JP2529213B2 - 電子部品の装着方法 - Google Patents

電子部品の装着方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、抵抗チップ又はコンデンサチップ等の電子
部品を電子回路を構成する回路基板に装着する方法に関
するものである。
従来の技術 従来、電子回路を構成する回路基板に抵抗チップなど
の電子部品を装着する電子部品装着機においては、特公
昭57−55318号公報や実公昭57−46637号公報等に開示さ
れているように、第22図に示すような電子部品集合体を
用いた装着方法が採用されている。この電子部品集合体
Aは、テープaの部品収容部bに電子部品cを収容して
なり、これを部品供給装置Bにセットしてテープaを1
コマづつ送ることで、部品取出位置Cに電子部品cを供
給し、この部品取出位置Cにおいて装着ヘッドDにて電
子部品cを順次ピックアップして回路基板Eの所定位置
に装着している。
尚、前記電子部品cには印刷法、積層法などによって
大量生産された標準チップが用いられており、その電子
部品cの抵抗値、静電容量値などは規格化されたもので
ある。
また、電子部品集合体Aの製造に当たっては、このよ
うな電子部品cをテープaの部品収容部bに収容し、ト
ップテープdなどを用いて電子部品cが離脱しないよう
にしている。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の電子部品の装着方法には次のような問題点
がある。
電子部品として標準チップを用いているので、回路
設計どおりの抵抗値や静電容量値を備えたものを用いる
ことができない場合があり、半固定ボリューム調整など
の調整作業を必要とするとともに回路設計に制限が加わ
る。
テープ式電子部品集合体では、電子部品供給後は不
要になるテープ、トップテープなどを有しているのでそ
の材料費が要し、かつ電子部品収容作業のためのコスト
も必要であるため、コスト高となる。また、電子部品自
体のコストも品質管理や流通コストの影響でコスト高に
なっている。
微小電子部品をテープに収容する作業は煩雑であ
り、又部品装着におけるピックアップ作業時にテープか
ら微小電子部品を取り出す作業が困難であるので、電子
部品の微小チップ化に限界がある。たとえば1.0mm×0.5
mmの微小電子部品をテープ式電子部品集合体に用いるこ
とは困難である。
テープ式電子部品集合体では摩擦による静電気が生
じ、例えば電子部品がトップテープに吸着されて、部品
装着作業にトラブルを生ずることがある。又、テープの
紙繊維が電子部品に付着することもある。
ところで、本発明者等は、このような問題点を解消す
る方法を種々考察する過程において、製造技術における
分野は全く異なるが、特開昭60−167337号公報に開示さ
れているようなダイスボンディング方法、即ちIC等、半
導体ウェハに作り込まれた半導体素子を分割してセラミ
ック等の回路基板あるいはリードフレームにボンディン
グする方法に注目した。
しかしながら、このようなダイスボンディング方法で
は、半導体素子はすべて同一のものであり、このダイス
ボンディング方法をそのまま電子部品の装着方法に適用
した場合、上記問題点の〜は解消されるが、上記
及び次のような問題が残ることになる。
即ち、1つの電子部品集合体には同じ抵抗値又は静電
容量値の電子部品が多数形成されるので、他種類の電子
部品を回路基板に装着する場合、少なくともその種類に
対応する数の電子部品集合体を部品供給部に配置する必
要があるため、部品装着機における部品供給部のスペー
スが大きくなり、部品装着の高速化にも不利になる。
又、部品装着機において、回路基板の種類の切替えを
行うとき、複数の電子部品集合体の交換と調整を行わね
ばならず、その作業が煩雑で時間を要する。
本発明は以上のような問題点を一挙に解消できる画期
