JP2527166Y2 - 接眼型表示装置 - Google Patents
接眼型表示装置Info
- Publication number
- JP2527166Y2 JP2527166Y2 JP1446690U JP1446690U JP2527166Y2 JP 2527166 Y2 JP2527166 Y2 JP 2527166Y2 JP 1446690 U JP1446690 U JP 1446690U JP 1446690 U JP1446690 U JP 1446690U JP 2527166 Y2 JP2527166 Y2 JP 2527166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- lcd
- eye
- priority
- eyepiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、液晶表示装置を用いた接眼型表示装置に
関するものである。
関するものである。
〔従来の技術〕 近年、表示装置として接眼型表示装置が注目されてい
る。接眼型表示装置は液晶表示装置（LCD）を内蔵した
ゴーグル型の表示装置であり、ポータブルでありなが
ら、大きな映像が鑑賞できる表示装置である。この接眼
型表示装置の構成を第３図に示す。ユーザーは本体301
をのぞき込むことにより、レンズ系304,305を通して右
眼306で右眼用LCD302を見ることができ、左眼307で左眼
用LCD303を見ることができる。第４図（ａ），（ｂ）は
左右のLCDの優先視野方向を示したものである。ここ
で、左眼用LCD303、右眼用LCD302はともに表示画像を斜
め下側から見る方向、402,401に優先視野がある。とこ
ろで、LCDの優先視野方向とは、LCDの表示画像は見る方
向により画像のコントラストが異なるので、LCDの表示
画像が最も高いコントラストで見える方向をいう。例え
ば、LCDを机上に平らに置いて画像を見るとき、手前側
から見おろすとき最も高いコントラストで見えるように
設計されているLCDでは優先視野方向はこの方向という
ことであり、本明細書ではこれを優先視野方向が斜め下
方向であると表現する。また、通常の使用状態の向きに
したとき、左右の側から見おろすとき最も高いコントラ
ストで見えるように設計されているLCDでは、優先視野
方向はこの方向ということであり、本明細書ではこれを
優先視野方向が斜め左方向、斜め右方向であると表現す
る。
る。接眼型表示装置は液晶表示装置（LCD）を内蔵した
ゴーグル型の表示装置であり、ポータブルでありなが
ら、大きな映像が鑑賞できる表示装置である。この接眼
型表示装置の構成を第３図に示す。ユーザーは本体301
をのぞき込むことにより、レンズ系304,305を通して右
眼306で右眼用LCD302を見ることができ、左眼307で左眼
用LCD303を見ることができる。第４図（ａ），（ｂ）は
左右のLCDの優先視野方向を示したものである。ここ
で、左眼用LCD303、右眼用LCD302はともに表示画像を斜
め下側から見る方向、402,401に優先視野がある。とこ
ろで、LCDの優先視野方向とは、LCDの表示画像は見る方
向により画像のコントラストが異なるので、LCDの表示
画像が最も高いコントラストで見える方向をいう。例え
ば、LCDを机上に平らに置いて画像を見るとき、手前側
から見おろすとき最も高いコントラストで見えるように
設計されているLCDでは優先視野方向はこの方向という
ことであり、本明細書ではこれを優先視野方向が斜め下
方向であると表現する。また、通常の使用状態の向きに
したとき、左右の側から見おろすとき最も高いコントラ
ストで見えるように設計されているLCDでは、優先視野
方向はこの方向ということであり、本明細書ではこれを
優先視野方向が斜め左方向、斜め右方向であると表現す
る。
右眼用LCD302に右眼用の画像を映し左眼用LCD303に左
眼用の画像を写すことにより画像を立体画像にすること
が出来る。また、ユーザーにとってはあたかも大画面が
眼の前に表れたような迫力を感じさせ、それを場所を取
らずに自由な姿勢で見ることができる。これをコンピュ
ーター周辺機器として使用すれば、CADや科学シミュレ
ーションあるいは医療の分野にとっても有用なシステム
となる。実際にNASAでは遠隔制御システムの一端として
研究中である。
眼用の画像を写すことにより画像を立体画像にすること
が出来る。また、ユーザーにとってはあたかも大画面が
眼の前に表れたような迫力を感じさせ、それを場所を取
らずに自由な姿勢で見ることができる。これをコンピュ
ーター周辺機器として使用すれば、CADや科学シミュレ
ーションあるいは医療の分野にとっても有用なシステム
となる。実際にNASAでは遠隔制御システムの一端として
研究中である。
従来の接眼型表示装置では、左右のLCDの優先視野方
向が斜め下方向にあるため、左右の眼の正面から横方向
にはずれた部分の画像のコントラストが下がる。このた
め、表示装置の左右の外側の映像がはっきりせず、映像
の拡がり、ユーザーが映像に囲まれているという臨場感
に欠け、迫力に乏しい映像になってしまうという問題点
がある。
向が斜め下方向にあるため、左右の眼の正面から横方向
にはずれた部分の画像のコントラストが下がる。このた
め、表示装置の左右の外側の映像がはっきりせず、映像
の拡がり、ユーザーが映像に囲まれているという臨場感
に欠け、迫力に乏しい映像になってしまうという問題点
がある。
本考案は、この問題点を解決した、臨場感あふれる接
眼型表示装置を提供することを目的とする。
眼型表示装置を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、接眼型表示装置
を構成する左右の液晶表示装置の優先視野方向をそれぞ
れ斜め左方向、斜め右方向にし、左右外側の画像をも高
いコントラストで観察できるようにして、映像の拡が
り、臨場感を高めることを特徴としている。
を構成する左右の液晶表示装置の優先視野方向をそれぞ
れ斜め左方向、斜め右方向にし、左右外側の画像をも高
いコントラストで観察できるようにして、映像の拡が
り、臨場感を高めることを特徴としている。
更に、本考案の表示装置は、左右の液晶表示装置の中
央部と外側の傾きを調節する機構、すなわち、視野方向
