JP2526376Y2 - テープホルダー - Google Patents

テープホルダー

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JP2526376Y2
JP2526376Y2 JP1990011961U JP1196190U JP2526376Y2 JP 2526376 Y2 JP2526376 Y2 JP 2526376Y2 JP 1990011961 U JP1990011961 U JP 1990011961U JP 1196190 U JP1196190 U JP 1196190U JP 2526376 Y2 JP2526376 Y2 JP 2526376Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はテープホルダーに関するもので、更に詳細
には、複数の粘着テープのロール体を保持し、使用目的
に応じてテープの取出しを行えるようにしたテープホル
ダーの改良に係るものである。
[従来の技術] 一般に、この種のテープホルダーとして、粘着テープ
のロール体の保持部と、ロール体から引き出されるテー
プの切断部とを有するテープカッターや剥離テープに多
数のラベルを剥離可能に貼着したロールラベル体の保持
部と、ロール体から引き出されるテープからラベルを剥
離する剥離部とを有するラベルテープホルダー等が知ら
れている。
このうち、前者のテープカッターは、粘着層を有する
ため、ロール体からテープを引き出すには大きな剥離力
を必要とする場合が多く、そのためロール体を回転可能
に保持する保持部はリール体にて形成されている。
また、複数のテープを保持するものとして同軸上に複
数のロール体を装着した連式のテープカッターが知られ
ている(実開昭62-164269号公報、実開昭63-151473号公
報、実開平1-68359号公報参照)。このうち併設配置さ
れる複数のテープカッター部からのテープの取出し及び
切断を容易にするために、テープカッター部を高さ方向
に階段状に形成するか(実開昭62-164269号公報参
照)、あるいは、テープカッター部を水平方向に段階状
に形成してある(実開平1-68359号公報参照)。
また、テープの取出し部を異なる方向に設けて異なる
方向から同時にテープを引き出せるようにしたものも知
られている(実公昭36-33400号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のこの種のテープホルダーにおい
ては、粘着テープを容易に引き出せるようにするために
保持部をリールにて形成する必要があるため、ロール体
を補充交換する場合、まず、リールをホルダー本体から
取り外した後、このリールにロール体を装着し、そし
て、ロール体を装着したリールをホルダー本体に取り付
けなければならないという煩雑な面があった。
これに対し、複数のロール体を装着した連式テープカ
ッターにおいては、同時に複数のロール体を保持するた
め、単式のテープカッターに比較してロール体の補充交
換の回数は少くできるが、補充交換の煩雑さは免れるこ
とができない。また、連式テープカッターは同時に複数
のロール体からテープを引き出して使用に供することが
できるが、従来のこの種のテープカッターはいずれも固
定式であるため、テープの引き出し方向が決ってしま
い、任意の方向から自由にテープを取り出すことができ
ないという不都合があった。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、剥離力の
比較的小さいテープのロール体を簡単に装着でき、か
つ、ホルダー本体を移動することなくテープの取り出し
方向を簡単に任意の方向に設定できるようにしたテープ
ホルダーを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案のテープホルダ
ーは、粘着層を有する粘着テープのロール体を保持する
保持部と、上記ロール体から引き出されるテープの取出
し部とを有するテープホルダーにおいて、上記ロール体
を載置状態で回転可能に保持する保持部と、上記ロール
体から引き出されたテープの切断部を有する複数のホル
ダー本体と、保持部とテープ取出し部との間に形成され
るテープ蛇行防止部とを具備し、上記ホルダー本体の保
持部側を連結すると共に、ホルダー本体のうちの少なく
とも1つの保持部側を上記取出し部の方向を変更すべく
回転可能に枢着し、上記テープ蛇行防止部を、少なくと
も1組のテープ受けローラーとテープ押えローラーとで
形成すると共に、テープ受けローラーを1又は複数の回
転自在な受けローラー体にて形成し、かつ、各受けロー
ラー体の表面を粘着剥離用粗面とした。ことを特徴とす