的な電子部品の装着方法を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 本発明の電子部品の装着方法は、上記目的を達成する
ため、アドレスを付された多数の区画部に各アドレスに
対応して各別に設定された抵抗値又は静電容量値の電子
部品を多数形成された電子部品集合体の各区画部のアド
レスと各アドレスの電子部品を装着すべき回路基板にお
ける装着位置を電子部品装着機の制御部に入力してお
き、この電子部品装着機に前記電子部品集合体を各電子
部品の電子部品集合体内での相対位置を変えることなく
供給し、かつ前記電子部品集合体は電子部品の装着以前
に各区画部毎に分割して各電子部品を分離し、各電子部
品を順次それぞれのアドレスに基づいて回路基板の所定
位置に装着することを特徴とするものである。
作用 本発明方法は以上の構成を有するので、1枚の電子部
品集合体に抵抗値又は静電容量値の異なる多種類の電子
部品を高密度に集合させることができ、従って多種類の
電子部品を回路基板に装着する場合に、電子部品集合体
を部品装着機にセットするだけで各電子部品のアドレス
に基づいて回路基板の所定位置に順次円滑に電子部品を
装着することができる。そのため、電子部品装着機にお
ける部品供給部のスペースを格段に小さくできるととも
に、部品装着作業の高速化に有利となる。しかも、部品
供給装置が不要であるので、設備コストを低減させるこ
とができる。
また、各電子部品の抵抗値や静電容量値を回路設計に
合わせて設定することが可能であり、そうすることによ
って半固定ボリューム調整などの調整作業も不要なる。
又、自由な値の抵抗値や静電容量値を用いることができ
るので回路設計も容易となる。
又、各電子部品は電子部品集合体を各区画部毎に分割
して得ているので、電子部品をテープに収容する作業が
不要であり、かつテープ等の収容部材が不要であり、さ
らに電子部品の品質管理も電子部品集合体全体で行うこ
とができ、かつ多種類の電子部品の流通コスト等も不要
となるので、コストを大幅に低減することができる。
又、電子部品の装着時のピックアップ作業を直接行う
ことができるため、電子部品の微少チップ化に有利とな
り、例えば1.0mm×0.5mmの電子部品とすることができ
る。
また、テープを用いないので、静電気や紙繊維による
トラブル発生の虞れがない。
さらに回路基板の種類を取り替える場合の電子部品の
種類の交換も電子部品集合体を取り替えるだけであり、
極めて簡単に行うことができる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図〜第21図を参照
しながら説明する。
まず、本発明方法に用いる電子部品集合体及び単体の
電子部品の一構成例を第4図〜第7図により説明する。
1は、アルミナセラミックスからなる絶縁板であっ
て、その表面はV溝2によって格子状に区画されてい
る。例えば、100mm×100mmの絶縁板1が縦方向のV溝2
によって1.0mm間隔で区画され、横方向のV溝2によっ
て0.5mm間隔で区画されて、1.0mm×0.5mmの区画部3が
2万個形成されている。各区画部3には、例えば第7図
に示すようにアドレスが付されている。
各区画部3上には、その両短辺に沿って、導体ペース
ト膜からなる1対の取出し電極4が形成され、かつこれ
ら取出し電極4間に抵抗ペースト膜からなる抵抗部5が
形成されている。各区画部3上の取出し電極4は共通の
もので形成されているが、抵抗部5は各区画部3のアド
レスに対応して各別に設定された値の抵抗値を有するよ
うに形成されている。例えば、第7図のアドレスの1〜
n、n+1〜2n、2n+1〜3n、………には、それぞれ1
つの回路基板に対して装着すべき電子部品の抵抗部5が
装着順にシーケンシャルに配置されている。5aは抵抗値
を正確に設定値に一致させるためにレーザ加工されたト
リミング溝である。
前記縦方向のV溝2上には、各区画部3の短辺の略中
央に位置して各取出し電極4に電気的に接続するように
