JP2529215B2 - 渋滞交通流解析装置 - Google Patents

渋滞交通流解析装置

Info

Publication number
JP2529215B2
JP2529215B2 JP61197508A JP19750886A JP2529215B2 JP 2529215 B2 JP2529215 B2 JP 2529215B2 JP 61197508 A JP61197508 A JP 61197508A JP 19750886 A JP19750886 A JP 19750886A JP 2529215 B2 JP2529215 B2 JP 2529215B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic
congestion
traffic flow
unit
traffic jam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61197508A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6353698A (ja
Inventor
英明 飯田
譲治 鎌田
功 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61197508A priority Critical patent/JP2529215B2/ja
Publication of JPS6353698A publication Critical patent/JPS6353698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2529215B2 publication Critical patent/JP2529215B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は道路交通等に関する情報を収集・解析し、運
転者に的確な情報を提供するとともに道路管理者にとっ
て道路資源の効率的な運用を可能にする交通管制装置に
関する。
従来の技術 第5図は従来の交通流解析装置を示している。第5図
において、1は路上に設置されたセンサである。2はデ
ータ収集部、3は交通流解析部であり、渋滞発生判定部
4を含んでいる。渋滞出力部5は判定部4に接続されて
いる。
次に上記従来例の動作について説明する。第5図にお
いて、センサ1が交通流データを収集すると、そのデー
タをデータ収集2を介して交通流解析部3に送られる。
交通流解析部3の中の一部である渋滞発生判定部4はそ
のデータを利用して渋滞発生の有無を判定する。渋滞が
発生していれば、そのむねを渋滞出力部5で出力する。
このように、上記従来の交通流解析装置でも渋滞が発
生すると、判定しその有無を出力することができた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の交通流解析装置では、渋滞
に関して発生判定のみを行い、交通流の解析に関して
は、従来時、自由走行時を区別せず同じ手法を用いて行
なうため、従来の成長・解消の把握および予測、渋滞時
における突発事象の検出などの渋滞交通流特有の現象を
把握することができないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、渋滞流における疎密波の分析を利用して、渋滞交通
流特有の現象を解析できる優れた渋滞交通流解析装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために渋滞発生判定部を
設け、交通流を自由走行状態と渋滞走行状態とに分離
し、回帰直線発生部を設け、渋滞時の2種類の交通流デ
ータから最小二乗法を用いて回帰直線を生成し、渋滞パ
ラメータ生成部を設け、自己相関関数を用いて疎密波の
変動をとらえるための渋滞パラメータを生成し、疎密波
解析部を設け、疎密波の特性を解析し交通流の分析を行
なうようにしたものである。
作用 本発明は上記のような構成により次のような作用を有
する。すなわち収集データより渋滞の発生を判定すると
そのデータを利用して渋滞流における疎密波を解析する
ため、渋滞流特有の現象を分析することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例による渋滞交通流解析装置
のブロック図である。第1図において、11は設置された
センサ、12はセンサ11の出力信号から交通量と占有率が
集計されるデータ収集部、13はデータ収集部12の出力信
号あらかじめ定められた基準を超過したときに渋滞発生
を判定する渋滞発生判定部、14は渋滞発生示時の、つま
り、渋滞判定部13によって渋滞発生と判定されたときの
交通量と占有率とを用い、この交通量と占有率の分布か
ら最小二乗法で計算することにより、回帰直線を生成す
る回帰直線生成部、15は第2図でのある時刻の測定ポイ
ントから回帰直線上へ垂線をおろしたときの位置から渋
滞パラメータを算出する渋滞パラメータ生成部、16はこ
の渋滞パラメータ生成部15の出力信号から疎密波の周
期、進行方向等を解析する疎密波解析部である。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において、路上に設置されたセンサ11によって測定され
た交通量と占有率がデータ収集部12に集められ、渋滞発
生判定部13に転送される。渋滞発生判定部13がそのデー
タを利用して渋滞発生を判定すると、回帰直線生成部14
は、渋滞発生判定部13が渋滞発生と判定したデータを、
第2図に示すような交通量−占有率の分布図上にプロッ
トし、このプロットされたデータに対し、最小二乗法に
より回帰直線を生成する。さらに、回帰直線生成部14
は、この生成された回帰直線を用いて、以下の手順によ
り渋滞パラメータを生成する。
第3図において、分布図にプロットした各点から回帰
直線上に垂線をおろす。仮に、ある時刻での点から回帰
直線上におろした点をAとし、占有率の平均値での回帰
直線上の点をBとすると、AとBとの距離を占有率が平
均より大きい場合はプラス、平均より小さい場合はマイ
ナスとして、渋滞パラメータを生成する。さらに、時刻
と渋滞パラメータの自己相関関数の分布図を作成する。
その例を第4図に示す。疎密波解析部16が渋滞パラメー
タ生成部15で生成された自己相関の変動分布図から、疎
密波の周期、進行方向、進行速度、振幅等のデータを作
成する。その結果を利用して、交通渋滞流の成長・解消
の把握および予測、突発事象の発生の検出などを行な
う。
このように上記実施例によれば、渋滞発生を検出する
と渋滞流に存在する疎密波の分析を行なうため、渋滞流
特有の交通現象を把握できるという利点がある。
なお、上記の実施例では、交通量と占有率について示
しているが、交通流データであれば種類は例えば、セン
サから得られるデータとしては、交通量、速度、占有率
があり、本実施例に示した解析は、交通量−速度、速度
−占有率の組合せで行うこともできる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下に示す
効果を有する。
状態発生判定部によって自由走行状態と渋滞走行状態
とに分離して渋滞時の2種類の交通流データを用い、渋
滞交通流に存在する疎密波の分析を行なっているので、
渋滞流特有の交通現象を把握することができ、さらにそ
の結果を利用して予測も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による渋滞交通流解析装置の
ブロック図、第2図は交通量と占有率の測定データを示
すグラフ、第3図は本実施例による渋滞パラメータの生
成図、第4図は本実施例による自己相関数の分布図、第
5図は従来例のブロック図である。 11……センサ、12……データ収集部、13……渋滞発生判
定部、14……回帰直線生成部、15……渋滞パラメータ生
成部、16……疎密波解析部、17……出力部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路上に設置されたセンサから交通流デー
    タを収集するデータ収集部と、上記交通流データに対
    し、予め設定されたしきい値より大きい場合に渋滞発生
    であると判定する渋滞発生判定部と、この渋滞発生判定
    部によって渋滞発生であると判定された2種類の交通流
    データの分布に対し、最小二乗法を用いて回帰直線を生
    成する回帰直線生成部と、上記分布の各点から上記回帰
    直線上に垂線をおろし、このおろした位置から渋滞パラ
    メータを生成する渋滞パラメータ生成部と、時刻と上記
    渋滞パラメータの自己相関関数の分布から疎密波の周
    期、進行方法などの特性を解析し交通流の分析を行なう
    疎密波解析部とを備えた渋滞交通流解析装置。
JP61197508A 1986-08-22 1986-08-22 渋滞交通流解析装置 Expired - Fee Related JP2529215B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61197508A JP2529215B2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22 渋滞交通流解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61197508A JP2529215B2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22 渋滞交通流解析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6353698A JPS6353698A (ja) 1988-03-07
JP2529215B2 true JP2529215B2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=16375638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61197508A Expired - Fee Related JP2529215B2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22 渋滞交通流解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2529215B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8306742B2 (en) 2007-10-05 2012-11-06 Honda Motor Co., Ltd. Navigation server