る(請求項1)。
この考案において、上記保持部はロール体を載置状態
で回転可能に保持する構造であれば円弧状の受部材にて
形成しても差し支えないが、好ましくは保持部を互いに
平行な2本の支持軸と、一方の支持軸に回転自在に嵌合
される円筒体とで形成し、他方の支持軸に、この支持軸
に対して衝動可能に装着されると共に、ロール体の側面
に接触し、かつテープホルダーのホルダー本体に当接係
合するロール体保護板を具備する方がよい(請求項
2)。
また、上記ホルダー本体は保持部側が互いに連結さ
れ、少なくとも1つのホルダー本体が取出し部の方向を
変更すべく回転可能に枢着される構造であれば、各ホル
ダー本体の保持部側を連結基台にて連結したものであっ
てもよく、あるいは、固定基台上に各ホルダー本体を載
置させて少なくとも1つのホルダー本体を水平方向に回
転可能に枢着してもよい。この場合、回転可能に枢着さ
れるホルダー本体のテープ取出し部側は互いに固定され
ない状態であってもよく、あるいは、例えばねじ部材や
マグネット等の固定手段をもって係脱可能に固定するも
のであってもよい。
[作用] 上記のように構成することにより、各ホルダー本体の
保持部においてロール体を載置状態で回転可能に保持で
き、ロール体の補充交換を容易に行うことができる。ま
た、保持部側が回転可能に枢着されたホルダー本体を所
望の位置に回転させた状態でロール体から引き出された
テープを取出し部において所定の長さに切断することが
でき、同時に複数の箇所から所望のテープを取出するこ
とができる。
[実施例] 以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
◎ 第一実施例 第1図はこの考案のテープホルダーの第一実施例の概
略側面図、第2図は第1図の背面図、第3図は第1図の
平面図で示されている。
この考案のテープホルダーは、粘着テープを巻回した
ロール体Aを保持する保持部10と、ロール体Aから引き
出されたテープBの取出し部である切断部20とを具備す
る複数のホルダー体30(具体的には第1、第2及び第3
のホルダー本体31,32,33)と、これらホルダー本体31,3
2,33の保持部側を連結する連結基台40とで主要部が構成
されている。
ホルダー本体30は、長方形状の水平基板34の一側辺に
段状の垂直壁35を折曲すると共に、水平基板34及び垂直
壁35の先端に前壁36を形成した共通の形態を有する金属
製部材にて形成されている。また、水平基板34の基部側
すなわち保持部側の端部に設けられた取付片37が連結基
台40上に載置された状態で互いに連結されている。この
場合、両側に位置する第1及び第3のホルダー本体31,3
3の取付片37は枢支ピン38によって連結基台40上に枢着
されて水平方向に回転可能に形成されており(第3図参
照)、また、第1及び第3のホルダー本体31,33の間に
位置する第2のホルダー本体32の取付片37は固定ピン39
によって連結基台40上に固定されている。したがって、
第3図に示すように、第2のホルダー本体32に対して第
1及び第3のホルダー本体31,33を180度の範囲内におい
て自由に回転させてテープ取出し部(切断部20)の向き
を任意の方向に位置させることができる。
なお、各ホルダー本体30の先端側すなわちテープ取出
し部側には連結基台40との高さ位置を保持するための断
面L形の脚部30aが形成されている。
上記のように構成されるホルダー本体30の垂直壁35
は、保持部側の低い壁部35aと、テープ取出し部側の高
い壁部35bとで構成されており、第1のホルダー本体31
においては保持部側の水平基板34の他側から低い壁部35
aに対峙する対向壁35cが起立されている。また、第1の
ホルダー本体31から第3のホルダー本体33に向って順次
段階状となるように第1のホルダー本体31に対して第2
のホルダー本体32を長くし、更に、第2のホルダー本体
32に対して第3のホルダー本体33の長さを長く形成して
ある(第3図及び第4図参照)。
なお、第2級第3のホルダー本体33の水平基板34にお
ける第1のホルダー本体31又は第2のホルダー本体32の
先端側垂直壁35と隣接する部位には固定用のマグネット
42が装着されて、第1ないし第3のホルダー本体31,32,
33を平行状態にした際に互いに固定できるようにしてあ
る(第5図参照)。
上記保持部10は、垂直壁35の低い壁部35aに固定され
るか、あるいは、低い壁部35aと対向壁35cとの間に架設
される互いに平行な支持軸11,12にて形成されている。
この場合、テープ取出し部側の支持軸12は固定軸13に回
転自在に円筒体14を嵌合した構造となっている。したが
って、保持部10の両支持軸11,12上にロール体Aを載置
