7は、1回の
レバー2の操作の後にはタイマー制御によって一定時間
継続して水用電磁弁5を開弁させておき、設定した時刻
になると通電を停止して自動的に閉弁させるように構成
しておく。これにより、レバー2を押した後は一定時間
の間水が吐水され、その後は自動的に止水するので、水
を止める操作は不要となる。また、湯側でもレバー3を
押すと同様に湯用電磁弁6が開き、設定された一定時間
の間継続して湯がスパウト1から吐出される。
においてレバー2の先端部を指先で軽く押す。これによ
って、レバー2は図においてピン21a周りに時計方向に
回転し、ピン21aに対して下側に位置する押動部2aが摺
動体23を左側へ押す。この摺動体23の移動によって押圧
体23dがタクトスイッチ25を押し、制御部7へ通電して
水用電磁弁5を開弁させる。一方、制御部7は、1回の
レバー2の操作の後にはタイマー制御によって一定時間
継続して水用電磁弁5を開弁させておき、設定した時刻
になると通電を停止して自動的に閉弁させるように構成
しておく。これにより、レバー2を押した後は一定時間
の間水が吐水され、その後は自動的に止水するので、水
を止める操作は不要となる。また、湯側でもレバー3を
押すと同様に湯用電磁弁6が開き、設定された一定時間
の間継続して湯がスパウト1から吐出される。
また、このようなレバー2の操作において、摺動体2
3,押圧体23d及び2本のコイルスプリング23b,23eを主と
する緩衝機構が介在するため、レバー2を強く下に押し
下げても、押圧体23dがタクトスイッチ25を押す力は緩
衝され、その破損が防止される。また、操作終了後には
コイルスプリング23b,23eの復元力を利用してレバー2
を第5図の姿勢に自動復帰させることができ、次に使用
するための準備も速やかに行われる。このように、緩衝
機構はタクトスイッチ25の保護だけでなくレバー2の姿
勢の設定までも含めて機能させることができ、特にパブ
リック用としての最適化が図られる。
3,押圧体23d及び2本のコイルスプリング23b,23eを主と
する緩衝機構が介在するため、レバー2を強く下に押し
下げても、押圧体23dがタクトスイッチ25を押す力は緩
衝され、その破損が防止される。また、操作終了後には
コイルスプリング23b,23eの復元力を利用してレバー2
を第5図の姿勢に自動復帰させることができ、次に使用
するための準備も速やかに行われる。このように、緩衝
機構はタクトスイッチ25の保護だけでなくレバー2の姿
勢の設定までも含めて機能させることができ、特にパブ
リック用としての最適化が図られる。
第7図は給水及び給湯の動作の一例を示すタイムチャ
ートである。
ートである。
水用のレバー2を押すと、これに伴って水用電磁弁5
へ通電されて開弁し、制御部7のタイマー制御によって
一定時間継続して水がスパウト1から吐出される。水が
吐出されて停止した後に湯用のレバー3を押すと、同様
に湯用電磁弁6へ通電されて一定時間継続して湯がスパ
ウト1から吐出される。このパターンは給水及び給湯の
基本動作であり、水又は湯を必要とする場合には、水用
又は湯用のレバー2,3を押せば、一定時間の吐水が得ら
れると共に自動的に止水する。また、水用のレバー2を
押して給水しているときに湯用のレバー3を押しても、
この湯側の動作はキャンセルされて水が一定時間継続し
て吐水される。逆に、湯用のレバー3を押して給湯して
いるときに水用のレバー2を押した場合も同様で、給水
の指令はキャンセルされて給湯が継続される。
へ通電されて開弁し、制御部7のタイマー制御によって
一定時間継続して水がスパウト1から吐出される。水が
吐出されて停止した後に湯用のレバー3を押すと、同様
に湯用電磁弁6へ通電されて一定時間継続して湯がスパ
ウト1から吐出される。このパターンは給水及び給湯の
基本動作であり、水又は湯を必要とする場合には、水用
又は湯用のレバー2,3を押せば、一定時間の吐水が得ら
れると共に自動的に止水する。また、水用のレバー2を
押して給水しているときに湯用のレバー3を押しても、
この湯側の動作はキャンセルされて水が一定時間継続し
て吐水される。逆に、湯用のレバー3を押して給湯して
いるときに水用のレバー2を押した場合も同様で、給水
の指令はキャンセルされて給湯が継続される。
第8図は他のタイムチャートであり、基本動作は第7
図のものと全く同じである。異なるのは、先にたとえば
水用のレバー2を押して給水している間に湯用のレバー
3を押せば、給水はキャンセルされて湯に切り替わる点
である。また、逆に湯用のレバー3を押して給湯してい
る間に水用のレバー2を押せば、給湯はキャンセルされ
て水に切り替わる。
図のものと全く同じである。異なるのは、先にたとえば
水用のレバー2を押して給水している間に湯用のレバー
3を押せば、給水はキャンセルされて湯に切り替わる点
である。また、逆に湯用のレバー3を押して給湯してい
る間に水用のレバー2を押せば、給湯はキャンセルされ
て水に切り替わる。
このように、レバー2,3を押す操作に応じて様々な動
作のパターンを使うことができ、設置場所や使用環境に
応じた給水と給湯の動作を行わせることができる。
作のパターンを使うことができ、設置場所や使用環境に
応じた給水と給湯の動作を行わせることができる。
ここで、湯水混合栓4はサーモスタットミキシングバ
ルブ等として知られているように自動温度調節機能を持
つものが好ましい。これを使用すれば、給水源及び給湯
源からの水や湯の温度変動や圧力変動があっても、最終
的に吐出される湯の温度を自動的に設定値に維持するこ
とができる。したがって、この湯水混合栓4によって設
定する給湯温度を使用条件に適した値としておけば、湯
を使うときにいちいち温度設定する必要はなく、レバー
3を押すだけで簡単に湯が得られることになる。
ルブ等として知られているように自動温度調節機能を持
つものが好ましい。これを使用すれば、給水源及び給湯
源からの水や湯の温度変動や圧力変動があっても、最終
的に吐出される湯の温度を自動的に設定値に維持するこ
