JP2525711Y2 - 蓋体の着脱機構 - Google Patents

蓋体の着脱機構

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JP2525711Y2
JP2525711Y2 JP7339390U JP7339390U JP2525711Y2 JP 2525711 Y2 JP2525711 Y2 JP 2525711Y2 JP 7339390 U JP7339390 U JP 7339390U JP 7339390 U JP7339390 U JP 7339390U JP 2525711 Y2 JP2525711 Y2 JP 2525711Y2
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正 田中
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有限会社ブレイン企画
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、玩具のバッテリー収納部の蓋体、その他、
コード類、部品類、等の各種収納部における蓋体の着脱
機構に関するものである。
[従来の技術] 例えば第6図に示すように玩具のバッテリー収納部11
0に蓋体111を取り付ける構造としては、従来、第7図に
示すように蓋体の長さ方向両端部に突起100を形成し、
この突起を収納部本体の開口部両端に形成された係入部
(図示せず)に挿入する方法や、第8図に示すように筒
体の幅方向両端部にフック状の突起102を形成し、収納
部本体の開口部端縁に係止する方法、さらには第9図に
示すように蝶番103と突起102を設け、蝶番103を回転軸
として蓋体を開閉可能に取り付ける方法、等がある。
しかしながら、これらの方法は、蓋体がバッテリーの
重量等によって開かないように、しかもバッテリー交換
等の際には容易に蓋体が開閉できるようにする必要があ
り、このためには、突起100もしくは102の寸法精度や係
合強度の調整などがきわめて面倒であった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、バッテリー等の収納ケースに被冠される蓋
体を簡易に着脱することができ、しかもバッテリーの重
量や衝撃等によって脱落しないように蓋体を確実に閉止
することができる蓋体の着脱機構を提供するものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の蓋体の着脱機構は、 端部に係止爪を有する蓋体と、 該蓋体が被冠される開口部を有する収納ケースと、 該収納ケースの端部に突設された軸部と、 該軸部にスライド可能となるように挿入される可動キ
ャップとを備え、 前記軸部に前記可動キャップの抜け出し規制用のスト
ッパー部を形成すると共に、 前記可動キャップと収納ケースに係脱可能な係合部を
設け、 かつ前記可動キャップの先端部で前記蓋体の係止爪を
係止するように構成したことを特徴とするものである。
[作用] 収納ケースの開口部に蓋体を被せ、可動キャップを該
開口部方向に移動させて該可動キャップ先端部で蓋体の
係止爪を係止する。このとき、可動キャップと収納ケー
スは係合部において固定される。蓋体を外すときは可動
キャップを収納ケース開口部と反対方向にやゝ強く引く
と、前記係合部が外れ、可動キャップは軸部に沿ってス
トッパ部まで移動する。これにより可動キャップの先端
部が蓋体の係止爪から離脱し、蓋体を取り外すことが可
能となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本考案を適用したおもちゃマイクの斜視図、
第2図はその組み立て分解図である。
図中1は円筒状の把手部、2はマイクヘッド部であ
り、把手部1はバッテリー収納ケース、マイクヘッド部
2は発光部となっている。
把手部1は半割円筒状の胴部10a,10bと、蓋体11及び1
2から成っている。胴部10bは10aよりも長さが短くなっ
ており、これら胴部10a,10bを向かい合わせて接合(必
要により接着剤で固定)させたとき、開口部13(第4図
参照)が形成されるようになっている。
この開口部13は、バッテリー14,14の挿入口となり、
該開口部13に前記蓋体11が被冠されることになる。
前記胴部10aの後端部には、軸部16が突設されてお
り、その軸部16の後端部には可動キャップ12のストッパ
ー部16aが形成されている。この軸部16は可動キャップ1
2を挿入する際、径方向に弾性的に縮径できるように割
り溝が形成されている。
また胴部10aの内面長さ方向には通電板18が配置され
ており、後端立ち上がり部18aにおいて導電金属製のス
プリング19と接触している。このスプリング19は、胴部
10aの後端内面近くに形成されたガイド部16d(第3図参
照)に係入されている。
なお胴部10aの後端外周面には可動キャップ12を該胴
部10aに係止するための係止凹部16bが形成されている。
前記可動キャップ12は第3図及び第4図に示すように
軸方向に凹部12aが形成され、この凹部12aの中心部に前
記軸部16の挿入孔12bが形成されている。また、可動キ
ャップ内面には前記胴部10aの係止凹部16bに対応して内
周方向に延びる係止突起12cが形成されている。
このような可動キャップ12は、挿入孔12bが胴部10aの
軸部16にスライド可能に挿入され、可動キャップ12を開
口部13方向に押し込んだとき、胴部10aの係止凹部16bと
可動キャップ12の係止突起12cが所定強度で係合するよ
うになっている。また可動キャップ12を胴部10aの外方
に引っ張たとき可動キャップ12の係止突起12cが係止凹