スルホール7が形成されている。
このような電子部品集合体Aにおいて、各アドレスの
区画部3は、各々のアドレスに対応する固有の抵抗値の
抵抗部5とその取出し電極4を有しているので、前記V
溝2に沿って分割すると、各々が独立した種類の異なっ
た電子部品P、具体的には抵抗チップとなる。この実施
例の場合は、第6図に示すように、その両側縁に取出し
電極4に電気的に接続するスルホール7を有するディッ
プ半田用電子部品Pとなる。
次に上記電子部品集合体Aの製造方法について簡単に
説明する。
アルミナセラミックスからなる絶縁板1の表面には、
第8図に示すように成形時又は成形後の加工によってV
溝2を縦横に多数形成するとともにスルホール用孔6を
多数形成する。
次に、第9図に示すような工程を経て各区画部3に取
出し電極4及び抵抗部5を形成する。
まず、絶縁板1の表面のV溝2又はスルホール用孔6
をイメージセンサ等で読み取り、各区画部3の縦横寸法
及び配設位置、及び絶縁板1の基準位置に関する位置デ
ータを得る。
次に、スクリーン印刷装置において絶縁板1を位置デ
ータに基づいて基準位置にセットし、各区画部3の短辺
に沿って導体ペーストを厚膜状に印刷することによって
取出し電極4を形成するとともに、絶縁板1の下面から
真空吸引して導体ペーストをスルホール用孔6に吸引す
ることによってスルホール7を形成する。
この取出し電極4の形成は、厚膜描画装置にて行うこ
ともできる。
次に、遠赤外線又は近赤外線を照射する連続乾燥炉に
前記絶縁板1を通して取出し電極4及びスルホール7を
乾燥させた後、同様に連続焼成炉に通して焼成する。
尚、この焼成は後の工程で一度に行ってもよい。
次に、各区画部3のアドレスに対応して各別に設定さ
れた抵抗値がデータとして与えられている厚膜描画装置
にて、各区画部3にそれぞれに固有の抵抗部5が厚膜形
成される。抵抗部5の抵抗値は例えば1MΩ〜100Ωと広
範囲にわたっているが、抵抗ペーストの種類、厚膜の厚
さ及び幅によってこれに対応することができる。
その後、乾燥装置にて乾燥した後、焼成装置にて焼成
し、さらに各区画部3の抵抗部5の抵抗値を正確に設定
値に合致させるためにレーザ光線を用いて抵抗部5のレ
ーザトリミングを行うことにより、第4図及び第5図に
示すような電子部品集合体Aを得ることができる。
さらに、これらの工程は電子回路設計と関連付けるこ
とができる。即ち、ある機種の回路基板に装着する抵抗
チップに関する電子回路設計が定まると、その設計デー
タ(例えばCADデータ)に基づき、これに適するサイズ
の区画部3を備えた絶縁板1を制作する一方、上記各工
程の加工装置に、前記設計データにアドレスを加味した
データ、及び位置読み取り装置による位置情報を与える
ことにより、前記各区画部3にそのアドレスに対応して
定められた抵抗値の抵抗部5を加工することができる。
かくして設計された電子回路に即した電子部品集合体A
を高能率に生産することができる。
次に、第1図に示すように、こうして得られた電子部
品集合体Aを用いて電子部品Pを回路基板に装着する方
法を説明する。
電子部品集合体Aは、第10図に示すように分割ナイフ
8を用いて前記V溝2に沿って各区画部3毎に分割す
る。次いで第11図に示すように分割した電子部品集合体
をエキスパンドシート9上に接着し、これを拡張するこ
とによって各分割体、即ち抵抗チップからなる電子部品
Pの相互間の間隔を広げて分離保持する。
このような状態に分割した電子部品集合体Aを第2図
及び第3図に示すように電子部品装着機10の部品供給部
11にセットする。前記エキスパンドシート9は保持枠12
にて保持され、かつこの保持枠12がX−Yテーブル13に
て支持され、任意の電子部品Pを突き上げピン14にて突
き上げてエキスパンドシート9から分離させ得るように
構成されている。15は突き上げピン14を駆動するシリン
ダ装置である。16は、各電子部品Pを装着すべき回路基
