JP2525951Y2 - 電磁ポンプのコアー - Google Patents
電磁ポンプのコアーInfo
- Publication number
- JP2525951Y2 JP2525951Y2 JP1988003652U JP365288U JP2525951Y2 JP 2525951 Y2 JP2525951 Y2 JP 2525951Y2 JP 1988003652 U JP1988003652 U JP 1988003652U JP 365288 U JP365288 U JP 365288U JP 2525951 Y2 JP2525951 Y2 JP 2525951Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- core
- electric heating
- electromagnetic
- heating element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、アニュラリニアインダクションポンプ
(ALIP)と呼ばれている電磁ポンプのコアーの構造に関
する。
(ALIP)と呼ばれている電磁ポンプのコアーの構造に関
する。
[従来の技術] 第3図は、従来の電磁ポンプの代表例の断面で、1は
その電磁ポンプ、2は誘導コイル、3はダクト、4はコ
アー、5は吐出管、6は溶湯保温炉、7は溶湯、8は前
記コアー4の保護管、20は電磁鉄心で棒材、9は棒状電
熱体で前記電磁鉄心20に嵌設した深穴に嵌装している如
く構成されている前記保護管は、耐溶湯性セラミックス
材よりなり、そのフランジ部をパッキン材18を挟んで、
前記ダクト3の端面に押圧して液密としている。
その電磁ポンプ、2は誘導コイル、3はダクト、4はコ
アー、5は吐出管、6は溶湯保温炉、7は溶湯、8は前
記コアー4の保護管、20は電磁鉄心で棒材、9は棒状電
熱体で前記電磁鉄心20に嵌設した深穴に嵌装している如
く構成されている前記保護管は、耐溶湯性セラミックス
材よりなり、そのフランジ部をパッキン材18を挟んで、
前記ダクト3の端面に押圧して液密としている。
19は、パッキン材で前記ダクト3の他端と前記溶湯保
温炉の側壁開口を液密としている。
温炉の側壁開口を液密としている。
13は、押え板で前記保護管8のフランジ部を押圧して
おり、前記溶湯保温炉側壁6aに螺着したスタッド14と、
ばね15、座金16、ナット17による弾性的押圧手段を複数
配設している。21は前記電磁鉄心20の押え片である。11
は電磁鉄心20に嵌設した穴に挿入した熱電対である。
おり、前記溶湯保温炉側壁6aに螺着したスタッド14と、
ばね15、座金16、ナット17による弾性的押圧手段を複数
配設している。21は前記電磁鉄心20の押え片である。11
は電磁鉄心20に嵌設した穴に挿入した熱電対である。
[考案が解決しようとする課題] 以上、従来の電磁ポンプのコアー4の構成において、
電磁鉄心20は50%コバルト鋼製で、高価な材料であり、
棒状電熱体を嵌装するための深穴加工による材料のロス
が大きく、又熱電対挿入のための小径の深穴加工を含む
機械加工が必要であり、比較的高価なコアーになってい
た。
電磁鉄心20は50%コバルト鋼製で、高価な材料であり、
棒状電熱体を嵌装するための深穴加工による材料のロス
が大きく、又熱電対挿入のための小径の深穴加工を含む
機械加工が必要であり、比較的高価なコアーになってい
た。
この考案は、電磁鉄心の機械加工を不要とする低コス
トのコアーを提供することを目的とする。
トのコアーを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上述の目的を達成するために、棒状電熱体
と、耐溶湯性材料の保護管と前記棒状電熱体を中心にし
て前記保護管内に、前記棒状電熱体の外面と直に接して
配設された電磁鉄線群を、前記保護管の管長方向に平行
に挿入充填し、外電磁鉄線群の中に挿入した熱電対線と
で構成してなることを特徴とする電磁ポンプのコアーを
提供することを特徴とする。
と、耐溶湯性材料の保護管と前記棒状電熱体を中心にし
て前記保護管内に、前記棒状電熱体の外面と直に接して
配設された電磁鉄線群を、前記保護管の管長方向に平行
に挿入充填し、外電磁鉄線群の中に挿入した熱電対線と
で構成してなることを特徴とする電磁ポンプのコアーを
提供することを特徴とする。
[作用] 上記のように構成することにより、電磁鉄心は機械加
工は不要となり、かつ誘導コイル2の磁界Bにより発生
する前記電磁鉄心の渦電流を前記電磁鉄線10aの線間間
隙による電気抵抗で削減し、電磁ポンプの鉄損効率を向
上させ、棒状電熱体を交換するときは、この棒状電熱体
の周囲に酸化して膠着した電磁鉄線と共にコアーから容
易に取外せる。
工は不要となり、かつ誘導コイル2の磁界Bにより発生
する前記電磁鉄心の渦電流を前記電磁鉄線10aの線間間
隙による電気抵抗で削減し、電磁ポンプの鉄損効率を向
上させ、棒状電熱体を交換するときは、この棒状電熱体
の周囲に酸化して膠着した電磁鉄線と共にコアーから容
易に取外せる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本考案の一実施例の構成を示す断面図である。
1図は本考案の一実施例の構成を示す断面図である。
該第1図において、前記従来技術の第3図で説明した
構成部材で同一機能部材は同一符号を付し、説明の重複
を避け、かつ要部に限定して図示する。
構成部材で同一機能部材は同一符号を付し、説明の重複
を避け、かつ要部に限定して図示する。
コアー4の保護管8に棒状電熱体9を中心にして、そ
の管長方向に平行に針金状の50%コバルト鋼線などの電
磁鉄線10aを挿入充填した電磁鉄線群10で電磁鉄心を形
成し、該電磁鉄線群10の中に熱電対11を挿入した。12は
前記電磁鉄線群10の押さえ部材で押さえ板13に取着して
いる。
の管長方向に平行に針金状の50%コバルト鋼線などの電
磁鉄線10aを挿入充填した電磁鉄線群10で電磁鉄心を形
成し、該電磁鉄線群10の中に熱電対11を挿入した。12は
