JP2526269Z - - Google Patents

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JP2526269Z
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Japan
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glass plate
fitting
fitting groove
silicone rubber
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は、ガラス板を嵌込んで取付け、ガラス板間或いは窓枠・ガラス板間を
シールする窓枠用ジッパ−ガスケットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、ガラス板を嵌込んで取付け、ガラス板間或いは窓枠・ガラス板間をシー
ルする窓枠用ジッパ−ガスケットとして、図1及び図3に示すように、ガラス板
10を嵌込む断面U字状のガラス板嵌込溝21を設け、断面をH字或いはY字に
形成したH型或いはY型と称するものが使用されている。なお、このジッパ−ガ
スケット20は断面星形のロックストリップ30を嵌込むロックストリップ嵌込
溝22を設けてあって、ロックストリップ30を嵌込まない時はガラス板嵌込溝
21は変形容易で、ガラス板10の嵌込みが容易であるが、ガラス板10を嵌込
んだ後は、ロックストリップ30を嵌込むと、変形が困難になり、ガラス板10
の抜けを防止する働きをする。上記ジッパ−ガスケット20は、黒色でよいもの
については、図1・図3に示すように、EPDM組成物を主体に押出成形して製
造し、カラー物については、シリコーンゴム主体に製造している。また、図2・ 図4に示すように、内部本体40をEPDM組成物で製造し、表面にカラー皮膜
51を施したものは、カラー皮膜の材料として、CSM,CPE等を使用してお
り、この場合、シリコーンゴムは成形性の点で使用されていない。 【0003】 上記従来のものは、表面をカラーにすると、材料全てを高価なシリコーンゴム
を使用するか、或はコストは下がるが、色調が不鮮明、且つ光沢に乏しい、すな
わち、色の濁ったCSM,CPE等の皮膜を施すかのいずれかしなければならな
いと言う問題点がある。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問題点は、上記従来の窓枠用ジッパ−ガスケット20は、表
面をカラーにすると、材料全てを高価なシリコーンゴムを使用するか、或はコス
トは下がるが、色調が不鮮明、且つ光沢に乏しい、すなわち、色の濁ったCSM
,CPE等の皮膜を施すかのいずれかしなければならないことである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 図5乃至図7を参考にして説明する。本考案は、ガラス板10を嵌込む断面U
字状のガラス板嵌込溝21を設け、さらにガラス板10の抜けを防止する断面星
形のロックストリップ30を嵌込むロックストリップ嵌込溝22を一つ設け、全
体として断面をH字或いはY字に押出成形してなるゴム様弾性体よりなる窓枠用
ジッパ−ガスケットであって、EPDM組成物よりなる内部本体40の表面に内
部本体40よりも硬度の低いシリコーンゴムよりなるカラー皮膜50を施すと共
に、各ガラス板嵌込溝21にその開口部を絞る前記シリコーンゴムよりなる小リ
ップ23を形成してなるものである。 【0006】 【実施例】 実施例について説明すると、10はガラス板、20はそのガラス板10を嵌込
むところのゴム様弾性体よりなる窓枠用ジッパーガスケットであって、全体とし
て断面をH字或いはY字に押出成形して製造してあり、同時押出によって、EP DM組成物よりなる内部本体40の表面にシリコーンゴムよりなるカラー皮膜5
0を施してある。なお、加硫はパーオキサイド加硫を行う。21はガラス板10
を嵌込む断面U字状のガラス板嵌込溝、22はガラス板10の抜けを防止する断
面星形のロックストリップ30を嵌込むロックストリップ嵌込溝で一つ設けられ
ている。23,23はガラス板嵌込溝21の開口部を絞るよう突設したカラー皮
膜50と一体のリップであって、その硬度はジッパ−ガスケット本体の硬度(H
s=70〜80)よりも低く、Hs=65〜75である。シリコーンゴムには、
東芝シリコーンEH1470U(商品名)等を用いることができる。 【0007】 作用について説明すると、表面にシリコーンゴムのカラー皮膜50を施してあ
るため、色調が鮮明で、且つ光沢に富み、外観が向上する。しかも、全体をシリ
コーンゴムで製造したものに比較して、極めて安価である。シール性については
、各ガラス板嵌込溝21開口部を絞る小リップ23,23は、硬度の低いシリコ
ーンゴムよりなるため、ガラス板10のガラス板嵌込溝21への嵌込みが一層容
易になり、従来のように、小リップ23,23が引掛かって、破れることはない
。また、ガラス板10を嵌込んだ後、開口部を絞る小リップ23,23は、ガラ
ス板10とのなじみ性・密着シール性がよく、ガラス板10の面に多少のゴミ・
異物が付着していても、雨漏れしないシールが可能になる。 【0008】 【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるため、色調が鮮明で、光沢に富み、耐候性に
すぐれ、外観に優れ、高価なシリコーンゴムは表層のみ使用されていて、安価で
ある。さらに、ガラス板嵌込溝21の開口部を絞る小リップ23,23が変形し
易く、ガラス板10のガラス板嵌込溝21への嵌込みが容易で、ガラス板10に
引掛かって破れることはなく、また、ガラス板10とのなじみ性・密着シール性
がよく、シール性に優れている。
【図面の簡単な説明】 【図1】 カラー皮膜を施していない従来例を示す断面図である。 【図2】 カラー皮膜を施した従来例を示す断面図である。 【図3】 カラー皮膜を施していない他の従来例を示す断面図である。 【図4】 カラー皮膜を施した他の従来例を示す断面図である。 【図5】 本考案の図1及び図2に対応する実施例を示す断面図である。 【図6】 本考案の図3及び図4に対応する他の実施例を示す断面図である。 【図7】 本考案の小リップを示す断面図である。 【符号の説明】 10 ガラス板 20 ジッパーガスケット 21 ガラス板嵌込溝 22 ロックストリップ嵌込溝 23 リップ 30 ロックストリップ 40 内部本体 50 カラー皮膜 51 カラー皮膜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ガラス板(10)を嵌込む断面U字状のガラス板嵌込溝(21
    )を設け、ガラス板(10)の抜けを防止する断面星形のロックストリップ(3
    0)を嵌込むロックストリップ嵌込溝(22)を一つ設け、全体として断面をH
    字或いはY字に押出成形してなるゴム様弾性体よりなる窓枠用ジッパ−ガスケッ
    トにおいて、EPDM組成物よりなる内部本体(40)の表面に内部本体(40
    )よりも硬度の低いシリコーンゴムよりなるカラー皮膜(50)を施すと共に、
    各ガラス板嵌込溝(21)にその開口部を絞る前記シリコーンゴムよりなる小リ
    ップ(23)を形成してなる窓枠用ジッパ−ガスケット。

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