部16aから外れ、第5図に示すように、可動キャップ12
は軸部16をスライドしてストッパー部16aに当接するこ
とになる。
一方、胴部10bの後端部、即ち前記開口部13の前端部
には突縁部20が形成されており、この突縁部20には切欠
部21が形成されている。また、前記蓋体11の長さ方向両
端部には係止爪11a,11bが形成されており、一方の係入
爪11aが前記切欠部21に係入されると共に、他方の係止
爪11bは前記可動キャップ12の先端内面部で係止される
ようになっている。
29は通電板18を押さえるためのリングであり、胴部10
aの内周面に形成された突起22,22に係入される。
他方、前記マイクヘッド部2は、透明もしくは半透明
状のプラスチック製のヘッドケース28a,28bにより構成
されており、その内面はクリスタル状に形成されてい
る。
このヘッドケース28a,28bの内部には発光部24が収納
されている。この発光部24は透明もしくは半透明のプラ
スチックのカバー24a,24bから成る電球収納部と、接点
板保持部24cを備えており、電球収納部には点滅電球25
a,25bが収納され、カバー保持部24cには接点板26a,26b
が装着されている。
27は発光部24の周囲に巻かれる透光性フィルムであ
り、光が反射すると、虹色に発色する性質を有している
(いわゆるレインボーフィルム)。
前記発光部24の接点板保持部24cは胴部10a,10bの先端
内部に挿入保持される。またヘッドケース28a,28bはそ
の下端縁28cが胴部10a,10bの先端外周に形成された凹部
30に係入された後、ネジ31によって固定される。
なお、32は胴部10a,10bの先端小径部32に挿入される
ヘッド支持リングである。
上記した実施例による場合、胴部10a,10bによって構
成される把手部1内にバッテリー14,14を挿入する。即
ち、まず可動キャップ12を外方に引っ張ると係止突起12
cと胴部1aの係止凹部の係合関係が外れ、可動キャップ
凹部12aが軸部16をスライドし、ストッパー部16aにおい
て停止する。これにより、可動キャップ12の先端内面部
が蓋体11の係止爪11aから外れるため、蓋体11の係止爪1
1a側をやゝ上げ、他方の係止爪11aを係入孔21から引き
抜いて蓋体11を取り外す。
蓋体11を外した開口部からバッテリー14,14を順次把
手部1の内部に挿入したのち、上記手順とは逆に蓋体11
を取り付ける。即ち、蓋体11の係止突起11aを胴部10aの
係入孔21に挿入し、開口部に蓋体11を被冠する。次に可
動キャップ12を開口部方向に押し付けると、軸部16をス
ライドして係止突起12cと係止凹部12が所定強度で係合
し、同時に可動キャップ可動キャップ12の先端内面部で
蓋体11の係止爪11bが押さえられ、蓋体11は固定され
る。
なお、一方のバッテリー14の先端電極は前記接点板26
aと接触し、他方のバッテリーの後端電極はスプリング1
9を介して通電板18の立ち上がり部18aと接触している。
そして、スイッチ40をスライドさせてONにすると、通電
板18の先端部が他方の接点板26bが接触して通電し、電
球25a,25bが点滅するようになっている。この電球25a,2
5bには赤、緑等の色彩が付されており、この発光がフィ
ルム27及びヘッドケース28a,28bのクリスタル部を透過
すると、これらの反射光の相乗効果により、幻想的な発
光色が放たれる。
上記した実施例は本考案の一例であり、例えば、蓋体
11の可動キャップと関係しない係止爪11aを蝶番により
胴部11bに取り付け、蓋体11を開閉する構成としてもよ
い。また軸部16の径を把手部1の径と同じくした場合
は、可動キャップ12はリング状としてもよく、このよう
な形状も本考案の可動キャップの範囲に含まれる。
その他、細部の設計も必要に応じて変更することがで
きる。
[考案の効果] 以上説明した本考案によれば、バッテリー等の被収納
物の収納ケースに被冠される蓋体を簡易に着脱すること
ができ、しかもバッテリー等の重量や衝撃等によって脱
落しないように確実に保持することができる、という効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をおもちゃマイクに適用した場合の全体
斜視図、第2図は第1図の組み立て分解図、第3図きマ
イク把手部後端部の水平方向断面図、第4図は同じく垂
直方向断面図、第5図は可動キャップを外方に引っ張っ
た状態の水平方向断面図、第6図は従来のバッテリー収
納部となる把手部の斜視図、第7図、第8図、第9図は
従来の蓋体の斜視図である。 1……把手部(バッテリー収納部)、11……蓋体、11a,
11b……係止爪、12……可動可動キャップ、12a……係止
突起、16……軸部、16a……ストッパー部、16b……係止
凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部に係止爪を有する蓋体と、 該蓋体が被冠される開口部を有する収納ケースと、 該収納ケースの端部に突設された軸部と、 該軸部にスライド可能となるように挿入される可動キャ
    ップとを備え、 前記軸部に前記可動キャップの抜け出し規制用のストッ
    パー部を形成すると共に、 前記可動キャップと収納ケースに係脱可能な係合部を設
    け、 かつ前記可動キャップの先端部で前記蓋体の係止爪を係
    止するように構成したことを特徴とする蓋体の着脱機
    構。
JP7339390U 1990-07-12 1990-07-12 蓋体の着脱機構 Expired - Lifetime JP2525711Y2 (ja)

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