させることにより、ロール体Aを回転可能に保持するこ
とができる。
また、支持軸11にはロール体保護板15が摺動可能に装
着されて保持部10にて保持されるロール体Aの外方への
脱落を防止し得るようにしてある(第1図及び第7図参
照)。このロール体保護板15は、第1図、第6図及び第
7図に示すように、支持軸11を遊嵌する透孔15aを有す
る矩形部の1角部を切り欠いた形状に形成されており、
支持軸11に摺動可能に装着され、切り欠かれた角部と対
角線上の角部がホルダー本体30(具体的には水平基板3
4)に当接係合した状態で、ロール体Aの側面の一部に
接触している。このように、支持軸11にロール体保護板
15を摺動可能に装着することにより、ロール体Aの回転
に支障をきたことなく、ロール体Aの横方向のズレを防
止することができる。
上記切断部20は、前壁36の上部外面に固着されて前壁
36の上端から突出する鋸歯状の板カッター21を具備して
おり、この板カッター21の両側には安全のためにガード
板22が立設されている。
なお、切断部20は必ずしも前壁36に固着される板カッ
ター21である必要はなく、テープBの先端受部とカッタ
ーとを一体に形成したものであってもよい。
一方、上記保持部10と切断分20との間には、ロール体
Aから引き出されるテープBの蛇行防止部50が形成され
ている。このテープ蛇行防止部50は、第1図及び第8図
に示すように、ロール体Aから引き出されるテープBの
粘着面の背面に当接する第1のテープ押えローラー51
と、第1のテープ押えローラー51を介して引き出された
テープBの粘着面に当接する第1のテープ受けローラー
52と、第1のテープ受けローラー52を介して引き出され
るテープBの粘着面の背面に当接する第2のテープ押え
ローラー53及び第2のテープ押えローラー53を介して引
き出されるテープBの粘着面に当接する第2のテープ受
けローラー54とで構成されている。
この場合、第1及び第2のテープ押えローラー51,53
は、垂直壁35の高い壁部35bに固設される水平軸55に回
転自在に嵌合されるプラスチック製筒体にて形成されて
いる。また、第1及び第2のテープ受けローラー52,54
は、垂直壁35の高い壁部35bに固設される水平軸55に回
転自在に嵌合される例えば2分割の金属製筒体から成る
受けローラー体56,56にて形成されると共に、各受けロ
ーラー体56の表面には粘着剥離用の粗面を形成すべくロ
ーレット切り57が施されている。このように、受けロー
ラー体56を水平軸55に回転自在に嵌合することにより、
テープ押えローラー51,53により押圧されて蛇行が防止
されるテープBの引き出しを容易にすることができる。
また、受けローラー体56の表面にローレット切り57を施
すことにより、蛇行防止のための押えローラー51,53の
押圧によるテープBの受けローラー体56への粘着を阻止
つまり剥離性をもたせてテープBの引き出しを容易にす
ることができる。したがって、上記のようにテープ蛇行
防止部50を形成することにより、ロール体Aから引き出
されるテープBの蛇行を防止して方向性をもたせること
ができると共に、蛇行防止のための押圧力が負荷による
テープBの受けローラー体56への粘着を防止して、テー
プBの引き出しを容易にすることができる。
なおこの場合、受けローラー体56は1つであってもよ
いが、このように第1及び第2のテープ受けローラー5
2,54を例えば2分割のような複数の金属製筒状の受けロ
ーラー体56,56にて形成することにより、例えば1つの
ホルダー本体30の保持部10に幅の狭い2本のロール体A
を同時に保持する場合にも対向できるという効果があ
る。また、第1のテープ受けローラー52のローラー体5
6,56の中央部にはゴム等の弾性を有するリング58が着脱
可能に装着されており、このリング58により特に粘着力
の強い接着テープBの粘着力によりテープBの引き出し
抵抗を少なくすると共に、テープBの蛇行を確実に防止
し得るようにしてある。なお、接着テープBの蛇行がな
い場合には、リング58を取り外しておけばよい。
次に、この考案のテープホルダーの使用態様の一例に
ついて説明する。
まず、使用目的に応じたテープのロール体Aを用意し
て各ロール体Aをホルダー本体30の保持部10の支持軸1
1,12上に載置すると共に、ロール体保護板15を移動させ
てロール体Aの側部に当接すると共に、ロール体保護板
15の角部をホルダー本体30の水平基板34上に当接係合す
ることにより、ロール体Aを回転可能に保持する。この
場合、ホルダー本体30(図面では第1のホルダー本体31
の場合を示す)には幅の狭い2本のロール体Aをロール
体保護板15を介在させて同時に保持することも可能であ