調節手段を設けて、各液晶表示装置を最適視野方向に調
節して観察できるものである。
央部と外側の傾きを調節する機構、すなわち、視野方向
調節手段を設けて、各液晶表示装置を最適視野方向に調
節して観察できるものである。
第１図は本考案による接眼型表示装置の構成を示す。
右眼用LCD102と左眼用LCD108を備えており、この２つの
LCD102,108は各々の補助基盤105,107に装着されてい
る。
右眼用LCD102と左眼用LCD108を備えており、この２つの
LCD102,108は各々の補助基盤105,107に装着されてい
る。
各々の補助基盤105,107のユーザーの鼻側はちょうつ
がい106で本体101に接続されており、反対側はそれぞれ
バネ112と右眼用調節ネジ104、バネ113と左眼用調節ネ
ジ109により固定されている。右眼用調節ネジ104により
補助基盤105の傾きをかえて、該基板に固定されている
右眼用LCD102の傾きを調節でき、左眼用LCD108の傾きも
同様に左眼用調節ネジ109により調節できる。第２図は
それぞれ左、右のLCDの優先視野方向を示した図であ
る。図（ａ）において左眼用LCD108は配向膜のラビング
方向を変えることにより、優先視野が、映し出される画
像の左側202になるように液晶が配向されており、図
（ｂ）において右眼用LCD102は優先視野が、映し出され
る画像の右側201になるように液晶が配向されている。
ユーザーは右眼120で右眼用LCD102を調節ネジ104を調節
しながら、左眼で左眼用LCD108を調節ネジ109を調節し
ながらレンズ系110,111を通して各々の最適優先視野方
向から見ることが出来る。
がい106で本体101に接続されており、反対側はそれぞれ
バネ112と右眼用調節ネジ104、バネ113と左眼用調節ネ
ジ109により固定されている。右眼用調節ネジ104により
補助基盤105の傾きをかえて、該基板に固定されている
右眼用LCD102の傾きを調節でき、左眼用LCD108の傾きも
同様に左眼用調節ネジ109により調節できる。第２図は
それぞれ左、右のLCDの優先視野方向を示した図であ
る。図（ａ）において左眼用LCD108は配向膜のラビング
方向を変えることにより、優先視野が、映し出される画
像の左側202になるように液晶が配向されており、図
（ｂ）において右眼用LCD102は優先視野が、映し出され
る画像の右側201になるように液晶が配向されている。
ユーザーは右眼120で右眼用LCD102を調節ネジ104を調節
しながら、左眼で左眼用LCD108を調節ネジ109を調節し
ながらレンズ系110,111を通して各々の最適優先視野方
向から見ることが出来る。
本考案による接眼型表示装置では左右のLCDの優先視
野方向を各LCDをそれぞれ斜め左側、斜め右側から見る
方向にしたので、左右に拡がりがあり、臨場感あふれる
映像を鑑賞できる。
野方向を各LCDをそれぞれ斜め左側、斜め右側から見る
方向にしたので、左右に拡がりがあり、臨場感あふれる
映像を鑑賞できる。
第１図は本考案の接眼型表示装置の構成図、第２図は本
考案の表示装置に用いるLCDの優先視野方向の説明図、
第３図は従来の接眼型表示装置の構成図、第４図は従来
の表示装置に用いるLCDの優先視野方向の説明図であ
る。 102……右眼用LCD、108……左眼用LCD、104……右眼用
調節ネジ、109……左眼用調節ネジ、201……右眼用LCD
優先視野方向、202……左眼用LCD優先視野方向。
考案の表示装置に用いるLCDの優先視野方向の説明図、
第３図は従来の接眼型表示装置の構成図、第４図は従来
の表示装置に用いるLCDの優先視野方向の説明図であ
る。 102……右眼用LCD、108……左眼用LCD、104……右眼用
調節ネジ、109……左眼用調節ネジ、201……右眼用LCD
優先視野方向、202……左眼用LCD優先視野方向。
Claims (2)
- 【請求項１】眼前に装着され、左右に設けられた液晶表
示装置に、それぞれ左眼観察用、右眼観察用の画像を表
示する接眼型表示装置において、各液晶表示装置をそれ
ぞれ斜め左方向、斜め右方向から見るようにして、優先
視野方向から見るように配置したことを特徴とする接眼
型表示装置。 - 【請求項２】請求項（１）記載の接眼型表示装置に、各
液晶表示装置を最適優先視野方向に向ける視野方向調節
手段を設けたことを特徴とする接眼型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1446690U JP2527166Y2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 接眼型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1446690U JP2527166Y2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 接眼型表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03105892U JPH03105892U (ja) | 1991-11-01 |
| JP2527166Y2 true JP2527166Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31517832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1446690U Expired - Lifetime JP2527166Y2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 接眼型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527166Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP1446690U patent/JP2527166Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03105892U (ja) | 1991-11-01 |
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