板20の搬送装置であり、回路基板20を正確な位置に位置
決めできるように構成されている。17は、前記部品供給
部11と回路基板20との間で往復移動可能な装着ヘッドで
あって、昇降可能な吸着ノズル18を備えている。19は装
着ヘッド17の移動装置である。前記装着ヘッド17は、前
記突き上げピン14の直上に位置した状態で、下方から突
き上げられてエキスパンドシート9から分離された電子
部品Pを吸着保持し、回路基板20の幅方向の任意の位置
まで移送し、吸着ノズル18を下降させて回路基板20上に
電子部品Pを装着するように構成されている。なお、回
路基板20の長手方向の装着位置は搬送装置16にて位置決
めされる。こうして、装着すべき電子部品Pの選択はX
−Yテーブル13にて行われるとともに、回路基板20上に
おける装着位置は装着ヘッド17の移動位置と回路基板20
の位置によって位置決めが行なわれるのである。
かくして、電子部品装着機10の制御部に、電子部品集
合体Aにおける各電子部品Pのアドレスと、各アドレス
によって特定される固有の抵抗値を有する電子部品Pの
回路基板20上における装着位置を入力しておき、上記の
如く電子部品装着機10に電子部品集合体Aを供給してこ
の電子部品装着機10を作動させると、電子部品Pの装着
順にアドレスが付されている場合、設計データに基づい
て抵抗値又は静電容量値を設定された電子部品Pが、そ
のアドレスに則って順番に突き上げピン14の上方に位置
せしめられ、この突き上げピン14にてエキスパンドシー
ト9から分離され、分離された電子部品Pは装着ヘッド
17にて順次保持される。この装着ヘッド17にて保持され
た電子部品Pは、そのアドレスに対応して装着ヘッド17
及び回路基板20の搬送装置16が制御されることによっ
て、回路基板20の所定位置に装着されるのである。
したがって、電子部品Pのアドレスが装着順にシーケ
ンシャルに配されている場合は、X−Yテーブル13は、
電子部品Pの配置ピッチだけ順次移動するだけでよく、
移動時間が極めて短くて済み、さらにシーケンシャルに
配されていなくても、テープ状電子部品集合体の場合
は、その配置ピッチを20mmとして100種類の電子部品を
用いるとすると装着ヘッド17を2000mmの範囲で移動させ
る必要があるのに比して、電子部品集合体Aは100×100
mmと小さいのでX−Yテーブル13の移動距離は小さくて
済み、動きに無駄がない。これは、X−Yテーブル13の
代わりに装着ヘッド17を移動させても同じである。又、
回路基板20側でもその端部から順次電子部品Pを装着す
るようにすることによって同様に搬送装置16の動きに無
駄を無くすことができる。従って、高速で能率的な装着
が可能である。
上記実施例では、電子部品集合体Aを分割ナイフ8を
用いて分割し、エキスパンドシート9にて間隔を広げて
吸着ノズル18にて吸着するようにしたものを例示した
が、電子部品集合体Aの分割方法としては、例えば第12
図に示すように、弾性変形可能な板状体21の上にこの電
子部品集合体Aを載置してローラ22にて押圧し、V溝2
に沿って分割することもできる。又、V溝2に限らず、
スルホール用孔6を利用して分割することも考えられ
る。さらに、第13図に示すように、レーザー23にて切断
して分割することもできる。又、レーザー23に代えてウ
ォータジェットを用いて非接触で切断したり、ダイヤモ
ンド砥石にて切断することもできる。
また、分割した各電子部品Pを整列状態で保持して部
品供給部11にセットする方法としては、上記エキスパン
ドシート9を用いる他、第14図に示すようにトレイ24内
に収容保持し、吸着ノズル18にて順次吸着して取り出す
ようにしてもよい。又、トレイ24に代えて真空吸引する
ようにした吸着プレート上に整列配置して保持するよう
にすることもでき、さらに各電子部品Pを多数の吸着ノ
ズル18で各々吸着保持するようにしてもよい。
さらに第15図に示すように、前記V溝2を深く形成し