る。次に、保持部10に保持されたロール体Aからテープ
Bを引き出して第1のテープ押えローラー51、第1のテ
ープ受けローラー52、第2のテープ押えローラー53及び
第2テープ受けローラー54に交互に当接させて切断部20
まで引き出してセットは完了する。なお、剥離力が小さ
く、堅い基材から成るテープを使用する場合には、第1
のテープ受けローラー52から弾性リング58を取り外して
おいてもよい。また、ロール体Aから引き出されるテー
プを第1のテープ押えローラー51に当接させずに、第8
図に一点鎖線で示すように、第1のテープ受けローラー
52に当接させるようにしてもよい。
このようにロール体Aをセットされたテープホルダー
を机等の上に載置した状態で第1及び第3のホルダー本
体31,33を所定の方法に回転させることにより切断部20
の向きを所望の位置に設定することができ、ホルダー本
体30から所望のテープBを引き出して包装容器の梱包や
シール等を行うことができる。使用後、第1及び第3の
ホルダー本体31,33を元の位置まで回転して第2のホル
ダー本体32に当接固定させておけば、コンパクトな状態
とすることができる。
◎ 第二実施例 第9図はこの考案の第二実施例の斜視図、第10図は第
二実施例の概略平面図が示されている。
第二実施例は第1ないし第3のホルダー本体31,32,33
の配列と固定手段を第一実施例と別の態様とした場合で
ある。すなわち、固定基台41上に第1、第2及び第3の
ホルダー本体31,32,33を水平方向に段階状に載置すると
共に、第1及び第3のホルダ本体31,33の保持部側をを
枢支ピン38をもって固定基台31に枢着して、水平方向に
回転可能に形成し、第1、第2及び第3のホルダー本体
31,32,33を水平方向以外に垂直方向においても段階状に
配列し、蝶ねじ等の固定具43にて第1及び第3のホルダ
ー本体31,33を固定基台41上に固定し得るようにした場
合である。この場合、第1及び第3のホルダー本体33の
水平基板34の先端側に切欠部44を設け、切欠部44と対応
する固定基台41にねじ孔(図示せず)を設けておき、切
欠部44を介してねじ孔に蝶ねじ43をねじ結合させること
により、第1及び第3のホルダー本体31,33を固定する
ことができる。勿論、蝶ねじ43にかえてマグネット42に
よって固定することも可能である。なお、第二実施例に
おいて、その他の部分は上記第一実施例と同じであるの
で、同一部部には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
◎ 第三実施例 第11図はこの考案の第三実施例における要部断面斜視
図が示されている。
第三実施例は、粘着テープの他に剥離テープに多数の
ラベルを剥離可能に貼着したロールラベル体を保持部に
て保持して、ロールラベルの剥離テープからラベルを剥
離させるようにした場合である。すなわち、上記第一実
施例及び第二実施例と同様に保持部10に保持されたロー
ル体Aから引き出されるラベルの取出し部23を、先端部
を鋭角状な剥離板24と、この剥離板24の先端部下方面と
の間にテープの案内通路25を形成すべく配置される案内
軸26と、案内軸26の下方に配置される案内軸27とで構成
した場合である。
このように構成することにより、ラベル付剥離テープ
Cの剥離テープDを案内通路25から剥離テープ取出し案
内軸27に案内して外方へ引き出すと、ラベル付剥離テー
プCからラベルEを剥離した状態で取出すことができ
る。
上記ラベル取出し部23は上記第一実施例及び第二実施
例における第1ないし第3のホルダー本体31,32,33のい
ずれにも組込むことができ、上記テープカッターと組み
合わせることにより、包装容器の梱包、シールと共に包
装容器へのラベル貼着を流れ作業にて行うことができ
る。
なお、上記実施例ではホルダー本体30が3つの場合に
ついて説明したが、必ずしもホルダー本体30は3つであ
る必要はなく、2つ、あるいは、4つ以上任意の数であ
ってもよい。また、上記実施例では第1及び第3のホル
ダー本体31,33が水平方向に回転可能に枢着され、第2
のホルダー本体32が固定の場合について説明したが、必
ずしもこのように形成する必要はなく、少なくとも1つ
以上のホルダー本体30が回転可能であれば、全て回転可
能に形成してもよく、また、ホルダー本体30の回転方向
は必ずしも水平方向である必要はなく、斜め上方に向け
て回転させることも可能である。また、上記実施例で
は、ホルダー本体30の垂直壁35が高い壁部35aと低い壁
部35bとで構成される場合について説明したが、勿論、
垂直壁35全体をを高い壁部にて構成してもよい。
[考案の効果] 以上に説明したように、この考案のテープホルダーに