前記電磁鉄線群10の押さえ部材で押さえ板13に取着して
いる。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように、電磁鉄心は電磁鉄
線の集合で構成でき、機械加工を不要とし、高価なコバ
ルト鋼材の損失もなく、低コストで提供できる効果を奏
する。
線の集合で構成でき、機械加工を不要とし、高価なコバ
ルト鋼材の損失もなく、低コストで提供できる効果を奏
する。
第1図は、本考案の実施例の断面図、第2図は第1図の
A−A断面図、第3図は従来の電磁ポンプの断面図であ
る。 6……溶湯炉,7……溶湯
A−A断面図、第3図は従来の電磁ポンプの断面図であ
る。 6……溶湯炉,7……溶湯
Claims (1)
- 【請求項1】棒状電熱体と、耐溶湯性材料の保護管と前
記棒状電熱体を中心にして前記保護管内に、前記棒状電
熱体の外面と直に接して配設された電磁鉄線群を、前記
保護管の管長方向に平行に挿入充填し、該電磁鉄線群の
中に挿入した熱電対線とで構成してなることを特徴とす
る電磁ポンプのコアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988003652U JP2525951Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電磁ポンプのコアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988003652U JP2525951Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電磁ポンプのコアー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01109285U JPH01109285U (ja) | 1989-07-24 |
JP2525951Y2 true JP2525951Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31205478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988003652U Expired - Lifetime JP2525951Y2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電磁ポンプのコアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525951Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541184A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-22 | Sukegawa Denki Kogyo Kk | Annular linear induction pump |
JPS62191378U (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-05 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP1988003652U patent/JP2525951Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01109285U (ja) | 1989-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES8704066A1 (es) | Dispositivo de conexion electrica destinado a ser colocado en la pared de un recipiente metalurgico electrico de corriente continua | |
JP2525951Y2 (ja) | 電磁ポンプのコアー | |
DE68904977D1 (de) | Elektromagnetisches ventil. | |
US3686421A (en) | Unitized electride holder and arm for electric arc furnace electrodes or the like | |
CA2290829A1 (en) | Improved induction heating apparatus and method for pipeline welding operations | |
JPS61112226U (ja) | ||
JPS6375485A (ja) | 電極収容体 | |
CN207800506U (zh) | 一种新能源汽车用电磁开关的整体式动铁芯结构 | |
JPS5778333A (en) | Rotary electric machine | |
GB1278833A (en) | A resistance heating element | |
JPS6193604A (ja) | 超電導マグネツト | |
GB1332489A (en) | Laminar core for transformers or induction coils | |
CN205406216U (zh) | 一种新型电磁铁 | |
JP3017437U (ja) | 発熱体用端子 | |
JPH0267618U (ja) | ||
JPH0211758Y2 (ja) | ||
JPS5848798Y2 (ja) | 誘導溶解保持炉 | |
JPS58131592U (ja) | 誘導加熱コイル | |
JPH0673895U (ja) | 誘導加熱装置のインダクター | |
JPS61176795U (ja) | ||
JPS6066254U (ja) | 界磁装置 | |
JPS6229098U (ja) | ||
JPS6361168U (ja) | ||
JPS61190067U (ja) | ||
JPS6219048U (ja) |