ておくことにより、電子部品集合体Aを部品供給部11に
分割されていない状態でセットし、各電子部品Pを吸着
ヘッド25にてせん断するとともにそのまま吸着し、回路
基板20の所定位置まで移送して装着するようにしてもよ
い。また、前記レーザーによる切断の場合も、部品供給
部11に分割前の電子部品集合体Aを供給して、その後分
割するようにすることもできる。
又、電子部品Pを保持する装着ヘッド17として、第16
図(a)〜(c)に示すように、吸着ノズル18の周囲
に、吸着ノズル18の吸着端側に出退可能でかつ先端部内
側面に位置規制案内面27を形成させた位置規制片26を電
子部品Pの四辺に対応させて配設し、第16図(a)の如
く吸着ノズル18にて電子部品Pを吸着した後、第16図
(b)の如く位置規制片26を突出させて電子部品Pをエ
キスパンドシート9から分離させるとともに電子部品P
の位置規制を行うようにすることもできる。
上記実施例では、抵抗部5を厚膜描画装置にて形成す
る例を示したが、取出し電極4だけでなく、抵抗部5も
スクリーン印刷で形成することもできる。その場合、小
範囲で抵抗値を変えるには抵抗ペーストの厚膜の幅を選
択することで対処できるが、大範囲に抵抗値を変えるに
は、第17図に示すように、抵抗ペーストの種類を変えて
複数回(N回)スクリーン印刷をする必要がある。
さらに、各区画部3の配列は、第7図に示したものに
限らず、適宜に配置することができる。例えば、第18図
に示すように縦方向に同一抵抗値を有するものを配置
し、横方向に電子部品装着順にシーケンシャル配置する
こともできる。即ちアドレス(1,1)………(1,m)のも
のは同一抵抗値を有し、同様にしてアドレス(n,1)…
……(n,m)のものも同一抵抗値を有しており、部品装
着は最初の回路基板に対してはアドレス(1,1)…(n,
1)のものが順次用いられ、次の回路基板に対してはア
ドレス(1,2)…(n,2)のものが順次用いられ、その後
も同様に繰り返される。
又、本発明が適用される電子部品Pの種類も第6図の
ものに限らず、例えば第19図に示すように、両面に取出
し電極4が形成されるとともにスルホール7にて電気的
に接続されたリフロー用抵抗チップや、第20図に示すよ
うに、スルホール7を有しないリフロー用抵抗チップ等
に、種々のものに適用できる。さらに、抵抗チップに限
らず、コンデンサチップにも適用できる。第21図はその
断面図を示し、絶縁板1の各区画部3には所定静電容量
値のコンデンサ部28と取り出し電極29a,29bとが膜形成
されている。コンデンサ部28は、導体ペーストで膜形成
される対向電極部28a,28cと誘電体ペーストで膜形成さ
れる誘電体部28bとからなり、取出し電極は対向電極部
と一体に形成されている。又、各区画部3の静電容量値
は各別に設定された値となっているが、これは、対向電
極部及び誘電体部の形状及び誘電体ペーストの種類を変
えることによって対応することができる。
本発明は上記実施例で説明した他にも種々の態様で実
施することができる。
発明の効果 本発明方法によれば、1種類の回路基板に装着すべき
多種類の電子部品、即ち抵抗値または静電容量値の異な
る多数の電子部品を1つの電子部品集合体に高密度に集
合させているので、電子部品装着機の省スペース化、低
コスト化及び装着の高速化を図ることができる。又、各
電子部品を回路基板の回路設計に対応させることによ
り、一層省スペース化、装着の高速化を図ることがで
き、さらに抵抗値や静電容量値の調整作業が不要となる
とともに回路設計も容易となる。
また、電子部品集合体自体の製造コストも低下できる
とともに微小チップ化にも対処することができる。
さらに、従来のテープ式電子部品集合体を用いた場合
に生ずる静電気や紙繊維等による弊害を防ぐことがで
き、また電子部品を装着する回路基板の種類を変更する
場合の切替え作業も容易に行える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例の流れ図、第2図は本発