よれば、上記のように構成されているので、以下のよう
な効果が得られる。
1) 請求項1記載のテープホルダーによれば、 ロール体を載置状態で回転可能に保持する保持部
と、ロール体から引き出されたテープの切断部を有する
複数のホルダー本体の保持部側を連結すると共に、ホル
ダー本体のうちの少なくとも1つの保持部側を取出し部
の方向を変更すべく回転可能に枢着して成るので、ロー
ル体を容易に補充交換することができると共に、簡単に
回転可能な状態に保持することができ、しかも、複数の
テープロール体を任意の角度の位置から自由に引き出す
ことができ、かつ、同時に異なるテープを取出して使用
することができる。
テープ蛇行防止部を、少なくとも1組のテープ受け
ローラーとテープ押えローラーとで形成すると共に、テ
ープ受けローラーを1又は複数の回転自在な受けローラ
ー体にて形成し、かつ、各受けローラー体の表面を粘着
剥離用粗面とするので、ロール体から引き出されるテー
プの蛇行を防止することができると共に、接着テープに
おいても接着剤の接着力に影響を受けずに円滑にテープ
の取出しを行うことができる。
2) 請求項2記載のテープホルダーによれば、 保持部を、互いに平行な2本の支持軸と、一方の支
持軸に回転自在に嵌合される円筒体とで構成するので、
ロール体を安定した状態で保持することができると共
に、ロール体の回転を円滑にしてテープの引き出しを容
易に行うことができる。
他方の支持軸に、この支持軸に対して摺動可能に装
着されると共に、ロール体の側面に接触し、かつテープ
ホルダーのホルダー本体に当接係合するロール体保護板
を具備して成るので、ロール体の回転に支障をきたすこ
となくロール体を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のテープホルダーの第一実施例の概略
側面図、第2図は第1図の背面図、第3図は第1図の平
面図、第4図は第一実施例の斜視図、第5図は第4図の
V−V断面図、第6図は第一実施例の分解斜視図、第7
図はこの考案における保持部を示す斜視図、第8図はこ
の考案における取出し部とテープ蛇行防止部を示す斜視
図、第9図はこの考案のテープホルダーの第二実施例の
斜視図、第10図は第二実施例の概略平面図、第11図はこ
の考案のテープホルダーの第三実施例の要部斜視図であ
る。 符号説明 (10)……保持部 (11,12)……支持軸 (15)……ロール体保護板 (20)……切断部(テープ取出し部) (21)……カッター (23)……ラベル取出し部 (24)……剥離板 (25)……案内通路 (26)……案内軸 (30)……ホルダー本体 (31)……第1のホルダー本体 (32)……第2のホルダー本体 (33)……第3のホルダー本体 (38)……枢支ピン (40)……連結基台 (41)……固定基台 (50)……テープ蛇行防止部 (51)……第1のテープ押えローラー (52)……第1のテープ受けローラー (53)……第2のテープ押えローラー (54)……第2のテープ受けローラー (56)……受けローラー体 (57)……ローレット切り(剥離用粗面)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着層を有する粘着テープのロール体を保
    持する保持部と、上記ロール体から引き出されるテープ
    の取出し部とを有するテープホルダーにおいて、 上記ロール体を載置状態で回転可能に保持する保持部
    と、上記ロール体から引き出されたテープの切断部を有
    する複数のホルダー本体と、保持部とテープ取出し部と
    の間に形成されるテープ蛇行防止部とを具備し、 上記ホルダー本体の保持部側を連結すると共に、ホルダ
    ー本体のうちの少なくとも1つの保持部側を上記取出し
    部の方向を変更すべく回転可能に枢着し、 上記テープ蛇行防止部を、少なくとも1組のテープ受け
    ローラーとテープ押えローラーとで形成すると共に、テ
    ープ受けローラーを1又は複数の回転自在な受けローラ
    ー体にて形成し、かつ、各受けローラー体の表面を粘着
    剥離用粗面とした、 ことを特徴とするテープホルダー。
  2. 【請求項2】保持部を、互いに平行な2本の支持軸と、
    一方の支持軸に回転自在に嵌合される円筒体とで構成
    し、他方の支持軸に、この支持軸に対して摺動可能に装
    着されると共に、ロール体の側面に接触し、かつテープ
    ホルダーのホルダー本体に当接係合するロール体保護板
    を具備して成ることを特徴とする請求項1記載のテープ
    ホルダー。
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