とができる。したがって、この湯水混合栓4によって設
定する給湯温度を使用条件に適した値としておけば、湯
を使うときにいちいち温度設定する必要はなく、レバー
3を押すだけで簡単に湯が得られることになる。
なお、実施例では洗面器の給水・給湯設備を設けたも
のを示したが、これ以外に各種の水周り設備にも利用で
きることは無論である。
のを示したが、これ以外に各種の水周り設備にも利用で
きることは無論である。
本考案では、給水及び給湯の開始を行う給水専用及び
給湯専用の操作部を設け、この操作部によって給水,給
湯系に備えた電磁弁を開弁動作させた後、制御部によっ
て自動的に止水させるようにしている。このため、水か
ら湯に切り替えると常に設定された温度の湯が供給さ
れ、湯を使うときにいちいち温度を設定する必要がな
い。したがって、たとえば手洗い専用等として湯の温度
幅を大きく設定する必要がない据え付け条件では、水か
ら湯又は湯から水への切替えが簡単になり、手洗い設備
として最適に使える。
給湯専用の操作部を設け、この操作部によって給水,給
湯系に備えた電磁弁を開弁動作させた後、制御部によっ
て自動的に止水させるようにしている。このため、水か
ら湯に切り替えると常に設定された温度の湯が供給さ
れ、湯を使うときにいちいち温度を設定する必要がな
い。したがって、たとえば手洗い専用等として湯の温度
幅を大きく設定する必要がない据え付け条件では、水か
ら湯又は湯から水への切替えが簡単になり、手洗い設備
として最適に使える。
また、操作部として備えるレバーとタクトスイッチと
の間に緩衝機構を設けたものでは、タクトスイッチの保
護が図られると同時にレバーの初期の姿勢への設定にも
この緩衝機構を利用することができ、装置を大型化する
ことなく特にパブリック用として最適に使うことができ
る。
の間に緩衝機構を設けたものでは、タクトスイッチの保
護が図られると同時にレバーの初期の姿勢への設定にも
この緩衝機構を利用することができ、装置を大型化する
ことなく特にパブリック用として最適に使うことができ
る。
第1図は本考案の給水・給湯設備の系を示す概略図、第
2図はレバー操作後の給水,給湯開始から止水までを示
す説明図、第3図(a)は洗面器に備えた例の正面図、
第3図(b)は側面図、第4図は斜視図、第5図は操作
部の縦断面図、第6図は第5図のI-I線矢視による要部
断面図、第7図及び第8図は給水と給湯の作動タイムチ
ャートである。 1:スパウト、1a:供給管 1b,1c:分岐管 2:レバー、2a:押動部 3:レバー、4:湯水混合栓 5:水用電磁弁、6:湯用電磁弁 7:制御部、20:本体 21:第1ブッシュ、21a:ピン 21b:緩衝環、22:第2ブッシュ 23:摺動体、23a:フランジ 23b:コイルスプリング 23c:ボア、23d:押圧体 23e:コイルスプリング 24a,24b:シール材 25:タクトスイッチ、25a:基板 25b:保持具、25c:リード線 26:固定具、26a:ゴムキャップ
2図はレバー操作後の給水,給湯開始から止水までを示
す説明図、第3図(a)は洗面器に備えた例の正面図、
第3図(b)は側面図、第4図は斜視図、第5図は操作
部の縦断面図、第6図は第5図のI-I線矢視による要部
断面図、第7図及び第8図は給水と給湯の作動タイムチ
ャートである。 1:スパウト、1a:供給管 1b,1c:分岐管 2:レバー、2a:押動部 3:レバー、4:湯水混合栓 5:水用電磁弁、6:湯用電磁弁 7:制御部、20:本体 21:第1ブッシュ、21a:ピン 21b:緩衝環、22:第2ブッシュ 23:摺動体、23a:フランジ 23b:コイルスプリング 23c:ボア、23d:押圧体 23e:コイルスプリング 24a,24b:シール材 25:タクトスイッチ、25a:基板 25b:保持具、25c:リード線 26:固定具、26a:ゴムキャップ
Claims (2)
- 【請求項1】単一のスパウトへ給水及び給湯用の配管を
設け、これらの配管中に水用及び湯用の電磁弁を組み込
むと共に湯側の配管に給湯温度を設定可能な湯水混合栓
を設け、更に前記水用及び湯用の電磁弁を開弁操作する
操作部と、該操作部からの電気的な信号によって前記電
磁弁を開弁させ且つ一定時間を経過した後に閉弁させる
制御部とを備えていることを特徴とする給水・給湯設
備。 - 【請求項2】前記操作部は、外部からの押圧力によって
通電信号を前記制御部に入力するタクトスイッチと、該
タクトスイッチの表面に押圧力を作用させるレバーとを
備え、前記レバーと前記タクトスイッチとの間に前記押
圧力を弾性反力によって緩衝させる緩衝機構を備えると
共に、該緩衝機構に含ませた弾性手段によって前記レバ
ーをその操作前の姿勢に自動復帰可能としたことを特徴
とする請求項1記載の給水・給湯設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990026786U JP2529322Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 給水・給湯設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990026786U JP2529322Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 給水・給湯設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119064U JPH03119064U (ja) | 1991-12-09 |
JP2529322Y2 true JP2529322Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31529665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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