明の一実施例の電子部品装着機の要部断面図、第3図は
同全体斜視図、第4図は電子部品集合体の斜視図、第5
図は同部分拡大図、第6図は電子部品単体の斜視図、第
7図は各区画部のアドレスの一例を示す平面図、第8図
は電子部品集合体の製造に用いる絶縁板の平面図、第9
図は電子部品集合体の製造工程図、第10図は電子部品集
合体の分割方法を示す斜視図、第11図は分割した電子部
品の分離整列方法を示す斜視図、第12図は他の分割方法
を示す側面図、第13図はさらに別の分割方法を示す斜視
図、第14図は別の電子部品の整列装着方法を示す斜視
図、第15図は他の分割装着方法を示す斜視図、第16図
(a)は電子部品を保持して装着する装着ヘッドの他の
構成例を示す縦断正面図、同図(b)は同動作状態の縦
断正面図、同図(c)は同図(a)のX−X矢視図、第
17図は他の電子部品集合体の製造工程図、第18図は各区
画部のアドレスの他の例を示す平面図、第19図〜第21図
は本発明方法を適用し得る他の電子部品の断面図、第22
図は従来例の断面図である。 3……区画部 5……抵抗部(機能部) 10……電子部品装着機 23……静電容量部(機能部) A……電子部品集合体 P……電子部品。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスを付された多数の区画部に各アド
    レスに対応して各別に設定された抵抗値又は静電容量値
    の電子部品を多数形成された電子部品集合体の各区画部
    のアドレスと各アドレスの電子部品を装着すべき回路基
    板における装着位置を電子部品装着機の制御部に入力し
    ておき、この電子部品装着機に前記電子部品集合体を各
    電子部品の電子部品集合体内での相対位置を変えること
    なく供給し、かつ前記電子部品集合体は電子部品の装着
    以前に各区画部毎に分割して各電子部品を分離し、各電
    子部品を順次それぞれのアドレスに基づいて回路基板の
    所定位置に装着することを特徴とする電子部品の装着方
    法。
  2. 【請求項2】各区画部におけるアドレスが電子部品の装
    着順にシーケンシャルに付されている特許請求の範囲第
    1項に記載の電子部品の装着方法。
  3. 【請求項3】各区画部におけるアドレスが、縦横方向の
    一方の方向に電子部品の装着順に付され、他方の方向に
    は電子部品を装着する回路基板の順が付されている特許
    請求の範囲第1項に記載の電子部品の装着方法。
  4. 【請求項4】電子部品集合体を、分割ナイフにて各区画
    部を区画しているV溝に沿って分割する特許請求の範囲
    第1項に記載の電子部品の装着方法。
  5. 【請求項5】電子部品集合体を、この電子部品集合体を
    弾性板上に載置してローラにて押圧することにより各区
    画部を区画しているV溝に沿って分割する特許請求の範
    囲第1項に記載の電子部品の装着方法。
  6. 【請求項6】電子部品集合体を、レーザーにて各区画部
    毎に切断する特許請求の範囲第1項に記載の電子部品の
    装着方法。
  7. 【請求項7】電子部品集合体をエキスパンドシート上に
    保持して分割した後、エキスパンドシートを拡張させて
    電子部品を分離し、分離された電子部品をピックアップ
    して回路基板に装着する特許請求の範囲第1項に記載の
    電子部品の装着方法。
  8. 【請求項8】電子部品集合体を、各区画部の相対位置関
    係を保持して各区画部毎に分割し、その状態で整列保持
    具にて保持し、この整列保持具から各電子部品をピック
    アップして回路基板に装着する特許請求の範囲第1項に
    記載の電子部品の装着方法。
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