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523800B2 (ja) * 1988-07-07 1996-08-14 松下電器産業株式会社 渋滞状況メッセ―ジ自動編集方法
JPH02253499A (ja) * 1989-03-28 1990-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 旅行時間解析装置
JP2816919B2 (ja) * 1992-11-05 1998-10-27 松下電器産業株式会社 空間平均速度および交通量推定方法、地点交通信号制御方法、交通量推定・交通信号制御機制御装置
JPH0729092A (ja) * 1993-07-13 1995-01-31 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 旅行時間計測装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8306742B2 (en) 2007-10-05 2012-11-06 Honda Motor Co., Ltd. Navigation server

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6353698A (ja) 1988-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ki et al. Model for accurate speed measurement using double-loop detectors
US8704662B2 (en) Method and apparatus for monitoring a structure
CN105223034B (zh) 一种制动性能测试方法及其系统
EP0022671B1 (en) Method and apparatus for determining the mass of an impacting object
CN104964837A (zh) 基于emd的结构刚度损伤监测方法及系统
AU708497B2 (en) Glass break sensor
EP3376198A1 (en) Vehicle-mounted exhaust gas analyzer, exhaust gas analysis system, information processing device, program for exhaust gas analysis system, and exhaust gas analysis method
CN107063339A (zh) 铁道沿线落石与行车信号分类分级判断识别方法
JP2529215B2 (ja) 渋滞交通流解析装置
WO1991013418A1 (en) Traffic flow monitor apparatus
KR100378956B1 (ko) 음향을 이용한 교통 감지 장치
KR930001085A (ko) 환경 오염 정보 관리 시스템
Zhang et al. Development of a system for collecting loop-detector event data for individual vehicles
CA2164315C (en) Continuous monitoring of reinforcements in structures
GB2551511B (en) Detection of tailgating situations
Jiang et al. Research on lift fault prediction and diagnosis based on multi-sensor information fusion
JP2678908B2 (ja) 交通流変動監視装置
JPS62295200A (ja) 道路交通情報監視装置
JP2867552B2 (ja) 交通流変動監視装置
JPH0658808A (ja) 車種判別装置
JP2506681B2 (ja) 交通流特異値除去装置
JP7327688B2 (ja) イベント検出装置、方法及びプログラム
JP2627961B2 (ja) 交通情報収集装置
RU2102719C1 (ru) Устройство для дисперсного анализа размеров взвешенных частиц
KR200375368Y1 (ko) 차량검지기 평가 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees